いやぁ~三対一の戦闘の描写上手く書けているか心配ですじゃ・・・
そんなことよりも皆さんの中には、いくら何でも望が少し強すぎるのではないかと
言う人もいるかもしれないですが・・・
望が今あんだけ強いのには能力以外にも理由があります♪
ヒントとしては第八話をよく見て、望の能力についてしっかりと把握すれば
勘がいい人ならこれだけで分かるかも知れないですね♪
それと今回の話は若干のキャラ崩壊が含まれますので
そこんとこよろしく♪
それでは第十一話スタートです♪
前回のあらすじ
チ「あ、ありのまま今起こっている事を話すよ・・・望を倒したと思ったらいつの間にか大ちゃんとルーミアがやられてた・・・何を言ってるか分かんないだろうけど・・・アタイが一番分かんない・・・」
―霧の湖―
ドッゴーン
霊・魔「!?」
突然空中に黒い球体が現れたと思ったらその球体が爆発した
魔「何だぜ!?」
霊「・・・望」
急に不安になった霊夢は爆発地点に飛んだ
魔「あっ!?・・・待てよ霊夢!!!」
それを魔理沙は追いかけた
―霧の湖 上空―
霊「望~!?居たら返事してちょうだい!?」
霧の中で霊夢が叫ぶと・・・
望「ふうー・・・何とか勝てたな・・・あれ?霊夢・・・どうした?そんなに慌てて」
霊「!!!のぞ・・・む?」
声の聞こえた方に振り返ると予想外の光景を見た
そこには爆発が起こった筈なのに全くの無傷である望と気絶している三人の姿があった
魔「な!?・・・これはどう言うことだぜ!?」
追い付いた魔理沙も予想外の光景を見て驚いた
霊「・・・ここで何があったのか教えてくれる?」
望「ん?ああ・・・それが―」
望は霊夢達にチルノ,大妖精,そしてルーミアを加えた三人と弾幕ごっこをした事を伝えた
青年説明中~
望「―って訳だ」
話を最後まで聞いてまず始めに霊夢達が感じたのは望への呆れだった・・・
霊「ハア~・・・あんたねいくらその能力があるからって三対一でやるなんて・・・どうかしてるわよ・・・」
霊夢は口ではこう言ってるが内心は
霊「(・・・何で私を呼ばないのよ・・・バカ)」
などと心の中で言っていた
魔「全くだぜ・・・いくら私でも三対一でやるのはさすがに無茶だと思うんだぜ・・・」
さすがの魔理沙も望に呆れる
・・・が望はそんなことも気にせず衝撃的な発言をする
望「まあまあ勝てたんだしいいじゃないか・・・それにいい準備運動にもなったしな♪」
霊・魔「・・・・・は?」
今・・・何て言った?
霊「まさか・・・あんたまだ全力出してないの!?」
望「う~ん・・・まだ六割位だな」
魔「六割で三人相手に勝つとか強すぎだろ」
望「いやそんなことはない・・・【今の】俺がこんなに強いのはあれのおかげさ」
魔「いやそうかも知れないけども・・・」
霊「・・・まあいいわ・・・とりあえずここを抜けないとね・・・」
望「待ってくれ・・・チルノはこの紅い霧について何か知ってるみたいだから・・・それを聞いてみてからにしよう・・・心配しなくとももう回復も済ませてるからそんなに時間もかからないだろ・・・」
霊「分かったわ」
チ「ん?」
ちょうどその時チルノ達は目を覚ました
大「あ、あれ?」
ル「う、う~ん?」
望「気がついたか?最も能力で回復させたから当たり前なんだがな・・・」
チ「あれ?望・・・そうか・・・アタイは・・・負けたんだね」
自分の負けが分かると急に元気がなくなるチルノ
望「チルノ?」
チ「・・・・・・・・」ボソッ
チルノは小さな声で何か呟く
望「ん?何か言ったか?チルノ」
そう訪ねると今度はギリギリ聞き取れた
チ「アタイは・・・また・・・周りにバカにされる・・・」
このときチルノの脳裏に浮かぶのは、
自分と同じ妖精達にバカにされてきた記憶だった
モブ妖精1「やーいチルノのバーカ♪」
モブ妖精2「こんなのも分かんないの?チルノ?ププッ・・・ダッサー」
モブ妖精「チルノあんたはバカだから着いてこないでね」
チ「ア、アタイはバカじゃないもん」
モブ1「じゃあこれ分かる?」
チ「え、えっと・・・その」
モブ2「ほーらやっぱりバカじゃん」
モブ3「もうそんなの放っといて行こー」
モブ1・2「うんうん」
チ「あっ」
アタイはいつもバカにされてそれは日に日に悪化していって・・・
酷い時には周りから暴力を受けた事もあった
あの頃のアタイは生きているだけで辛くて何度も死にたいと思った
でもアタイは妖精だから普通じゃ死ねない
だからあの頃は本当に・・・本当に辛かった・・・
勿論言い返そうとした時もあったけどアタイにはそんな勇気がなかった・・・
大ちゃんやルーミアがいる今もたまに仕打ちを受けている
もし・・・自分が博霊の巫女でもない人間に負けたなんて
知られてしまったら・・・さらに周りからバカにされる
今の今まで皆には気にしてない様に装っていたが、
これ以上やられたらアタイは耐えられる自信は・・・ない
大・ル「チルノ(ちゃん)」
霊・魔「・・・」
チルノの珍しく思い込んだ顔を見て事情を知っている大妖精達は心配し 、
霊夢達も察して無言になる
しかし一人だけ状況が掴めない望はチルノに問う
望「バカにされる?どういうことだ?」
チルノは重い口を開いて応える
チ「・・・アタイはいつも周りからバカにされていたんだ・・・酷い時には暴力を受けたりもしたし・・・あの頃は本当に辛くて何度も死にたいと思った・・・アタイはいつも最強とかなんとか言ってるけど・・・それは単なる強がり・・・ホントのアタイは弱いし・・・意気地無しなんだ・・・」
話が進むに連れてどんどん涙が溢れるチルノ
今までに押さえ込んでいた感情が溢れだし止める事が出来なくなった・・・
望「・・・」
チ「・・・どうせ望もアタイの事をバカにするんでしょ?」
望と闘っていた時の元気はすっかり消え、弱々しく元気のない声で涙を流しながら言うチルノ・・・
それを聞いた望は・・・
望「・・・・・・・・・・・プッ」
チ「?」
望「ハハハハハハハハ!!!」
何故か笑った・・・それも盛大に
大・ル「望(さん)?」
霊・魔「望!?」
何故今望が笑うのかがここにいる全員が理解出来なかった・・・
望「バカになんかする訳ないだろ?・・・ハハハハ!!!チルノは面白い事を言うな」
チ「?・・・何で?」
望「は?何でってお前・・・さっきまでのお前を見てたら少なくとも俺はお前をバカには出来ないし弱いとも意気地無しとも思わない・・・むしろ・・・少し尊敬しちまったよ」
チ「へ?」
アタイを尊敬?
アタイよりも強い望が?
チルノを含める全員が望の考えが分からない
望「なあ・・・チルノ・・・ちなみに聞くが・・・お前にとって・・・最強ってなんだ?」
チ「え?」
いきなりそんな事を問われても考えた事もないので分からない
望「いいか?チルノ・・・最強ってのはただひたすら強ければいいってもんじゃない・・・真の最強って言う称号は強さよりも周りからの信頼から手に入るものだと俺は思う・・・」
チ「信頼?」
望「ああ・・・ただひたすら強くても周りから認められなきゃ意味がない・・・だから最強って言うのは周りからの信頼が必要なんだ」
チ「でもアタイには・・・」
アタイの周りには誰もいない
そう言おうとしたとき
望「いるだろ?お前には」
チ「え?」
それを望が否定した
望「少なくとも信頼してくれる人がお前にはいるじゃないか・・・」
そう言うと望はチルノの後ろを指さす
チルノが振り返るとそこには・・・
チ「あ」
大・ル「・・・チルノ(ちゃん)」
そこには思い詰めた顔をした大妖精とルーミアがいた
望「チルノ・・・お前は今までバカにされ辛くてもなお一人でそれを抱え込んでいたのは、あの二人に迷惑をかけたくなかったから・・・違うか?」
チ「コク」
望にズバリ本心を見破られたので首を縦に振る
望「でもな・・・それは違うぞチルノ」
チ「え?」
望「お前には信頼してくれる友達がいる・・・なら普通に相談すればいいじゃないか・・・あの二人はそれを話したからって絶対にそれを迷惑がったりはしない」
チ「ッ!!!何でそんなこと望が言い切れるの!?望にはアタイの辛さは分かんないよ!!!」
チルノは泣きながら望にそう言う
・・・が望は特に気にせず思った事を口にする
望「ああ・・・さっぱり分かんないね」
チ「ッ!!!」
望「自分の事が分かるのは自分だけだ・・・チルノが今まで何があったとかどれだけ周りからバカにされたかなんて俺が知ってる訳ねえだろ・・・」
チ「・・・」
望「なあチルノ・・・俺が記憶喪失だって話をしたの覚えてるか?」
チ「・・・うん」
望「俺は記憶喪失だから友達とかそういう記憶がなかったんだ・・・だからお前達を見ていると本当に羨ましく思う・・・特にお前にな・・・チルノ」
チ「・・・」
望「あの二人と一緒に闘っている時のお前は見ていて本当に楽しそうだったし・・・いい笑顔だった・・・それにお前・・・俺があの二人を倒した時真っ先に大ちゃんとルーミアの心配をしてたよな?・・・それを見てやっぱり仲間思いのいい奴だなってそう思った・・・」
チ「・・・」
望「いいか?チルノ・・・はっきり言うぞ?俺は自分の危険が迫っているにも関わらず、最初に友達の心配をするお前をバカになんて出来ないし・・・弱いとも意気地無しとも思わない・・・むしろ尊敬するぞ・・・ああいう事が出来るのは相当の信頼と勇気がいるからな」
チ「望」
望「だから今回は俺の負けだ・・・」
チ「え?」
望「あんなの見たら勝てた気がしないしな・・・皆には俺が負けたって事にしといてくれ」
チ「いいの?」
望「ああ・・・悔しいがな」
チ「・・・ありがとう・・・」
涙で顔が赤くなりつつもチルノは望に礼を言う
望「んな事より早く行ってやれ」
望はチルノの体を後ろに向ける
そこには泣きじゃくる大妖精とルーミアがいた
大「ごめんね?・・・チルノちゃん・・・友達なのにそこまで思い込んでいた事に気づかなくて・・・」
チ「大ちゃん」
ル「チルノ~・・・ごめんなのだー・・・友達なのに・・・」
チ「ルーミア」
二人に近づいていくチルノ
チ「ありがとう・・・二人共・・・」
そう言うと三人はただひたすらに泣くのだった―
望「さあ毎度恒例のあとがきのコーナーだ」
霊「今回は私たちがあとがき担当するわ」
望「じゃあ早速今回のゲストを・・・ってまた呼んでないって言ってたな・・・あのアホが」
霊「いないもんは仕方ないし、少し喋ったら次回予告して終わりましょう」
望「そうだな」
霊「今回の話の内容って確か紅魔館が見えてくるんじゃなかったけ?」
望「ああそれについては「あれは嘘だ」とか言ってたぞ」
霊「どこまでもヘタレね」
望「そしてそんなんで大丈夫か?って聞いたら「大丈夫だ・・・問題ない」とか言って超うざかった」
霊「優柔不断すぎでしょ」
望「あとやっとこさタグが繋がっていた奴を直したってさ」
霊「それ遅すぎじゃない?」
望「だろ?でそう言ったら今度は「許してヒヤシンス☆」って言ってたぞ」
霊「アニメネタ好きねアイツ」
望「どうでもいいけどアイツの好きな東方キャラはさとりとかこいしといった奴等ばかりらしいぞ」
霊「どうでもいい上にアイツの気持ち悪さが増したわね」
望「とまあこれくらいでいいか?」
霊「いいんじゃない?これ以上話す事もないし」
望「じゃあ・・・」
霊「次回予告よ」
次回予告
チルノ達と別れる望達
霧の湖を越えた先には紅い西洋の屋敷紅魔館がそびえ立っていた
その頃見回りにいった美鈴がレミリアに望の危険を伝えていた
次回
【突入 いざ紅魔館へ!!!】
お楽しみに~♪
To be continued~