東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

イヤー、前回はいい話?でしたな~♪

望君も涙を流したい時があるんですね、いつか望君にも涙を流せる日が来るのでしょうか?

そして、今回は望&妖夢と白玉楼視点です

霊夢達は今回は無しで行きます

今回の事で異変がかなり進んでいきます

さてこのタイトルで嫌な予感がするのは私だけでしょうか((( ;゚Д゚)))?

それではどうぞ



【暴走せし死神誕生!!】

前回のあらすじ

 

圧倒的大差で敗北した妖夢

 

その敗北により挫折しかけた妖夢だったが、そこへ望が現れる………

 

望の発言を聞いているうちに妖夢は立ち直り、溜めていた涙を流すのであった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………もう満足か?」

 

「………はい、すみませんでした………」

 

 

しばらくの間望は後ろにいる妖夢には声をかけず、妖夢はその間は涙を流し続けた………

 

妖夢の目元には涙を流した後が残り、目元にまだ涙が浮かんでいた

 

 

「………おっと……」

 

 

それに気づいた望は自分の指でそれを拭き取った

 

 

「…………あ、ありがとうございます……」

 

 

妖夢は少し頬を赤くして縮こまる

 

それともう言うまでもないだろうが、望本人は何故妖夢が頬を赤くしたのか分からなかった………

 

 

「…………さぁ、そろそろ行くか……アイツらに黙ってここに来たからな~………お前も来るか?妖夢……」

 

「…………え、あ………は、はい………」

 

 

妙によそよそしい妖夢を連れ、望は霊夢達との合流を目指し飛んでいった………

 

 

 

 

 

 

その頃、望達の目的地 白玉楼では………

 

 

「ハァー………ハァー………ハァー………」

 

「…………どうした?八雲 紫………息がもう上がっているぞ?おまけに一度も俺に攻撃を当てれてないじゃないか………どうした?お前は幻想郷最強の妖怪じゃないのか?………なんならここで止まってやろうか?」

 

 

怒りの表情を浮かべクレイドへと挑んだ紫だったが、まともにダメージを当てることさえ叶わず息が切れていた………

 

地面に膝をつき息が切れている紫に対して、黒ローブの男 クレイドはまだまだ余裕があるという様子であった………

 

 

「…………クッ、そんな………紫でさえもあそこまで歯が立たないなんて………」

 

 

予想以上の事態に幽々子も驚きを隠せない……

 

 

「……………ハァー、やっぱこんなもんか………下界の奴等は雑魚ばっかだな」

 

「……………」

 

 

クレイドは溜め息を吐き、紫はそれを地面に膝を着けながら睨んでいる

 

 

「………もういい、お前らには心底ガッカリしたぜ………さてともう面倒だからこの辺一体を消し炭にでもするか………」

 

 

クレイドはそう言うと手を紫に向け、そこからエネルギーを溜めていく………

 

 

「……………………」

 

 

紫と幽々子はこの状況下のなか動かず下を向くのみだった

 

クレイドも不自然に思うが、恐怖のあまりしゃべらなくなったと考えそのままエネルギーを放とうとした………

 

その瞬間…………!!!

 

 

ドクン!!

 

 

「………!??グァァァアアアア!!!」

 

 

突然クレイドが頭を抱えて苦しそうに悶え始める

 

それと同時にまるでそれを予期したかのように紫達は顔をあげる

 

 

「…………こ、これは……ま、まさかぁ………!!?」

 

 

苦しみながら地面に倒れるクレイドを紫が見下ろす

 

 

「………………形成逆転ね、………活動限界よ、貴方が幽々子の前に出てからちょうど三十分たったしね………」

 

 

それを聞くと初めてクレイドは表情を歪ませる………

 

どうやら先程から紫達が言っている影界人というのには活動限界があるらしく、三十分を経つとどうやらこうなるらしい………

 

クレイドの手はいくつも血管が浮き上がり、見ているこっちが痛々しい………

 

言うなれば歴戦の古傷のようなものである

 

 

「……………さて覚悟はいいかしら?」

 

 

紫はそう言うと冷たい眼差しでクレイドを見下げ、スキマを開きクレイドに向ける

 

 

「……………ま、待て!!み、見逃してくれ………!!頼む……!!」

 

 

クレイドはここへ来て命乞いをするが当然紫が聞き受ける筈もなく、

 

紫の弾幕が放たれようとした瞬間…………

 

 

ニィイ………

 

 

何故かクレイドが笑みを見せる………

 

不思議に思う紫

 

そう思った次の瞬間………

 

 

「ああああああ、ああああ、あああああああああ、いや、いやぁ………!!!来ないで、来ないでぇぇええええ!!!」

 

「………!?幽々子……!!」

 

 

突如幽々子が声をあげる

 

見ると幽々子の周りには黒いオーラが漂い、それが徐々に幽々子の体を包み込んでいく

 

 

「あ、あれは………まさか……!?」

 

 

その後、幽々子の体からは凄まじく邪悪な気が発生………

 

それを感じ取った紫がクレイドを見ると既にその場にクレイドは居なかった………

 

 

「し、しまった………!!アイツの狙いは最初から幽々子を………」

 

「そうその通り、この俺様がそんな下らないミスをすると思うか?………もう西行寺 幽々子は邪念に包まれた………あとはお前らで勝手に潰しあってくれ………そんじゃあな………」

 

 

紫がクレイドの狙いに気づくとクレイドはテレパシーで紫にそう言うと声が聞こえなくなった…………

 

 

「……………くっ…………ッッッ!!!」

 

 

紫は歯を食い縛った直後、幽々子の方から凄まじい殺気を感じ取った………

 

紫は急ぎ振り返ると、そこは黒い症気が辺りを包み込んでおり、その症気は何処からともなく吹く風により晴れていく………

 

そこには…………

 

 

「…………もう誰も殺したくはない、誰も殺したくない!!!誰も私の前から居なくならないで!!!」

 

 

元は綺麗なピンク色をしていた髪はあの時のフランのように白くなり、瞳は真っ赤な血の色に染まる………瞳からは何故か涙を流し、その眼でこちらをじっと睨み付ける

 

フランと同じく額に何かが書かれており、元々色白だった肌は更に白みを増してしまい、そこには全体的にマイペースな感じの幽々子の姿はもうなかった………

 

そこには哀しみに満ちた死を司る死神 幽々子がいた……

 

 

「…………幽々子、あなた……まさか………!!!」

 

 

紫は幽々子の言葉を聞くと驚愕の表情を浮かべる

 

するとそこへタイミングを見計らったかのようにクレイドが話しかける

 

 

「……………あ!そう言えばいい忘れてたが、俺………ソイツを暴走させたついでにソイツの生前の記憶ってやつを思い出させておいたから少しは感謝してくれよ、そんじゃあな~」

 

 

それを聞くと紫は完全に固まってしまう………

 

何故なら紫は幽々子の生前の記憶を知っている

 

それがどれほどの辛い人生で、どのような最後を遂げたのかも………

 

 

「…………もういや、もういや………誰か私を殺して………」

 

 

幽々子はその言葉を言いながら紫へと殴りかかっていくのであった………

 

 

 

 

 

 




どうもリルルです♪

ゆゆ様がまさかの暴走(*´・ω・`)bじゃ

これはヤバイ臭いがプンプンするぜ♪

ちなみにゆゆ様の過去はもう少し先にお話ししますぞい♪

まぁ、どうせ望君がまたいいこと言うフラグとなるんですね、分かります………

次回予告!!

クレイドを撤退させる紫達であったが、代わりに幽々子が暴走してしまう………

そこへ霊夢達がようやく到着する

状況を掴めない霊夢たちではあったが、異変を解決するため幽々子の暴走を止めるため立ち向かう…………!!!

次回

【触れる=死!? 死神 幽々子の恐怖の能力】

お楽しみに~♪

To be continued~
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