東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

前回見事なまでに完敗した望君………

これには作者も閲覧者の方々も驚いたと思います

それに見た感じ天音さんはまだまだ本気を出していなさそうでしたし………

という訳で今回は地底へと行きたいと思います!!

いやどういう訳だよ………

そういう声が聞こえそうですね( ̄▽ ̄;)

まぁ一番の理由は修行ですかね( ´∀`)

地底には鬼とか地下に閉じ込められた妖怪達がいるのでそこに行って更に強くなっちゃおう♪

という感じですかね~o(^o^)o

当然地底に行くのでロリの多い東方キャラでも確実に上位クラスの人気を持つ吸血鬼姉妹とは別のあの姉妹達にも合わせようかと思っております♪

それではどうぞ




第四章 英雄vs英雄!!
【望、地底へ行く】前編


前回のあらすじ

 

望の元へ突然姿を現した黒崎 天音

 

いきなり勝負を仕掛けられ警戒する望であったが、それを承諾し闘いを決意する

 

しかし、天音の一方的な挑発に近い発言にカチンと来た望は青い髪の戦士に変身した………

 

勝負は望の優勢で終わるかと思いきや、なんと逆に望は天音に完敗してしまうのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………………」

 

 

太陽が隠れ始めそろそろ月が地上に顔を出してきた夕暮れ時―――

 

天音との闘いで大敗した望は博麗神社の縁側に一人腰かける………

 

表情を見るまでもなく背中から望の悔しそうな表情を想像する事は容易であった

 

歯をギリギリと噛み締めている音は中にいる霊夢達にも聞こえそうである

 

 

「…………その話は本当なのか!?」

 

 

「ええ、あの望が青い髪の姿になってもあの女にたった三回の攻撃で気絶させられたわ………しかも、あの女…………全く本気を出していなかったわ…………」

 

 

神社の襖越しに見える望をそっとしておき、霊夢と鏡火は話し合いをしていた………

 

流石に今の望を元気付けるのは仮に誰であろうと不可能であろう

 

望はあの姿になった事にほんの少し………ほんのちょぴりだけ「自分が最強だ」という油断を生んでしまっていた

 

自分は強いという絶対の自信とプライドを………

 

しかし、いくら冷静さを掻いていたとはいえたった三発で気絶させられてはそのプライドもボロボロに崩れ去るのは間違いないだろう…………

 

 

「……………嫌な予感がして帰ってきてみれば………まさかそんな事があったとは…………」

 

 

「ええ、それより鏡火………さっき言ってたソイツの名前が《黒崎 天音》って名乗った事は間違いないのよね?」

 

 

「ああ、確かにアイツが自分の口でそう言っていた…………ただあの女の場合、あの性格のせいかその情報が本当かどうかは…………」

 

 

そこは確かに鏡火の言う通りであった

 

あの黒崎 天音と名乗った女性は性格のせいでどうにも胡散臭さが強く滲み出ている

 

胡散臭さで言えばある意味八雲 紫と同レベルかそれ以上か………

 

それ故にどうにも信憑性に欠けてしまう…………

 

 

…………でも、もしも

 

 

もしもその話が本当なのだとしたら…………

 

 

黒崎 天音の主はあの男

 

 

《黒崎 望》しか考えられない…………

 

 

たまたま同じ名字というのも考えうるが黒崎 天音ほどの実力者が支えるとなると黒崎 望以外に想像ができない

 

 

「……………ふーん、黒崎 望か~………久しぶりに地上に来たけどまさかそんな奴がいるなんてね………」

 

 

霊夢が望をここに連れてくる時に一緒に連れてきた萃香がいつの間にか目を覚まし聞き耳を立てていた………

 

 

「そういえばアンタって鬼だったわね………」

 

 

「おう♪私は伊吹 萃香ってんだ!よろしくな!」

 

 

「そう、私は博麗 霊夢よ………宜しくね、萃香」

 

 

「えっとそこの奴は………」

 

 

「私は神崎 鏡火だ………望殿の式神をやっている」

 

 

「!!へ~♪望って式神いたんだね~………式神なんて紫の所以外だと初めて会うねー、とりあえずよろしく!!」

 

 

霊夢と鏡火は萃香と軽くお互いの自己紹介を終えると萃香はまた酒を飲みだす………

 

 

「ん?そういえば望は~?」

 

 

状況を知らない萃香は酒を飲み干しながらそう聞くが霊夢達は黙りとするだけであった………

 

 

「望ならあそこよ………」

 

 

霊夢は縁側に座っている望を指差す

 

望は未だ立ち直っておらず二人はどう声をかけたらいいか迷ってしまう…………

 

 

が―――

 

 

「…………お~い!望~♪一緒に酒を飲もうじゃないか~♪」

 

 

「!!?」

 

 

萃香は違っていた―――

 

落ち込む望を見て少し真面目そうな表情を浮かべると、

 

次の瞬間には酒を飲みながら望の元へと寄っていったのである

 

 

「…………萃香か、悪いが今はそんな気分じゃない………そっとしててくれ………」

 

 

望は萃香の声にちゃんと反応はするが声を出すだけで体は動かぬままであった

 

しかし―――

 

 

「まぁまぁ、そう言わずに一杯だけでも飲もうじゃないか♪」

 

 

萃香は引こうとせず望の隣に座り込み酒を飲み始める

 

望は萃香にほぼ強制的に杯を渡され戸惑うも酒を口にする

 

 

「望、ここらで一つクイズでも出していいかい……?」

 

 

すると萃香は酒を片手に望の有無も言わせずクイズの話を持ちかける

 

 

「…………望は最後大きくなった私に向かい攻撃を仕掛けてきた………ということは私の能力を理解したというのとほぼ同じだからね…………そこでだ、望に聞こう…………私の能力は一体なんだと思う?」

 

 

「…………………大方密度を操る程度の能力とかだろ?」

 

 

「……………ほぼ正解だよ、やっぱり分かってあの時に攻撃を仕掛けたんだね………」

 

 

 

萃香は満足そうな表情を浮かべながら空を見上げる

 

 

彼女 伊吹 萃香の持つ能力は《密と疎を操る程度の能力》である

 

簡単に言えば萃香は物や体は勿論のこと意思や心といった形のない物を集めたり散らせたりすることが出来る

 

あの時の霧は萃香が自分の体を能力で霧のように散らした状態だったのだ

 

つまりあの時の望は沢山の萃香に囲まれたような状態だったのである

 

あの時の見えないパンチというのもあくまで見えないだけで実際は小さな小さな萃香が攻撃を仕掛けていただけに過ぎない…………

 

 

望が萃香の能力に気づいたのは萃香が巨大化したちょうどあの時の事である

 

本来………物や物質は密度を上げることにより高熱を帯びたり、逆に下げると霧のように姿を消していく…………といった習性を持っている

 

望は紅魔館で書物を読んでいた時にたまたま読んだ本の内容を思い出したののである

 

ならば、萃香が実体化(密度が高い時)に攻撃しなければ勝てないと悟ったのだ………

 

 

「よ~し♪折角だし正解したご褒美をやるよ♪」

 

 

「???」

 

 

望が自分の能力を的確に見抜いた事に何故か上機嫌な萃香………

 

望はそれを不思議そうに見つめている

 

 

「明日さ………私はまた地底に戻ろうかと思うんだけど、望も一緒に来ないかい?」

 

 

「え………?」

 

 

ガタッ

 

 

萃香の思わぬ質問に聞き耳立てていた霊夢が鬼の如き表情で割り込もうとする

 

 

「(れ、れれれ、霊夢殿!!!ここは落ち着くんだ!!)」

 

 

鏡火はこのままこの雰囲気をぶち壊しそうな霊夢をどうにか抑え込んでいく………

 

 

「地底には私たち鬼は勿論だけどね、他にも沢山の強い妖怪達が集っているんだ…………私を倒すほどの実力があれば望の力は十分に地底でも通じる筈だよ…………だから、沢山の妖怪と闘ったら修行になるんじゃないかい?」

 

 

「………………………」

 

 

「で?どうだい?………勿論望が嫌なら無理にも連れていかないさ………でも、悪くない話だと思うけど………」

 

 

萃香にそう言われ表情に少し戸惑いの色を見せ始める………

 

確かに萃香の言う通りその話は悪くはない話だ………

 

でも、…………

 

 

「聞いたよ、なんか私が気絶している間に天音って奴に負けたって………」

 

 

「…………………」

 

 

思い詰めた顔をしている望にそっと萃香が声をかけていく

 

 

「……………まぁ悔しいだろうね………誰だって負けたりしたら悔しくなるのは当たり前さ………私だって望に負けて凄く悔しいよ………」

 

 

「でもね、いつまでもそんな事で黄昏たって過ぎてしまった時は元には戻せない………これは神も人間も妖怪も常識外れな幻想郷でも平等な事だ…………だったら、望はまだ生きてるんだから次に負けないように修行をするのがベストだと思うんだけどね?」

 

 

「………………………フッ」

 

 

それを最後まで聞いていた望は急に緊張が途切れたかのように軽い笑みを溢す

 

萃香と望は杯を片手に酒を飲みつつ、月がちょうど登りつめた空を見上げていく

 

 

「……………萃香、その話………乗ったぞ…………明日早速その地底って場所へ連れていってくれ………」

 

 

「………はいよ~♪うぐうぐ………」

 

 

萃香は酒を飲みつつも返事をする………

 

望は先程の表情が嘘のように晴れており、二人はしばらくの間月を見ながらのんびりと酒を楽しむのであった…………

 

 

 

ちなみに、しばらくして博麗神社の中に戻った望だが

 

中にいた霊夢は怒っているか笑っているかよく分からない顔で固まっていたらしい………

 

 

 

 

 




どうもリルルです♪

今回の話はいかがでしたかね?

それにしてもさっすがは萃香の姉御!!酒を飲みながら撃沈している望を励ますたぁ…………

なんだかカッコいい(*´・ω・`)bじゃ…………

という訳で、次回からは望君は《霊夢と一緒に》地底へと向かいます!!

霊夢が一緒の理由?

まぁそれは後々分かると思いますよ♪

あ、そういえば言い忘れてましたが前回で実は平和な日常編その3が終わりだったんですよ

つまり今回からが新章である 第四章 英雄vs英雄!!という訳です!!

この章は恐らく多分今までで一番長くなると思われます…………( ´∀`)

それでも頑張って書いていくのでよろしく(*´・ω・`)bじゃ

あ、それと私リルルはまたモンハンで進化を遂げました\(^o^)/

操虫棍の汎用性の高い装備を載せておきましたので見たい方はどうぞ!

ハァー、それにしても最近はようやくG級探索 飢餓イビルを倒したくらいの成果しかありませんよ(´;ω;`)

次回予告

萃香の申し出を受け入れ望は何故か霊夢と一緒に地底へと向かう

霊夢は満更でもない表情で地底へと進むと途中で望は霊夢とはぐれてしまう………

そんな時、望は桶に入った緑色の髪をした少女との出会いを果たしたのであった………

次回

【望、地底へ行く】後編

お楽しみに~♪

To be continued~♪



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