東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

今回からは多分霊夢達の出番が少なくなると思います

まぁ、四~五話分くらいかな?

今回の望君はゆゆ様の精神世界、すなわち夢の心の中といった場所へ向かっております

失敗すればゆゆ様はまた暴走し、望君が死んでしまう恐れのある危険な行動

更には二十分以内に済まさなければならないというかなり無理難題です

望君はゆゆ様を救うことが出来るんですかね?

それではどうぞ



【幽々子の精神世界】

前回のあらすじ

 

見事な作戦により幽々子の暴走を止めた妖夢と望達

 

倒れた幽々子に近づくと幽々子は眠っており、解決したかと思われたが………

 

幽々子の心は暴走時のままだった………

 

そんな幽々子を救う為、望は一人幽々子の精神世界へと足を踏み入れたのであった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………

 

 

 

……………………

 

 

 

ごめんなさい…………

 

 

 

お父様、お母様、そして皆…………

 

 

 

私は今頃になって思い出したわ…………

 

 

 

きっと皆、私の事が憎いでしょうね…………

 

 

 

なんせ、貴方達を殺しちゃったのは…………私だもの…………

 

 

 

あの白玉楼で起きた悲劇、それをやってしまったのは私なの…………

 

 

 

ごめんなさい…………ごめんなさい…………

 

 

 

ごめんナサイ…………ゴメんなサイ…………ゴメンナサイ…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「真っ暗な所だな………」

 

 

望は自身の体を照らし周りを明るくする

 

見るとそこは洞窟のような空洞の場所であった

 

足元は水が滴っており中は暗くて、それ以外には今の所は何もない………

 

 

「……………ここが幽々子の精神世界か………早く幽々子を捜さないとな………」

 

 

望はそう言って走り始めた………

 

なお、この空間は予想通り瞬間移動を使えない上に、霊夢達の気すらもまるで感じさせない…………

 

その為望は現在フルスピードで洞窟内を走っているのだが………

 

何故か洞窟内は一本道のように真っ直ぐにしか伸びておらず、望は導かれるように少し拓けた場所へとたどり着いた………

 

そこには………

 

 

「なんだこれ………」

 

 

そういう望の周りに見えるのはありとあらゆる物であった………

 

例えば望の右側の壁には食べ物の形をした物が浮き出たり、左の壁には紫と似たような扇子の形の物が浮き出たり、その奥にも様々な物が壁から浮き出ていた………

 

 

「…………これは、ひょっとして幽々子の中でも特に気に入っている…………もしくは好きな物なのか?」

 

 

望はここで少し考える………

 

今、望がいる場所は幽々子の精神世界、つまり心の中である

 

そしてこの拓けた謎の空間に浮かんだ物に規則性は感じられない

 

つまり、ここに浮き出ているのは幽々子の中でも特に思い入れが強い物と考えられる

 

 

「……ん?………あれは………」

 

 

望は浮き出ている物を確認しながら歩を進めていくとそこには

 

 

「これは、妖夢か………?」

 

 

そこには妖夢の顔の形をした物が壁から浮き出ていた………

 

という事は幽々子は妖夢の事を本当に大切に思っていると考えるべきだろう

 

 

 

すると………

 

 

 

 

 

パチャン

 

 

 

 

 

「…………ん?」

 

 

望はその先を歩いた所で今度は先程以上に不思議な場所にたどり着いた

 

そこは洞窟の時と同じく水が地面に滴っているが、周りは非常に明るく上を見上げると何故か青空が広がっている………

 

望は後ろを振り返るが先程の洞窟はなく、そして前を向いても特に何もない………

 

 

「………あれ?俺もしかして何かミスったか?」

 

 

望は今さら状況を理解し、少し慌てたような表情を見せるがどうしようもないのでとにかく真っ直ぐに歩き続ける………

 

 

パチャパチャパチャ………

 

 

歩く度に足元から水を踏む音が鳴り出し、望はひたすら歩みを進めていく………

 

 

そして…………

 

 

「あれは………?」

 

 

望はようやく何かの建物のような物が見える………

 

それは………

 

 

「………白玉楼か?」

 

 

近くで見るとその建物はまさしく白玉楼そのものであった………

 

ただ建物は外の世界のよりも妙に綺麗に置いてあり、見たところ建ってからそこまで建ってない新築のようである

 

 

「ということはこれが昔の白玉楼って訳か………」

 

 

望がそう呟くと………

 

 

 

 

 

…………あら?貴方は確か………神崎 望君、だったかしら?

 

 

 

 

 

ふと背後から声が聞こえる

 

振り向くとそこには………

 

 

 

 

 

…………初めまして、私は西行寺 幽々子よ………神王の血を持った半神半人さん

 

 

 

 

 

外の世界と別の格好をした髪の長い幽々子が、紫のように扇子で口元を隠しながらこちらを見つめていた…………

 

 

 

 

 

 

 

 




どうもリルルです♪

イヤー、何とか無事にゆゆ様と出会う事が出来ましたね………

まぁ、最初のあれはゆゆ様の後悔していることなんでしょうが、何だか嫌な予感がプンプンするぜ~♪

そして、地味に今回の会話が二人の初めての出会いだったりしちゃうんですよね

さてこの二人、次回はどんな話をするんでしょうね~

そして、無事にゆゆ様を元に戻せるのでしょうか?

次回予告!!

遂に幽々子と初対面する望……

望は当然急ぎ幽々子を元に戻そうとする

すると、幽々子は己の過去と自分の死についてを語り出すのであった………

次回

【死を操る呪い 幽々子の壮絶なる過去!!】前編

お楽しみに~♪

To be continued~♪
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