遂に紅霧異変も大詰めです
今回でようやくレミリアと望が初対面します
レミリアと望は闘うのか・・・それとも?
いずれにせよ今回の話でレミリアの考えが明らかになります
それでは第十五話スタートだ♪
前回のあらすじ
咲夜さんのフラグ建築完了?
望side
―紅魔館 階段前―
望「・・・」
レ「・・・」
ただならぬ雰囲気を出しながら二人は互いを強く睨み付ける
望「・・・・・・・・・・・お前が・・・レミリア、だな?」
先に口を開く望
それに対しレミリアはさらに目付きを鋭くしながら応えた
レ「・・・そうだ・・・私が紅魔館の主・・・レミリア・スカーレットだ・・・貴方・・・名前は?」
望「・・・俺は神崎 望だ・・・」
二人は互いに軽く自己紹介すると望が話しかける
望「・・・何でここに来た?」
偶然にしてはあまりにも出来すぎた状況
どう考えてもタイミングを見て出てきたようにしか見えない
レ「・・・・・」
レミリアはしばらくの間黙り混むがやがて理由を話した
レ「貴方に・・・フランを救ってもらう為よ・・・」
望「は?」
レミリアの予想外の言葉に驚く望
レミリアはそのまま話を続けた
レ「私は・・・フランが・・・幸せになれるようにする為・・・あそこに閉じこめたの」
望「・・・どう言うことだ?」
レ「幸せっていうのは生きている者・・・全てに訪れる物よ・・・
けれどね・・・あの能力はそれすらも破壊しえないの・・・」
望「・・・」
レミリアの真意を察したのか黙り混む望
レ「友情・・・愛情・・・家族・・・沢山の幸せが存在する・・・
でもフランは能力によって・・・それを破壊するかもしれない・・・
そうなったらフランは間違いなく壊れてしまうわ・・・
絶望という名の重圧で・・・ね」
望「その為に最初から幸せを訪れないように地下へと閉じ込めたのか・・・」
望の言葉に黙って頷くレミリア
確かにその通りかもしれない・・・
だけど・・・
レ「分かってるわ・・・こんなのは只の言い訳にしかならない・・・」
望「・・・」
レ「私は・・・悔しかった・・・何にも出来ない自分が・・・苦しむ妹一人救えない自分が・・・実の妹を恐れて地下に閉じ込めた自分が・・・何よりもね・・・」
レ「あれから五百年も経ったけど・・・結局私はフランをどうする事も出来なかった・・・」
望「・・・」
レ「でも・・・」
望「・・・?」
レ「能力で見えたのよ・・・あの娘の未来が・・・」
望「能力だと?」
レ「私は【運命を操る程度の能力】を持ってるの・・・簡単に言えば少し先の未来が見える能力よ・・・」
レ「その能力で私は最初・・・貴方と闘う未来を見たわ・・・」
望「・・・」
レ「けどね・・・その後、また違った未来が見えたわ・・・」
望「何?」
レ「それはね・・・貴方とフランが楽しそうにお話をしている姿だったわ・・・」
望「!!!」
レ「あれを見た私は貴方にならあの娘をどうにかする事が出来るかもしれない・・・そう思ったわ・・・」
望「・・・」
レ「だから、私からお願いするわ・・・」
そう言うとレミリアは自身の帽子を外す
望「?」
レミリアの行動の糸口が掴めない望
するとレミリアは驚きの行動に出る
望「!?・・・な・・・」
レ「お願いします・・・フランを・・・助けて下さい・・・望・・・」
何と・・・レミリアは望の前で敬語を使い土下座をしたのだ・・・
レ「・・・」
屈辱だ・・・
吸血鬼である自分が人間に頭を下げることになるなんて・・・
けれど・・・
フランを無事に救ってくれるなら・・・
こんな事は造作もない事だ・・・
望「・・・」
望は黙ってそれを見つめた
先程の咲夜の話を聞く限りではレミリアは相当プライドの高い奴だ・・・
それ故に・・・この土下座がどれ程屈辱的で・・・フランを想った行動なのか・・・
それは望でも痛いくらいに伝わった・・・
望「取り合えず顔を上げてくれ・・・レミリア」
そう言われたレミリアは黙って立ち上がる
望「お前が・・・どれ程フランの事を考えてるかは分かった・・・」
レ「・・・」
望はレミリアの横を通りながら階段へと向かう
望「・・・後の事は・・・任せろ・・・」
そう言うと望は階段を飛んでいった
レミリアはしばらくの間その場を立ち尽くしていた
その頃―
―紅魔館 地下 ヴワル図書館内―
パ「う、う~ん」
唸り声を上げて起き上がるパチュリー
辺りを見渡すと沢山の本棚が倒れ本は錯乱していた
パ「え~っと・・・私は何をしていたのかしら?」
パチュリーは状況を把握する為
気絶する前の事を思い返す
パ「・・・あ」
気の抜けた声と共にパチュリーは先程の悪夢を思い出した
図書館に赤い巫女服を着た怪物が現れて
魔法で攻撃したけどなぜかダメージ一切通らなくて
それで・・・
・・・いや・・・これ以上はよそう・・・
これ以上やったら震えが止まらなくなるから・・・
そう思うとパチュリーはもう一度辺りを見渡す
パ「ん?・・・あれは・・・」
そう言うパチュリーの目線の先には
頭が地面にめり込んだ小悪魔の姿があった・・・
パ「コア!?大丈夫!?」
心の中でガッツポーズを浮かべながら近づくパチュリー
その時・・・
ドカーン!!!
パ「!?」
目の前の床が大きな爆発を起こした
爆発に巻き込まれ吹き飛んだ小悪魔には見向きもせず、パチュリーは爆発地点を見つめる
そこから出てきたのは・・・
フ「フフフフフ・・・」
フランだった・・・
パ「フ、フラン!?・・・何で貴方がここに!?」
フランの突然の登場に驚くパチュリー
それを聞いてフランは初めてパチュリーの存在に気づく
フ「あっ・・・パチュリーだー♪・・・久しぶりだね・・・前に地下に来たのは一年以上前だったよね?」
フランはこちらの様子を気にも止めず話続ける
フ「ねえ・・・パチュリー」
パ「!?」
パチュリーを呼び掛けるフラン
しかし、その顔やこえは狂気に満ちていた
フ「フランさー・・・暇なんだ・・・だから―――」
――― 一緒に・・・アソビマショウ♪―――
そう言うと同時にフランは手を突きだし
フ「キュッとして~・・・」
パ「!!!」
フ「ドカーン!!!」
手を握り爆発を起こした
ドカーン!!!
パチュリーの居た場所は爆発した
パ「・・・」
フ「何だもう終わり?」
そう言ってフランは爆発で起こった煙を払う
そこには・・・
フ「!?」
望「・・・」
パチュリーを抱えた望の姿があった・・・
望「よう・・・東方英雄録第十五話どうだったか?」
霊「今回はちょっと無理やり感が強かった気がするわね・・・」
望「まぁいいじゃねえか・・・」
霊「まぁあいつがどう書こうが私たちにはどうする事も出来ないわ・・・」
望「それより霊夢・・・今回のゲストは?」
霊「そうね・・・それじゃ今回のゲストに出てもらうわ・・・」
望「今回のゲストは・・・」
パ「私と・・・」
レ「私よ」
霊「ふーん・・・隠居もやしとカリスマ(笑)ね・・・」
パ・レ「酷い!?」
望「まぁ落ち着けよ・・・」
パ「そもそも私は隠居じゃないわ・・・喘息だから仕方なく・・・本当に仕方なく・・・隠居してるだけだもの!!!」
霊「ほらやっぱり隠居してるんじゃない」
パ「ムキュ!?」
レ「おい・・・霊夢、カリスマ笑って何だ!?・・・パチェは隠居もやしかもしれないけど何故私はそう呼ばれるのだ!?」
パ「レミィ今のどういう意味?」
霊「だって周りからもそう呼ばれてるから呼んだだけよ・・・」
レ「私ってそう呼ばれてるの!?」
望「気づくの遅っ!?」
次回予告
フランと立ち合う望
その頃霊夢達は遂にレミリアと出会う
こうして紅霧異変最後の闘いが始まろうとしていた
次回
【決戦紅魔館 霊夢&魔理沙vsレミリア】前編
お楽しみに♪
To be continued~