東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

宴会の中編です♪

ここでチルノ達も参加して、更に盛り上げていきたいと思います

それと、宴会後の日常についてですが……

悩んだ結果、全部書くことにしましたww

といっても出来るだけコンパクトに纏めるので、多分宴会含めて12~15話程になると思います

それと順番は、3→1→2で行こうと思っております

天狗編、人里編、お祭り編です

出来る限りほのぼの系にして行きたいと思っております♪

それでは本編をどうぞ



【異変解決 紅魔館で大宴会!】中編

前回のあらすじ

 

崩山異変から二日後、紅魔館で異変解決祝いの宴会が開かれたる事となった

 

望と紫が紅魔館に向かうと、様々な人物が既に集まっており宴会の準備は整っていた

 

そして、望の言葉を筆頭に宴会が始まるのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

望が椅子に腰かけると机の上には今まで以上に豪華な食事が用意されていた

 

霊夢や魔理沙等は、既に食事に手をつけ始めている

 

それを見た望も、食事を取り始めた

 

「………………」

 

望はパクパク食べつつも、一人考え事をしていた

 

考えている事は、勿論アイツ……黒崎 望についてである

 

アイツは俺だから、アイツの言っていた言葉の意味も分かっているつもりだ……

 

望が思い出すのは

 

「―――本来はお前を始末する所だがな―――」

 

「―――俺達はいずれ闘う運命なのさ―――」

 

という黒崎 望の言葉だった……

 

あの言葉は、単に闘う事が決まっているだけじゃない……

 

あの言葉の本当の意味は別にある

 

自分達は全く別の人間だが、アイツが俺で俺がアイツであった事実に代わりはない……

 

けれど、同じ人間は……必要ない……

 

アイツが言いたかったのはそういう意味だろう

 

つまり、自分達が闘えば……どちらかは……

 

死んでしまうかもしれない……

 

そんな事を思いながら食べ進めていると、何故か妙に視線を感じた

 

見上げると霊夢達が、何故か俺の方を驚愕の目線で見つめている

 

何かと思う望に霊夢が呆れた声で発言する

 

「望………あ、あんた、どんだけ食ってんのよ……」

 

「は?」

 

そう言われて自分の所を見ると、いつの間にか普通の人間の食べれるであろう数十倍以上は確実にあるであろう皿が積み上げられていた

 

「……………」

 

それを見た望も固まる

 

おかしい……

 

今まで自分は普通の人間と代わらない量しか食えなかった筈だが……

 

その時……

 

グラリ

 

高く積み上げられていた皿は揺れてしまい倒れ始める

 

咲夜も油断していた為、間に合いそうにない……

 

そう思った矢先……

 

「…………よっ」

 

望がそれを受け止めた

 

何枚にもバラけた皿を床に落ちる前に全て拾い上げてしまった

 

「…………あれ?」

 

望も取ってから自分の行動に気づく

 

その後、手を握ったり開いたりを繰り返す

 

………おかしい………

 

起き上がってから妙に変である

 

今までも十分化け物染みた才能だが、今はそれ以上に化け物染みた才能に目覚めている

 

「………さ、咲夜……これを」

 

とりあえず考えても分からないので、皿を咲夜に渡し席に戻る望なのだった……

 

 

 

 

 

「ハァー、ハァー、遅れてすみません!」

 

宴会が始まって一時間後

 

入り口の方から大妖精の声が聞こえた

 

「ごめんなのだー☆」

 

その後、ルーミアと

 

「ごめーん、ちょっと用事に手間取っちゃって」

 

チルノも無事に到着した

 

服も綺麗になっており、傷も消えている

 

それを見た望は安心した

 

「おいおい、望……まだまだ飲めるだろう……?」

 

望がチルノ達に視線を向けると、隣の席に座る魔理沙が酒を手に話しかける

 

魔理沙の顔は既に真っ赤になり蕩けてしまっている

 

どこからどう見ても泥酔である……

 

望にとって酒はあまり好きではないらしい……

 

何故なら酒を飲むと急激に戦闘力が増すからだ……

 

前回飲んだのは確か、紅霧異変の前だったか?

 

紅霧異変の際、博麗神社を抜ける前に霊夢から酒を貰ったのだ……

 

あの時の戦闘力はそれによるものである

 

「魔理沙……もう止めた方がいいんじゃないか?」

 

望は少々困った様子でいると、

 

「望~♪」

 

今度は後ろから霊夢がもたれ掛かってくる

 

霊夢の声も完全に蕩けてあり、酔っぱらっているせいか時々ヒックとか言ってしまっている

 

霊夢は望の肩辺りに顔を置きギュット抱き締める

 

同時に霊夢の小さめな胸が望の後頭部に当たっている

 

しかも、中に着けているサラシを緩めているのか、かなりの柔らかさがあった

 

周りに他の男性が居れば確実に祟られるであろうが、望にとってはそんなお色気攻撃は無に等しいものである

 

「霊夢……お前もか」

 

何食わぬ表情で霊夢に問いかける望だが、霊夢は頬を子供のように膨らませる

 

「いいじゃない……別に飲んだって~……もっと飲みましょうよ~」

 

霊夢は顔を置いている肩の反対の頬を手でつつきながら話しかける

 

「ハァー、分かった分かった……飲めばいいんだろ?飲めば……」

 

望はしぶしぶそれに従い飲み始める

 

 

 

 

 

更に一時間後……

 

「結局、こうなるのか……」

 

そういう望が見つめる先には、飲みまくった挙げ句眠る

 

霊夢、魔理沙、レミリア、華蓮の姿があった

 

「というか華蓮って酒は大丈夫なのか?」

 

望は鏡華に今さらな質問をする

 

「まぁ、私達は一応神だからな……酒くらいなら華蓮でも余裕で飲めるんだが、今回はちょっと飲みすぎたみたいだな……」

 

そう言われ望は鏡華の座っていた席の酒の量を見る

そこには常人の実に数十倍以上は確実にあるであろう酒が転がっていた

 

それなのにも関わらず、鏡華の頬は軽く火照っている程度であった

 

「全くお姉さまったら、ワインは飲めてもお酒は全然飲めないのに……」

 

フランはそう言いながら、レミリアの肩を支え部屋を出ていった

 

恐らく部屋で寝かせてくるつもりだろう

 

「望殿、私は紫殿と一緒に華蓮を家に連れて帰る」

 

「ああ、分かった……気をつけてな……」

 

望がそう言うと鏡華は華蓮を持ち上げ、紫の元へと向かった

 

「霊夢と魔理沙はどうする?咲夜」

 

望はその後、咲夜に霊夢達について話しかける

 

「う~ん、しょうがないわね……今日だけは紅魔館に止まってもらいましょうか……部屋は沢山あるし何とかなるでしょ」

 

「それじゃ、私は魔理沙を連れていくわね……」

 

パチュリーはそう言うと、頬を思いっきりニヤつかせ魔理沙を引っ張っていった

 

なんでも最近、魔理沙に図書館の本を盗まれて酷く不機嫌なんだとか……

 

とりあえず、魔理沙……ご愁傷さまです……

 

「じゃあ、霊夢は俺が運ぶかな……咲夜は悪いが先に片付けてくれないか?」

 

「助かるわ、じゃあお願いね……」

 

咲夜はそう言うと片付けにかかり始めた

 

現在の時刻は約12時

 

そろそろ宴会も終わりの時間帯である

 

思い返してみると、紫の言う通り中々楽しいものだった

 

幻想郷の住民は宴会が好きだと聞いたが、そう思うのも頷ける

 

そんな事を思いながら望は霊夢の肩を持ち部屋を出ようとするが……

 

ガシッ

 

急に後ろから何かに手を捕まれる

 

望は振り替えるとそこにはチルノがこちらの手を握っていた

 

そう思った矢先に……

 

「望、ちょっと来て!」

 

グイッ

 

チルノがそう言うと手を思いっきり引っ張られ、その拍子に霊夢を手放してしまい霊夢は顔から床へ突っ込む

 

ドシャア

 

「は、ちょっ、チルノ!?」

 

「いいから付いてきて、望!」

 

チルノに物申そうとする望だが、チルノは聞く耳を持たずとりあえず望はチルノに着いていくのだった……

 

 

 

 

 

 




どうもリルルです♪

宴会描写、難しいですね~

もう少し簡単な物かと思ってましたが……

まぁ、今後宴会描写は必ず作っていくので、頑張って書いていきたいと思います

宴会は一応終わりましたが、まだ少しだけ残っております

次回はまたこれくらい短くなるでしょうが、その後はかなり長くなると思われます

早いところ三章に行けるように書いていきます

次回予告

宴会が終わる頃

望はチルノ達に引っ張られ付いていくと、そこには大妖精もルーミアもいた

一体どうしたのだと言うのだろうか?

次回

【異変解決 紅魔館で大宴会!】後編

お楽しみに~♪

To be continued~
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