前回現れたスキルマスターもといスキルモンスター 天音さん………
どうでしたかね?
まぁ、あんなにスキルを持ってたら下手すると今の望よりも強いかも知れませんね………
その分凄くマイペースな人ですが
さて今回も新オリキャラが登場します!!
今回登場するキャラを一言で言うなら………ロリツンデレですかね~………
それではどうぞ
前回のあらすじ
望が鬼巫女によって血祭りにあげられている頃………
鏡火は一人で黙々と鍛練していた………
しかし、鏡火は普通の修行では望を守れないと思い込み
荒業として火山のマグマを己の体に吸収する
その結果、鏡火は西行妖レベルの超パワーを入手する事に成功した………!!
しかし、そこへ謎の女性 黒崎天音が鏡火の前に現れる………
彼女の凄まじい力とスキルを前に鏡火は言葉を失ったのであった…………
「…………く、黒崎………だと!?」
謎の女性が去り際に放った名前に動揺を隠せない鏡火………
それもその筈………
先程天音は自分の口でこう呟いていた………
「―――実は私《ある方》の式神を勤めているんですわ~♪―――」
と………
それでいて名字が《黒崎》………
ここまで聞くと天音の言っていたあの方は―――
「………………………もっと修行を積まなければならないな………」
鏡火はこの事を望に伝えようか悩むが、どうもあのマイペースな性格のせいで彼女の発言にあまり信憑性を感じさせない………
ただ自分をからかっただけの可能性も捨てきれない…………
その可能性がある以上、望に伝えるのはまた後にする事にしたのである
鏡火はそう呟くと少し間を開けてから再び修行を再開したのであった…………
一方、鏡火とはまた別の場所で修行を行っている華蓮はというと………
「えい!!やぁ!!えい!!」
華蓮は掛け声と共にパンチやキックを放つといった基本的な修行を行っていた………
今現在華蓮がいる場所は幻想郷にいくつも存在する内の一つの山の頂上
当然ながら人などいる筈もなく、今その場には華蓮しかいない………
華蓮はそんな山の中で黙々と修行を行っている
華蓮は鏡火と違いちょくちょく休憩を交えながら、自分のペースに合わして修行を行っている
前々から望にそうするように言われたおり、華蓮はいつも通りの修行を行っていた………
「(…………私の唯一の取り柄はこのスピードだけ………でも、スピードだけ強くしたって強くなんてなれっこない………!!だったらまずは基本的な修行を繰り返してあらゆる方面から強くならないと…………!!でも――――)」
華蓮は自分の特徴を理解した上でその修行を行うが、途中で手を止めてしまう………
「(…………こんな修行で、大丈夫なのでしょうか………このままじゃ、私…………望様や鏡火様の足手まといになるだけなんじゃ………)」
華蓮の心の中でその思いは大きく蝕んでいた………
今から一ヶ月後にクロムとの決戦が異変が必ず訪れる………
でも、今の華蓮の戦闘力ではとてもではないが望や鏡火たちの足手まといになるだけ
そんな足手まといの自分のせいで望や鏡火が傷ついたりしたら………
それは今の華蓮にとって一番避けたい未来
確かに足手まといになって他の人を傷つけるのは嫌という辺りは心優しい華蓮らしいが………
「(…………一体どうしたら…………どうしたら強くなれるんでしょう…………)」
華蓮がそんな事を考えているとそこへ思わぬ出来事が………
「ん?あ!!おい!見ろよ!めちゃくちゃ可愛い人間がいるぞ!!」
「え…………?」
華蓮はその時不意に背後から声が聞こえ振り向くと
そこには背の大きい妖怪が三人もいた………
なんでこんな所に………!?
そう思う華蓮だが、
実はこの妖怪達は例のクロムの異変警告を聞いて早くも逃げ始めた妖怪達である
この妖怪達はクロムの実力は知らないが
万が一の時のために逃げやすそうな場所へ逃げようとして
たまたまこの山を選び頂上で華蓮と出会ったのである
尤もクロムの場合はこんな山奥に逃げる程度では全く意味を成さないと思うが………
「嬢ちゃん、一人かい?………おい、どうする?」
「どうするったって、こんな山奥ならあの博麗の巫女や神崎 望っつー人間にも気づかれねーだろ………だったら………」
妖怪達は一度顔を見合わせると華蓮の方を向く
「へへっ!!逃げた先にこんな可愛い餓鬼がいるなんてついてるぜ♪お前ら!!捕まえるぞ!!」
「え!?ちょ、ちょっと!!止めてください!!」
妖怪達は華蓮の方を向いた直後、華蓮の手を掴む
無論だが華蓮はその気になればこんなチンピラ妖怪程度
片手のみでも十分以上に相手できる………
しかし、心優しき華蓮はチンピラ妖怪とはいえ人を傷つけるのを躊躇ってしまう
困り果てた表情を浮かべる華蓮だが………
そこへ―――
「…………コラ――――――――!!!あんたたち!!何やってんのよ!!」
「ん?」
妖怪たちと同時に華蓮も声の聞こえた方を向くと
そこには華蓮が見たことのない少女が堂々と腕を組みながらこちらを睨んでいた………
少女は身長は華蓮とほぼ同じくらいの幼さがある少女で
髪は黒髪のツインテール
その他にも特徴的な印象として左目には黄色の星マークが入った眼帯がつけられている
瞳は髪と違い青色であり、
服装は黒のタンクトップのような物を着ていて服には大きなピンクの蝶が描かれている
下は短めの白のズボンを履いており、
足には黒いスパッツに加えて茶色い靴を履いていた
見た目で言えばちょっとオシャレな感じの気の強い少女………
そんな様子であった
「おお!!まだ餓鬼がいやがったぞ♪コイツも中々可愛いじゃねぇか!!」
現れた少女を見るなりそう言う妖怪たちに対し少女は軽くため息をつく………
「はぁ………アンタら、揃いも揃ってバカなの?………そんな小さな子に手を出してなんか楽しいわけ?くっっっだらない!!」
「ああん!?んだと、この餓鬼が!!」
少女は妖怪達を見ても臆する事なく普通に暴言を吐き………
それにキレた妖怪達は少女に襲いかかるが―――
シュン!!
少女は軽く数回ジャンプした直後、妖怪たちの前から姿を消す――――
「ふん!!こんな挑発に引っ掛かるなんて………本当にアンタ達バカなのね………!!」
少女は既に妖怪たちの遥か上におり、そう吐き捨てると同時に手を突き刺すように前に出す
すると、そこに何やら雪の結晶のような物が付き始め………
その直後―――
「フィンガーバースト!!レベル1!!」
ジジジジジジジ…………!!!
ズッド――――――――――――ン!!!
少女が叫んだ直後―――
先程妖怪たちのいた山は少女の軽~い一発で消し飛んでしまった………
妖怪達は訳も分からずそのまま爆発に飲まれてしまった…………
「ふん!!世の中にはバカな妖怪がいるもんね!!帰ったら天姉に教えてあげよっと………!!」
少女は厄介な事になる前にその場を離れようとするが………
「あ、あの~…………スミマセン………」
そこへ先程の爆発から何とか無事に生還した華蓮が声をかける
「(……………ふーん、レベル1とはいえ私のフィンガーバーストに耐えれる奴がいるんだ…………これもあとで天姉に教えてあげよ………)」
「…………なによ、あたしに何か用なの?」
「え、えっと…………その……………さっき助けてくれてありがとう………」
華蓮は少しモジモジしながらもきちんと少女に対してお礼を言う
すると、少女は少し驚いた表情を見せる……
「ば、ばっかじゃないの!?べ、べべべ、別に……襲われてるアンタが見えたから助けた訳じゃないんだからね!?」
「???」
少女は急に取り乱し華蓮は訳が分からず首を捻らせる
しかし、女性は口を休める事なく話続ける
「そ、そもそも!!アンタがそんなビクビクしてるからそうなったんじゃない!!もっとシャキッとしなさいよ!!アンタみたいなビクビクしてるの見てたらイライラするわ!!」
「あ、あうぅ………そ、そうですよね…………ご、ごめんなさい………」
「っっっ~!!!ま、まぁ今回はたまたま!偶然!このあたしこと、《黒崎 神影》が通りかかったから助けてあげたけど………つ、次はないわよ!!用心なさい!!いい!?」
「は、はい!!分かりました、華蓮!頑張ります!!」
少女は何故か焦りながら華蓮に話しかけ、華蓮はそれを素直に聞き取った
しかし、その直後――
華蓮は再びモジモジしだす………
「あの~、その………神影ちゃん………お願いがあるんだけど………」
「はぁ?今度はなによ………華蓮………」
すると華蓮は恥ずかしいのか神影の耳元で囁く
それを聞いた瞬間、神影と名乗った少女は嫌そうな顔を浮かべる
「はぁ!!?足を挫いたぁ!?」
「うぅ………スミマセン………さっきの爆発の時に突然だったから変に足が拗れちゃって………」
「ああん!!もう!!アンタって本当に面倒ね!!ま、まぁでもそれは完全にあたしのせいだし………取り合えずアンタを家まで送ってあげるわよ!」
「ほ、本当………?」
「いいからとっとと行くわよ!!アンタの家は何処にあんのよ!?」
「え、えっと………こっちの方です………」
こうして足を挫いた華蓮は謎の少女 神影と一緒に
一度博麗神社に帰る事となるのであった………
どうもリルルです♪
今回のキャラは眼帯ツンデレ少女です!!
なんかよくいがちなキャラですが、まぁいいんじゃないかな……?
さて、次回は華蓮と神影ちゃんの珍道中となりますよ
まぁ、第四章に入る前の唯一のほのぼの系の話になる予定ですじゃ
次回予告!!
博麗神社を目指す華蓮とツンデレ眼帯少女 黒崎 神影
しかし、我が儘な神影は途中で見えた人里に立ち寄ることに………
果たしてどうなりますことやら?
次回
【華蓮と神影のぶらり人里歩き】
お楽しみに~♪
To be continued~♪