東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

怒りを露にした二人

もうキルトは百パーセント殺害確定ですなww

しかし、そう簡単には殺されないんだなこれが……

ゲスでゴキブリのような奴のゴキブリ並みのしぶとさをご覧あれ……

それではスタート


【キルト まさかの大変身!?】後編

前回のあらすじ

 

望vs鏡火の闘いは望の勝利で終わった

 

二人とも限界近くまで闘ったのだが、望はチルノの為、鏡火は華蓮の為、二人は体を気合いだけで動かしてキルトの元へと向かう

 

その道中、望と鏡火は大妖精と出会い、今回の事情を知る

 

それを知った二人は、共に怒りと殺気を露として傷ついた体とは思えない速度で移動を再開した……

 

こうして、望と鏡火の最強タッグが形成されたのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身体中が痛い……

 

もう上手く闘えません……

 

華蓮はその後も相手の気を引く為、ずっと高速移動を繰り返しては、角で突進するを繰り返していた

 

しかし、いくら麒麟とはいえ体力が無限にある訳ではない……

 

この高速移動は雷のようなスピードがあるのだが、それに対してエネルギーの消費が大きく余り長くは使えない……

 

既に幼い華蓮では限界なのだが、助けが来ることを信じて飛び回り続けていた

 

大量の汗と薄れていく意識

 

華蓮は朦朧とした状態でも攻撃を続ける

 

しかし、

 

「そこだ!!」

 

チッ

 

黒ローブを纏った集団の一人が声をあげ攻撃する

 

すると何かがカスったかのような音がした

 

その黒ローブの手を見ると、青く短めの毛が何本か切れていた

 

これは髪の色を変えた華蓮の髪の毛である

 

疲れのせいで移動速度が著しく減少してしまい、どうやら黒ローブの連中には華蓮の姿が見え始めてしまったらしい……

 

「(………うう、も、もう、駄目……です~……)」

 

その時、遂に華蓮の体力が底を突いてしまった

 

華蓮は高速移動が出来なくなり、地面に膝を着け息が切れる

 

そこへ……

 

「ゲッヘッヘッヘ……手間取らせやがって……お前ら!手を出すなよ……」

 

倒れた華蓮をゲスな笑みを浮かべたキルトが見下していた

 

華蓮は髪の色が戻り角も消え、虚ろな瞳でキルトを見つめる

 

「止めろー!!」

 

チルノは華蓮に手を出そうとするキルトへ突撃するが……

 

ズン

 

キルトは見向きもせず腕を降り、それに当たったチルノは吹っ飛んでしまう

 

「喰らえ!」

 

その背後からルーミアが奇襲を仕掛ける

 

しかし、キルトはそれを予想したかのように避け、攻撃したルーミアの手を取ると力一杯地面に叩きつけた……

 

ダーン!

 

「グハッ……」

 

地面に叩きつけられたルーミアは、血を吐き出してしまう

 

血を吐き出したルーミアを見ると、キルトはより笑みを濃くして高笑いする

 

その後、ルーミアを興味無さそうにぽいっと投げ捨てた

 

「お前ら雑魚に、この俺様が負けるはずないだろ!さてと……」

 

キルトはチルノ達の方を向きそう発言すると、未だ倒れている華蓮の頭を足で踏む

 

「この糞餓鬼め……余計な手を使わせやがって……あ゛!?」

 

キルトは足で踏みながら体を屈め、華蓮に低い声で怒鳴りかけていく

 

「う、うう、うぁぁぁ……」

 

華蓮は涙目で小さい悲鳴に近い声をあげる

 

しかし、キルトは全く手を抜かず寧ろ踏む力を強くしていく

 

「あの男といい、お前といい、どいつもこいつも俺様の計画を邪魔しやがって………絶対に許さんぞ、貴様ら……全員ここでぶっ殺してやる!!」

 

ミシミシ……

 

華蓮の頭を踏む力を強めると、華蓮の頭からミシミシと音がなり始める

 

「き、鏡火……様……」

 

華蓮は鏡火を呼び続ける

 

だが、キルトは華蓮の体に向け手を伸ばす

 

するとキルトの手にエネルギーが溜まっていく

 

「まずはテメェからだ……」

 

キルトは目を開き華蓮を捕らえる

 

華蓮は目尻から一筋の涙を流す

 

そして、キルトの手からエネルギー放たれる

 

その瞬間

 

ドコン!

 

「あ?」

 

キルトの後ろの方で何かが壊れた音が響く

 

キルトが後ろを向くと、そこは砂煙が舞っているだけで何もない

 

「ん?……………」

 

キルトがそこをじっと観察する

 

その時

 

ズドン!!

 

「ごはっ!」

 

キルトの腹に衝撃が走る

 

見るとそこにはキルトの腹にパンチをかます望がいた……

 

望は憤怒の表情を浮かべ、全力のパンチをぶつける

 

もろに喰らったキルトは、思いっきり吹き飛び後ろの岩に激突する

 

「華蓮!大丈夫か!?」

 

その後、何処からともなく鏡火が現れ華蓮を抱き上げる

 

「き、鏡火……様?」

 

華蓮はうっすらと目を開けて鏡火を見つめる

 

そんな華蓮を鏡火は思いっきり抱き締めた

 

「ごめん……ごめんな……華蓮……」

 

「鏡火様……」

 

華蓮は嬉しそうな表情を浮かべると気絶してしまった

 

「……華蓮なら大丈夫だ……俺が治せるからな……それも大事だが……」

 

望はそう言うと吹っ飛んだキルトの方を睨み付ける

 

鏡火もゆっくりと華蓮を地面に寝かせると、望と同様にキルトを睨み付けた

 

「く、くっそー……痛てーじゃねぇか……」

 

キルトは顔を抑えながら瓦礫から起き上がる

 

「へ、へん!……だがこっちには強力な味方が居るんだぜ!!」

 

キルトはそう言うと、周りに向け叫ぶ

 

「おい!お前ら!」

 

キルトがそう叫ぶと望達の前に先程の黒ローブの連中が現れる

 

それを見た望達は、愕然とした……

 

何故なら、

 

似ているのだ……

 

あの時

 

鏡火が過去にあった男の格好に……

 

それを見た二人は目を一瞬大きく開くが、直ぐに警戒し構えを取る

 

「よ、よし!お前ら!今度はアイツらを殺せ!!」

 

キルトは望達には勝てないと判断し、黒ローブの者達に命令する

 

しかし、

 

「……………」

 

黒ローブの連中は闘う処か、動きすらもしなかった

 

不思議に思う一同

 

すると

 

「……活動限界だ……撤退する……」

 

「な!?」

 

連中はそう言うとまるで霧のような物を辺りに撒き散らし、姿を消してしまった

 

「あ、ああ……」

 

絶望に落ちたような表情を浮かべるキルト

 

当然そこへ望達が歩み寄っていく

 

「観念しろ……この糞野郎……テメェだけは絶対に許さんぞ!!」

 

望がそう言って手を伸ばす

 

隣にいる鏡火も憤怒の表情を浮かべ

 

「お前は絶対に許さない……神の怒りを思い知れ!!」

 

鏡火は望が伸ばす手の反対の手を伸ばし、エネルギーを溜めていく

 

ブゥゥウン

 

二人のエネルギーは徐々に大きくなり、二人のエネルギーは融合し更に大きくなる

 

キルトは恐怖しかない表情で腰が抜けていた

 

誰もがここで終わると思っていた

 

そう、誰もが……

 

しかし……

 

コロン

 

その時、キルトの懐からある物が落ちる

 

それが事態を大きく覆した

 

キルトの懐から落ちたのは……

 

あの時

 

フランが暴走する前に触れた黒い症気を帯びた球体だった

 

「ラ、ラッキー!!」

 

キルトはそれに気づくとその玉に手を伸ばす

 

それと同時に、望達のエネルギー弾が放たれた

 

しかし、キルトの方が僅かに早くその球体に触れた

 

ズド―――――ン!!

 

その直後、キルトの居た場所は爆発を起こした

 

爆発によって地面は軽く抉れてしまい、砂煙が上がる

 

望達は表情を緩め、望の髪や状態が元に戻った

 

その時

 

ぐぉぉぉおおおお……!?

 

突如、煙のなかでキルトのうなり声が聞こえる

 

見るとキルトはまともに喰らった筈なのに、無傷でありしかも筋肉が大きく浮き上がっていた……

 

しかし、変化はまだまだ止まらずドンドン大きくなっていく

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

 

「くっ……一旦離れるぞ!」

 

望はそう言うとチルノとルーミアを抱え飛んでいく

 

鏡火も華蓮を抱きながら後を追う

 

望達が山を抜け出すと同時に山が崩れ去り、その中から出てきたのは……

 

自分達の何十倍は大きいであろうキルトの姿だった……




どうもリルルです♪

イヤー、覚えてますかね?

フランが破壊獣フランになった際の出来事

その時の黒い球です

どうやらあれに触れると、対象者の力を何倍にも引き上げるようですね……

さて、この先どうなるのやら?

それでは次回予告

次回予告

突如として巨大化したキルト

霊夢達も合流し一緒に闘う望達だが、想像以上にキルトがパワーアップしており逆に大ピンチに……

だがその時、望のピンチに意外なアイツが現れて!?

次回

【意外過ぎる味方】

お楽しみに~♪

To be continued~

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