今回は女装望vs慧音です
そして、今回でようやくチルノの動向を描きます
だいぶ空いてるように見えるけど、まだ拉致されて3日しか経ってないからね?
それじゃ、第二十九話 中編スタート♪
前回のあらすじ
女装で人里へ買い物しに来た望
そこで、小さな少女阿求が妖怪に襲われているのが目撃し、これを
軽く撃退
阿求に手を伸ばすと、突然慧音という女性に頭突きをかまされ吹っ飛ぶ望
しかも、慧音は望の正体を見破っていた
果たして、何故女装がバレたのだろうか?
腕を組み、仁王立ちで見つめる慧音
一方の望は……
望「……全く、いきなり何するんですか?」
煙から出た望は、なんと傷ひとつなく慧音を見つめていた
実はあの時……
ヒュ―――――ン!
望「(………ま、不味い!?)」
不意討ちで頭突きを喰らい、吹っ飛んだ望は……
望「はっ!」
光符 光の檻 アームド
ブーン
ド―――――ン!
地面にぶつかる瞬間
スペルを使い、商品と服へのダメージを無くしたのである……
そんな事より……
望は慧音のある事を気にしていた
それは、望が今まで慧音の気配に気づけなかった事だ……
これまでに、そんな事は一度すらなかった……
一体どういう風に現れたのだろう?
望はその点が気になっていた
望「………あなた、一体何者ですか?気配がまるで感じられなかったのですが……それにどうして、私が男だと言い切れるのですか?」
望は慧音を見る目を鋭くする
慧「私は上白沢 慧音……人里で教師をやっている者だ……」
慧音も望を見る目を鋭くし、軽く自己紹介をする
慧「私の能力は歴史を食べる程度の能力だ……その能力で私の歴史を食べて、気配と姿を消させてもらった……お前の女装が分かったのは、この能力によって私は他人の歴史を視る事が出来る……お前の歴史では、名前が神崎 望だったからな……ここで神崎 望と言えば、この前の新聞に載っていた男だ……だとしたら、お前が男だと言い切れるだろう?」
望「………なるほど………そういう事ですか………」
慧音の説明で望も納得した
慧「お前のような変質者を放っておく訳にはいかない……あげくの果てには、阿求に手を出そうとして……お前はここで一回痛い目をみてもらおう」
阿「あ、あの……慧音さん?だ、だから……その……その人は私を……」
阿求は必死に誤解を解こうとするが……
慧「阿求!お前は離れてろ!!」
そう言って慧音は望に突撃する
望も構えを取り、闘いが始まった……
慧「……は!」
慧音は右の正拳突きを放つが、望は軽々とそれを避ける
次に慧音は左の足を蹴りあげるが、望は屈んでこれも難なく回避……
望「………闘う以上は本気でやりますよ?慧音さん」
望はそう言うと……
バキッ
慧「ッ!!」
右の足で慧音を蹴る
慧音は手で受け止めるが、予想以上に威力が高い
望は止まらず、体を上手く捻り今度は左の足で慧音の顔を捉える
ドカッ!
慧「ぐ…!?」
慧音は止められずもろに喰らい吹き飛ぶ
望「はぁぁぁぁぁぁあああああ!!」
望は直ぐに、吹き飛ぶ慧音に追い付き回し蹴りを放つ
ズン!
慧「ぐはっ!?」
ヒュ――――ン!
その蹴りは、見事慧音の腹にヒットし慧音は更に吹っ飛んだ
望「フーッ、阿求とか言ったかな?」
その時、望は何故か吹き飛んだ慧音を追わず、阿求の元へと向かう
阿「え?あ……はい」
突然話しかけられ、阿求は少し戸惑う
望「阿求さん、巻き込んでしまい申し訳ありませんでした……後の事は私がなんとかしますので……」
望はそう言って阿求を置いて、慧音を追いかけた……
一方その頃――
?「おーい!慧音!居るか~?」
慧音が望と闘い始めた頃……
慧音の家をとある女性が訪れていた
?「あれ?おかしいなぁ?この時間帯はいつも居る筈なのに……」
少女は不思議に思う
その時……
ドッコ―――ン!
?「ん?」
少女の耳に爆発音が聞こえた
?「誰かが闘っているな……少なくとも迷いの竹林では無さそうだ……」
少女は少し考え込む
?「う~ん……どうせ慧音も居ないしな~……暇潰しに行ってみるか!」
そう言って少女は、爆発音が聞こえたであろう地点へと飛んだ……
一方、また別の場所では……
チ「う……」
ここは……どこ?
アタイは確か……誰かに襲われて……
鉄格子で出来た壁
回りは暗くて奥の方はよく見えない
チ「うう……」
チルノは自分の姿を見ると、服はボロボロとなっており体は酷く窶れており、
おまけに手と足には枷がついていた
やがて、ハッキリと見えるようになり、回りを見るとそこには……
チ「な!?大ちゃん!?ルーミア!?」
チルノの回りには、大ちゃんとルーミアの姿があった……
二人とも自分と同じで服はボロボロではあるが、気絶しているだけのようだ……
一体なんでこんな事に!?
その時、……
キ「ゲヘヘヘ……ようやく眼が覚めたか?チルノ……」
目の前に見えたのはキルトの姿だった
鉄格子の奥でキルトはゲスな笑いをしながらチルノ達を見つめる
チ「キ、キルト!?一体どういう事よ!?これ!?」
キルトを睨みながら、体に力を込めるが全く外れる気配がない……
キ「そう慌てんなよ、チルノ……もう時期お友達二人と一緒に働いてもらうからな……アッハッハハハハハハハ!!」
チルノの言葉に全く耳を貸さず、キルトはその場を離れた
チ「外してよ!!ねぇ!?お願いだから!!」
チルノの叫びは、暗い空間の中でコダマするのだった……
キ「ゲッヘヘヘヘ♪……これで、俺も金持ちになれるぜ……」
キルトはそう言いながら、ある場所へと向かう
その場所は、チルノ達のいる場所よりも更に薄暗く
しかも、噎せ返るような血の臭いに溢れた部屋だった……
キ「おい……聞こえるか?クソ女……」
その部屋の奥に向かい声をかけると
?「………………なんの用だ……クズ……」
一人の女性の声が帰ってきた
キ「そろそろ、アイツらが居なくなったのもバレる頃だからな……バレないように結界を張れ……」
キルトその女性にそう命令するが……
?「……ふざけるな……貴様のようなクズ野郎に力を貸す気はない……」
女性はそれを断る
しかし、……
キ「あっれ~?いいのかな~?そんな事言って?」
それに対し、キルトはまたゲスな笑みを浮かべる
キ「もし命令聞かなかったら、華蓮ちゃんはどうなるかな~?」
?「ッ!!」
その名前を聞いた瞬間、女性は歯を食い縛る
キ「で?どうすんですか~?」
キルトは女性を問い詰める
?「……………………………チッ!」
女性は低い舌打ちを鳴らしたかと思うと、キルトがいる付近を結界で大きく囲った
?「これで、文句はないだろう?」
キ「はいはい、最初からそういう風に素直になればいいのに~」
女性は、キルトを睨み付けながらそう言う
キルトはゲスな笑みを更に濃くして返した
キ「じゃ、またしばらくここでじっとしててね~♪」
キルトは浮いた声でそう言って部屋を立ち去った
?「…………………………」
残された女性は、黙って歯を食い縛るだけだった……
どうもリルルです♪
今回の話、いかがでしたか?
また新たなオリキャラの予感が……
果たして、女性の正体は!?
華蓮とは一体!?
さて、次回予告
次回予告
慧音と激突する望
激突する二人だが、果たして決着は!?
次回
【正義の頭突き炸裂!! 望vs慧音】後編
お楽しみに~♪
To be continued~