東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

なんか、もう、あれですね………私の小説に出る悪役は基本的にゲスもしくはクズですね

まぁでも、クズ度で言えばクレイドよりもゴキブリ妖怪(キルト)の方が高い気がしますが………

(今のところ)

しかし、強さはクレイドの方が明らかに高いですがね………

さてこの強敵 クレイドに対して、望の力は何処まで通用するのでしょうかね~?

それではどうぞ




【襲いかかる悪夢、望vsクレイド】後編

前回のあらすじ

 

やっとのことで幽々子を救う望であったが、そこへクレイドが再び乱入し紫と幽々子を貫く………

 

驚愕に包まれる一同、その一方で当の本人のヘラヘラした態度に怒りを見せ攻撃を仕掛ける妖夢と藍であったが………

 

クレイドの《あらゆる物資を分解・接合出来る程度の能力》により、クレイドに触れる事も叶わず吹っ飛ばされてしまう………

 

未知の能力者を相手になかなか攻め込めない霊夢達であったが、そこへ今まで見たことない様子でいる望が話に割り込み、そのままクレイドに闘いを仕掛けるのであった………

 

果たして、望に勝算はあるのであろうか………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…………!!!

 

 

望はクレイドとの闘いを決意すると同時に白炎を発動させる………

 

すると、白玉楼全体の大気が揺れ動き、地上も揺れだしていく………

 

 

望は先程の式神融合の陣の後、すっかりダメージが回復していた………

 

更に元々西行妖との闘いでかなりのダメージを貰っていたのもあってか、 望の戦闘力の最大値は飛躍的に上がったのである………

 

その結果、望の現在の白炎時の戦闘力は1000億を軽く越えていた………

 

 

「ヒュー♪………すげぇパワーを感じるぜ♪やっぱ、ゼウスの息子っつー情報は嘘じゃなかったんだな!!半神半人にしては既にお前は最強クラスだ………半神半人にしてはな………だが、その程度じゃ俺には勝てない………」

 

「どうかな、やってみなきゃ分かんねぇぞ?」

 

「へへっ、直ぐに分からせてやるぜ………」

 

 

クレイドはそう言うと急に目を思いっきり開く………!!

 

その瞬間、望のいた場所が大きく爆発を起こした………

 

 

「まずはお返しって訳か………取り合えずこれでも喰らえ………!!」

 

 

望は急な爆発にも関わらずしっかりと避けており、クレイドの後ろに回るとエネルギー弾を放つ…………

 

 

魂符 魂の咆哮

 

 

「へっ、そんなのに当たるとでも思ってんのか!?」

 

 

クレイドはそう言いながら避けようとするが………

 

 

「いいや、そんな事思ってないさ………だから既に手は打ってある………」

 

 

望が指をクレイドに向けながらそう呟くと………

 

 

ズドン!!

 

 

「!!?」

 

 

突如クレイドの背後に衝撃が訪れ、クレイドは前方へとバランスを崩す………

 

見るとそこには二人の望が立っており、どうやら共に白炎拳をクレイドの背中に喰らわせたようである

 

バランスを崩されたクレイドは、前方から迫る魂の咆哮を避けれず直撃する!!

 

 

 

ズッド――――――ン!!!

 

 

 

その瞬間………

 

クレイドは高速で吹っ飛び、西行妖前から一気に白玉楼まで飛ばされていった………

 

 

ガラララ………

 

 

白玉楼の庭まで吹っ飛び、地面に埋まるクレイドだが………

 

 

 

ズッズ―――――――ン!!!

 

 

 

まるで何事もなかったように立ち上がり、首を捻りボキボキと音を立てる

 

そこへ望もやって来て、クレイドは空にいる三人の望を見上げた………

 

 

「へー………思ったよりも強いようだな…………少なくとも八雲 紫や西行寺 幽々子よりも遥かに強い…………まさか、この俺が半神如きにまともに一撃を喰らうとは…………」

 

 

クレイドはそう言うと自分に付いたホコリを払いながら望にこう言った

 

 

「やるな~、お前………こんなにゾクゾクとする闘いは久々だ♪生まれて初めてかもしれん」

 

 

クレイドがそう言うと今まで鋭かった望の視線も少しだけ緩まり………

 

 

「………………そうか……」

 

 

ニヤリという擬音が合いそうな笑みを浮かべると、三人の望は表情を引き締めさせる

 

 

「さてとじゃあ今度は俺様の番だぜ!!」

 

 

クレイドはそう言うと片手を上に掲げる

 

何かをしようとしている、それを感じ取った望は構えを取って警戒した………

 

 

すると……………

 

 

ゴポポポ…………

 

 

「???」

 

 

突如クレイドの手の上に水が現れ、それはドンドンと姿を変える………

 

そして、その水は最終的に鋭い剣の形へと変化した………

 

 

「知ってるか?水圧ってのは、どんな物でも斬れるんだぜ?」

 

 

クレイドはそう言うとニヤつきながら剣を取り、その剣を思いっきり降り下ろす………

 

危険を感じ取った望はすかさずその場から離れた………

 

 

そして…………

 

 

 

 

 

ザン!!!

 

 

 

 

 

クレイドが剣を降り下ろすとその剣筋は望を通り過ぎ………

 

水の剣による地割れは何処までも続き、恐らくこの広い冥界そのものを斬ってしまっている………

 

 

「先に言っておくぜ………俺はその気になればこの冥界そのものを一発で消し飛ばす事も出来るからな………」

 

 

クレイドは剣を片手に持ったまま望にそう吐き捨てた………

 

 

対する望は裂けた地面を見て額に冷や汗を流すが…………

 

 

「分かってるさ………!!」

 

 

「本当にそうか………?」

 

 

望達は二人同時に気を解放させ、再び睨み合う………

 

 

「へへへ、お前とはもう少しじっくりやりあいたいんだがな………そうだ!最後に聞こう、お前は俺と一緒に来る気はないか?」

 

「ふっ、こんな時に冗談か?お前には、絶対に付いていかないぞ………」

 

 

クレイドはにらみ合いながらも望に話しかけ、望もそれを直ぐに拒否する

 

 

「ちぇ、面倒くさい………やっぱ、闘わなきゃなんないか~………お前、かなりの頑固野郎だな………だが、俺が気づいてないと思ってるかも知れないが気づいているぞ………お前は始めっから全力で闘っているようには見えるが、まだ余力を残している事くらいはな………」

 

「バレたか………」

 

 

クレイドの的確な発言に対し、冷や汗を流し動揺している望………

 

 

望は居なかった二ヶ月間の間に勿論自分自身の修行も行い、今現在の白炎の倍率は10倍から30倍にまで羽上がっていた………

 

現在望が使用している白炎は倍率で言えば約20倍

 

つまり後1.5倍は戦闘力を上げる事が可能である

 

 

そう考える望であったが次のクレイドの発言で表情が一気に絶望へと落ちていく………

 

 

「ま、それを考えに入れても俺の計算では……………約50%、つまり全快の約半分くらいのパワーを使えば、お前がどれだけ強くなろうがお前を静めるくらい簡単な筈だ………」

 

「………なん………だと………?」

 

 

クレイドのハッタリに近そうな発言に一瞬固まる望であったが………

 

 

「ソイツは………笑えない冗談だな、ハッタリをかましすぎだぜ?」

 

 

そう言う望であったがクレイドは至って真剣そうである………

 

 

「楽しかったぜ、お前との闘いは…………また今度闘えるといいな………」

 

 

クレイドはそう言うと急に構えを解き、じっと望を睨み付ける

 

望も口ではああいったがやはり不安であり、三人共に警戒心を高めていた………

 

 

 

 

 

 

 

「望、勝てるのかしら………」

 

 

その頃、霊夢達は自分達が邪魔にならないように西行妖前で刺された紫達を介護していた………

 

そんな中、霊夢は今もなお白玉楼で闘っているであろう望の方に視線を向ける

 

 

「そんな事分かるわけないじゃない………今の望の力は私達の想像の限界を余裕で越える程のパワーを持っているのよ?」

 

 

そう呟く霊夢に対し、レミリアはため息を吐いてそう答える……

 

 

「……………あれ、そう言えば………」

 

 

そんな時に霊夢は何かに気づく………

 

 

「鏡火と華蓮は………?」

 

 

霊夢がそう言うと同時に皆が辺りを見るが二人の姿はない………

 

 

「フランもいないわ………」

 

 

レミリアも辺りを見て初めて気づいたがフランの姿も無くなっていた………

 

 

「…………………まさか………」

 

 

レミリアはそう呟きながら白玉楼へと視線を向けるのであった………

 

 

 

 

 

 

その頃、当の三人は大急ぎで望のいる白玉楼へと飛んでいっていた………

 

しかし、三人共に表情は険しく………特に鏡火は今までに見た事ないくらい必死の様子である

 

 

「…………鏡火様、望様は………望様は、大丈夫ですよね!?」

 

 

心配そうに問いかける華蓮だが………

 

 

「………………」

 

 

鏡火は聞こえてないのか無視して先を急ぐ………

 

 

 

 

 

「(…………あの声………あの手口………そして、あの姿………間違いない、奴は…………だとすれば、もしも私の予想が当たった場合…………望殿は、間違いなく殺される………!!!)」

 

 

 

 

 

鏡火は心の中でそう言いながら、全速力で望の元へと向かう………

 

 

 

「(あのお兄さんの声、何処かで聞いたことがある…………いや、それ以前に多分だけど………このままじゃお兄ちゃんは、死んじゃう………そんな気がする………)」

 

 

 

フランはクレイドの声に少し疑問を持ちつつも鏡火達と急ぎ白玉楼を目指す………

 

 

 

 

 

 

その頃、白玉楼では…………

 

 

 

ドッコ――――――――ン!!!

 

 

 

白玉楼全体に爆音が響き渡り、煙の中から………

 

 

 

「がはっ…………ハァー…………ハァー……………」

 

 

 

全身血まみれの望が姿を現す………

 

そこへ………

 

 

 

ゆらり…………

 

 

 

まるで空間が歪んで現れたかのようにクレイドが姿を現し追撃を仕掛ける………

 

 

 

「っっっ!!」

 

 

 

望は直ぐ様全力の30倍の白炎を使用し、どうにかこれを避けるが………

 

 

 

「甘い甘い!!」

 

 

 

クレイドは直ぐ様手を広げた状態で望に向け、望に照準を合わせると手をぎゅっと握る

 

すると、一瞬にして何かに斬られたような傷が体に無数に浮かび上がった………!!!

 

 

 

ザシュザシュザシュザシュ………!!!

 

 

 

「うぐ……………!!」

 

 

 

望は苦しそうな声を上げる………

 

クレイドは最初の幽々子との闘いで見せたように、神気を持っている

 

当然クレイドも望の能力は知っているので、この攻撃には神気が含められている………

 

 

ちなみにこの攻撃は、相手の周りに無数の空気中の分子を圧縮して作った水の刃で囲い、それを一気に相手に向かい飛ばすという技である

 

 

 

 

 

「ハァー…………ハァー…………」

 

 

まともに喰らった望は地面に膝をつき、クレイドを見上げる

 

 

「あの野郎、ハッタリなんかじゃなかった………本当に半分くらいの力しか使ってねぇ…………」

 

 

そう言いながら見上げる望に対してクレイドは………

 

 

「まぁそう心配すんなって………ま、うっかり殺さないようにやるから安心するんだな…………」

 

 

クレイドは膝をつく望にそう言いながら指をボキボキと鳴らすのであった………

 

 

 

 

 

 




どうもリルルです♪

ちょ、クレイド強すぎだろ!?

望が完全に赤子扱いなんだけど!?

使ってる技もチートくせぇ!!

そんな技どうやって避けろっつーの

これ、マジな方で望君の死を考えるべきなんじゃ………!?

どうなる次回!?

次回予告!!

全力の白炎で勝負する一方で半分しか力を使わずに圧倒するクレイド………

そんな時に鏡火と華蓮、そしてフランが戦場へと現れた………

それを見たクレイドの口から衝撃の発言が繰り出されるのであった………

次回

【クレイド衝撃のカミングアウト!!】

お楽しみに~♪

To be continued~♪

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