東方英雄録   作:リルル

77 / 190
どうもリルルです♪

今回は前回書いた通り、妖怪の山へ向かいます

まぁ、多分妖怪の山程度の妖怪じゃ負けないですがね……

それではどうぞ


【幻想郷最強の神の本領発揮】

前回のあらすじ

 

宴会後に血祭りに挙げられた望

 

その一週間後、望は何時も通りの日常を過ごす中……

 

新聞記者、射名丸 文に遭遇する

 

文は望を利用しより効率のいい取材をする為、望に妖怪の山へ向かうように仕立てあげ、望は見事それに引っ掛かり妖怪の山に向かう事となったのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………遅いわね、望……」

 

先程、外へ出てから随分時間が経つ

 

事情を知らない霊夢達は、少しだけ不安になった

 

そこへ

 

「どうも~♪清く正しい射名丸でーす♪」

 

威勢のいい声で文が神社の中に入ってきた

 

「む?霊夢殿……この天狗は?」

 

鏡華は文を直ぐに天狗と見切ると、霊夢の方に視線を向ける

 

華蓮は鏡華の後ろに隠れ文を覗くが、言うまでもなく隠れる向きが逆である

 

「ああー、コイツは文屋……幻想郷にあった出来事を新聞に書いてるのよ……まぁ、半分以上がゴシップなんだけどね……」

 

霊夢は若干面倒くさそうに語る

 

「ゴシップとは失礼な……私はただ正しい情報にちょっとした工夫をしているだけですよ♪」

 

文はニコニコ笑い答える

 

「それが余計なのよ……あ、そうだ……文、望を見てないかしら?」

 

霊夢は文に望について問いかける

 

それを聞いた文は内心胸をドキドキさせる

 

「知りませんね~、ごめんなさい………」

 

今回の事が霊夢にバレればパーになる為、文は何とか誤魔化す

 

「……………ならいいんだけど……」

 

霊夢はそう言うと立ち上がり背筋を伸ばす

 

その後、霊夢は文の隣を通り外へと出ていった

 

「さてと、鏡華さんと華蓮さんでしたっけ?ちょっと取材してもよろしいですか?」

 

文は霊夢が出ていったのを確認すると、鏡華と華蓮にタップリと取材し始めるのだった……

 

 

 

 

 

その頃

 

騙されているとは知らず山へ向かう望は……

 

「居たぞー!彼処だぁ!」

 

沢山の天狗達に追い回されていた

 

あの後、特に迷う事なく妖怪の山にたどり着いた望が山へ一歩足を踏み入れたら、いきなり大量の矢が飛んできたり天狗がやって来たりで大騒ぎである

 

望は状況は分からないがとりあえず逃げ回っていた

 

だが、天狗はかなり速い妖怪として有名だが、今の望に対しただの天狗達では分が悪く付いていくのにも精一杯である

 

望は走りながらも話し合いに持ち込む方法を考えていた

 

「(…………このままじゃ埒が空かない………しょうがないな……)」

 

望はそう思うと、自分の手に付けていた花の腕輪を傷つけないようゆっくりと外す

 

その後、望は腕輪を懐にしまいこみ、後ろから追いかける天狗達に視線を向け立ち止まる

 

天狗達はそれを好機と思い、直ぐに望の周りを数で囲った

 

見たところ文みたいな天狗と、白い狼のような感じの天狗が百匹近くいる

 

望は腰を落とし臨戦態勢を立てつつも、天狗達に話しかける

 

「おい、お前ら……なんで俺を襲ってくる?俺はこの山に用事が……」

 

「貴様の事情など知ったことじゃない……人間が妖怪の山に入った時点で罪なのさ……」

 

天狗達は話を聞こうとせず、望を始末するべく刀を構えたり扇子のような物を取り出す

 

ここにいる天狗達は文の新聞の事も知っているので、望がどれ程強いのかは想像していたが、先程までのやり取りで望の実力は自分達の想像を上回っていると直感で感じ取っていた

 

ただの人間相手に大勢の妖怪が襲いかかるのは、妖怪としてのプライドに傷が付くがそうも言っていられないのである

 

「…………話を聞く気はない、か………」

 

望はそう言うと構えを何故か解き、そして白炎状態に変化する

 

ボウッ

 

その後、望は周りにいる天狗達をあらかた見つめると目を瞑る

 

何かをしてくる……

 

天狗達はそれを肌で感じとり、それを妨害すべく一斉にかかる

 

しかし……

 

望は目をキッと開く

 

鋭い眼差しからはドーム状に気合砲が放たれ、天狗達は訳も分からず吹っ飛ばされた

 

「…………やっぱり、闘うまでもないな……さて、どうするか?」

 

望はそう言い残し白炎状態を解除し、別の場所へと向かおうと空を飛んだ……

 

その時、

 

「ん?」

 

望は自分の異変に気づいた

 

望が何となくで下を覗くと、自分の服の胸の部分にゲームで言うポインターのような物が浮き出ていた

 

「なんだこれ?」

 

望はそれに触れるが特に害はなく、不思議に思った

 

その時……

 

ヒューン

 

突如として望の死角から弾幕が飛んできた

 

「!?チッ………」

 

バチーン

 

望はそれを難なく弾き飛ばす

 

「……………」

 

望は周りを見るが誰の姿もない上、近くに気が感じられない

 

「…………どうなってやがる?」

 

望がそう呟くと同時にまた弾幕が飛んでくる

 

「俺に同じ技は二度も効かんぞ………」

 

しかし望はそれを予期していたかのように華麗に避けるが……

 

ギュゥゥゥウン

 

弾幕はそのまま通りすぎず、望をしつこく追い回す

 

「……くっ」

 

望は面倒になり、自分も弾幕を使い相殺する

 

「………………誰かが俺を的確に狙っているな……」

 

望は腰を落とし再び臨戦態勢を取り、辺りを見渡すがやはり見つからない

 

………

 

正直言って、そこまで強いのは居ないかと思っていた望だが………

 

こんな想像外の敵に遭遇し、ここに来て初めて喜びを感じるのだった………

 

 

 

 

 

望が闘いを楽しみだした頃、

 

同じ妖怪の山のとある滝の裏では……

 

「………強いですね……流石は紅霧異変に崩山異変の解決者といった所か……あれほどの大軍を余裕で相手し、更には私のあの弾幕も対処するとは……………こうなった以上は、能力をフル活動してでも、神崎 望………貴方を仕留めてみせます!!」

 

薄暗がい洞窟のような場所で一人の少女が張り切っていたのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうもリルルです♪

今回は短めにして、後二話程で妖怪の山編を終わらせる予定です

最後に出てきた少女

多分大体の方は想像できているでしょうが、あの天狗が登場します♪

まぁね、妖怪の山に来たからには出したいよね!

あ、ちなみに、まだあの河童と厄神は出ませんですぜ?

もうちっと後に出るですじゃ……

それと今回は望オンリーですぞ

霊夢達は参戦しません

というよりも望一人で充分すぎる位だからね、しょうがないね……

それでは次回予告

次回予告

謎の弾幕が飛んできて意外な苦戦を強いられる望

不規則かつ何処から来るかも分からない弾幕に対し、望は……?

次回

【謎過ぎる弾幕ごっこ】

お楽しみに~♪

To be continued~
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。