東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

前回、望君が攻撃を当てれた理由はまた別の機会に載せますので報告します

それでは本編スタート


【望vs鏡火 最終決戦】前編

前回のあらすじ

 

鏡火の放つ炎球を受け止める望

 

すると、その炎球から鏡火の感情という名の心が見えてきた

 

それによって鏡火の過去を知った望

 

それを知った望は、複雑な表情を浮かべた

 

その後、自分の決意を硬めその瞬間、炎球は大きな爆発を起こした

 

望は死んだかと思われたが、何故か生きておりこれまでダメージを与えられなかった鏡火にも、ダメージを当てられるようになっていた……

 

驚く鏡火に対し、望は一言悪いと謝るのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………?なんの事だ?」

 

鏡火はいきなり望に悪いなと言われ、戸惑ってしまう

 

神である鏡火だが、この時の望の思考は全くと言っていい程読めなかった……

 

「…………お前の事情はよく分かった……お前が闘う理由も、お前があんな奴の言うことを聞いている理由も、お前の過去もな………」

 

「…………」

 

鏡火はそれを聞くと黙り混む

 

「…………………そうか、知られてしまったか……」

 

しばらくして鏡火はそう呟く

 

しかし、その表情は険しいものだった

 

それに対し望は……

 

「まぁ、一言思ったことを言わせてもらうと……」

 

それを見た望は、少しだけ表情を険しくさせる

 

「………お前がどういう理由で闘っていようとも、俺には関係ない………それにな、目的があるのはお前だけじゃない……俺だって、ある人物を救うために来てんだよ……」

 

「……………」

 

鏡火は黙ってそれを聞いていた

 

表情は一向に晴れず、重いものとなっていき拳に力が入っていく

 

「………ハァー」

 

それを見た望はやれやれといった感じで軽くため息をつく

 

「………お前、本当にそれでいいのか?」

 

「なんだと?」

 

望は睨みながら、鏡火に発言する

 

「………お前はそのままでいいのかって聞いてんだよ……」

 

「……………」

 

鏡火は何も喋らない

 

ただじっと望を見つめるだけだった……

 

「………少なくとも、俺はそうとは思わないな………」

 

望はそう言うと少し間を置いてこう言った

 

「お前、自分が傷ついて華蓮を守って華蓮が笑うと思ってんのか?」

 

「!!!」

 

それを聞いた瞬間、鏡火は目を開きこちらを見つめる

 

「お前が守りたいのは、華蓮だけなのか?……違うだろ?お前が守りたいのは、華蓮と華蓮の笑顔だろう?そのままだと、少なくとも笑顔は守れないだろうな……」

 

「…………」

 

鏡火は瞬きもせず、ただただ望を見つめるだけだった……

 

そうだ……

 

何を考えているんだ……私は……

 

私が守りたいのはあの子だけじゃない……

 

私が守りたいのは、華蓮とあの笑顔だったんだ……

 

鏡火はそう思うとガクリと崩れる

 

「………私は………本当に何をやっていたんだ………華蓮だけを考えるあまり、華蓮の気持ちを考えていなかった………私は………」

 

顔を塞いでいるが、鏡火は間違いなく泣いている

 

その証拠に翼はしおれ、周りのマグマも少しだけ晴れた

 

「…………だったらこんな場所にいる場合じゃないよな?」

 

望は鏡火を見ながらそう呟いた

 

「…………あぁ。分かってる……」

 

鏡火はそう言うと、目にあった涙を裾で拭う

 

「だが、まずは望殿との決着をつけなければな!!」

 

先程の表情が嘘みたいに晴れ、活気溢れた表情で望を睨む鏡火

 

それを見た望は少しだけ表情を緩ませ構えを取った

 

「行くぞ!!鏡火!!」

 

「ああ、来い!!望殿!!」

 

二人は互いの名前を呼び、それと同時にぶつかり合う

 

こうして、望と鏡火はお互いに少しだけスッキリとした気持ちで闘うのだった……

 

 

 

 

 

その頃、アジトの方では……

 

「………こ、ここが、出口ですぅ……」

 

華蓮の案内によってようやく出口を見つけていた

 

だが

 

「うわ!?何、ここ!?変な臭いする!!」

 

チルノは噎せかえるような臭いにたまらず鼻を抑える

 

大妖精もそれに気づき鼻を抑える

 

しかし、ルーミアだけは目を輝かせていた……

 

それこそ、星のように

 

「わぁー☆凄いのだ~♪大量の肉だぁ!」

 

ルーミアがそういう目線の先には、先程霊夢たちが見た沢山の妖怪の死体が広がっていた

 

それを見た大妖精は、あまりの光景に思わず吐いてしまった

 

「大丈夫?大ちゃん……」

 

チルノはそれを支えるが、チルノも思わず吐きそうな気分になっていた

 

一方の華蓮はというと……

 

「う~、怖いです~……」

 

案の定頭を抱え、何処ぞの吸血鬼と似たような声を出していた

 

ルーミアはそんな三人を置いて一人奥へと歩み、死体を物色している

 

流石は人喰い妖怪……

 

こんな光景を見てもまるで動じない……

 

そんな時、チルノ達に予想外の奴が現れる……

 

「見つけたぜ、お前達……」

 

聞いたことのある憎い声が聞こえ、チルノ達は振り替える

 

そこには……

 

「逃がさねえぜ?お前達も一緒に来てもらうぞ……ゲヘヘヘ♪」

 

ゲスな笑顔を浮かべたキルトが立っていた………




どうもリルルです♪

今回の話いかがでしたか?

面白かったなら嬉しいですね……

それでは次回予告

次回予告

思う存分に闘う望達

一方のチルノ達は、キルトと出会ってしまい大ピンチを迎えてしまう

次回

【望vs鏡火 最終決戦】中編

お楽しみに~♪

To be continued~
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