東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

鏡火さんの昔話はまだ続きます!!

さて、一体どんな過去なんでしょうね?

それではどうぞ!


【鏡火と華蓮の過去】前編

前回のあらすじ

 

華蓮が妖怪を撃破する頃

 

神気を使えない望は、鏡火の攻撃により窮地を迎えていた

 

その時、鏡火は炎に飲まれて行く望を見ながら、華蓮との出会いを思い出し始めたのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

私が赤ん坊の華蓮を拾って、気づけば約1000年近くの月日が立っていた

 

何故あの時、華蓮を拾ったのか……

 

それは未だに分からないが、強いて言うならあの笑顔に負けてしまったのかもしれない……

 

「鏡火様ー!!見てください♪」

 

生い茂った草が辺り一面に広がる草原

 

私はその草原に生えていた木の陰で華蓮と名付けた少女を見つめていた

 

ここは神樹の森と呼ばれる場所……

 

神の住まう世界・神界の外れに位置する神獣達が多く生息する世界

 

何故私たちがここにいるか……

 

………

 

あれから1000年の間で地上は変わっていった……

 

人間達が動物を狩るようになり、より生活しにくくなった神獣達は……

 

しばらく様子を見るとして、神界に戻ってしまったのである……

 

華蓮もついてる中、外の世界で生きるのは流石の私でも無理がある……

 

そこで私たちも神界に戻ってきたのだ……

 

華蓮を連れていくのは不味いかと思っていたが、200年程前に華蓮が神獣麒麟である事が判明したのでそこは心配しなくてよかったと思う……

 

ビタン!

 

考え事をしていた私の耳に、変な音が聞こえる

 

見ると華蓮が思いっきり顔をぶつけ転んでいた

 

「う、ううう………」

 

私は考えるのを止め、急いで駆け寄る

 

華蓮の顔には土が少し付いており、今にも泣き出しそうである

 

「華蓮……大丈夫だ……よしよし」

 

華蓮の母親でもない私は華蓮を抱き上げる

 

鏡火は軽く笑いながら背中に手を回し、華蓮を落ち着かせようと背中を軽く叩く

 

その姿は周りから見れば、仲のいい親子のようであり、そしてその時の鏡火の顔は正しく聖母のようだった……

 

すると、泣きそうだった華蓮は少しづつ落ち着いてですがいき涙も引いた

 

「……グスン……だ、大丈夫です。私は強い子ですから……鏡火様、で、でも……」

 

華蓮は急に鏡火の腕の中でモジモジし始める

 

それを感じた鏡火は一旦華蓮から離れる

 

すると

 

「鏡火様……そういう風に抱かれると恥ずかしいです~……」

 

華蓮はそう言って、顔を赤らめしゃがみこんだ

 

それを見た鏡火はハァーとため息をつく

 

この子は昔からそうだった……

 

昔から急に恥ずかしがったり、顔を赤くしたりで私にはよく分からない……

 

麒麟とはこういう種族なのか?

 

鏡火は華蓮のこの性格については、凄く凄く悩んでいた……

 

 

 

 

 

時は戻り、現代――

 

その頃の華蓮達はというと……

 

「それで鏡火様は、私を拾ってくれたんです♪」

 

こちらも過去の事についてを話していた

 

あれ以降、髪を元に戻し歩みを進めているとチルノが疲れたなどど言い出し、動かなくなってしまいその時に、大妖精が華蓮の過去についてを聞いてきたのだ……

 

「ふーん、って事はその鏡火って人が親代わりなの?」

 

大妖精は真剣に華蓮の話を聞くが、チルノとルーミアはついてこれず二人で喋っていた……

 

「はい……親も知らない私にとって、鏡火様は……私の唯一の家族です!」

 

華蓮はここに来て初めて笑みを浮かべた

 

少なくとも大妖精達と会ってからは全く笑わず顔を隠していた華蓮が、今少しだけ笑ったのだ……

 

クスリと笑ったその笑顔はとても可愛らしく、ついつい大妖精でさえ少しだけドキッとした

 

「かわいい……」

 

大妖精はつい本音を漏らしてしまう

 

「ふぇ!?な、なに言ってるんですかぁ!?」

 

いきなりそう言われた華蓮は、これでもかと言うくらい顔を真っ赤に染め上げ顔を手で隠す

 

「ううう、そう言われると、は、恥ずかしいです~……」

 

華蓮は頭から湯気を出し顔を隠すが、耳まで赤くなった顔は見えなくても容易に想像できた

 

「 あ、ああ!お、落ち着いて、華蓮ちゃん!チルノちゃん 、華蓮ちゃんを冷やして!!」

 

大妖精は慌ててチルノを呼び込む

 

「なに?どうしたの?って、華蓮ちゃん顔真っ赤じゃん!!」

 

チルノは呼ばれると直ぐに駆け寄り華蓮の状態に気づく

 

凍符 パーフェクトフリーズ

 

チルノは直ぐ様スペルを使い、華蓮を冷やす

 

シュゥゥゥウウウウウウ………

 

スペルを使ってようやく華蓮は落ち着き顔をあげる

 

それをチルノとルーミアが介抱する

 

「…………」

 

それを見た大妖精は……

 

「(………本当に華蓮ちゃんは、鏡火さんって人が好きなんだね……)」

 

そんな事を思っていた……

 

今まで話している中で、初めて笑顔を見せた時に話していたのは鏡火という人物の事……

 

つまり、華蓮はつい微笑んでしまう程鏡火が好きという事なのだ……

 

そういう風に思った大妖精は、少し口角をあげると同時に少し疑問が浮かんでいた……

 

「(…………今、聞いた話だとその鏡火って人も恐らく神獣……なのに、どうして、キルトなんかに捕まったんだろう?)」

 

大妖精にはそこだけが理解できなかった……

 

多分、鏡火という人物は華蓮よりも強い……

 

ハッキリ言うともし華蓮よりも強いのなら、恐らくキルトくらい簡単に倒せるはずなのに……

 

一体、なんで?

 

大妖精はそこを強く疑問に思うが、とりあえずは華蓮をどうにかしようとチルノ達の元へと向かうのだった……




どうもリルルです♪

そろそろ夏休みが終わってしまいます

辛いですな~

さて、話題を変えますが、そろそろスマブラ3dsの発売が迫りましたね♪

もちろん私は買うつもりです!

ただ、発売日に買えるかどうかって所ですね……

ありますように!!!

それでは次回予告

次回予告

鏡火と華蓮は出会い、鏡火の中で華蓮の存在は最早外せない物となった……

その時に迫る魔の手……

鏡火達に謎の集団が襲いかかる

次回

【鏡火と華蓮の過去】後編

お楽しみに~♪

To be continued~
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