東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

今回からほのぼのさせる予定ですが、上手く書けてるか心配ですぜ

それより前回のチルノ達についてですが、第二章に入ってから動き出す予定です

なのでしばらくはそういう風にやっていきます

それではスタート


【紅魔館での執事体験】前編

前回のあらすじ

 

フランとの激闘後、望は二週間も寝込んでしまっていた

 

その時に望は夢の中、生物なのか疑わしい怪物を目撃する

 

果たして怪物、もといアルテマとは一体何者なのか?

 

チルノ達の行方は!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊「アルテマ?」

 

望は食事を作り先程の夢の中の怪物について聞いてみた

 

望「ああ………なんというか、あの怪物は………何か関係があるかも知れないんだ………」

 

望がそういうと霊夢は顎に手を添え、しばらく考え込む

 

望の話を聞く限りだと、その怪物は触れた者を腐らせる?能力を持っているらしいが………

 

私が今まで聞いて事ある奴の中にそんな奴は存在しない………

 

それにそんな異形な怪物が、もし実在していたら…………

 

考えるだけで恐ろしい惨劇となるだろう………

 

…………

 

アルテマ………

 

本当に実在する怪物なのだろうか?

 

霊夢が色々考えるとそこへ………

 

紫「はーい♪霊夢ー!!遊びに来たわよ~♪」

 

呼んでもない紫が現れた

 

というかこのタイミングを見る限り、見計らったようにしか感じ取れない

 

望「……………紫、一つ聞きたい事がある………お前、アルテマっていう名前に聞き覚えはないか?」

 

望は歓迎なく紫に聞いた

 

これは私も聞きたかった事と同じである

 

紫は幻想卿の賢者だ

 

私が知らない事も多く知っている

 

望の質問に対し、紫は少しムッとした顔すると真面目になり………

 

紫「……アルテマ……ええ、知ってるわよ……」

 

そう応えた

 

望「…一体どんな奴だ?」

 

望がそう聞くと紫の顔は更に重くなる

 

紫は持っていた扇子で顔を隠しながら、アルテマについてを語り始めた

 

紫「もっとも私も名前くらいの事しか知らないけど、……アルテマっていうのは、遥か昔に世界を恐怖のドン底に陥れた伝説の神よ………」

 

望「……世界を?」

 

そうよと紫は答え話を続ける

 

紫「その神はあらゆる世界を喰らい、あらゆる神達を喰らったというわ……」

 

霊「………神を…………喰らう」

 

聞く限りだと予想以上の怪物だ………

 

神を喰らう、そんな生物がまさか実在するなんて……

 

紫「まぁ、もうその神は神達によって封印されたらしいけどね………」

 

紫は顔を隠したまま、不適に笑う

 

その一方、望達は浮かない顔をする

 

何故、そんな神が夢に現れたのだろうか?

 

望達の疑問点はそこだった……

 

聞くところだと、その神と望に接点は存在しない

 

そんな神が何故………

 

あるいは、単なる偶然なのだろうか?

 

いずれにせよ、そのアルテマの存在は更に謎に包まれた

 

紫「ところで、なんで急にそんな話をしたのよ?」

 

それを聞いた望は、紫に先程の夢を話した

 

 

青年説明中~

 

 

紫「…………なるほどね……」

 

紫は全て聞き終えると、立ち上がりスキマを開く

 

紫「だったらそのアルテマについて、少し調べてあげる………何か分かったら連絡するわ」

 

そう言ってスキマの中へと入っていった

 

霊「ま、アイツの事だから真面目に調べないでしょうけど………」

 

霊夢はそんな事を言いながら、再び食事を取り始める

 

望「………(アルテマ、か………)」

 

望は妙にその名前に引っ掛かるが、特に気にせず食事へと戻った

 

 

 

 

 

一方の紫は………

 

紫「…………」

 

とある場所で思い詰めた顔をしていた

 

そこはただ広い空間

 

しかし、その空間は地面から不思議な光が漏れており、赤や青などと言った何処か神秘的な空間でもあった

 

ここは通称マヨイガ

 

八雲 紫が住んでいると言われる幻想卿の狭間である

 

しかし、実際の八雲 紫の住んでいるのは、マヨイガと同じような境遇における空間である

 

幻想卿と外の世界の間には、こう言った狭間がいくつも存在し特にマヨイガは幻想卿の博霊大結界を管理する大切な空間でもあった

 

紫が思い詰めてるとそこへ………

 

?「…………紫さま」

 

突如として声が現れる

 

見ればそこには、九つの狐のような扇状の尻尾を持ち、金色のボブカットに金の瞳を持った女性がいた

 

服装は古代の導師服のような物を着ており、ゆったりとした長袖のロングスカートのような服に青い前掛けのような服をを被せ、頭には角のように二本の尖ったナイトキャップがあった

 

女性は紫に対し頭を下げる

 

紫「………なにかしら?藍………」

 

藍と呼ばれた女性は、頭を上げ腕を裾の中に交互に隠す

 

藍「……いえ、何やら思い込んでいたようですので………」

 

それを聞いた紫は微笑する

 

紫「フフッ、貴方はちょっと心配し過ぎよ?別に大丈夫よ?」

 

藍「ならいいんですが………」

 

藍はしんぱいそうな顔をしながら、マヨイガを抜けた

 

紫「…………」

 

一人残された紫はやはり思い詰めた顔をし続けたのだった………

 

 

 

 

 

その頃――

 

紫がマヨイガにいる頃、望は一人紅魔館を目指していた………

 

霊夢の話を聞いた所によると、あの後あの二人も無事仲直りをしているようだ………

 

紅魔館も紫が協力した事によりもう復活しているらしい………

 

というか………

 

望は自分の手を何回か握ったり開いたりしてみる

 

何か………俺、また強くなってないか?

 

そうなのだ……

 

目覚めてから妙に望は力が沸き上がっていてしょうがなかった

 

望は気づいてないが、フランとの激闘により望の体は死んでもおかしくない位のダメージを喰らっていた

 

しかし、なんとか一命を取り止めた結果………

 

本来死んでる程のダメージ分、体が強化されているのだ………

 

つまり望は生死の境を乗り越えると、戦闘能力が飛躍的にアップするのである………

 

その結果、現在飛んでいる速度は既に天狗にも負けないレベルになっていた

 

望は訳も分からないまま、紅魔館へと向かった

 

 

 

 

 

スタッ

 

紅魔館に着いた望

 

見ると紅魔館は完全に治っており、異変前と変わらない姿をしていた……

 

そこへ………

 

美「あ!望さん、起きられたんですね?」

 

門に立つ美鈴が望に気づいた

 

望「お前は、えーっと………」

 

望も応えようとするが、実を言うと美鈴と一対一で話すのはこれが初めてである

 

美「ああ、そう言えばまだ名前を言ってませんでしたね………私は紅 美鈴と言います」

 

思い出したかの美鈴は望に自己紹介する

 

望「そうか、俺は……まぁ知ってるだろうが、神崎 望っていうんだ……よろしくな美鈴」

 

望も自己紹介を終えると、美鈴は何かを思い出す

 

美「あっ、そうだ!望さん、実はお嬢様がお願いしたいことがあるって言ってましたよ」

 

望「レミリアが?」

 

一体何のようだ?

 

そう思い、望は瞬間移動でレミリアの元へと向かった

 

美「き、消えた!?」

 

その場に残された美鈴は驚き、望を探したのでした………

 

 

 

 

 

フッ

 

レ「フフフ……待っていたぞ、望」

 

瞬間移動で現れた望に全く驚く事なく、レミリアは中央ホールの椅子にかけていた

 

もっとも、能力で望が来る未来を見ただけなのだが………

 

望「美鈴がお前が俺に用があるって聞いたんでな、それで?なんのようだ?」

 

レミリアはそれを聞くと

 

レ「要件は取りあえず後にして………まずは、咲夜……出てきなさい」

 

咲夜を呼び出す

 

一瞬変な感覚に見回れたかと思うと、その次の瞬間には咲夜が現れる

 

咲「………望、まずはこれを………」

 

そう言って咲夜が望に渡したのは、あの時のハチマキだった……

 

望「……ありがとう、咲夜………」

 

望はそれを受けとると頭に巻き付ける

 

咲「……貴方は本当にお嬢様達を助けてくれたわ、お礼を言うのはこっちの方よ」

 

咲夜は笑いながらそう言う

 

望はハチマキを巻き終わると、咲夜を見ながらこう言った

 

望「俺はただ闘って助言をしただけ……そんな大層なことはしてねぇよ」

 

レ「いや、そんな事はない………あれからフランも随分大人しくなってな………望に会いたいってずっと言ってる………本当に私たちは望に感謝している」

 

レミリアも笑い、望に感謝する

 

そこへ……

 

フ「あっ!望お兄ちゃん!!来てくれたんだね!?」

 

フランがやって来て望に子供のように抱きつく

 

しかしそこは吸血鬼

 

抱きつく力は相当なもので

 

抱きついた勢いにより、望は倒れてしまう

 

端から見れば、フランが望を押し倒しているようにも見える

 

望「おいおい?どうしたフラン?」

 

望は全く動じる事なく、立ち上がる

 

フ「えへへー♪」

 

フランは離れる事なく笑いながら望に抱きつく

 

その笑顔は吸血鬼にはとても見えない

 

言うなれば無邪気な子供の笑みである

 

咲「……………」

 

その微笑ましい光景を見る咲夜は、胸に手を添えながら見つめていた

 

初めて感じる妙にモヤモヤした感情

 

このモヤモヤした感情に咲夜は困惑した

 

レ「…………さて、本題なんだけど……………」

 

レミリアは急に真剣な表情で望を見つめる

 

望はフランを構いながら、レミリアの方を見る

 

レミリアは口角を上げこう言った

 

レ「望にはこれからしばらくの間紅魔館で働いてもらうわ!!!」

 

ドヤ顔するレミリア

 

……………

 

……………

 

……………

 

望・咲「………………………why?」

 

望と咲夜は同時に惚けた声で返事するのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうもリルルです♪

アルテマ……やっぱりただ者じゃなかった!!

もしかして、この小説のラスボス的な存在なのかな?

まぁ、いいや………という訳で次回から紅魔館での生活がスタートです

次回予告

レミリアの発言により紅魔館の執事をやる事になった望

咲夜の指導により望は学んでいくが、予想以上の望の才能に皆が唖然する

次回

【紅魔館での執事体験】後編

お楽しみに~♪

To be continued~
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