皆さんお久しブリーフ♪
最近は色々あって投稿できませんでしたが、今回は何とか投稿できましたよ♪
それではどうぞよろしく
前回のあらすじ
幽々子が遂に過去のか事を話始めた……
幽々子は父母に愛され聞いた限りでは幸せそうな家族であったが………
幽々子が連れてきた蝶が原因で父親を亡くしてしまう
絶望に陥る幽々子であったが、まだ悪夢は………終わってはいなかった………
西行寺 幽々子の父親が亡くなってから数ヶ月後―――
あれ以降落ち着いた幽々子だが、あまり元気はなく何処か悲しそうな様子で空を眺めている…………
この数ヶ月の間で幽々子の周りで何人もの人間が死んでいった………
しかも、原因はどれも不明………
全員がまるで眠るようにそのまま他界したらしい………
その全員の死体は父と同じ西行妖の下に眠っている
それを聞いた幽々子は、あの蝶をずっと探していた
あの日、自分が父親に見せたあの蝶を………
だが
あの蝶の姿はあれ以降は影も形も見ていなかった………
かつて活気に溢れていた白玉楼も、父が死に人が減ったのも相まって活気が無くなりつつあった………
しかし、幽々子は前に比べれば随分と元気は無くなったが、まだその表情には前の笑みが少し残っている………
確かに父親や周りの沢山の人間が無くなってしまったが、まだ自分には母親が付いている
幽々子はそう思っていた…………
というよりそう思わなければ、自分が自分で無くなっちゃいそうだったから………
そんな事を思っていた………
そして、遂に………
悪夢の日が………やって来てしまった………
この日、また白玉楼で突然人が無くなってしまった………
またしても眠るように………
死んだのを確認すると皆はその死体を運び、白玉楼にある巨大な桜 西行妖に埋めていく
最早最近ではこれはお馴染みの光景となっていた
白玉楼の住民は次は自分がああなるんじゃないかとヒヤヒヤする者も当然おり、反対に幽々子の母親のように真剣に取り組む者もいた………
幽々子も西行妖を見ながら母と同じく、真剣に取り組んでいる
これもいつもの光景だった………
ここまでは………
この時まで皆は何も………何も知らなかった………
この行為そのものが、悪夢の引き金となってしまうことに………
ズズッ
ピクッ
この異変に一早く気づいたのは、幽々子であった………
皆は忘れているかも知れないが、幽々子は《死霊を操る程度の能力》を持っている
なので当然死霊が見えているのだがその死霊に変化が起きたのだ………
「(な、何あれ………死霊が、西行妖に………取り込まれている………?)」
幽々子は目の前の光景に目を疑った………
原因は不明だが何故か死霊がまるで吸い込まれるように西行妖に吸収されていくのである
常人には目に見えていないが、幽々子にだけはハッキリとそれが見えていた
しかし、そもそも死霊がただの桜である筈の西行妖に吸い込まれるのは異常な光景である
死霊は幽霊と同じく人が本来持っている気の塊
それを何故西行妖が吸収するのか………
幽々子にはまるで理解できなかった………
と思った次の瞬間………
ギシギシギシギシギシギシ………!!!
幽々子達の前で西行妖が更に大きく成長していく…………
いきなりの変化に周りの者は戸惑い始める
そして…………
パパパパパパパパパ♪
大きくなったかと思えば今度は一気に花が開いていく………
それも超高速で………
桜が咲く季節とは明らかにかけ離れているのにも関わらず………
そして………
戸惑う幽々子たちを他所に、最後の花びらが開いてしまった………
その瞬間……………
ギュルルルルル………
「………………………え?」
なんと突如として西行妖が動いたのだ………
比喩などではなくまるで生き物のように………襲いかかるように………
一体西行妖に何が起きたのか………
その原因はこの死人を西行妖に埋めたこと自体であった
実は幽々子達よりも前の時代から死体を西行妖に埋めること自体は、白玉楼では普通のことであった……
その為に今西行妖の下には、幽々子の父親は勿論の事………それ以外にも数々の人間の死体が埋められている………
それにより西行妖は数々の死人が埋められた事で、死人から出ていく精気を取り込んでしまったのである
ちょっとずつちょっとずつ………
それを取り込みすぎてしまった西行妖は、まるで人間のように思考を持ち始めたのだ………
原因不明の死因とあの蝶も全て西行妖が原因である
原因不明の死因は西行妖が人の精気を食べるのを《好んでしまった為だ》
数々の精気を吸い込む内に意思をより人間に近づけていった西行妖は、ある日沢山の人間が白玉楼にいることを知ってしまった………
それは、西行寺 幽々子の父親の時の事である
元々幽々子の父親が西行妖は既に意思を持っており、人間よりも高い知識と思考を併せ持っていた
そして、幽々子の父親を見ている内に西行妖は良からぬ事を企ててしまう………
それこそが、西行寺 幽々子の父親の死であった
西行妖は幽々子が西行妖の近くにやって来た段階で、あのピンク色の蝶を作り出した………
幽々子がそれを持っていき、幽々子の父親を殺すつもりで………
そして、その作戦は見事に的中し、西行妖は更なる精気を入手した
幽々子の父親を取り込んだ事により、西行妖は今の白玉楼にどれ程の数の人間がいるか………
どれ程の旨味が残っているか………
そして、誰が《一番美味しい精気》を持っているか………
それを全て理解した………
そこから先は大体予想できるだろうが、その後西行妖は数々の人間を狩っていった………
同じく死へと誘う蝶を使って………
そして、今の気を吸い込んでいった結果…………
とうとう西行妖は遂に動けるようになるまで進化してしまった…………
周りに浮かぶ何の罪も無き死霊を本能赴くままに吸い込んでいき………
周りにある旨味を容赦なく喰らい尽くす…………
まさに、魂を喰らい尽くす獣
それが今の西行妖なのだ………
木の根が伸びていきまるで触手のような動きで動いていく
すると
「きゃああああああ!!」
西行妖は何故か真っ先に幽々子を捕らえ、身柄を拘束した………
ところで………
今更だが今までの西行妖の行動には不可解な点が存在する
それは
《何故西行妖は幽々子には全く手を出さなかったのか?》
という事である
たまたまでは?
そう思う者がいても不思議ではないが、よく考えるとおかしいのである
西行妖が精気を取り込めるのは分かったが、それなら何故先に幽々子の父親よりも先に幽々子を吸収しなかったのだろうか?
幽々子は程度能力を持っている上に、しかも死霊を操る力までも持っている………
それなら普通は真っ先に幽々子を取り込み、その後幽々子の能力を悪用して一気に人間を乱獲した方が遥かに効率が良い………
それくらいはたかが桜とはいえ、西行妖も分かっている筈である
それなら一体何故…………
その答えはとても簡単なことであった………
「う、うああああああああああ!!!!?」
すると、触手に捕まった幽々子は急に苦しそうに頭を抱える………
周りが心配し木に火を放ったり、木を伐ったりしようとするが効果がまるでない………
と思っていたら………
ドサッ
「ハァー………ハァー………」
なんと西行妖はその後直ぐに幽々子を落としたのだ
どう考えても落とすことに何も特がないのにも関わらず………
周りの人間たちも安堵の表情を浮かべ幽々子に近づいていく…………
だが………
「ダメ………来ちゃダメ…………私に近づかないで!!」
その安堵の表情は直ぐに絶望へと落ちていった………
幽々子は叫ぶが体が言うことを聞かず、勝手に暴れまわってしまう
西行妖は幽々子を逃がしたのではなく、幽々子を生かしていただけなのである
理由は………
幽々子の気が美味しそうだったから…………
それだけである
たったそれだけを理由に幽々子をあえて食わず、ほったらかしにしていただけなのだ………
言うなれば子供などがお菓子やデザートなどを最後まで残していく
そんな軽い感覚で………
そして、今西行妖は幽々子を捕らえた結果、幽々子の能力は最悪の進化を遂げてしまった………
それこそ、今の西行寺 幽々子が持ちし最凶の能力
《死を操る程度の能力》なのであった…………
どうもリルルです♪
ゆゆ様の死を操る程度の能力は、西行妖によって進化させられたという形にしました
まさに凶悪な呪いのようですね………
西行妖マジ許すまじ………(^ω^#)
さて、いよいよ次回
その話を聞いた望はどう思ったのでしょうね~?
まぁ、望君の事だから何とかしてくれるんでしょう♪
次回予告!!
西行妖に呪われた幽々子は、その後周りの者を全員殺してしまった………
母親を含めて………全てのものの精気を吸い、満足となった西行妖は幽々子を取り込もうとするが………幽々子は自ら命を落とし、西行妖を封印したのである
そこまでの話を聞いて望は………
次回
【怒り心頭、望vs西行妖!?】前編
お楽しみに~♪
To be continued~♪