今回の敵である 西行妖………と思われし生き物
かなり謎の多い生物ですが、果たしてどれくらい強いのでしょうかね~?
今の望はアホみたいな修行を行っていた
鏡火さんや華蓮ちゃん以上の戦闘力を持っております
つまり単純に考えれば恐らく戦闘力 七百億以上はあると思われます………
この戦闘力は多分セル編における悟空よりも強いです
果たしてどんな闘いになりますことやら………?
それではどうぞ
前回のあらすじ
幽々子の過去についてを知った望………
幽々子の語った過去は望の予想を上回る程の壮絶な物だった
さすがの望も考える時間が長くなる………
その時、望達の元に西行妖が襲来……!!
西行妖が襲いかかる理由を聞くと、望の怒りが心頭する!!
果たしてこの二人?の決着は………!?
「イヒャヒャヒャヒャヒャヒャ♪」
シュン
「チッ………!!」
シュン
西行妖が望へ突っ込んだかと思えば姿を消し、望にはそれが見えたのか消えた直後に同じく姿を消す…………
ドン!ドン!ドドン!
辺りからは低い音が鳴るのみで、最早二人のスピードは幽々子でさえも視認出来ない程となっていた…………
「これでも喰らえ!!」
と思うと、望は姿を現しスペルを起動させる
光符 光の檻・封印
西行妖の周りを囲うように光の柱が球体状に集まっていく………
そして…………
「はっ!!」
望が気合いを込めるとその檻は一瞬で縮まり、中に西行妖が入った玉が出来上がった………
「凄い………西行妖を封じ込めた………!!」
西行妖の動きを止めた望を見上げる幽々子
しかし………
「(駄目だ、この程度では奴は直ぐに出てきてしまう………だったら!!)」
望はそう思うと西行妖が入った玉を軽く投げ………
「おらぁぁああああああ!!!」
バキッ!!!
その玉を地面に向け白炎状態で思いっきり蹴っ飛ばした………!!!
ズズン…………!!!バッシャ―――――ン!!
望の蹴った玉は精神世界の白玉楼に激突し爆音を立てる
煙が晴れるとそこには大きなクレーターが広がっており、精神世界の白玉楼は跡形もなく無くなっていた…………
しかし、望は攻撃の手を止めようとはしない…………
「ふっ………!!」
望は力を込めるとドッペルゲンガーを使って八人に別れる………
八人の望はそのままクレーターに向け、手を向けエネルギーを溜めていく………
「はぁぁぁあああああああああ!!!」
幻魂 幻影の魂の咆哮
八人による全力の魂の咆哮がクレーターに向け放たれる………!!!
その光景は最早極太レーザーという領域を遥かに越えていた…………
「うぐぐ…………」
辺りに凄まじいまでの風が吹き荒れ、幽々子ほどの実力者でも飛ばされないのが精一杯である…………
本来、これほどの威力の魂の咆哮を放てば、いくら幻想郷とはいえ簡単に壊れてしまうのだが………
あくまでここは精神世界
心の中では幽々子が死なない限り、例えどんな威力のエネルギー弾を放とうが壊れる事は決してないのである
望はこの逆手に取った作戦をあの一瞬で思い付き、迷うことなく全力の一撃を放っているのだ…………
チュッド―――――――――――ン!!!
そして、望の放った魂の咆哮は大きく爆発し、辺りに爆音が鳴り響いた………
ゴゴゴゴゴゴゴ…………
煙が晴れるとそこには先程以上の巨大なクレーターが空いており、穴の底が全く見えない………
「凄いわ~、強いとは聞いてたけど………まさかここまで強いなんて………」
幽々子は自分の予想を遥かに上回る望の強さに舌を巻いてしまう……
が、その反面望の表情はあまり浮いてはいなかった……
「(まだだ………奴の異常な気は、まだ全然減っていない………!!)」
望がそう思った瞬間………
ズッド―――――――ン!!!
クレーターとは別の場所から爆音が鳴り、そこを見ると煙と共にボロボロの西行妖の姿が………
「イヒャヒャ……お前、強い………俺にダメージ与える………これ中々、褒めてもいい………けど、この程度じゃ、お前、俺倒せない………」
西行妖が不気味に笑い話しかけている間に、瞬く間に西行妖の傷が塞がっていく………
それを見た望は、何故か笑っていた………
「(あの野郎の攻撃力とタフさは今までの奴とはレベルが違う………これは、間違いなくあの野郎は幻想郷で一番強いだろう…………………へへっ、そんなヤバイ時なのに妙に落ち着くし、ワクワクもするな…………幻想郷で一番強くてヤバイ奴と闘っているって言うのによ………俺、とうとう頭がおかしくなったのか?)」
こんな時でさえも望は落ち着いており、かつ謎のワクワク感に包まれつつあった………
「それじゃ、そろそろ俺、攻撃する………」
西行妖はそういうと腕をダランとぶら下げる………
それと同時に望も表情を引き締める………
「(なんだ………何をする気だ?)」
望がじっと睨み付ける中、西行妖は片腕を後ろに伸ばす………
望は不思議に思いながらそれを見つめる………
すると………
ギュン!!
「い!?」
西行妖は突如勢いよく後ろに伸ばした腕を前に伸ばすと手が伸びて望の足を捕らえる
「うわぁぁあぁぁあああああ!?」
望の足を掴むと西行妖はその手を今度は短くする………
そして………
ビキキ!!
もう片方の手に力を込めると血管が浮き上がり、その手で望に殴りかかった………
バキッ
「ぐふっ…………」
その拳は望の頬を捕らえ望は一気に吹っ飛んでいく………
しかし、西行妖は吹っ飛んだ望を追いかけようとはしなかった………
「ニヒヒ♪」
そして何故か西行妖はまた不気味な笑みを浮かべる
すると、両手を前に突きだしそれを吹っ飛ぶ望に向ける………
その手にはエネルギーが溜まっていく…………!!
その光景はさながら望のあの技のようだった…………
「お返し…………!!」
西行妖はそう言うと更に自分とそっくりの八人のドッペルゲンガーまでも生み出し………
幻魂 幻影の魂の咆哮
八人による望の魂の咆哮を放った………!!!
「!!?こ、これは…………」
望はようやく体勢を戻し振り返ると、そこには自分と同じ技の魂の咆哮が迫ってきていた………
「く、クソッ………!!」
フッ
望は回避が間に合わないと踏み込み、瞬間移動でその場を去る………
チュドドドド――――――――ン!!!
その直後、望のいた場所が先程以上の爆発を遂げ、最初は美しかったこの精神世界も望と西行妖の二発だけで既にボロボロとなっていた………
「ニヒヒヒ♪」
西行妖は決まったと思い込むが………
フッ
その背後から瞬間移動で逃げた望が現れ、思いっきり蹴飛ばされる………
が、西行妖は直ぐに体勢を立て戻すと望に殴りかかる………
それと同時に望も西行妖に突っ込んでいく………
が、
「イヒャヒャヒャ♪」
西行妖はまた笑みを浮かべ今度は地面に足をめり込ませる………
すると………
ズボッ
今度は足元から西行妖の足が伸びる………
望はそれをギリギリで交わすと同時に、西行妖の足も再び地面に潜りまた足元から攻撃する…………!!!
ズバババババ…………!!!
「クソッタレ………!!」
望は白炎状態や体術などを生かして何とかそれを避けるが、徐々に西行妖の攻撃が被弾していく…………
対して西行妖はそれを高みの見物のように見つめている………
その時…………!!!
「(この程度、多少は当たるが避けきれなくは………!!?しまった………!?)」
望はふと周りを見るといつの間にか自分の周りに光で出来た檻が囲っていた………
「ギュッ♪」
西行妖がそういうと檻は一瞬で縮まり、望は縄で縛られたように動けなくなってしまう………
「うぐぐぐ…………!!」
望は力を込めるが力が上手く入らない………
どうやら力が上手く入らないように縛ってあるららしく、粗暴に見えてもやはりそこは知識があった…………
「俺、あくまで精神体、だから俺、基本的には何でも出来る………お前の技、真似るくらいなら簡単………」
西行妖は動けない望の腕だけ取りだし…………
ブチッ
無惨にもそれを思いっきり噛み千切る………
当然望の腕からは大量の血が溢れるが、望は能力で痛みを全カットし再生させる
西行妖は望の腕を食べながらそれを見つめていた………
「…………なるほど、お前、何で泣きわめかないか分かった………お前、神だな………それも、かなりの高位………道理で強い………」
どうやら西行妖は望の腕を食べたことにより、望の能力と望の正体とその強さの理由を知ったようだ………
「でも…………もうその力、使えない…………お前、もうおしまい…………」
「?何を言って…………」
望も一瞬西行妖の言葉が理解できなかった………
すると
バキッ
西行妖は何も言わず望を思いっきり蹴りあげた………
「ぐはっ………!?」
その時、望に異変が…………
なんと西行妖の攻撃に痛いと思ってしまったのだ………
西行妖は確かに強いがあくまで人の精気を吸い込んだことにより産み出された妖怪桜
なので神気はない………その為、今まで望は食らいつく事が出来たが………
望の腕を喰らってしまった今、望のなかにある神気を吸収してしまった………
それにより西行妖の戦闘力は更に上がり、そして望にダメージを与えられるようになってしまったのである
西行妖は蹴りあげた望を見てニヤつくと………
フッ
その場から一瞬で姿を消し、望の背後に回る………
望の腕を食らったせいか、西行妖は望の中にある光の力と闇の力も学習した………
つまり、瞬間移動などといったその力を持っていないと出来ない事も今なら出来てしまう
「これでも喰らえ………」
そう呟くと望の背中に触れ…………
ズドン!!
至近距離でエネルギー弾を喰らわせる…………
「ぐふっ…………」
望はまともに喰らい血を吐きながら地面へと吹っ飛んでいった…………
「イヒャヒャヒャ………やっと終わった、あと食べるだけ………」
西行妖はそういうと地面に降り立ち、望の元へと向かっていく………
「…………………」
望は既に気を失っているのか、あるいは死んでしまったのか………とにかくピクリとも動く気配が無くなっていた…………
「エヘヘヘ♪お前、何にして食べようかな?さっきの腕も旨かったし、やっぱり生にしようかな?」
西行妖はよだれを垂らしながら望の元へと歩み寄る
もう既にピクリとも動かなくなった望に拘束は要らないと思った西行妖は縄を外す
その後、望の首の根本の部分を掴み持ち上げる………
そして、西行妖の鋭き歯が望を捕らえようとしていた…………
その時…………!!!
バキッ!!!
「!!?」
西行妖は後ろから何者かに思いっきり蹴られ、思わず望を手放してしまう………
西行妖を蹴った者は直ぐに望の元に近寄る
「望殿!!大丈夫か!?………よかった、まだ息がある………」
「そうですか!よかったですぅ♪」
望を助けた者は望にまだ息があるのを確認するとほっとため息をつく………
それと同時に望も目を覚ました………
「う、く………え?な、なんでお前がここに………?」
望が目を開けるとそこには、鏡火と華蓮の姿があった………
どうもリルルです♪
はい♪今回は鏡火と華蓮の乱入までを描きました
この二人の乱入が西行妖攻略の意外な鍵を握っているのですが、
それは近いうちに発表します♪
言うなれば望を越えた戦士が生まれるとでも言っておきましょうかね………
それでは次回予告!!
次回予告!!
望のピンチに駆けつけた鏡火と華蓮
望達は三人で強大な敵に立ち向かうが、全く歯が立たない………
絶望に落ちる望達であったが、ここで紫がとっておきの切り札を繰り出すのであった………
次回
【幻想郷最強の女戦士、誕生!!】
お楽しみに~♪
To be continued~♪