今回は華蓮ちゃんの戦闘シーンがあります!
どれくらい強いのでしょうね?
さて、本編スタート
前回のあらすじ
華蓮とチルノ達が合流する頃…
アジトの外では、霊夢達が望を追いかけてやって来ていた
アジトの光景に驚愕する霊夢たち
そのころ、望と鏡火は……凄まじい激闘を繰り広げていた
一時は、鏡火を撃破したかと思ったが、鏡火は復活
さらには鏡火の口から、望が半神半人である事が証明されるのだった………
鏡火が本気のパワーを引き出す
すると、周りにいた妖怪たちは血相を変えて逃げ出していく
そして、周りに誰もいなくなり、二人に本当の意味での沈黙が訪れた
「うぉぉぉおおおおお!!!」
黒腕 ツイン黒炎拳
沈黙を破る望は、叫びながら黒炎を纏った二つの拳を放つ
「…………」
しかし、鏡火は避けず両手を前に突きだし受け止めた
ジュゥゥゥウウウウウウ……
鏡火が望の手を掴むと、望の手から煙が……
「ッッッ!?熱ぃぃぃいいいいい!?」
望は悲鳴をあげる
鏡火から出ているマグマは本物のマグマ
しかし、望がそれだけでは悲鳴をあげない……
となると、このマグマは神気を纏っているという事になる
「んにゃろぉぉおおおお!!!」
望は鏡火の顎に膝を当てる
しかし、……
ドパン!
望の膝げりは、まるで水でも蹴ったような感触で見回れる
鏡火の顔は無くなるが、変わりに切り口が溶岩のようになっており、そう思うと直ぐに鏡火は復活した
「…………まさか!?」
望はここでようやく鏡火の状態に気づいた
今の鏡火は、マグマそのもの………
つまり、……
「ようやく分かったようだな……今の私には攻撃が効かない……神気を纏わない限りわな……」
今の鏡火に普通の攻撃は無に等しい
どんなに攻撃しても今のままでは意味がない
だが、……
望は急に顔を重くする
それを見た鏡火は、少し冷めた目線を向ける
「望殿……もうお前は、私には勝てない……何故なら……望殿には神気がないからだ……半神なのにな………」
そうなのだ……
望は半神半人
しかし、望は半神なのに全くをもって神気が皆無なのだ……
でも、一応半分は神……
だから望だって当然神気は存在する
だが、望はこれまで人間と思い闘ってきていた
それが、急に神気があるとは言え、いきなり神気を引き出すのはいくら望でも難しい
つまり絶体絶命のピンチに望は落ちてしまったのだ……
「……………くそっ!」
望は構えを取る
しかし、考えは全く浮かばない
何とかして、自分の中の神気を引き出すしかない……
望には最早それしか方法がなかった……
「では、行くぞ!!」
そう言いながら、鏡火は望に突撃するのだった……
その頃…
キルトのアジト内部では……
チルノ達が華蓮を連れ、出口を目指していた
また迷っていると思われたが……
「こ、ここを右です……」
顔を手に埋めながらも、華蓮が道を教えていた
本来、馬は聴覚に非常に優れた動物
麒麟は馬の似た姿をしているので、馬と同じく麒麟も非常に聴覚が良い
その為、華蓮は耳を澄まして小さな音を頼りに進んでいた
すると、チルノは前に割り込み歩みが止まる
「それにしてもさー……麒麟って結局なんなの?」
華蓮をじっと見ながら聞いてみる
ジーっ
華蓮に反応がないので、じっと見続けるチルノ
すると……
「そ、そんな風に見つめられると、は、恥ずかしいです~……」
そう言って華蓮は顔をまた赤く染め塞ぎこむ
それを見たチルノはまたイラつく
「ああーもう!!どんだけ恥ずかしがってんの!?アンタ!?」
まぁ、無理もないが……
ちなみに伝説上の麒麟は、普段はとても大人しい神獣として有名だ………
殺生が嫌いで、虫や足元の草を踏むのも恐れる程らしい
そんな伝承の子供であってか、華蓮もそれを少し受け継いでこの性格になったらしい………
「ま、まあまあ、チルノちゃん……とりあえず落ち着こうよ、ね?」
見かねた大妖精がチルノを落ち着かせる
塞ぎ混んだ華蓮の眼には、若干の涙が溜まっていた
そこへ……
「居たぞー!!あそこだー!!」
チルノ達に声が聞こえる
すると、チルノ達が歩いていた道を、先程ルーミアが倒した妖怪達が囲んだ
「大人しくして貰うぞ!!早くしないと俺達は殺される……」
妖怪たちは青ざめた顔でチルノ達に近づいていく
大妖精は少し震えた声で話す
「……ううう、どうする?チルノちゃん……」
チルノたちは、三人で背中を合わせるように寄り添う
中には未だに泣いている華蓮が……
それを見た妖怪たちは……
「げ!?や、ヤバいぞ!!そのガキは……!?」
妖怪たちは華蓮を見ると、何故か動揺している
それを大妖精は不思議に思う
何故、こんなにも動揺しているのか?
正直言って、この華蓮って子がそんなに恐ろしいとは思えないが……
すると、妖怪たちは一斉にチルノ達を襲う
「ッッッ!!」
構えを取るチルノ達
すると、
ピカーッ
突然チルノ達の背中に何かが光った
後ろを覗くとそこに居た華蓮の額が光っていた
ギュン
光ったと思ったら、今度は華蓮の額から一本の角が生える
青白く輝く細長い角
更に髪の色も変わり、角と同じ青色となっていた
「うううう……」
華蓮が声を漏らすと
バチバチバチ……
角から凄まじい稲妻が発生し
「う、うう、こ、怖いです~……で、でも、チルノちゃん達に手を出すなら、手加減しません!!!」
華蓮は顔を隠したまま、立ち上がり
「えい!」
麒麟の雷
角に溜まっていた稲妻を前と後ろに開放した
ピッシャーン
それが妖怪達に当たった瞬間、大きな音を立てる
「ぎゃぁぁあああああああ!?」
妖怪たちは悲鳴をあげ、時々骨が写ったりした
シュゥゥゥゥウウウウ……
しばらくして、放電が終わり妖怪たちは黒焦げとなった
ドサッ
既に気を失っている妖怪たちは倒れた
あれほどの電撃を喰らったのに生きてる辺り、やはり麒麟の子供である
「す、すごい……」
一瞬にしてあれほどの妖怪を倒すなんて……
大妖精達は驚く
しかし、当の本人は……
「こ、こんなに、放ってしまって恥ずかしいです~!」
そう言って塞ぎ混んでしまったのだった
どうもリルルです♪
意外と華蓮ちゃんも強いでしょう?
稲妻を使う能力
べ、べべべべ、別に某ゲームに出る麒麟をマネた訳じゃないんだからね!?
それだけです
それでは次回予告
次回予告
麒麟としての実力にチルノ達
その頃…
鏡火は、自身の過去を思い出していた
次回
【鏡火と華蓮の出会い】
お楽しみに~♪
To be continued~