東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

今回は前回最後に登場した天音さんvs望です♪

ですが、なんだかタイトルの時点でネタバレしてる気が………( ̄▽ ̄;)

まぁいいんですが( ´∀`)

さて、vs天音さん編どうなるのか?

それではどうぞ


【望、まさかの敗北!?】

前回のあらすじ

 

望vs萃香の闘いは激しさを増していき、平原を無へと変えていく………

 

萃香の多彩性のある能力を前に悪戦苦闘する望であったが

 

途中でようやく萃香の能力の理屈に気づき、

 

反撃を仕掛け巨大化した萃香に怯まず立ち向かう………

 

ようやく激戦が終わり勝ったのは望の方であった

 

望は気絶した萃香と帰ろうとするとそこへ鏡火の元にも現れた不思議な女性

 

黒崎 天音が望の前に姿を現し、勝負を仕掛けてくるのであった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

望が天音と出会い始めた頃―――

 

霊夢はというと

 

 

「……………あのバカ、また何かやらかしたわね………」

 

 

額に青筋を立てて眉間にシワを寄せていく霊夢

 

霊夢はつい先程神社へと戻ったのだが、何故か望の姿がなく疑問に思っていると遠くの方から大爆発が聞こえ望の闘いの気と恐ろしいまでの直感で何となく先程の爆発は望の仕業である事を理解していた

 

 

「…………今の爆発音だと相当周りの物を壊したわね………ああん!!もう!!さっき修復したばかりなのにまた行かないと行けないじゃない!!次に望に会ったら取り合えず事情を聞いてからもう一回岩盤浴に通わせてあげるわ…………!!」

 

 

霊夢が人の事を言えるのだろうか?

 

 

だが間違いなく今この場で行ったら鬼巫女に消し炭にされてしまう………

 

そんな危険を承知してまで言う勇者(アホ)は望くらいしかいない

 

 

「全く、本当に世話をかけるんだから…………」

 

 

先程まで恐ろしいような顔つきの霊夢であったが、

 

飛ぶ前の一瞬だけ小声でボソボソと粒いた霊夢の表情が緩んだように見えた…………

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、現在―――

 

 

「な、なにがどうなってるのかしら………?」

 

 

霊夢は望の元へと到着し空から望達を見つからないように見下げる

 

 

そこには先程の萃香との激戦で開いた巨大な穴とその近くで何やら話している様子である望と天音の姿があった………

 

望は天音を睨み付けながら構えを取るに対し、天音は妙にニコニコしながら望を見つめていた

 

望の側には萃香が倒れており、霊夢にとっては理解の出来ない光景である

 

実際に霊夢は萃香も天音も姿を見るのは初めてなのだ

 

 

「…………………」

 

 

霊夢は妙にモヤモヤした気持ちでそれを眺める

 

 

「(………な、なんの話をしてるのかしら………?妙に真剣そうな雰囲気だけど………………なんか気に食わないわね、モヤモヤするわ…………これが所謂嫉妬って奴なのかしら?)」

 

 

霊夢は空に広がりし雲の中に身を隠し、望達を観察することにするのであった…………

 

 

 

 

 

 

 

一方の望はというと―――

 

 

「お前と勝負だと………?」

 

 

「はい♪一度手合わせしておきたかったんですよ♪あなた様がどれくらいの実力者なのかと思いましてね…………お願いできませんか?」

 

 

普段の望であれば雲に隠れる霊夢の気配なんて直ぐに感じ取れるが………

 

 

「……………」

 

 

この時の望は天音への警戒心が強いせいか霊夢に全く気がついていなかった………

 

周りから見れば天音は人間の女性と大して差がない容姿である

 

見た目で言えばハッキリというととても強いとは思えない………

 

しかし、皮肉にも望の高い戦闘力と洞察力は彼女の本質を見抜いていた…………

 

 

「(……………こ、この女………強い、とてつもなく強い…………言ったら悪いが萃香よりも数倍は強い…………本当に何者なんだ…………!!?)」

 

 

望は天音の中から先程の萃香とは比べ物にならないパワー感じ取る

 

もしかするとパワーだけなら鬼以上………いや望以上かも知れない程のパワーを………

 

 

 

「どうされました?やらないんですか?」

 

 

「…………………」

 

 

 

そんな中で天音は望に問い詰めるが望は即答しない

 

しかし、一方の天音は特に危機感を感じず紅茶を口にする

 

 

 

「(…………あの女、あの性格のせいかどうも考えていることがよく分からん………ならば!!闘って確かめるまでだ!!)」

 

 

「……………いいだろう、相手になってやる………」

 

 

「え?いいんですか~♪ありがとうございますわ………♪」

 

 

 

望の返事を聞くと天音は嬉しそうな笑みを浮かべるが、

 

対する望は全く表情が浮いておらず寧ろ険しくなっていく

 

 

天音の目的が分からない以上はまずは闘って試す…………

 

 

なんとも闘い好きな望らしい理由で闘いを始めようとする望

 

しかし―――

 

 

「…………あ、そうでしたわ♪私とした事が一番大事な事を言い忘れる所でしたわ!」

 

 

「???」

 

 

未知なる敵を前に鼓動高鳴らせ、いざ―――

 

といった所で天音が口を挟み込む

 

望は何を言うつもりなのかと思うと次の彼女の一言で心境が変わった………

 

 

「闘うからには全力で来てくださって結構ですよ♪あの青い髪をした姿になってください!!………それくらいじゃないとハッキリ言って、相手にもなりませんから♪」

 

 

「……………なんだと?」

 

 

今の天音の発言に比較的温厚な性格をしている望もカチンと来てしまう

 

まぁそれは無理もないだろう

 

何故なら今の言い方であれば《望が青い髪の姿になっても天音に勝つことは出来ない》という言い回しにも聞こえてしまうからである

 

いくら望といえど闘いもせずに勝てないと言われるのは気分が悪くなるのも仕方のない事だ

 

 

 

「???私は事実を述べたまでですよ?だって貴方では仮にあの青い髪の姿になっても私には絶対に勝てないと思いますので…………だから最初からその姿になっていただいた方が少しでも勝てる可能性が上がるじゃないですか♪これはあくまでも助言なんですよ~♪」

 

 

「…………………」

 

 

 

望は天音を強く強く睨み付ける

 

流石の望も彼女のマイペースな発言に我慢の限界を超えた

 

 

 

「……………そこまで舐められてならない訳にも行かねぇな………後悔だけはするなよ?」

 

 

「あらあら~♪凄い自信ですわ~♪どこからその自信は来るのでしょう?………あ、紅茶がちょうど出来上がりましたわ!」

 

 

 

望の鋭い視線とは裏腹に天音は臆する処かいつも以上にマイペースになっていく

 

 

 

キッ!!

 

 

 

「はぁぁああ!!」

 

 

 

ボウッ!!

 

 

 

望は目を一瞬だけ大きく見開かせ、その直後青い髪の姿へと変化する

 

一方の天音はマイペースに紅茶を飲み続けていた

 

 

 

「こうなった俺は少し理性を押さえるのが難しいんだ………だからやり過ぎても文句だけは言うなよな?」

 

 

「あ!折角の紅茶が…………シクシク…………ハァー、もう!………ん?ああ~、なるほどですわ………確かに少々舐めすぎましたわね…………《想像》よりは強いですわ…………」

 

 

「ふん、今なら白炎状態に戻ってもいいんだぜ?」

 

 

 

望は思い知ったかと言わんばかりに表情を緩ませるが―――

 

 

 

「あ、いえいえそのままで全く構いませんよ~♪」

 

 

 

天音は笑顔でそれを断った………

 

望は何も理解できていなかった、彼女が先程《想像よりは強い》といった意味が………

 

 

 

「舐めやがって………よし!!」

 

 

「フフフ♪さーどうぞ♪何処からでも来て構いませんわよ?」

 

 

 

頭に来てる望はそんな事を忘れ天音に攻撃を仕掛ける………!!!

 

 

 

ドン!!!

 

 

 

望は勢いよく地面を駆け出し天音との距離を一秒もかけずに縮める………

 

望はそのまま拳を振ろうとするが

 

 

 

ピシュン!

 

 

 

望は攻撃する直前に高速移動で天音の後ろに回り込んだ………

 

一方の望は望が後ろにいても特に変わった動きはなく、ニコニコした表情をずっと浮かべているだけであった――――

 

 

 

 

「うりゃあああああ!!!」

 

 

 

望の気合いが籠った手刀が横に払うように放たれる………

 

 

決まった!そう思った瞬間であった――――

 

 

 

スカッ

 

 

 

「!!?」

 

 

その瞬間………

 

先程まで動きのなかった天音が体を前方へ曲げて紙一重で望の横からの手刀を交わす………

 

 

そして………

 

 

 

「フフッ♪」

 

 

 

彼女は避けると同時に笑みを浮かべ―――

 

 

 

バキッ

 

 

 

体を元の状態に戻して後ろにいた望の顔面に天音の後頭部が激突する………

 

その直後、天音は吹っ飛びかけた望を後ろ向きのまま望の手を取り―――

 

 

 

ズッダ――――――ン!!!!

 

 

 

それを迷うことなく地面に叩き付ける………!!!

 

天音が望を叩きつけた衝撃で平原の大地は軽く裂けてしまう………

 

 

 

「グハぁぁあぁああああ!!?」

 

 

 

望はあまりの衝撃に思わず吐血してしまう――――

 

 

 

「ぐぁぁあああ………」

 

 

 

幸い望は無事であったが自分の額から血が出てる顔面を押さえ始めていた

 

 

 

「(痛てぇ………どうなってんだ!?奴は本当に何者―――)」

 

 

 

望がそう思った瞬間―――

 

 

 

「あらあら?大丈夫ですか?私とした事がどうも《能力》の加減を間違えてしまったようで―――」

 

 

「っっっ!!!」

 

 

 

地面に横たわる望の目前に天音が現れ、望は反射的にカウンターを突きを放つ……!!

 

しかし―――

 

 

 

ぬるり………

 

 

 

天音はしゃがんでいた状態から器用に体を動かしぬるっと滑るように望の突きを交わし………

 

そして―――

 

 

 

トン………

 

 

 

「っっっ!!!」

 

 

 

天音は避けながら手刀の構えを取っており、それを望の首元に軽く落とした………

 

 

 

バウッ!!

 

 

 

たったそれだけなのにも関わらず青い髪となった望は元の黒髪に強制的に戻って気絶した

 

 

 

「………………フフフ♪確かに想像よりは強かったの事実ですが、想定は越えてはいませんでしたよ?神崎 望さん?それにしても口で言うほど強くはありませんでしたわね………まぁ、頑張って修行をする事をお勧めしますわ♪それではごきげんよう、望さん………」

 

 

 

気絶している望に特に何もする事なく天音はそのまま去っていくのであった………

 

 

 

 

 

 

 




どうもリルルです♪

……………!Σ( ̄□ ̄;)

※驚きのあまり言葉が出ていません

バ、バかな………あの青い髪の望が………

西行妖やクレイドを圧倒した望がまさかのたった三発でKO………だと…………

これはマジでヤバくないですか………!!?

次回予告!!

vs天音との闘いであっさりと倒されてしまう望………

神社へと戻った望が悩んでいると

そこへ萃香がとある話を持ちかけてくるのであった………

次回

【望、地底へ行く】前編

お楽しみに~♪

To be continued~♪


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