いきなりですがこれから前書きを読む前の注意点(*´・ω・`)bじゃ
・今回は一応新年一発目の投稿なんで前書きを久しぶりの茶番にしたぞい
・前書きを見なくても「大丈夫だ、問題ない」ので興味ない方はこのまま本編へと進んでくださいまし( ´∀`)
・え?茶番入れる意味があるかって?まぁ、一発目だからはっちゃけたいんですよwww
これらの事を理解した上で前書きをお読みください
それでも文句を言ってきた方には抽選で全員に「大丈夫だ、問題ない」とだけ返すので宜チクビーム
それではどうぞ。あ、あと面白くないですよ( ´∀`)
俺は高校生名探偵のリルル
俺はある日、とある非リア充と二人とある喫茶店でリア充をどう駆逐するかの方法を話し合っていた
そんな中、俺は外にいたリア充の怪しげな会話を目撃する
会話に夢中になっていた俺は後ろからやってきたもう一人のリア充に気づかなかった……!
俺はそのリア充に毒薬を飲まされ目を覚ますと………
小説投稿が面倒臭くなる呪いをかけられてしまった
俺はそのリア充を駆逐する為、とある非リア充の助言により偽名 江戸〇 リルルと名乗りとある非リア充の家に潜り込み生活することに………
見た目は普通、中身は非リア充………その名は名〇偵 リルル!!
作者「―――という事があったから小説投稿に遅れたって言ったら許してくれると思う?」
霊夢「死ね」
望「皆さんどうも、おはこんばんにちはだな。神崎 望だ」
霊「どうも皆さんおはこんばんにちは。望と作者の制裁と玉砕を任されている博麗 霊夢です」
魔「どうも皆さん、おはこんばんにちはの魔理沙だぜ☆」
作「フハハハハハハハハハハ♪粉砕☆玉砕☆大喝采!!!………って叫びたい衝動を抑えている作者 リルルでございます」
霊「スローイングブラスト!!!(陰陽玉)」
作「ふおぉ!?」デデーン♪
霊「………さて邪魔物がいなくなった所でさっさとこれを終わらせるわよ」
望「ああ、そう言えばこれって結構久々だよな?」
魔「そうだよな。なんかこういうのをやると人気が下がる傾向があるらしいから途中で止めたってあの故人(リルル)が言ってたぜ」
作「誰が故人だ!この野郎!!」
霊「ちっ、生きてたか………」
作「フッフッフ、俺はあくまで小説という名の二次創作にいるから不死身だ!」
望「うわっ、メタな話だな………」
魔「まぁそれよりも早く言いたいこと言わないとまた人気下がるぜ?」
作「そ、それもそうだな………それでは改めて………」
作「今回茶番になったのは最初にいった通り一応新年最初の投稿だからです。次回からはいつもの前書きスタイルに戻す予定なので嫌いな方も安心してください。」
霊「あ、最初のあの糞みたいな茶番に関してはリルルがまた思い付きで書いた奴だからあんまり気にしないであげてちょうだい」
望「もしもコメントなんかに《なんなんだぁ?あの面白くない茶番はぁ?そこまで(笑いの)センスが腐っているとは………消え失せろ!二度とこんな糞小説をうpするな~!!!》とか間違っても打ったりすると作者が失踪しかねないんでな………そこんところは理解してくれると助かる」
魔「まぁいないと思うが面白かったなんてコメントを打つと作者が喜ぶんでそういうコメントは受け付けるんだぜ。まぁ、あんな糞茶番……面白いなんて言う奴は絶対にいないと思うけどなww」
作「と、まぁ今年一発目からカオスな事となりましたが………今年もこんなリルルを見守っていただけると嬉しいです。あ、ちなみになんでこんなに遅れたか真実を知りたい貴方は私の活動報告の《お久しぶりです…………(´;ω;`)》を見ると「いいんじゃないかな?」」
望「それじゃ本編を始めるぞ。今回はクロムと天音との出会いの中編だ………一応アイツもこんなに遅れた事を反省して今回の中編はちょっと予定を変更してクロムvs天音 その1って感じにしやがったみたいだ」
霊「久しぶりの投稿のくせに6000字は軽く越えたみたいだから一応頑張っているわね」
魔「ああ、しかもいつもとまた少し違った書き方で書いたらしいから余計に時間がかかったみたいなんだぜ………というかこの小説は本当に書き方が安定しなさすぎだぜ。まぁ、一応頑張っているみたいだから許してやるか………」
作「ここには私の味方はいないんですか(´;ω;`)………そうですか、それでは本編どうぞご覧ください」
前回のあらすじ
クロムこと黒崎 望とその式である黒崎 天音が出会った日………
クロムはこの日、山奥へと出掛けていた際に恐らく八雲 紫すらも知らない隠れ里を見つける
中央に巨大な樹木が聳え立つ少々不気味な印象であったが
逆にクロムはその里に興味を持ちその村に立ち寄ることに………
しかし、その村は何故か女の妖精しかおらず、更にはかなり廃れていた
そこへゴルドーと名乗る男が現れ妖精を襲おうとしたが、
クロムは成り行きでその妖精をゴルドーから救出する
その後、ゴルドーに怒りを覚えたクロムはゴルドーに襲いかかるが
そこへまだクロムと出会う前の黒崎 天音が現れたのであった………
「………ああ?牝奴隷だぁ?」
自分の事をハッキリと牝奴隷と言い切る天音
確かに天音の服は奴隷というに相応しいボロボロの薄着一枚と首に輪が通されていた
しかし、そのような服装なのにも関わらず天音はニコニコと笑っており
元々の容姿も相まってかクロムは奴隷とは程遠いような印象を抱いていた………
そんな何処か可憐な様子の天音を前にしてもクロムは冷静さを失わせない………
………何言ってやがんだ?コイツ
自分の事を奴隷って認めていやがる
余程痛い目にでもあったのか?
………
いや………
それにしてはなんというか不自然すぎる………
どっちかって言うと《そう思い込まされている》って感じだな
「お、オイ!牝奴隷!!命令だ、あの男を殺してしまえ!!!」
クロムは考えを纏める間も無くしてゴルドーが命令を下す
そして………
「はい、御主人様!この私にお任せくださいませ♪」
ビッ
「!!!」
速い………!!
天音は喋り終えると同時にクロムと距離を一瞬で詰める…………
そのスピードはクロムでさえもギリギリ目で追えるようなレベルであった………
そこから天音は体を横に回転させながらクロムに向けて蹴りを放つ……!!
ゴキン!!!
「っっっ!!!」
クロムは咄嗟に腕でガードをするがその瞬間、蹴りを受け止めたとは到底思えないような実に痛々しい音が鳴り響いた………
これには受け止めたクロムも流石に表情が少し歪む
「まだまだ行きますわよ♪」
無慈悲にも天音の攻撃は止まらず天音は容赦無しにパンチを放っていく………
ボボボボボボボボボ………!!!!
天音のニコニコとした表情からはとても想像も出来ないような高速のパンチがまるで滝のようにクロムへと襲いかかる………!!
その拳には一発一発に気合いが込められており、その辺の妖精や妖怪辺りがもろに喰らえばまず助からないだろう………
「ちっ………存外やるな、奴隷女」
そんな拳の雨を前にしてもクロムは冷静に対処し天音の拳を右左と流していく………
勿論クロムも当然ながらただ攻撃を流すだけではなく、天音の攻撃を促す度に隙を見つけては攻撃を仕掛けていた………
闘いが始まってから数刻も経たない内から凄まじい激闘を繰り広げる二人
その二人の闘いはゴルドーは勿論ながら周りにいる妖精達も目の前のあまり二人の激闘に声すら上げることも出来ない………
ズドン!!!
一際大きな音が鳴り響くと同時に二人は空へと移動する
「フフ♪お強いですわね、何処の誰かは存じませんがこれほど強い方がこの世にはいるのですか…………なんだか楽しくなってきました♪」
「ああ、そうかい………だがそれを言うなら俺もだ………まさかこの世界にこんなに強い奴がまだ居たとはな………フッフッフ、案外………この幻想郷は退屈しのぎには悪くないかも知れんな………」
お互いに内に秘められた炎のように熱い闘志が芽生えつつも闘いは続く
「それではそろそろ本番に行きましょうか♪私の練りに練られたスキルを味わってみてくださいね♪」
天音はそう言うと何故か目を瞑り何処からか剣を取り出した………
その剣はガラスのような透明さがあり薄くて独特な感じの輝きを放つ
それでいながら剣の周りからは何かのオーラのような物が現れており、非常に神秘的ではあったのだが何処か不気味な印象も抱ける不思議な剣であった………
なんだ?あの剣からは何かの気を感じる………
………何かは分からんが今まで感じたことのない気だ………
クロムはその不思議な剣から微量の謎の気を感じた………
「《七面刀》―――」
??七面刀(しちめんとう)?
なんだそりゃ……
天音は目を瞑ったままそう呟く………
その後、天音は続けざまにこう言い放った………
「…………ひさかたの………光どけき 春の日に………静心なく―――」
そこまで言いきった天音の周りからはまるで桜の花びらのような物が現れ始める
その刹那―――
シャッ
「!!!!」
スタスタスタ………
天音は一瞬でクロムの背後へと回りそのまま空中を歩く
そして―――
「…………花の散るらむ」
天音は目を瞑ったままそう呟き、剣を軽く上下に振るった―――
ザシュン!!!!
その直後、先程舞っていた桜の花びらがクロムへと集まり地上にいるゴルドー達の耳でも普通に聞こえるような斬れた音が鳴り響いた………
舞った花びらは優雅に地へと落ちていき見るとクロムは上から下が完全に真っ二つに斬れている
「う、嘘………でしょ………?」
「ま、まさか………あの一瞬であの人を斬りつけたの………そ、そんな事が………ぜ、全然………目で追えれなかった…………!」
あまりの出来事に地上にいる妖精達は震えが止まらなくなっていく………
が、天音が引き起こしたのはそれだけでは済まなかった………
ビュォォォオオオオオ………!!!!
「な、なに!!?」
突如として妖精たちの周りに暴風が吹き荒れ始めた…………
その風は妖精たちのいる地上からクロム達のいる空中に集まっていき
ゴォォォオオオオオ…………!!!!
やがてその風は天音達の周囲を囲う一つの巨大な竜巻を発生させてしまった………
「な、何が起こったというの!!」
あまりの光景に驚きを隠せない妖精達だが、天音に関しては特に驚かずゆっくりと目を開ける
「……………こ、これってもしかしてあの女がやったんじゃ………」
「だとしたらこれがあの女の能力なの………?」
そう言い始める妖精達だが、一人の妖精が信じがたい事実に気づいてしまった………
「…………違う」
「え………?」
「これは、あの女の能力とかじゃない…………」
「じゃ、じゃあ一体なんなのよ……?」
問い詰めていく妖精であったが、事実に気付いた妖精は体をガクガクと震わせていた………
それこそ先程の震えとは比べ物にならないくらいにまで―――
「あ、あれは………あの竜巻は確かにあの女が起こしたもの………だ、だけどあれは能力なんて物じゃない………」
「つ、つまりどういうこと………?」
「……………あ、あれは………恐らくさっきあの女が放った斬撃が、あまりにも…………あまりにも速すぎて…………あの女の周囲の空気が…………斬れたんだわ…………」
「…………………………え……?」
それを聞いた妖精達は一瞬背筋が凍りついた………
「…………あ、あまりにも速すぎた斬撃があの女の周囲を一瞬だけ真空状態にした………その結果、その周囲に一気に空気が流れ込んでいったのよ………けど、空気が一辺に押し寄せてしまったせいで空気と空気がぶつかり合い回転してしまった結果………あのように竜巻を起こしてしまった―――」
「………………そ、それって……まさか、あの女は………この竜巻を《ただのスキル》だけで起こしているとでも言うの!!?」
その事実を聞いた妖精達は言葉を完全に失ってしまった………
信じがたい事実ではあるが実際にそれ以外の可能性は考えられず、余計にその事実に驚きを隠す事が出来なかった………
「……………どうですか、私のスキルは?………あら?返事がありませんわね………う~ん、どうやら少しやり過ぎてしまったようですわ………ごめんなさいね?何処かの誰かさん♪」
ゆっくりと目を開き終えた天音は竜巻の中で後ろを見つめながら呟くがクロムの返事がない
そもそも真っ二つに斬られた人間が喋る事は普通は出来ない………
普通ならば―――
「…………ん?そうだな~………なかなか見事な剣筋だった。あと少しでも反応が遅ければ当たってたかもな………ま、遅ければの話なんだがな………」
「………………あらあら、避けれたのならもっと早く返事をしてほしい物ですわね……」
斬られたクロムはいつの間にか体がくっついており、天音を見下ろす形で普通に話しかけていた…………
だが天音の背後には先程真っ二つに斬られたクロムの姿がしっかりと存在している
パチン!
クロムは天音を見下ろしたまま指先で音を鳴らすと先程真っ二つに斬られたクロムは黒くなりそのまま消滅していった………
「…………ドッペルゲンガー。俺の能力の一つさ………ま、他にも色々あるんだがな………」
「あらあら、随分と変わった能力を持っているんですわね………貴方、本当に人間ですか?」
「…………さぁな、そんな事は勝手に想像しろ………」
クロムはそう言うと急に笑みを浮かばせる―――
「…………さて、ここからは………俺が反撃させてもらおうか………!!」
ここからはクロムの怒涛の逆襲が幕を開く………!!
ブワッ!!!
クロムが片手を前にかざし軽く気合を込めるとその瞬間にクロム達を覆っていた竜巻は一瞬で消し飛んだ………
「………………」
それ見ていた天音は騒ぎこそはしなかったが表情が少しだけ歪む
「見せてやる………この俺の能力を。そして………格の違いをな!!」
クロムはかざした手を引かずにそのまま横へと振り払う
「???」
あらあら、これは―――
天音の周囲に黒くまるで異世界への入り口を思わせるような物がいくつか囲み始める………
それを確認したクロムは更にニヤつき、自分の目の前にも天音の周囲に置いた黒いゲートを出現させた………
ジジジジジジジ…………!!!!
クロムはゲートを作り上げると片方はポケットに手を入れ、もう片方からは黒い稲妻が帯びた小さな球体を作る
―――魔境彗星《まきょうすいせい》―――
クロムはそれを作るとその球体を下投げで先程作った小さなゲートへゆっくりと放り込んだ
「!!!!」
クロムが球体をゲートに入れた瞬間、天音を囲っていたゲートから紫色のレーザーが天音に襲いかかってきた…………!!
カッ!!
チュッド――――――――ン!!!
全方位から放たれたレーザーは天音がいた場所でちょうどぶつかり合い、相殺され巨大な爆発を引き起こした…………
それはクロムが投げ入れた球体と同じように黒い稲妻を帯びた巨大な黒い球体へと変貌する
まさしく技の名前の通りであった
シャッ
しかし、天音は先程いた場所から遠く離れた場所で姿を現した………
天音はレーザーが放たれた瞬間に高速移動を行い、軽々とあの技を回避していたのだ
だが、クロムもそれにはしっかりと気づいていた………
「……………!!!」
「格の違いを見せてやると言った筈だ………」
クロムは高速移動を行っていた天音の更に背後にクロムはその場から動かずゲートを作り上げていた
そのゲートから先程と同じレーザーが飛び出し流石の天音も対処できずに被弾………
もろに受けた天音であったが巧みな技術により直ぐ様体勢を立て直す
―――破滅への退廃―――
そんな天音を前にしてもクロムは攻撃の手を休める事なく追撃をかけていく
天音の周りにまたも先程のゲートが出現
しかし、今度のゲートは先程とは違い数は一つであり山のように巨大な物
「…………フッフッフ、喰らうがいい………」
クロムはそう言うとポケットに手を入れたまま軽く手を振り上げる
ドン!!!
その直後、一瞬黒く巨大なゲートが光ると同時にそこから無数の黒い手が天音に向かっていった…………
ひゅんひゅんひゅんひゅん!!!
高速で飛び交う無数の手を天音は適材適所に判断し交わし続けていく
フッフッフ、まぁ………ここまでは読み通りだ…………
さて、ここからどうする………?
クロムは片手を何かの形を描くかのように宙をなぞる
すると、急に天音に飛び交う手の動きが変わり始めた…………
先程まではただ追い回していただけであった手だが、今度はその手にエネルギー弾を作るようになったり天音を囲い込んで逃げ道を塞いだりと動きがより複雑な物へと変貌する
「………………はぁ、面倒ですわね………こうなったら、一気に終わらせますか………」
流石の天音も避けるのが面倒になってきたのか、先程の七面刀を取り出し剣を構え始める
「…………七面刀変化・槍………」
剣を構えた状態で小声でそっと天音は呟く………
その後、剣が一瞬光出しやがて収まると剣は何故か槍に変化を遂げた………!!
「!!!!」
…………なるほど、七面刀って言うのはそういう意味か!!
これは、面倒な剣を持ってやがる………
その光景を目にしたクロムは七面刀の名を理解すると共に表情が曇る…………
天音は七面刀を槍に変化させると剣の構えから槍の構えに変えてまた目を瞑る
「…………花鳥風月……」
目を瞑った天音に全方位から黒い手が襲いかかる………
しかし―――
ザン!!!!
捕まると思った刹那、天音の周囲にいた黒い手が一瞬にして全て消し飛び天音は何事もなかったかのように構えを解き目を開いた…………
天音の周囲には先程の黒い手の代わりにまたも桜の花が舞い散っていく
「……………フッフッフ……」
それを見たクロムは何故か突然ふっと笑い始める………
「かかったな、アホが…………」
「!!!」
クロムが笑みを見せた瞬間、天音の周囲にまたもゲートが出現する………
が、今度のゲートは先程までとまた違い天音を囲むとその後ゲートはドンドンと大きくなっていき、やがてゲート同士がくっついていくと天音は一つの巨大な球体の中に閉じ込められてしまう………
――――これは、不味いですわね………――――
天音はここで初めて笑みが崩れその表情から余裕が無くなった………
「言っただろう………?俺とお前じゃ………格が違いすぎるんだよ………」
クロムは未だにその場から動かないままニタつき、黒い球体に向けて手を伸ばした………
それと同時に球体の中で赤い光が現れ始めやがてそれはドンドンと数を増やしていき、最終的に球体の中は赤色に満たされる………
―――THE・エンド―――
ズッド――――――――――ン!!!
中が赤い光で満たされた瞬間、黒い球体は一気にふくれ上がり今までとは比べ物にならないレベルの爆発を遂げた………
天音のいた場所から赤く巨大な閃光が天に向かって迸り辺りの物を吹っ飛ばす………
まさにTHE・エンド………
「す、凄い………あの人………あそこから一歩も動かないまま片腕であの人倒しちゃった……!」
「あ、あの人間………一体何者なの!?もう強さが化け物染みてるわね………」
妖精達はクロムの規格外の強さに何度目か分からない驚きの表情を浮かべる。
確かにクロムは強いが問題はそこではなく、クロムは能力を使い始めてから今まで同じ場所から一歩も動かずに天音に攻撃を仕掛けていた………
クロムの強さは単に接近戦だけでなくこうした遠距離の闘いでも恐ろしく強い点にある
「………………」
妖精達はクロムが天音を倒したと確信していたがその本人は何故か表情が険しい
「………………ちっ、やっぱスキルの固まり女にはこれくらいじゃ通用しないか………」
クロムはそう呟くと後ろへと振り向き顔を上げる
「…………いえいえ、そうでもありませんでしたわよ?あと少しでも遅かったら私でもダメージを喰らっていたかもしれませんわ♪………なかなか強力な技ですね。次からは警戒させていただきますわ♪」
信じられない事にそこには無傷の天音が普通に居座っていた………
先程までと同じ笑顔のままで。
「ほう、《次は》気を付けるか………随分と余裕があるみたいだが、お前に次なんてない………次の技で確実にお前の首を仕留めてやる………」
「あらあら、怖いですわ~♪」
あまりにハイレベルな両者の闘い………
そのレベルの前では地上にいる妖精達をただただ唖然とさせる
両者が剣・拳をそれぞれ構え再びぶつかり合おうとした瞬間―――
「おい!牝奴隷!!聞こえるか!?もうそろそろ宮殿に帰るぞ!!ソイツの始末はまた別の機会でいい!!」
そこへゴルドーの声が天音の勢いを納めた………
「は~い!分かりましたわ~♪それでは宮殿へと帰りましょう、御主人様~♪」
「あ!?おい、待て!逃げるのか!?貴様………!!」
「フフフ♪それではごきげんよう、何処かの誰かさん………………いえ、半神半人さん………」
「!!?」
天音はクロムの声を無視し去り際片目でウインクをすると一瞬でゴルドーの元へ移動しその場から姿を消した………
「……………………あの女、最後で俺が半神半人なのを見抜きやがった………ということは、アイツ………」
残されたクロムは一人そう言うと軽く舌打ちを鳴らした―――
「くっそ~!!!あの生意気な奴、絶対にぶち殺してやるよ!僕の全勢力を使ってでもね!!」
「フフフ♪あの人の技、一つ一つがなかなかの技術力で出来ていましたわ………また別の機会があれば是非とも手合わせを願いたいですね♪」
中央に聳え立つき樹木の上を目指して飛んでいく天音とその背に乗るゴルドー
「お前もお前だ!あんな何処の虫けらがか分からない奴なんかに飛んでいく手こずってるんじゃないよ!!全く、これだから無能は………!!でも、まぁ……助かったことに変わりはないからよしとしてやる。それじゃ褒美をやるぞ」
偉そうな態度をとったゴルドーは懐からある物を取り出す
それは一冊の本のようであり天音はそれを見るやいないや目を輝かせた………
「わー♪ありがとうございます。御主人様♪帰ったら早速読ませていただきますね♪」
「いや、帰ったら……いつもの奉仕をやってもらう………グヒヒ」
ゴルドーはそう言うと顔をニヤつかせる
ねっとりとした視線で天音の顔を覗き込みながら………
「あ、いつものあれですか?分かりました♪帰ったら直ぐに準備しますね!」
ある意味では純粋な天音はそれに気づかず笑顔で答える
―――………グヒヒヒヒ、これだからバカは使いやすい………たかだかこんなちっぽけな本を一冊やるだけでその目のやりどころに困る体を自由に使えるんだからな…………グヒヒヒヒヒ♪笑いが止まらないね!!―――
―――………フフフ♪ようやく手にいれましたわ。この世界に住む妖怪についてが書かれた本を…………一体世界にはどのような妖怪がいるのか………今から読むのが楽しみですわね♪―――
二人はそれぞれの思惑を胸に中央の樹木の頂上に立つ豪邸へと入っていくのであった………
どうもリルルです♪
今回の中編はいかがでしたでしょうか?
それにしても今回は久々でちょっと疲れましたね
さていよいよ物語はクライマックスに向けて進んでいきます!!
予定としては後編とエンディングに別けて投稿するつもりです
今回は完全なるバトル編でしたが、次回はバトルはないかもです………
それでは次回予告
次回予告!!
クロムvs天音の闘いはゴルドーの仲裁により引き分けに終わった………
天音の事が気になるクロムであったが、そのまま村を立ち去ろうとする
そこへ先程助けた妖精がクロムに話しかけてきた……
次回
【年末祝い特別編 クロムと天音の出会い】後編
お楽しみに~♪
To be continued~♪