東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

今回はまさかの再登場、vsクレイド編です

果たして彼の強さは如何程か……

それではどうぞ


【襲いかかる悪夢、望vsクレイド】前編

前回のあらすじ

 

再び幽々子の精神世界に足を踏み入れる

 

その奥にいた幽々子の絶望しきっている瞳に飲まれかけるが、

 

なんとか気を保ち、いつものように自分の思った事を幽々子に語りかける

 

それを聞いた幽々子は絶望の色は残るが、色々と吹っ切れ救出に成功した………!!

 

こうして白玉楼の異変が無事に終わるかと思ったが

 

そこへクレイドが再び乱入し、望達の前で紫と幽々子が刺されてしまうのであった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

望の視線の先でピクリとも動こうとしない血だらけの二人が目に写る

 

距離が近かった為、望の手には紫達の返り血が付着しており、望はそれを目を大きく見開きながら見つめていた………

 

 

「おいおい…………話は無視ですかい?さっさと着いてきてくんねぇか?神崎 望………」

 

 

そこへ紫たちを刺したクレイドが話しかける

 

 

「………………一つだけ答えろ………」

 

「あ~ん?なんだ、嬢ちゃん………」

 

 

血を流す幽々子を抱えながら妖夢はクレイドを睨み付ける

 

それこそ視線だけで呪い殺そうとしているかと思うくらいに…………

 

 

「お前が………お前が………幽々子様と紫様を………!!!」

 

 

妖夢がそう言いながら剣を構える

 

それと同時に藍もクレイドを睨み付ける………

 

妖夢、藍ともに今までにない程の殺気と怒りを露にする

 

そんま中なのにも関わらず、クレイドは躊躇なくこう言った…………

 

 

「え?そうだけど?………だってよ?いくら俺様でもあのキメラとかいう女になられたらどうやったって勝てないし、神気を使えるようになって死を操られても結構キツいじゃない?………まぁ、何が言いたいかっつーと…………ウザかったから、つい…………殺しちまった…………それが何か?」

 

 

ゾクッ

 

周りにいた妖夢達はその発言に一瞬恐怖を覚えてしまう

 

だが、その直後………妖夢と藍は怒りを爆発させ、後先考えずクレイドに突っ込んでいく!!!

 

 

 

しかし…………

 

 

「ん?やっぱり襲いかかっちゃう感じか?………フムフム、少しは楽しませてくれるかね~?………でもな~、さっき戻ってちまったせいで遅かったらマグナさんに給料が減るつってたしな~………あれ以上減ると今月の寮の家賃が払えなくなっちまうぜ………」

 

 

妖夢と藍が突撃してきているのにも関わらず、クレイドは腕を組み独り言を呟いている

 

この上なくバカにするかのようなクレイドの行動に更に怒りを露にさせる二人………

 

すると、クレイドは何かを決めると急に真剣そうな様子を見せ、組んでいた腕をほどきダランと垂らしながら妖夢と藍に顔を向ける

 

 

「ま、しょうがないか………こんな雑魚共に《能力》を使うのもシャクだが、これ以上給料が減るのだけはごめんだしな………」

 

 

すると、クレイドは口元をニヤつかせ再び腕を組む………

 

妖夢達もクレイドの行動を不信に思うが、小手調べという意味も兼ねて攻撃を仕掛ける

 

が…………

 

 

ド―――――――――ン!!!

 

 

その瞬間………

 

妖夢達は何かにぶつかった感覚に見回れると、次の瞬間には訳も分からず吹っ飛ばされていた…………

 

 

「!!!?」

 

 

今、クレイドは全く動いていなかった………

 

それなのにも関わらず………

 

一体、どうやって………?

 

 

「何が起きたか分かんねぇって顔してるから教えてやるぜ……」

 

 

驚愕する霊夢たちに対し、クレイドは自らの能力を語りだした

 

 

「この俺様の能力はお前達の言い方だと《あらゆる物質を分解・接合出来る程度の能力》………と言ったところか………?まぁ、簡単に言えば俺はさっきこの能力で空気の分子達を大量に接合させたのさ………ま、簡単に言えば空気の壁を作り出したって訳………で、あとはアイツらが攻撃した直後に、空気の壁を圧縮させて一気に解放させて空気の大砲を作りアイツらは訳も分からず吹っ飛んだって訳よ………」

 

「なるほど、これで幽々子が未だに復活出来ない理由が分かったわ………」

 

 

レミリアは額に汗を垂らしながらそう答える

 

よく考えれば本来幽霊である筈の幽々子は、鏡火や華蓮の神気を浴びても復活してきていた………

 

それならこの程度の攻撃なら復活してもおかしくない………

 

それなのにも関わらず、未だに幽々子は目を覚まさない

 

それは明らかな異常なのだ………

 

そして、今のクレイドの語った《あらゆる物質を分解・接合出来る程度の能力》は、分子といった目では見えないレベルの小さな物を掛け合わせ自由に操る事も可能………

 

それなら逆に、分子レベルに分解できてもおかしくはない………

 

そして、恐らく今現在幽々子は心臓の部分の再生が遅れているのだと思う

 

クレイドは幽々子を刺した後に能力を使用して、再生しようとする分子レベルの物を今現在も分解し続けているのであろう………

 

つまり幽々子は死んではいないが、分子を分解されまくっている為に復活に随分と時間がかかってしまっていると思われる

 

この能力は聞いた限りでは強みがよく分からないだろうが、殺人という観念で言えば間違いなく死を操る程度の能力に匹敵する殺傷性もあるのである

 

 

「く、くそっ………!!」

 

 

レミリア達も攻め込もうとするが隙がない上に、能力の使い道がまだあるかと思うと迂闊に近づけない………

 

まるで金縛りにでもあったかのようにレミリア達は動けなくなってしまう………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな時………

 

 

 

 

 

 

 

突如紫と幽々子から光が現れ、見るとそこには………

 

 

「…………………」

 

 

表情がよく見えない望の姿があった…………

 

望は二人の再生を終えるとじっと二人を見つめてその後立ち上がる………

 

 

「……………………おい………」

 

 

「………ん?」

 

 

そして、今までずっと無言であった望がクレイドに声をかける

 

望の声は非常に低く強い怒気が籠ったものであった………

 

それを見た霊夢達は思わず、クレイドとは別の意味で動けなくなってしまう

 

今まで望の怒りは何度も見てきたが、今回は今までの物とは比べ物にならない程の怒りを望から感じさせる

 

そんな望を初めて見た霊夢達は言葉を失ってしまったのだ…………

 

 

「(うへー………すっげぇ怒ってる………ま、面倒だな………エア大砲で終わらせるか………)」

 

 

クレイドはそう思いながら望を見つめると、自分の周りに大量の空気の大砲を作り上げる…………

 

 

「まぁまぁそう怒んなって………取り合えず、これでも喰らうか?」

 

 

クレイドはそう言うとニヤつきながら空気の大砲を望に放つ………

 

が………

 

 

「………………」

 

 

望は何故かその時目を瞑る

 

そして、…………

 

 

 

 

 

 

キッ!!

 

 

 

 

 

ド―――――――ン!!

 

 

 

 

 

 

少し間を置いた後、望はキッと目を開く………

 

その直後、クレイドのいた場所が爆発を起こし、クレイドの作り上げた空気の大砲は全て消し飛んでしまう………

 

 

「(ふーん、まさかただの気合い砲でここまでやるとはね~………こりゃ、少しだけ長引きそうだ………)」

 

 

クレイド本人は気合い砲が放たれた瞬間、空へと飛び避難していた………

 

空から望の事を観察するクレイド

 

そこへ、ほぼ一瞬にして望も同じくらいの高さまで飛んできた………

 

 

「…………覚悟しろよ……俺はそう簡単には、やられないぜ?」

 

 

「…………へへっ、神崎 望か………久しぶりに面白い奴と闘えそうだ………!」

 

 

果たして望はクレイドを撃破出来るのか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうもリルルです♪

イヤー、やっぱりクレイドさんは強かった………!Σ( ̄□ ̄;)

というか、分子までも接合出来たり分解出来たらある意味無敵だよね♪

え?萃花みたいだって……?

まぁ似てはいますが萃花は集めて物を大きくしたり、分散して小さくなったりする一方………クレイドはそこから更に操る事も出来ますからね~………萃花さんの能力の上位変換かも………?

ま、次回からは萃花さんとの違いもハッキリするでしょうね♪

次回予告!!

遂に切って落とされた望vsクレイドの闘い

果たして望は勝利を手に入れられるのか………!?

次回

【襲いかかる悪夢、望vsクレイド】後編

お楽しみに~♪

To be continued~♪
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