東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

今回は最強の戦士が誕生します

本当はもっとあとに出したかったのですが、早く出してみたかったんで出すことにしてみました\(^o^)/

まぁ、色々悩んだ部分はあるんですがね………

それではどうぞ




【幻想郷最強の女戦士、誕生!!】

前回のあらすじ

 

怒り心頭の望は臆することなく、強大な敵である西行妖に立ち向かう………

 

しかし、力の差は歴然であり軽く遊ばれかつ、自分の腕を補職させられたことにより更に強くなってしまう………

 

一瞬にして殺されかける望であったが、そこへ鏡火と華蓮が現れるのであった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前ら、スマン………助かった………それより奴は!?」

 

 

望は助けに来た二人に礼を言うと、直ぐに起き上がり吹っ飛んだ西行妖を見つめる

 

 

「誰、俺を蹴ったの………ん?………なんか人、増えてる………しかも、うまそうだ♪」

 

 

思った通り大したダメージになっておらず、それどころかピンピンしている

 

西行妖は鏡火と華蓮の二人を見て、またよだれを垂らしていた

 

 

「お前ら、気をつけろ………アイツはああ見えて、俺じゃ絶対に太刀打ちできないくらい強いぞ………」

 

「………………大体のことは知っている、あの化け物があの桜から出来ていることくらいはな…………それにしても、これは…………トンでもない戦闘力だ、多分私達を合計した戦闘力よりも遥かに高い………」

 

 

鏡火はそう言いながら冷や汗を流す………

 

鏡火の言う通り西行妖の戦闘力は異常である

 

望の神気までも吸収したというのもあるが、何より恐ろしいのが………

 

 

 

未だに本気で闘おうとしないことである………

 

 

 

恐らくではあるが西行妖がその気になれば、望を足だけでも相手できるんじゃないだろうか?

 

そう思ってしまうくらい戦闘力の差が大きい………

 

仮に望が黒炎を発動させようが、望が百倍強くなろうが恐らく勝てない………

 

それほどの恐ろしい戦闘力を秘めている気さえする

 

これには流石の望や鏡火でも、苦笑いするしかなかった………

 

 

「で?どうするんだ………あんな化け物、俺たちが一緒に闘ったくらいじゃ、どう足掻いてもどんだけ状況がひっくり返っても手も足も出ないぜ?」

 

 

望は苦笑いしつつも鏡火達に話しかける……

 

すると、鏡火は真剣な表情で答える

 

 

「…………一つだけ方法がある………」

 

 

「なんだと!?」

 

 

鏡火の回答は予想外だった為、望もさすがに驚いてしまう

 

 

「状況をよく分かっているのに、私たちがわざわざここへ来ると思うか?………私たちは途中から望殿を覗いて、それで今の状況を知った………そしたら―――」

 

 

鏡火はそういうと少し前の事を話始めた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、なんだ!?この化け物は……!!」

 

 

鏡火と華蓮が精神世界に来る少し前………

 

紫は自身もやはり心配だった為に精神世界にいる望を皆で覗いた………

 

すると、そこには異形な形をした化け物と望が闘っていたのである

 

 

「これは……………まさか!?」

 

 

皆がその怪物に戸惑うなか、紫のみがその怪物に反応した

 

 

「紫殿、何か知っているのか!?」

 

「恐らく、コイツはあそこに咲いている西行妖よ………なんでこんなところに………」

 

 

紫の発言に全員が驚くなか、望と西行妖の闘いを見つめていた………

 

初めの方は望の方が優勢であり、表情が浮いている鏡火達であったが………

 

直ぐに望の方が追い込められ、表情に絶望という物が滲み出始めていた

 

 

「う、嘘………あの望がここまで手も足も出ないなんて………」

 

「ああ、しかも…………あの化け物は、全く本気を出していない………!!」

 

 

目の前の光景に流石の霊夢やレミリアも固まっている………

 

しかし、周りの全員が固まるそんななか…………

 

 

「………………」

 

 

紫だけは何か覚悟を決めたような表情を見せていた………

 

 

「(…………まさか、こんな早くに《あれ》を使うときが来るなんてね………本当は来る筈の《決戦の日》の為に残しておきたかったのだけれど………残り時間ももうかなり少ない…………それに、望が死んじゃったら元も子もないわ………)…………藍、少しお願いがあるんだけどいいかしら?」

 

 

紫は心のうちで覚悟を決めると藍に声をかける

 

 

「なんですか?紫様………あまり体を動かしてはいけませんよ……」

 

「…………今すぐにマヨイガに戻って《あれ》を取ってきなさい……」

 

「あれ?………………まさか!?」

 

「その、まさかよ………お願い、早く取ってきてちょうだい………」

 

「わ、わかりました…………」

 

 

紫は藍と不思議な会話を取ると、藍は紫を妖夢に預けマヨイガに戻り紫は鏡火達を見つめる………

 

 

「さて、あなたたちにお願いがあるのだけれど………今すぐに望のところへ行きなさい………無論、あなた達が一緒に闘ったところで勝てないのは分かっているわ………それについては、私に考えがあるから行ってきなさい………もう時間は五分くらいしか持たないわ…………」

 

 

紫にそういわれ顔を見合わせる二人であったが、迷うことなく精神世界に突入していったのである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………ということだ………」

 

「(紫の奴、一体何を考えていやがる………仮にどんな作戦だとしても奴に通じるとは思えないが…………)」

 

 

望はそう考えていると………

 

 

「―――望、鏡火、華蓮、聞こえるかしら?―――」

 

 

突然望達の心に紫の声が聞こえ始めた

 

 

「―――今から言うことをよく聞きなさい………もうこうなってしまった以上、この禁術を使わない限りは勝てないと思うわ………―――」

 

「―――なんだよ、その禁術って………?―――」

 

「―――………《式神融合術》よ………―――」

 

「―――《式神融合術》?―――」

 

 

望が首を傾げながら答えると紫が説明を開始する

 

 

「―――時間がないから簡単に説明するわ………《式神融合術》っていうのはね、私が独自に編み出した究極の融合術よ………普段はあまりに強すぎるから、マヨイガの最深部に眠らせているのだけれど………こうなった以上はそんな事に拘ってられないわ………というわけで、これからあなたたちには一時的に融合してもらうわ………あと少し時間がかかるからお願いね―――」

 

「―――待て!本当にそれであの化け物野郎に勝てるのか!?―――」

 

 

望がそう疑おうとするのも無理もないだろう

 

相手はあの西行妖

 

ただ融合した程度ではとても勝てる気がしないのだが………

 

そう思う望であったが………

 

 

「―――ん?その心配は要らないわ………というか、多分強くなりすぎてしまうと思うし………―――」

 

「―――は?―――」

 

「―――まぁ、調子に乗らないこと………それだけ言っておくわ………じゃあね―――」

 

 

それを最後に紫との通信が切れた………

 

 

「本当に大丈夫なのか………」

 

 

いきなり融合と言われ戸惑う望達

 

そこへ………

 

 

「おい、お前………何、独り言言っている………?」

 

 

西行妖が首を横に九十度に曲げながらそう言ってきた………

 

 

「い、いや何でもない………(とりあえず何とか耐えるしかないか!!)」

 

 

不安になる望達だが紫の作戦に賭け、三人とも構えを取る

 

 

「エヘ、エヘヘヘ♪」

 

 

すると、西行妖はニヤニヤしながら自分のドッペルゲンガーを再び産み出した………

 

今度は先程よりも少なく合計四体に分離した………

 

 

「イヒャヒャヒャ――――!!!」

 

 

するとそのうちの三体が望達に突撃してきた………

 

 

「く、来るぞ………出来るかぎり奴に技を見せるな!!真似されるぞ!!あと気をつけろよ、二人とも!!」

 

「分かっている!!」

 

「は、はい!!」

 

 

望はそう叫ぶと白炎状態に変化し、鏡火達も気を最大にまであげた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

望達が西行妖と戦っている頃、紫達は………

 

 

「紫、何よそれ…………?」

 

 

霊夢がそう言って見つめる先には、謎の模様を描きし紋章が地面に描かれていた………

 

何かの術式のようだが、霊夢でもさっぱり理解出来ないレベルである

 

 

「ハァー………ハァー………」

 

「紫様!!もう体を動かそうとするのは危険ですよ!!」

 

 

見ると紫は本当に辛そうで酷く衰弱している

 

霊夢達も心配になり声をかけようとするが、紫は手を出してそれを止めた

 

 

「望達が、あんなに頑張ってんのに、私が頑張らないわけには………いかないの!!」

 

 

そういうと紫は手をゆっくりと動かし始める

 

不思議な手の動きをしながら、最後に手を合わせる

 

 

その瞬間、地面に書いた紋章が光だし紫はこう呟いた………

 

 

 

 

 

 

「禁術 式神融合の陣………」

 

 

 

 

 

 

その頃、望達はというと………

 

 

 

「はぁぁぁぁあああああ!!」

 

 

鏡火の高速の蹴りが放たれるが、西行妖はそれを容易く避けて足で反撃する

 

 

華蓮も自慢のスピードを使い翻弄しようとするが、余裕で西行妖はついてくる

 

そのせいか、寧ろ華蓮が逃げているようにしか見えない………

 

 

「クソッ…………やっぱり強すぎる……」

 

 

望も白炎状態のままでいるが、全身に痛々しい傷跡がある

 

その反面望の相手をしていた西行妖は無傷であり、更に口笛を吹きながらこちらを見下げていた

 

信じられないことに三人が全力で挑んでいるのにも関わらず、三人の西行妖はその三人を足だけで圧倒している

 

しかも、残った西行妖は暇なのか、それとも退屈なのか昼寝までする始末である

 

 

「(…………チクショ―――、こんな野郎に俺は、殺されるのか………)」

 

 

バキッ

 

 

ドッカ――――――ン!!

 

 

望がそう思った瞬間、三人が同時に蹴り出され爆音を立てる………

 

 

「っっっ!!!」

 

 

望が起き上がった直後、四人の西行妖がこちらを見つめながら手をあげる

 

 

すると、西行妖の頭上に巨大なエネルギー弾が生まれ、望達に狙いを定めていた………

 

 

 

 

 

万事休すか…………

 

と思った、その瞬間…………!!!

 

 

 

 

 

「!!!?」

 

 

望、鏡火、華蓮、の体が突然光だし始める………

 

 

「やっとか………待ちくたびれたぜ。」

 

 

望はそう言うとニヤつき、その後更に強烈な光を生み出し、西行妖も思わずエネルギー弾を止め目を瞑った………

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……………!!!

 

 

 

地面が激しく揺れだし、この空間全体の大気が揺れるような感覚に見回れる………

 

 

「うぎぎぎぎ…………」

 

 

その威圧感に思わず西行妖も唸り声をあげてしまう………

 

 

そして、ようやく光が収まると………

 

 

そこには…………

 

 

 

 

 

「…………よし!!」

 

 

 

 

 

服は全体的には鏡火のような和風の武士のような格好をしているが、色は望の黒い忍者服のように黒い

 

服は片方だけはだけていて鏡火のような胸をサラシで隠している

 

腰には望の黄色いハチマキと思われし物が巻かれており、瞳は片方が鏡火のような蒼い瞳を持ち、もう片方は華蓮のように黄金色の瞳を持った所謂オッドアイとなっていた………

 

髪は長く金色の髪を持ち、額には鏡火のような黒いハチマキが巻かれている

 

声はまるで鏡火と華蓮が同時に喋っているかのような不思議な声であった………

 

 

 

 

 

 

「それじゃ、あの化け物野郎を片付けてしまうか………」

 

 

謎の戦士は片方の手で頬杖を付き、もう片方は頬杖をついている腕の肘を支えながら西行妖を見つめていた………




どうもリルルです♪

多分超絶長いこの英雄録の中でも最強クラスの戦士が生まれました………

多分次回は間違いなく無敵の回ですね、必見ですよ♪

次回予告!!

紫の切り札である 式神融合の陣で融合した望達

果たしてこの融合戦士は西行妖を倒せるのだろうか?

次回

【最強無敵の超神】

お楽しみに~♪

To be continued~♪






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