東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

今回は異変の主犯者・武幻と望の初絡み&初戦闘ですじゃ♪

一体どんな会話をするのやら?

そして、どちらが勝つのやら?

それではどうぞ


Episode3 伝説の妖怪と大敗

前回のあらすじ

 

普段通り平和な日常を過ごす中、突如紅魔館が浮かび上がる異変が発生する……

 

望は早速解決に行こうとすると紫が現れ、今回の異変の主犯者・武幻の存在を知る

 

神気をも使える妖怪と聞き、望はワクワクしながら一人敵の居城である紅魔館へと突撃するのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………お前が武幻か?」

 

望が見つめる先には、煙草を吸いながらこちらを見つめる男がいた

 

緑色の髪を携え、服装は上は鏡火に似た感じの和風の武士のような服を何枚か着込んでいる

 

その上に黒いマントを羽織っており、下はどちらかと言うと紫や藍に近い導師服のような物を着用している

 

首にはドクロのネックレス的な物を着け、左の頬にもドクロの刺青が書かれていた

 

 

「………?小僧、よく俺の名前を知ってるな……ま、詰まる所あのクソBBAにでも聞いたんだろうが………」

 

 

武幻は望を特に警戒する事もなく煙草を吸いながらニヤニヤ笑うのみ……

 

 

「……………お前が何で異変を起こしたのかは知らないが、取り合えずフランと咲夜を返せ………その後、お前を倒してやる!!」

 

 

望は武幻に指を指しながらそう宣言すると、武幻は一度目を丸くしこちらを見つめる

 

少し間が開いた後、武幻は……

 

 

「………プッ、プププ………ゼハハハハハ♪俺を倒すだってか!?ゼハハハハハ♪笑わせんな、小僧!……ゼハハハハハ♪」

 

 

武幻は腹を抑えながら大笑いする

 

望は自分が舐められていると思うと多少腹立つがここはグッと堪える

 

しかし……武幻の発言は止まらない……

 

 

「………それにな、フランと咲夜とか言う奴を返せ……とか言ってたが、もうコイツら俺の忠実なしもべだぜ?」

 

「………何だと!?」

 

 

武幻がそう発言するとフランと咲夜は武幻に忠誠を見せるかのように頭を下げる

 

望はその行動に驚きつつも問い詰めていく

 

 

「………どうなってるんだ?まさか、操ってんのか!?」

 

「………ま、そういうことだな……あのBBAから聞かなかったか?俺が愛を哀に変える能力を持っているって?」

 

 

確かに紫はここに来る前にそう発言していた

 

しかし、それに何の関係が………

 

 

「………俺は、触れた物を自在に操れるが……生きている奴には効果がないんだ……だが、哀に変えた生き物なら操る事が出来る!!どんな奴でもなぁ……」

 

「何!?」

 

 

つまり能力にかかった奴なら武幻は例え生き物であろうが自由に操れるらしい……

 

 

というか、それ以前に……

 

 

望はここに来る前からずっと疑問に思っている事があった……

 

 

「…………さっきから愛がどうとか言ってるが……愛って、何なんだ?」

 

「はぁ!?」

 

 

そうなのである

 

望は能力の関係上愛情というのをよく知らなかった……

 

望がいつも仲間に見せるのは友情という感情である

 

つまり、望という人間にとって愛とは能力的において全く感じた事のない感情である

 

 

「………ゼハハハハハ♪お前、俺を何回笑わせるつもりだぁ!?ゼハハハハハ♪」

 

「???」

 

 

能力を知らない武幻はまた腹を抱え大笑いするが、望には笑う理由が本気で分からなかった……

 

 

「……はっ、まぁいい……取り合えず邪魔だから帰れ、小僧……」

 

 

武幻は後ろに振り返り帰ろうとする

 

そこへ……

 

 

「望!!居るかしら!?」

 

望の目の前にスキマが開きそこから霊夢、鏡火、華蓮、そして何故か魔理沙がやって来た

 

四人ともいゆもの服装とは異なり、まず霊夢はいつもの赤い巫女服ではなく今回は青い巫女服を着用している

 

鏡火はいつもの和風な武士のような服装ではなく、額に巻く黒いハチマキと同じ黒い色をした上と下が繋がっているタイプのシンプルな服を着ている

 

華蓮は、秋らしい赤色をしたワンピースの上に黄色い服を羽織り、下は椛やイチョウなどが書かれたオレンジ色のミニスカートを着用していた

 

魔理沙は上はいつもの服だったが、下はロングスカートではなく丈が半分くらいの黒スカートを着ており、頭には小さなトンガリ黒帽子がちょこんと置かれていた

 

 

「…………ちっ、あのBBA……余計な真似を……!!」

 

武幻はスキマを見た瞬間、動脈が浮き上がる程の怒りを沸かせる……!!

 

 

「…………良かった、望……無事だったのね……それよりも、アイツが武幻なの?」

 

「……ああ、気をつけろ……アイツに出来る限り触れるな……操られるかもしれない……」

 

 

霊夢達は望の元に集まり臨戦態勢を整え武幻に視線を向ける

 

すると、武幻は面倒臭そうな表情を浮かべさせる

 

 

「…………ハァ、俺と闘おうとするなんてな……バカな奴らめ……」

 

「………バカな奴かどうか、闘ってみてから言ってもらおうか!!」

 

 

そう言って霊夢達を含めた五人で武幻に突撃していく……!!

 

 

「…………お前ら、手を出すな……コイツらは俺に消されたいらしい……」

 

武幻は慌てずフランと咲夜に命令し、その後こちらに視線を向け浮かび上がる

 

 

「………うぉぉぉおおおお!!」

 

まず、望が飛び上がり通常の針型弾幕を放つ……!!

 

 

「………ふん!」

 

武幻は避けずに気合いだけで弾幕を吹き飛ばす

 

しかし、望の攻撃は終わらない……!!

 

 

「…………喰らえ!!」

 

 

望は飛んだ勢いを生かし、ラリアットを噛ますがそれも簡単に避けられてしまう……

 

望は勢いを止められずそのまま真っ直ぐに飛んでいく

 

 

「…………霊符 夢想封印!!」

 

 

しかし、それを予測したかのように霊夢は避けた武幻目掛けてスペルを放つ!

 

しかし、それすらも武幻は簡単に避けてしまう……

 

 

「煉獄………鳳凰烈火!!」

 

 

更に避けたところを鏡火が追い詰める

 

これには流石の武幻も耐えられず手で弾いていく

 

そして全てを弾いた直後……

 

 

「やぁぁあああ!」

 

 

後ろに華蓮が回り込み

 

 

「い、行きます!!」

 

 

その後、能力で強化された拳で武幻の背中に連続でパンチを叩き込む……!!

 

 

ダダダダダ……!!

 

 

この攻撃でようやく武幻に初ヒット

 

その後、華蓮は顔を真っ赤にして抑えながら地上で待機

 

武幻も少しは堪えているのか、少し唸るような声をあげる……

 

 

 

 

「まだまだだぜ!彗星 ブレイジングスター!!」

 

 

よろめいた瞬間を逃さず、魔理沙がスペルで箒に股がり武幻に追い討ちをかける………!!

 

 

 

 

 

決まったかのように見えたが………

 

 

 

 

 

ガシッ

 

 

 

 

 

「!!?」

 

魔理沙の箒の先を武幻はガッチリ掴んでいた

 

 

「なかなかやるじゃねぇか……俺にまともな一撃を加えられるとはな……」

 

 

武幻は更に片手でグッと箒を掴み、もう片方の手を振り上げる

 

 

「………だが、出した手は引っ込める訳には行かねぇな……ゼハハハ……」

 

「…………魔理沙!!」

 

 

霊夢は声をあげ上を見上げる

 

 

「……くっ!!」

 

 

鏡火はすかさず助けようとするが……

 

 

「………ん?」

 

 

その時、鏡火はふと振り返る

 

その方向を見た瞬間、助けにいくのを止めた……

 

 

「まずはお前からだ………!!」

 

「くっ…………」

 

 

魔理沙の顔が青ざめていき、霊夢が何とかしてでも助けに行こうとした瞬間………

 

 

 

 

 

「………うぉぉおおおおおおおおおお!!!」

 

 

 

 

 

バキッ

 

そう思った瞬間、武幻の背後から望が頭突きを噛ましてきた……

 

それは武幻に当たり、衝撃で魔理沙を手放してした……!!

 

 

「………ふ~、大丈夫か?魔理沙……?」

 

「お、おう♪別に一人でも大丈夫だったんだぜ……!!!」

 

 

妙に魔理沙は強がりつつも、全員地上に降り立ち再度集まり上を見上げる……

 

その先には既に体勢を戻した武幻の姿があった……

 

 

「この俺に対等にやりあえると思っているとはな………面倒だ、纏めて相手してやる」

 

 

武幻はそういうと手を掲げる

 

すると………

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴ………!!

 

 

突如望達の周りで巨大な地震が発生……

 

そう思うと今度は紅魔館の床がフランと咲夜の足場を残し崩れていく……!!!

 

 

ガラガラガラ……

 

 

しかし、床が崩れようが霊夢達は空を飛べる……

 

そんな事は関係ない……

 

 

 

 

 

そう思った時だった……

 

 

 

 

 

ブン

 

 

 

 

 

武幻は突然の出来事で反応が遅れた望たちに一気に攻め立てた………

 

 

望………

 

 

霊夢………

 

 

鏡火………

 

 

華蓮………

 

 

魔理沙………

 

 

五人の強者に強烈な一撃を噛ましていく……

 

その一撃には神気も込められており、望ですらも立ち上がれないような攻撃を諸に喰らってしまった………

 

望以外の四人は何発も貰い、既に気絶させられてしまう……

 

しかし、望は諦めずパンチを放つが……武幻に軽く受け止められてしまう……

 

 

「………お前ら如き、本気を出すまでもないわ……!!」

 

 

武幻は望に仕返しと言わんばかりに頭突きを噛まし、地面へと落としていく……!!

 

崩れていく床に五人の強者は飲み込まれていく……

 

崩れる床は何処までも崩れていき、遂には浮遊島となった紅魔館を突き抜けてしまう………

 

望ですらも気絶させられてしまい、五人はそのまま落ちていきやがて武幻が適当に上昇させた紅魔館のある場所とは別の島となった五つの島に別れて落ちていった……

 

 

「ゼハハハ……ゼハハハハハハハハハ♪俺に逆らうからこうなるんだ……小僧共……そうだ……折角だからもう少し遊ばせてもらおうか……ゼハハハハハハハハハ♪」

 

 

武幻はその後、手を伸ばし五つの島と紅魔館のある場所にある結界を張り、その後の笑い声は周辺にこだましていくのだった……

 

 

 

 




どうもリルルです♪

望達五人を余裕で倒すなんて……!!

※白炎などを使っていないが

武幻、恐ろしや~……

間違いなくキルトを上回る今までで最強の敵ですなww

さて、次回は負けてしまった望達の話とレミリアの登場ですじゃ♪

それでは次回予告

次回予告!!

武幻に負けてしまう望達

目覚めた場所は武幻が能力で作り上げた異常な島

再度合流を目指す望達は、果たしてこの異常な島の中で合流する事が出来るのだろうか?

次回

Episode4 それぞれが落ちた島々

お楽しみに~♪

To be continued~
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