まぁ、今回は血祭り描写はないと思われます( ̄▽ ̄;)
嫌いだった方、もう安心です\(^o^)/
しばらくはないと思いますから♪
それでですね、今回は先に言っちゃうと新オリキャラの登場です
一応次の第四章の重要キャラの一人でもあります
もうこう言っている時点で何者か想像できる人もいるでしょうね………( ̄▽ ̄;)
でもまぁそこは正体が明かされるまで黙っていましょう\(^o^)/
それではどうぞ
前回のあらすじ
クロムの口から放たれた恐怖のメッセージ
それを聞いた望は何処か覚悟を決めた表情で霊夢に修行をつけ始める
そして、神となった望が直接霊夢に力を与えた事により、霊夢は望の強大な力を入手した……
果たして二人はこの先どれほど強くなるのだろうか………?
望が血祭りにあげられた頃………
鏡火は一人黙々と鍛練を積んでいた………
今鏡火がいる場所は魔法の森クラスの大きさを誇る荒野のような場所であった
当然回りに人気はなく、鏡火ほどの戦闘力を持った戦士にはうってつけの修行場所である
近くには幻想郷では数少ない火山などもあり、幻想郷有数の危険地帯でもあった………
そんな場所である鏡火は望から貰っている合計150トンの重りを付けながらコツコツと真面目に修行を行っている………
だが――――
「はぁ!!」
鏡火は重りの付いた足で高速の蹴りを何発も放っていく………
鏡火の蹴りは重りをつけているのにも関わらず、
凄まじいスピードで放たれていった………
「ふぅ…………」
鏡火はそこまでやると一度足を止めて地面に倒れ込んだ………
まぁ、それも無理はないだろう
時刻は既に12時を回っており、空は微妙に雲がかかっている程度の青空である
尤も近くに火山があるせいで少し薄暗いのではあるが………
鏡火は既に朝から休みなしでぶっ続けでここまで修行をやり込んでいた………
流石の鏡火といえど何時間もぶっ続けで修行を行っていれば体力にも限界がある………
鏡火の体からは当然のように滝のように汗が出ており、
元々薄着に近い格好の為か着ている服が少し透けてしまってしまい
中のサラシが薄く見えてしまっていた………
「…………………」
しかし、鏡火はそんな事は眼中になくただただ真っ直ぐに空を見上げている
「(…………………駄目だ、やはりこの程度の修行ではいくらやっても望殿と差が開くだけ…………私が望殿をクロム殿から守るための…………力が足りない…………)」
鏡火は心の中でそれだけを考えていた………
望が青い髪の戦士になったこともあって、
最早望と鏡火の力の差は開きすぎてしまった…………
更に今から一ヶ月後にはクロムとの死闘が行われる………
「(………………やはり、《あの手》を使うしかないのか………あれを行えば確実に望殿との力の差は大きく縮まるだろう…………)」
鏡火は望を守りたい一心で修行を続ける………
その為の手段として鏡火はある秘策を考えていた………
それは…………
近くにあるあの火山のマグマエネルギーを自分の体に吸収する………
という方法である
鏡火の力の源はマグマの力………
なら火山などのマグマを吸収すれば普通に修行を行うよりも遥かに速い速度で戦闘力を強化出来るのは間違いない
ただし、火山などの規模のマグマを吸収してしまえば
鏡火自身の体が耐えきれない可能性が非常に高いのである………
そうなってしまえば鏡火は最悪の場合死んでしまう事も考えうる………
「………………………」
鏡火は息を整えるとゆっくりと起き上がる
その後、黙って近くにあった火山を見つめていた…………
「(……………………やるしか、道がないのか…………)」
鏡火は覚悟を決めた表情を浮かべると黙って火山へと飛んでいった…………
「……………………」
鏡火は火山の噴火口に足をつける
鏡火の立つ場所の下では暑く煮えたぎったマグマが存在していた………
ボコボコ………!!!
噴火口からでも伝わる凄まじい熱風と熱気に思わずたじろぎ汗をかく鏡火………
しかし…………鏡火の覚悟は非常に固いものであった…………
「華蓮、望殿………私はもしかしたら死んでしまうかもしれない………だが、確実に!!絶対に耐えきってみせる!!」
鏡火はそう叫ぶと額の黒いハチマキを強く締め付け…………
「…………!!!」
そのまま躊躇なく下へと降りていき、手をマグマに変えて火山のマグマに触れる………
「―――――――!!!!」
鏡火はその後、思いっきり中の溶岩を自分の体に吸収し始めた……………
中にあったマグマはドンドンと減っていくに連れ、鏡火の額から脈が浮き出たり腕が一回り大きくなったりしてきた…………
「ま、まだだ………!!!まだまだだぁ……………!!」
鏡火は早くも苦しい表情を浮かべるが、まだ吸収し続けていく…………
鏡火はこの時点で火山のマグマの大体半分ほどを吸収したが、その手を休める気はサラサラなかった…………
「っっっっ……………!!!ああああ…………!!」
鏡火は歯を食い縛り始めドンドン戦闘力が上がっていく……………
そして――――――
ズド――――――――ン!!!
鏡火がマグマを吸収し終えた瞬間………
火山は巨大な爆発を起こした…………
「ハァー………!!ハァー…………!!」
バチバチバチバチ………!!
爆発後、煙の中から鏡火が勢いよく出てきた………
体の周りが赤く発光しており、先程盛り上がっていた筋肉も元に戻っている………
「な、なんとか………行けたか………」
鏡火は辛そうに息を吐きながら先程の荒野へと飛んでいく………
どうやらパワーアップに成功したようだ………
今現在の鏡火の戦闘力は爆発的に上がっており、現在の鏡火の戦闘力は………
元の約600億から西行妖とほぼ同じ7000億ほどにまで上昇している
「………………これで少しは望殿に近づけただろうか………でも、流石にこれ以上は今は無理だな…………」
鏡火は荒野にたどり着くと再び地面へと倒れ込む………
鏡火は未だに苦しそうな息を吐いているが、表情は少し緩んでいた………
が―――
そこへ思わぬ来訪者が訪れる…………!!!
「…………………凄かったですわ~♪あのマグマのパワーをまさか自分の物にするなんて………それが貴方の能力何ですか~?」
「!!!」
今まで声など聞こえなかったこの荒野に聞きなれない声を聞き慌てて立ち上がる鏡火
しかし、鏡火は構えを取って警戒するが何処を見ても姿が見当たらない
それどころか完全に気配も消えている………
「何者だ!!姿を見せろ………!!」
鏡火は警戒心をより強めて大声で叫ぶ………
しかし…………
「あらあら~?もしかして私の姿が見えてないんですか~?………それだったら申し訳ありませんわ~………こうやって気配を消したりするのはついやってしまう…………所謂癖みたいな物なんです~♪」
謎の女性の声の主はそう言うと鏡火の前に姿を現した…………
全体的にお嬢様風な喋り方から想像できるように
謎の女性は一言で言えば完全に何処かのお嬢様のようであった………
顔立ちはよく鏡火のようにメリハリのついた体つきをしており、
胸も鏡火並みに大きめである
その手には紫のように傘を持ち歩いている
髪の色は水色で腰まで髪が伸びており、瞳の色も髪と同じく水色であり
耳には金の丸いイヤリングがついている
服装はまるで紫や藍のような導師服のような格好をしており、
色は髪の色や紫達と違い黒と白で出来ていた………
「…………………」
「あらあら~♪そんな風に怖い目線で睨まないでほしいですわ~………私、何も悪いことをしてないと思うのですが………あ!そうだ!先程美味しい紅茶を手に入れたのですわ!!お近づきの印に一杯飲みませんか~?話はそれからゆっくりまったりとしていきましょう♪」
鏡火は女性が姿を現しても警戒心を緩めようとは決してしなかった………
この女性の一言で言うのであればマイペース………いや、マイペース過ぎる………
先程から何処かまったりとしているこの女性ではあるが、何かが引っ掛かる………
どうもそんな気がしてならない…………
「お前、一体何者なんだ?………そもそもいつから私の事を視ていたんだ?」
そう………
鏡火が気になっていたのは先程女性が現れた時に
何故か自分がマグマを吸収したが事を知っていた事であった………
当然ながら鏡火はあの時も周りには常に注意をしていたのにも関わらず
何故かこの女性はその事をまるで見ていたかのような口ぶりで話している
これは明らかにおかしい………
それに…………この女性からは何処か自分や華蓮と似たような感じがする…………
そう思う鏡火は構えを解かずに女性を睨み付ける
一方の女性はそんな鏡火の思いを知らずに、何処からか取り出した机と椅子に腰掛け本気でくつろぎ始めていた…………
「私が何者か?………ですか?そうですわね~………う~んと、えーっと………分からないですわ~………でも、強いて言えば今は《ある方》の式神を勤めていますわ~♪」
ある方?
女性の発言に疑問を持つ鏡火であったが、マイペースな女性は鏡火を気にせず話していく
「それといつからかと言われましても困りましたわ~………最初から適当に付いていっただけですし~………」
「??付いてきた?バカな…………お前の気配なんて一度も感じなかったぞ?一体いつから…………」
「???だから言ってるじゃないですか~、私は《最初から》付いてきていたんだって………」
マイペースな女性の発言をいまいち理解できない鏡火………
だが、その直後………直ぐにその言葉の意味を思いしった………
「………………早朝の指一本の腕立て伏せ15000回………」
「!!?」
女性が不意に呟いたこの一言に鏡火は反応する………
何故ならそれは今日の朝に鏡火が行っていた事なのだから………
更に―――
「……………合計150トンの重りをつけての高速の蹴り………合計20000回…………」
「などなど、他にも色々視てましたから色々貴方の事は知っていますよ~♪貴方が今日で掻いた汗の量とか~♪貴方が今日鳴らした鼓動の数とか~♪貴方が今日喋った言葉の数とか~♪」
女性はニコニコしながらこちらを見つめているが鏡火自身は驚愕でしかなかった………
「(コイツやっぱりただ者じゃない………!!いや、それどころか化け物じゃないか!!)」
鏡火自身は目の前の女性に恐怖すら覚え始めていく………
尤も鼓動の数とか汗の量とかを観察だけで把握出来る時点で十分に化け物染みた才能である
しかし―――
「(………いや、まだ能力の関係である可能性も捨てられないか………)」
鏡火は一度冷静となり女性の能力による物と推測し始める………
確かにそんな化け物染みた才能が能力以外とは考えにくい………
だが、そんな思いは彼女のマイペースな発言により消滅する………
「???私何か変な事を言ったでしょうか?………でも、こんな事そんなに驚くような物ではありませんよ♪こんなのはただの《スキル》ですから♪」
「!!?なんだと………!?」
女性の予想外の発言に思わず鏡火は声を出してしまう………
単なるスキルということは………
つまり単純な技術のみでそれを実行できているという事である
そんなレベルの技術は自分はおろか望をも遥かに上回った技術力だ…………
「ええ♪そうですわ♪なんなら一つだけ私のスキルを見てみますか?これなら信用してもらえるかもですし~♪」
女性はそう言うと鏡火の有無も許さず勝手に始めていく………
女性は鏡火の方を向きながら手に持つ傘をクルクルと回している
その時、ふと女性は傘の先を鏡火の方に向けてクルクルと回す
すると―――――
フッ
「(………消えた!!)」
なんと鏡火の目の前で女性が姿を消した………
勿論鏡火も十分なまでに警戒した
それなのにも関わらず全くといっていいほど動きが見えなかった…………
そして、気づいた頃には―――
「はい♪これで信じてもらえたでしょうか~♪」
「っっっ!?」
鏡火の背後に回っていた………
鏡火は思わず反射的に女性との距離を開ける………
気付けなかった………
声をかけられるまで気配も存在も………
女性の信じられない技術力と強さに思わず睨んでしまう鏡火
一方の女性はそれを気にせずニコニコと笑っている
そう思うと女性は後ろに振り返った………
「フフッ♪どうやら信じてもらえたようなので私はそろそろ失礼しますわ~♪………早く帰らないとあの方に怒られてしまいます………」
「っ!!ま、待て………!!」
女性を追いかけようとかける鏡火
しかし、距離的に追い付きけそうもない………
すると、その女性は振り返り去り際………
鏡火に対してにわかには信じられない衝撃の言葉を残していった………
「あ!そう言えば私とした事が自己紹介を忘れていましたわ~♪………私、《黒崎 天音》と申します♪………以後お見知りおきを~♪それじゃあ♪またね?神崎 鏡火さん………」
女性はそう言うとニコニコしながらまるで何事もなかったように姿を消したのであった………
どうもリルルです♪
はい、もう多分正体に気づいたでしょうね………
まぁ正体はもう私の口で言うまでもないでしょう!!
天音さんはどう考えてもスキルマスターというより、スキルモンスターですね………
スキルの怪物女………
けど見た目は完全にお嬢様………
なんだか不思議なキャラ出てきた物ですな~ww
まぁ次回も新オリキャラが登場するんですがねww
次回予告!!
鏡火が謎の女性 黒崎 天音と出会っている頃………
華蓮は一人で何とか修行を行っていた
その途中、華蓮はチンピラ妖怪に絡まれるがそこへ………!?
次回
【天候を操る不思議少女】
お楽しみに~♪
To be continued~♪