ゆゆ様の能力が最早幻想郷最強クラスなんですけど………
触れただけで死を与えるって……どう対処すりゃいいの?
多分これ望とか鏡火とかにも有効だよね?あれ、ヤバくね?
な~んて思っているユーザー方、心配することはない……
何故ならあの行方不明の二ヶ月で鏡火と華蓮、そして望もアホみたいに強くなっているのだから~……ふあ~っはっはっは♪
次回でその強さを存分に感じ取っちゃってください♪
それではどうぞ
前回のあらすじ
クレイドにより生前の記憶を取り戻し、暴走してしまう亡霊姫 幽々子
紫は何とか止めようとするが、死神と化した幽々子により死の危険が迫っていく
果たして幽々子を元に戻す事は可能なのだろうか?
紫が白玉楼でピンチを迎える頃………
望と妖夢ペアはというと………
「…………へー、望さんって神様だったんですか!!何だか凄いですね………!!」
「………まぁ、あくまで半分なんだがな………というかお前が半分幽霊の方が驚きだ………そう考えると俺達は似た者同士、何だか気が合いそうな気がするな………」
望はそう言って軽く笑うと妖夢は急に視線を外す
「………そうですか……(///∇///)」
「???」
妖夢は何故か望の方を向こうとせず望は首を傾げる
ちなみにこの時の望の笑顔に、妖夢は少しドキッとして思わず視線を外したのはここだけの話………
あの後から、望達は紫の危機を知らずのんびりと白玉楼を目指していた………
あれ以降、妖夢は望に気を許したのか今では普通に楽しそうに会話している
話している内に知ったのだが、どうやら妖夢は半分は人間で半分は幽霊という半人半霊という種族らしい………
「(………なるほどな、どうりでアイツらから変に寒気のある気を感じた訳だ………)」
望はこちらを向こうとしない妖夢を見ながら心の内でそう呟いていた………
望が言っているアイツらとは、先程霊夢と魔理沙が闘ったあの三姉妹の事である
妖夢の話によるとあの三姉妹は騒霊すなわちポルターガイストだそうだ
ポルターガイストのくせに何故か実態があるらしく、妖夢も詳しい事は知らないらしい………
恐らくあの寒気のある気は幽霊特有の気だったと思われる………
騒霊と幽霊は厳密には違うがほぼ同じ存在………
ここに来たときからあの三姉妹に似た気は薄々感じ取っていた………
ただ、何故あの三姉妹から感じられたかは分からなかったが、妖夢の話でそれも理解できた………
そんな事を考えながら未だに視線を背ける妖夢を見ていると望はあるものが目に映る………
「…………そういえば……妖夢、その二つの剣は一体何なんだ?」
「………え?あ、これですか……?」
望は何となくでこの二つの剣の事が気になった………
よく見ると剣からは不思議な力が出てきており、望は恐らく純粋にそれに興味が出たのだろう………
「………この長い方の剣が《桜観剣》でこの短い方の剣が《白楼剣》です」
「どう違うんだ………?」
「この桜観剣は幽霊十匹分の殺傷能力が持っていて、白楼剣は斬られた者の迷いを断つと言われております………」
「………ふーん、変わった剣なんだな………」
望はその剣の事を理解すると今度は妖夢の方から話しかけてくる
「………その~、望さん?先程まで敵だった私が言うのも何ですが急がなくて大丈夫なんですか………?早く博麗の巫女達に追いつかないと不味いのでは………?」
妖夢がそういうと望は少し考える素振りを見せる
「………ん?アイツらを心配してるのか?」
「………べ、べべべべ、別にそういうわけじゃ………」
「…………ま、大丈夫だろ………何たって鏡火に華蓮も付いてっているんだ………アイツらが居れば多分何とかなるだろ………なんせ、あの二人はこの二ヶ月の間………この俺のスペシャル特訓メニューでタッッッッッッッップリと修行をやらせたんだからな♪」
「………は、はぁ………」
望の言う発言に少し気になる事があったが妖夢は聞かないことにするのであった………
その頃、白玉楼ではというと………
「……ううう………」
幽々子が見下げる先には紫が倒れており、その紫はこれ以上ない位に体を震わせている………
二人とも絶望に包まれ瞳からは涙を溢し、幽々子は手に止まっている蝶を紫に向け始めた………
「………ゆ、幽々子………お願い、お願いだから正気に戻って………」
紫は体を震わせながらも何とか幽々子を正気に戻そうとしている
が、幽々子は何も言わずただ涙を流しながらそれを紫に向け放とうとする………
「(…………わ、私は………こんなところで死ぬの?……………………ああ、ごめんなさい……………………………―――)」
紫は心の中で最後にある者の名前を呼ぶと同時に幽々子から蝶が放たれる……
が………
ボウッ
「…………!!!」
それと同時に紫に飛んできた蝶の弾幕は炎のような物に燃えてしまう………
次の瞬間………
幻神 飯綱権現降臨
何処からか幽々子に向け弾幕が飛び交い、幽々子は対応に遅れ被弾する………
その隙を狙ったかのようにある人物が現れ、既に気絶している紫を担ぎその場を離れた………
「……………」
心ここに在らずといった様子である紫は少しずつ意識を取り戻していく
「…………私は、確かに幽々子に殺された……まだ生きているというの?」
自分がまだ生きている事を実感するとそこへ………
「………紫様、ご無事ですか?」
神妙な面持ちをした藍が現れる……
今紫達がいる場所は西行妖が咲いている場所から少し離れた場所であった
「………藍、貴方が助けてくれたの………?」
「…………主のピンチに駆けつけない従者はいませんよ……」
紫がそういうと少しだけ藍は表情を崩すが、その後直ぐに表情を引き締める………
「それよりもお体は大丈夫なんですか!?」
「ふ、ふふ………まぁ万全とは言えないけどね………多分今の幽々子は触れる事そのものが死に直結してるんだわ………私はかする程度でしか喰らわなかったからまだ大丈夫な筈よ………」
紫は地面に横になりつつもそう発言する
少しだけ冷静になったことで紫は幽々子の能力の正体をいつの間にか掴んでいた………
「…………で、今の幽々子はどうなっているの?」
「…………………今、幽々子様なら西行妖をただじっと見つめています………特に何かしようとするつもりは無さそうですが、近づくのはあまりにも危険です………」
「…………それで私達が行くというわけだ……」
紫が声に気づきその方向を向くといつの間にか霊夢達が集まっていた………
ただし望と妖夢の姿はない………
「…………紫殿、藍殿から事情は聞いている……あとは私と華蓮でやるから安心してくれ……」
すると、鏡火がそう発言し目付きを鋭くさせると、華蓮を連れて西行妖へと飛んでいった………
「!?あの子達だけで行かせるつもり……!?無理よ、今の幽々子は………!!!」
先程の鏡火の発言は紫にとっては驚愕でしかなかった………
先程嫌という程に恐怖を味わった紫にとっては無理もないだろう
「………分かっているわよ、あんたが思わず泣いちゃうくらい強くて恐ろしい能力を持っている事くらい………でもね、私達が行ったところで幽々子とかいう奴のスピードには付いていけない………付いていけるのは精々あの二人かそこの吸血鬼姉妹だけだもの………触れただけで死んでしまう危険がある以上、私達が行ったところで無駄死によ………」
霊夢はため息を吐きながらそう発言した………
確かに霊夢の言う通り、ここにいるメンバーの中で今の幽々子のスピードに付いていけるのは鏡火と華蓮、そしてレミリアとフランしかいない………
しかも、その内のレミリアとフランはまだ転生者の力に馴れていない………
現在は望も居ない状況の為、あの二人で行かせるしか方法がないのである
紫も状況を理解すると黙って西行妖の方角を向くのであった………
「……………お前が西行寺 幽々子だな?」
「…………誰も来ないで、誰も私の前に来ちゃダメ………皆、皆………私が殺しちゃう!!」
鏡火が幽々子に声をかけると早くも幽々子は邪悪な気を解放させる………
「…………ほ~う、やっぱり凄まじいな………でもこれだけなら何とかなりそうだ……今こそ望殿との修行の成果を見せるときだな………行くぞ!!華蓮……!!」
「………は、はい!!………か、華蓮、は、恥ずかしいですが………が、頑張ります!!」
今ここに死神vs神獣の対決が始まろうとしている………
果たしてどちらが勝つのか………?
そして幽々子を元に戻す事は出来るのであろうか?
どうもリルルです♪
さて次回は当然の如く、鏡火&華蓮vs死神 幽々子様です♪
あ!それと詳しくは今度活動報告に載せるけど、鏡火と華蓮そして望君の戦闘力を変更します
ごめんなさいね?
次回予告!!
鏡火と華蓮がタッグを組み、死神となった幽々子を相手する……
苦戦するかと思われたが………
次回
【死神vs神獣】後編
お楽しみに~♪
To be continued~