東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

望を完全に弄べるレベルの強さを持つクレイド………

もうこれ魔人ブウクラスじゃね?

前回の戦闘力から本当に一気に飛躍しましたな~………

もうこれソウルバーストでも使わなきゃ勝てないかも…………

さて、今回はどうなるのやら?

多分クレイドの語る内容はほとんどの方は、何となく察している方もいると思われます

ヒントとしては今までに起きた不可解な点とでも言っておきます

それではどうぞ





【クレイド衝撃のカミングアウト!!】

前回のあらすじ

 

紫と幽々子を刺したクレイドに対し、ただならぬ怒りを露にし闘いを挑む望………

 

望は20倍の白炎やドッペルゲンガーなどを駆使して闘うが………

 

クレイドは未だに半分の力も使っていなかった………

 

ハッタリかと思う望であったが、クレイドは確かに半分の力だけで望を圧倒したのであった………

 

その頃、鏡火、華蓮、フランの三人は大急ぎで望の後を追っていた………

 

どうやら鏡火とフランにはクレイドがどうも引っ掛かっているようで…………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「く、くそっ………!!」

 

 

地面に倒れ込む望は空を浮かぶクレイドを見上げる

 

 

「(ど、どうする!?………奴の力がまだ半分しか出してないのだとしたら、このままじゃいくらやっても勝ち目がない…………!!)」

 

 

ニヤつきながら望の元へと近づいていくクレイド

 

しかし、望は既にかなりのダメージを貰ってしまった為に立ち上がれないでいた………

 

絶体絶命のこの状況の中で………

 

 

 

この時、望は一つの覚悟を決める

 

 

 

「(…………こうなったら黒炎を使って60倍にまで強化してやる………黒炎は使うと体が弱まってしまうが、奴に勝つにはこれ以外に手がない…………!!)」

 

 

 

黒炎………

 

それは望に秘められた白炎とは対なす力の事である

 

使用すると使用後体がかなり弱体化するのだが、その半面白炎とは比べ物にならああいパワーを得られる今の望にとって究極戦闘力アップ技である

 

 

望は覚悟を決めると何とか立ち上がり、クレイドを睨み付ける

 

 

「(…………頼む!今度こそハッタリであってくれ!!)」

 

 

「…………ほれほれ、どうした?かかってこいよ?」

 

 

クレイドは望の考えも知らず軽く挑発する………

 

 

すると…………

 

 

 

「がぁああああ!!」

 

 

 

ドン!!!

 

 

 

望が吠えると同時に望から黒い炎が発せられ、白炎の時よりも強い威圧感を発揮させる…………

 

望の額からは脈が浮き上がっており、望の足元の地面は力を込めた瞬間に地割れを起こす…………

 

恐らく現在の望の戦闘力は………3000億と言った所だろうか?

 

 

 

「!!!うお!?まだこんなに戦闘力を隠してたのかよ!?マジか!!」

 

 

 

クレイドは望の戦闘力の飛躍に驚きを隠せない………

 

そこへ…………

 

 

 

「うりゃああああ!!」

 

 

 

黒腕 黒炎拳

 

 

 

望が攻撃を仕掛けていく………

 

 

バキッ

 

 

「グフッ………!!」

 

 

望の全力のパンチをまともに喰らったクレイドは血を吐きながら吹っ飛んでいき、望は直ぐ様飛んでいったクレイドに距離を詰める………!!

 

 

「!!!うおっととと!!」

 

 

クレイドも何とか体勢を戻すと望の追撃に気がつき、方向変換して望の追撃を交わすが………

 

望は直ぐ様それを追いクレイドが仕返しをしようとすると、望は合計十人に及ぶドッペルゲンガーを作り出す………

 

 

「(こうなったら体がぶっ壊れるまで攻撃を続けてやる!!躊躇ったりしたら絶対に勝てねぇ………!!)」

 

 

望は十人に別れるとクレイドの退路を完全に塞ぎ………

 

 

 

「うりゃああああああああ!!!!」

 

 

 

幻影の爆裂黒炎拳(げんえいのばくれつこくえんけん)

 

 

 

ドドドドドドドドドドドドド…………!!!

 

 

 

その後、合計十人の望は同時に爆裂黒炎拳をクレイドに放つ…………!!

 

その光景はパンチの雨などという領域ではない………

 

見ているこっちが痛々しくなるくらい滅茶苦茶な技である………

 

 

 

「ごはぁああああああ!!?」

 

 

 

それをまともに受けたクレイドはいくら強いとは言えどただではすまない………

 

最後に望は十人同時にパンチを放ち、それを喰らったクレイドはまた大量の血を吐きながら吹っ飛んでいく…………!!

 

しかし、望は攻撃の手を休めようとはしない…………

 

 

 

「喰らえ!!トドメの一発………!!」

 

 

 

十人の内の一人の望はそう言いながら突っ込むと、残りの九人もそれの後を追う………

 

すると、その内の二人が五人ほどがクレイドに真っ直ぐ突っ込み、残りの五人は軌道を変更する………

 

 

 

「うぉぉぉおおおおおおおおお!!!」

 

 

 

クレイドに向かった五人の内の二人の望はクレイドの足を掴むと、躊躇わず思いっきり地面に叩きつける………!!

 

地面にはポッカリと穴が開き、中は全く見えない…………

 

すると、クレイドに向かっていた残りの三人と先程攻撃を仕掛けた二人はその穴を囲うように並ぶと…………

 

 

恐符 永遠の夜を包みし死重結界×5

 

 

かつてvs妹紅&輝夜戦で使った紫のものまねスペルを使いクレイドの動きを拘束する………

 

五人というのもあるが、望もあの時とは比べ物にならないくらい強いのでスペルはより強力となりクレイドは完全に動けない………

 

更に…………

 

その上では先程軌道を変更した五人が集い、五人ともクレイドのいる穴に向かって両手を向けている

 

そして……………!!!!

 

 

 

 

 

「はぁぁああああああああああ!!!!」

 

 

 

 

 

幻魂 幻影の魂の咆哮

 

 

 

その瞬間、五人の望による魂の咆哮がクレイドに襲いかかる………!!!

 

空にいる五人の望は動きを拘束していた動きを拘束していた五人を巻き込み、巨大な爆発を発生させる…………

 

その爆発による揺れと衝撃は白玉楼全体に響き渡っていた…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァー………!!ハァー…………!!!ハァー……………!!!」

 

 

ドサッ

 

 

全力を出し切った望はエネルギーと能力の使い過ぎで息を切らし、地面に横たわっていく…………

 

クレイドのいた穴を見ると、周辺はは最早何もない荒野地帯と変わり、そして穴に関しては間違いなく白玉楼の大きさよりも大きい穴が空いている…………

 

 

 

「(も、もう体が………動かねぇ………ちょ、ちょっと無理しすぎたか?)」

 

 

 

望は大の字で寝そべる中…………

 

 

 

 

 

その時――――

 

 

 

 

 

望の背筋が凍りついた――――

 

 

 

 

 

「………………もう終わりか?お前の攻撃は………」

 

 

 

 

 

「っっっっ!!?」

 

 

 

 

 

突如穴の方から聞こえる声………

 

 

 

振り向くとそこには…………!!!

 

 

 

「痛ててて、やるじゃねぇか…………一瞬とはいえ、俺に半分以上の力を出させるなんてよ…………」

 

 

 

黒ローブが傷だらけのクレイドの姿があった…………

 

 

 

「…………………………」

 

 

 

これには流石の望も言葉を完全に失ってしまった…………

 

先程の攻撃は言うまでもないが望の全力である

 

それをまともに全て喰らってまだ立ち上がられたら、流石の望でも何も言えなくなるのも無理はないだろう………

 

 

 

「さてと、コイツはもう動けないみたいだし………さっさと連れて帰るか………ハァー、それにしてもこのローブがボロボロになっちまった………これ結構値段があるんだよな~…………今後の生活に支障が出ちまうぜ~(´;ω;`)………」

 

 

クレイドは雑にも望の髪を掴みながら引きずっていく…………

 

しかし、そこへ…………

 

 

 

「待て!!」

 

 

 

ようやく鏡火、華蓮、フランが到着する…………

 

 

「お、お前ら………逃げろ…………お前たちじゃ絶対に勝てねぇ…………俺を置いて逃げるんだ!!!」

 

「う~ん?なんかまた誰か来たな………俺、そろそろ帰らないと仕事のボーナス無くなるから帰らせてくんない?」

 

 

鏡火達の存在に気がつき逃げろと叫ぶ望と面倒臭そうに見るクレイド

 

鏡火、華蓮、フランは何としても望を救うべく逃げようとはしなかった…………

 

 

 

「ん~?…………あ!ああ~、はいはい………思い出した思い出した、久しぶりだったもんだから忘れてたぜ~♪」

 

 

 

すると、クレイドは三人を見ているうちにそんな事を呟き出す

 

望は訳が分からず首を傾げる中、鏡火、華蓮、フランの三人は何処かやっぱりといった表情を見せる………

 

 

「そこの餓鬼はケルベロスを目覚めさせてやった時以来………そして、烈火の鏡火と麒麟の華蓮に会うのは確か………3000年ぶり位だったかな?元気にしてた?この顔を見たら思い出せるかな?」

 

 

 

するとクレイドは黒ローブを脱ぎ捨て今まで固くなに隠していた顔を晒した…………

 

 

肌は白く眉毛はないが鋭い視線を持つ紅き瞳………

 

灰色で逆立っている髪に、額から出ている二本の赤い角

 

耳はまるでエルフのように尖っており、背中には黒き翼を持っている

 

服装は黒のシャツを大胆にも肌の上から着用し、ズボンは緑色のダボパンを着用いている

 

その格好はヘラヘラしているクレイドにこの上なく似合っており、それ以前に正直な所ヘラヘラしている部分以外は妖怪などと然程差がないように見える………

 

意外なクレイドの正体に少し驚く望であったが………

 

それを見た瞬間、鏡火は何も言わず歯を食い縛りクレイドに突っ込むが………

 

 

ドン!!!

 

 

妖夢や藍の時のように鏡火もエアカウンターで吹っ飛ばされる………!!

 

 

 

そんな中で望は一人困惑していた…………

 

 

 

「(な、なんだ?どういう事だ………?コイツと鏡火と華蓮とフランは知り合い、なのか?……………いや、フランはこれまでほとんど外を出た事がない上に、ケルベロスの時って多分紅霧異変の事だ…………そんな時に誰かと接触してた、のか?…………それに鏡火達と会うのが3000年ぶりって、一体どういう…………)」

 

 

 

望がそんな事を考えている中、話は進んでいく………

 

 

 

「全くよ、烈火の鏡火………変わったね~、前はもっと冷静で冷たい目をしてたじゃんかよ…………俺的にはあっちの方が好みだったんだけどな~………」

 

 

「黙れ!!このクズが!!貴様だけは、貴様だけは絶対に殺してやる………!!」

 

 

「まぁまぁ落ち着けよ………折角の綺麗な顔が台無しだぜ?」

 

 

 

鏡火が今までに見たことないくらい怖い面持ちでクレイドを睨み付ける………

 

華蓮に関しては恐符のあまりか腰が抜けてしまい、フランもまるで金縛りにあったかのように動けなくなっていた…………

 

 

 

「それによ、神崎 望がこの状況を理解してないようだから折角だし言ってやるか………」

 

 

 

クレイドはそう言うと望を鏡火達の方へ放り投げる………

 

鏡火は慌てて望をキャッチし、距離を取った………

 

そして、その後…………

 

クレイドの口から衝撃の発言が放たれる………

 

 

 

 

 

「この際だから言ってやるぜ………フランとかいうのを暴走させたのも、麒麟の華蓮を誘拐したのも、烈火の鏡火を捕らえたのも、裏でキルトを操っていたのも…………全部、俺様だ…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうもリルルです♪

まぁ、多分クレイドの言った事は大体が予想通りだったって人もいるでしょうね~………

一言で言うならば魔性のクズですなww

さて次回、何かが起きる………!?

次回予告!!

これまでに起こっていた不可解な現象、及び悪事は全てクレイドが絡んでいた………

怒る鏡火は望の忠告を無視して突撃するが、やはり足元にも及ばない………

そんな中、遂に望の怒りが………限界を越えた………!!

次回

【望、怒りの覚醒!!】

お楽しみに~♪

To be continued~♪
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