前回のあらすじ
レ「シリアスっぽくやったから恥ずかしい~(///∇///)」
咲「お嬢様!!!しっかり!!!」
レ「う~☆咲夜~☆」
咲「ごはっ!?」
美「・・・」
これが紅魔館の日常・・・
―霧の湖 上空―
望「ほれっ!!!」
パパパパパ・・・
望が針のような弾幕を放つ
それを三人はかわしながら弾幕を射つ
ドパパパパパ・・・
望「・・・」
望はこのとき今更ながらやはり三人は不味かったかなと少し後悔していた
霧がかかっているせいでチルノ達の姿は見えないが、望は感情のオーラが見えるのでこの程度の事は何の足しにもならない・・・
それよりも問題なのは相手が三人いる事自体だ・・・
望の通常弾幕はパワーとスピードはあるが、代わりに誘導性が皆無なのだ・・・
※分かりやすく言うと東方永夜沙の紫の針弾幕藍なしみたいな感じ
そのため三人も相手がいると狙いを定めにくい・・・
それに・・・
大「チルノちゃん!!!今後ろに回って!!!」
チ「分かったよ♪大ちゃん!!!」
大「ルーミアちゃんはそこから弾幕を!!!」
ル「分かったのだー☆」
望「・・・」
あの三人は思った通りコンビネーションが出来ている
相当実戦慣れしている証拠だ・・・
対して望は対して実戦経験がない
しかも先程から指示を送っている大妖精の指示は常に的確だ・・・
自分にとって厄介な場所へとずっと指示を送っている
望「(・・・意外な伏兵だな)」
普段はおとなしい大妖精の才能に驚いた
一方の大妖精はというと
大「(・・・三人で弾幕を射ってるのにも関わらずさっきから全く当たらない・・・もしかして・・・私の指示が間違っているのかな?)」
先程から全く当たらないのですっかり自信をなくしていた
―紅魔館 正門前―
美「どうやら誰かが闘っているみたいですね」
望がチルノ達と闘い始めた頃・・・美鈴も闘い始めた事が分かった
次にまた相手の気を分析し始める
美「え~っと・・・あーこれはあの妖精達ですかね」
普段から湖の近くで(一緒に)遊んでいるので美鈴はチルノ達は知っていた
美「それにしても一体誰が・・・!?」
あの三人の誰を相手にしているのかと
探ってみると
美「こ、これはあの人の気!?」
望だった
美鈴は望が闘っている事に気づいた瞬間驚いていた
美「正気ですか!?この人・・・あの妖精達はそこらの妖怪達よりは強い・・・ってよくよく見ればこれは三人同時に相手をしている!?」
無茶である
大した力を持ってない望がチルノ達三人を同時に相手にすればまず勝てる訳がない
いやそれ以前に・・・そもそも三対一で弾幕ごっこをする事自体が無謀である
美「この人大丈夫かな?」
美鈴こいつの頭は大丈夫か?といろんな意味で望を心配した
―霧の湖 上空―
パパパパパ・・・
望「・・・ちっ」
望は低めの舌打ちを鳴らす
チ「へへ~ん!!!そんな真っ直ぐな弾幕じゃあアタイは当てられないぞ~☆」
チルノの言う通り望の真っ直ぐな弾幕はことごとくかわされていた
大「・・・」
チルノは浮いた表情でいるのに対し大妖精は全く浮かない顔をしていた
大「(・・・望さんこれ程の数の弾幕を避けてきたのに全く息が乱れていない・・・それによくみるとどの弾幕も全部最小限の動きで避けてる・・・)」
望が見せる数々の才能に大妖精は驚きを隠せないでいた
ル「む~・・・なかなか当たらないなー・・・よーし☆」
ルーミアは弾幕を射つのを止めチルノ達に叫ぶ
ル「お~い!!!・・・チルノ~!!!大ちゃん!!!能力使うから一旦離れてほしいのだー☆」
チ「分かったー」
望「(・・・いよいよか)」
ル「それ☆」
ルーミアが両手を望に向けて力を込めると望の周りを大きな黒い球体が覆った
―霧の湖―
霊「何よあれ!?」
先程までやっていた遊戯王を終えて空を見上げると巨大な黒い球体が現れた
魔「スッゲー!!!デカイなー♪」
直径は約三十メートル位だろうか?
突如現れた球体の大きさは先程のルーミアのようなものの非ではない
魔「一体空で何が起こってるんだぜ!?」
霊「(・・・望)」
―霧の湖 上空―
ル「あれ?」
チ「すご~い☆ルーミアいつの間にこんなに大きいの作れるようになったの~?」
大「うん・・・すごい・・・前にやってくれた時より全然大きいよ♪」
ルーミアの作った闇の大きさに驚いているチルノ達とは別の意味でルーミアは驚いていた
自分はここまで大きな闇を操れた事はないしそもそもこんなに大きな闇を持ってもいないはず・・・
そう思うルーミアだが改めて自分の中の闇をみてみると何故か今までにないくらい強くなっていた
ル「(どうなっているのだー?・・・まいっか☆)」
ルーミアは訳が分からないが分からない事を考えても仕方ないので考えるのを止めた
望「(・・・予想通りだな)」
望はルーミアに疑惑のオーラが出たのをみて内心笑っていた
望「(・・・あの時ルーミアに腕を渡したのはやはり正解だったようだな・・・)」
実を言うと腕を切ろうとしていた時点でこうなるだろうと思っていた
それにルーミアが【闇を操る程度の能力】を持っていることはすでに知っている
※第九話参照
あの時ルーミアの能力を知った時に自分はこう思った
ルーミアは闇を操る妖怪
そして自分は感情の能力と光と《闇》を操る力を持っている
もしかしたらほぼ同じ能力を持っているルーミアが俺の腕を食べる事によってルーミアの闇が強化されるのではないか?
・・・と
そしてこの予想は見事に的中した
ルーミアに再び会った時にルーミアの中の闇を覗いてみると、
最初の時よりもはるかに闇が大きくそして強化されていた
まああの時はついニヤけてしまったが・・・
それにこの疑惑のオーラをみる限りだとよほど強化されたみたいだ・・・
チ「よーし!!!いくぞ・・・凍符 アイシクルフォール!!!」
パパパパパ・・・
大「わ、私も!!!」
シュパパパパパパ・・・
ル「私も行くのだー☆夜符 ナイトバード!!!」
暗闇の中三方向から同時に弾幕が望を襲った
―紅魔館正門前―
美「!?これは!?」
望がピンチになる少し前美鈴はルーミアの気の変化に驚いていた
美「あの妖怪の気はここまで強くはなかったはず・・・」
先程までのルーミアはそこらの妖怪よりは強かったがそれでも大した気ではなかった
しかし今感じるルーミアの気はまるで別人のように見違えている
美「・・・一体何が?」
気になってしょうがなくなった美鈴は怒られるのを覚悟して霧の湖に向かった
―霧の湖 上空―
ばれると不味いのでチルノ達がいるところよりもさらに上空で様子を伺う
美「どうやらあの得体のしれない気の正体はあの人のようですね・・・」
遠くからみる限り十代位の青年が妖精達と闘っている
青年は三対一をものともせず無駄のない動きでかわしていく
美「なるほど・・・気はさほど高くないですが・・・動きは大したものですね・・・もしかしたら私よりも上手いかも・・・」
美鈴も望の才能に驚く・・・が
美「しかし・・・三対一ではいくら何でも・・・」
その時、巨大な黒い球体が望を覆った
美「あの妖怪やはり強くなっている」
ルーミアの気の変化に改めて驚く美鈴だが、同時に望が危険である事を悟った
美「不味いですね・・・いくら避けるのが上手くてもあの状況ではかわすのはまず無理です・・・どちらにしろ次で決着が着きますね・・・」
これで分かる・・・あの青年の実力が・・・
そして三人が同時に弾幕を放った
―霧の湖 上空―
弾幕が放たれる少し前
望「(多分来るな)」
そう思った瞬間三方向から同時に弾幕が襲ってきた
望「・・・」
どこから弾幕が放たれているかは分かったが、肝心の弾幕が全く見えない以上意味がない
絶体絶命のピンチに陥った
しかし・・・
望「ニヤリ」
こんなときなのに望は何故か闘う前に霊夢に見せていたようにニヤついていた
しかしそれは望自身も気づいていない
ただ・・・
望「(よく分からないがこんな時なのになんかワクワクするなあ・・・)」
望自身能力によって湧く筈のない感情に見回れこの状況を楽しんでいた
望「よっしゃ」
望がそういきこんだ瞬間
ルーミアが作った球体の中で大きな爆発が起こった
ズッドーン
チ「やったー☆やっぱりアタイってば最強ね♪」
大「でも・・・ちょっとやり過ぎたんじゃ・・・」
ル「多分大丈夫なのだー☆」
手応えはあった
三人はそれぞれ勝利を確信していたが・・・
望「・・・誰を倒したって?」
現実は全く違うものだった・・・
三人「!?」
望は全くの無傷だった・・・
大「そ、そんな・・・確かに当たった筈なのに・・・」
ル「どうなっているのだー!?」
訳の分からないチルノ達に望は説明する
望「ま・・・さすがに今のはやばかったぜ?
これを使わなければの話しだけどな・・・」
よく見ると望の周りに球体状で何か白い膜が張っていた
チ「な、何それ!?」
望「スペカ・・・光符 光の檻アームド・・・簡単に言えば俺のスペカを自分に発動して、それを使って自分の周りにバリアーを張った・・・」
ル「く、くそ~・・・ならもう一度―」
望「悪いが―」
望の眼が先程までの楽しそうなものではなく真剣になり・・・
目付きが変わった
―遊びはこれまでだ ―
目付きが変わった瞬間
望はそこから姿を消す
シャッ
トン
大「・・・ッ!?」
素早く大妖精の後ろに回り首に軽く手刀を浴びせ気絶させた
チ「だ、大ちゃん!?」
そこからは望のワンサイドゲームだった・・・
チルノが大ちゃんが気絶したと気づいた時にはすでにルーミアの背後に回っていた
トン
同じく首に軽く手刀を浴びせ気絶させる
ル「・・・う!?」
チ「ルーミア!?」
一人になったチルノは慌てて辺りを見渡すが倒れている筈の二人も、望の姿も霧のせいで全く見えなかった・・・
そこへ望の声が入る
望「チルノ・・・なかなか楽しかったぞ・・・またな・・・」
チルノ達と再び闘う事を願いながら望はまた後ろから軽く手刀を浴びせるのだった・・・
―霧の湖 上空―
美「・・・」
闘いに決着が着いた頃
美鈴は体をガクガクと震わせていた
美「き・・・気が・・・あ、あの人の気が・・・爆発的に上がった・・・信じられない」
あの三人を倒した時に見せた気はあの三人はもちろん美鈴よりもはるかに上だった
そして美鈴は衝撃の事実を知る
美「や、やはり・・・あの人間・・・気を・・・操っている・・・間違いなく・・・」
信じられない話だがあの人間は気をコントロールしていた
それも自力ではなく無意識で・・・
美鈴があの時しっかりと気を見切れなかったのは、望が無意識で気を押さえていたからだ・・・
確かに無意識で操れば気を探るのは困難になる・・・
けれど無意識で気を探るなんてまず出来る訳がない
出来るとすればよほど才能に溢れている者のみだ・・・
美「あの人・・・本当に人間ですか!?・・・早くお嬢様に知らせないと・・・」
美鈴は逃げるように紅魔館へと飛んでいった・・・
後書きですじゃ・・・
作「どうも作者のリルルです☆」
作「第十話後編いかがでしたか?」
作「上手く作れているか心配です(´;ω;`)」
作「さて今回の後書きで順番とメンバーを決めていきます」
望「あっ・・・ちなみにナレーターに関しては毎回参加らしいから抜いてるぞ」
霊「それで結局どうなったのよ?」
作「・・・・・・・・・・聞きたい?」
望「?何だよ勿体振らずにさっさと言え」
作「ハイ(´;ω;`)・・・結果はこうなりました」
↓
主人公チーム
望・霊夢・(ナレーター)
賢者チーム
作者・紫・(ナレーター)
作「こうなりました」
望「俺が霊夢とか・・・」
霊「ま・・・変態よりはマシよね」
紫「私はコイツとですか?」
作「俺だっていやじゃい・・・次に順番だ」
奇数話
主人公チーム
偶数話
賢者チーム
作「こんな感じに回していきます」
望「ん?そう言えば前編後編に別れたらどうなるんだ?」
作「勿論二回連続だぞ☆」
霊「キモッ」
作「(´;ω;`)」
紫「つまり次回は霊夢達ね・・・頑張ってちょうだいね」
望「ああ」
霊「次回予告よ」
次回予告
チルノ達を撃破する望
チルノを倒した事によって霧の湖の霧が少しだけ晴れて遂に紅魔館の姿が見える
チルノがどうせあんたもアタイをバカにするんだと訪ねられた望は・・・
次回
【チルノの思いと決意】
お楽しみに♪
To be continued~