今回はまず六人の内の数人の様子を描き、その後ゆかりんの場面へと写していきます♪
今回で武幻の目的が明らかとなるぜ♪
それではどうぞ
前回のあらすじ
武幻に敗北してしまった望達
その後、望達は空が飛べなくなり、更に巨人が襲ってきたりで、武幻の作り上げた島々の中で悪戦苦闘していた……
その頃、我慢ができなくなったレミリアも島に迷い混み、六人は合流を目指して先を歩いていくのであった………
武幻の作り上げし島々の中を駆けていく六人の人影……
その中の一人、霧雨 魔理沙はというと……
「………ダ――――!!!しつこいな~!!」
枝や蔦で出来た巨人に未だ追われていた……
先程から色んな攻撃を試しているが、とにかく俊敏で全くと言っていいほどに攻撃が当たらない………
※ゲームなどで表現するなら、体力は低いのに何故かボスとかよりも無駄に高い回避能力を持った、チマチマした攻撃をしてくる奴………ハッキリ言うと超ウザい
「クソ~………こうなったら!!」
流石の魔理沙も我慢の限界が訪れてしまう
魔理沙はまず何かの液体が入ったビンを大量に取りだし、それを後方にいる巨人達に投げつけるとそれは小さな爆発を起こし辺りに煙幕を張らせる
巨人達が魔理沙を見失った所で、魔理沙はすかさず箒の軌道を垂直にし、マスタースパークのパワーで一気に上空に駆け上がる…………!!!
「………喰らえ!!ファイナルマスタースパーク!!!」
デルルルルルルル…………!!!
そのまま天高く舞い上がった魔理沙は、地上に向けもう一つの八卦炉で全力のマスタースパークを放ち、地上が大爆発したと共に巨人は影も形も無くなった………
「………フ――――……出来ればあんな奴はもう懲り懲りだぜ……」
魔理沙は地上に降り立つと箒を片手に探索を開始するのだった………
その頃、あの小さな恥ずかしがり屋さんはというと……
「………うえ~ん!キリがないですぅ!!!」
先程から特に巨大な巨人目掛けて攻撃しているが、その見た目通り非常にタフで攻撃がほとんど効いていない………
それどころか、能力の使いすぎでこちらの方が先に参ってしまいそうだ………
「………ううう、こんな所で負ける訳には行かないですね……こ、こうなったら!!」
華蓮は覚悟を決めると力を込める……
すると、華蓮の体から光が漏れだし、一瞬強く光ったかと思うと華蓮の姿が変わる………
髪は青くなり、額からは青白い角が聳え立つ………!!
「………い、行きますよ……て、手加減はしませんからね……?」
華蓮は怯えた様子でそう言うと同時に、巨人はその華蓮の身長よりも大きな拳を降り下ろす………
が…………
ピシュン
華蓮はその場から凄まじいスピードで避ける
今の華蓮のスピードはまさに稲妻の如し……
巨人程度のスピードなら目を瞑ってでも避けられる
「………え、えい!!」
華蓮は既に巨人の背後に回っており、そこから華蓮は角に稲妻を溜めていきそれを巨人に向けて解き放つ……!!!
麒麟の雷
バリバリバリバリバリ……!!!
凄まじい電流が巨人に襲いかかり、その後、巨人は爆発と共に消え去っていった……
「……うえ~ん!怖かったですぅ……早く望様達に会いたいです~、グスン……あああ!!それよりもこんなに目立つような事をして恥ずかしいです~!!」
華蓮は倒したのにも関わらず、泣いたり恥ずかしがったりという事を繰り返しながら一人歩みを進めるのだった……
その頃、あのカリスマ吸血鬼はというと……
「………キェェェエエエエ……!!!」
翼を纏いし巨人を既に倒し終わっていた……
「……フー、思ったよりは手こずったけど……大した事なかったわね……」
レミリアは所々服に傷が入っているがまだまだ余裕そうである
それ以前に戦闘中に気づいたのだが……
翼使えば飛べるんじゃね?
そう思い翼を使って飛んでみた所、案外アッサリと飛べるようになっていた……
普段はほとんどイメージで飛んでいるので翼を使っていないのだが、どうやら飛べないのはイメージによる飛行のみのようである……
「………さてと、早く皆を探さねばな………」
レミリアは翼を使い空を舞いながら望達を探していく………
そして
その頃、武幻のアジト……もとい紅魔館では……
「………ゼハハ、計画は実に順調だな………これで、愛に溢れる幻想郷をもうじき哀に変えることが出来る………愛などという下らん感情に飲まれた世界を………消すことが出来る………ゼハハハハハ♪」
武幻が本来レミリアが座っている椅子に腰掛け高笑いしていた……
その隣にはフランと咲夜の姿もあり、二人とも目の焦点が合っていない……
心ここに在らずといった様子だった
「………さてと、そろそろ出てきたらどうだ?クソババア……」
武幻は突然高笑いを止め、ニヤつきながらフラン達を除けば誰もいない空間に話しかける………
「…………やっぱりバレてたのね……武幻……」
すると、武幻の目の前にスキマが現れ、そこから紫と紫の式 藍が姿を現した……
藍の表情は鋭いが、紫は相変わらず扇子で顔を隠しながら武幻を見つめるのみである
「……ゼハハハ♪久しぶりだな~……八雲 紫さんよ~」
「……気安く話しかけないでくれるかしら?」
武幻は紫を全く気にしていない様子で話しかけるが、当然紫はそれを軽く受け流していく………
「…………ま、そんな事はどうでもいいとして……何しに来た?」
武幻は先程とは売って代わり、鋭い眼差しで紫を睨み付ける
その視線に藍は無意識に少し後退するが、紫は無反応のまま答える……
「…………それ以前に、貴方の目的は何かしら?また、幻想郷の支配でも目指すつもりなのかしら?」
「いいや、もう支配なんざに興味はない………俺は、世界を潰すのが目的だ……!!」
「…………世界を潰す……ですって?」
世界を潰すと聞き紫の表情が少しだけ歪む
「………ああ、そうだ……折角だから教えてやる……お前が知った所でどうしようもないからな~……!!」
表情が歪む紫を他所に、武幻は己の過去を話し出した……
「俺はな、昔……ある一人の女を好きになった事があった………俺はどうしようもなくその女が好きだったが、あの頃の俺はその女に告白なんぞする勇気すらもなかった……だが、ある時……俺は覚悟を決め、その女に告ったんだよ………その時、なんて言われたと思う?………気持ちが悪いだってさ……挙げ句に、俺はストーカーだの何だの言われて、人間にも妖怪にも追い回され、殴られたりもされたんだ………だがその時、絶望に飲まれる中で俺はこう思ったんだよ……愛は結局、哀しみになるだけなんだって………愛はこの世で尤も下らない感情だってな………」
「………………」
それを聞いていた紫達は黙ったまま何も反応をしない
「………この幻想郷は愛に溢れるような世界だ………そんな世界の存在を見ているとイライラするんだよ………この世界の存在が俺をイライラさせるんだよ………!!」
「………だからってこの世界を滅ぼすとでも言うの!?そんなの……ただの逆恨みじゃない!!」
武幻の言葉に紫はようやく反応する
確かにそんな理由ではただの逆恨みにしか聞こえない……
が………
「………逆恨み、か………で?それがどうしたっていうんだ?」
「な………」
武幻の開き直った発言に流石の紫も言葉を失う
「………俺のやってる事は確かにただの逆恨みだ………だが、俺は別にそれでいい………俺は愛に溢れる愚かな世界が潰せるならそれだけで充分だ………それに………」
武幻はそこまで言うと紫を更に鋭い視線で睨み付ける
「…………それに一番の目的はお前への復讐なんだぜ……お前が愛する世界を潰し、お前が恐怖に怯えひきつった顔を見るのも目的の一つだ………」
「ッッッ!!」
紫はそれを聞くと表情が崩れた
その表情を見た武幻は妖しく笑いながらこちらを見つめる
「そうそう、そんな顔だ………てな訳でもうお前に話すこともない……さっさと帰れ」
武幻はそう言うと手を伸ばし、今度は紅魔館の天井を崩させる
咄嗟の事で紫はスキマを使い姿を消した直後、武幻は紫がしばらくは入ってこれないように結界を張る………
「……………ゼハハハ、これで邪魔物はアイツら以外もう居ない……もうすぐだ、もうすぐで世界を潰せる………そして、あのババアの大切な物を壊すことが出来る……!!!ゼハハハハハ♪」
結界を張った後、武幻は紅魔館で一人また高笑いをし、遂に計画が始まろうとしていた………
どうもリルルです♪
う~ん、何というか清々しいくらいの逆恨みっプリ(*´・ω・`)bじゃ
逆恨みもここまで病んでると逆に理屈が通ってるように聞こえる………!!
※そう聞こえる方は居ないでしょうねww
それでは次回、一気に物語は進みいよいよ大詰めって感じになる(*´・ω・`)bじゃ♪
それでは次回予告
次回予告!!
武幻の計画が始まろうとする中、望達もようやく再集合を果たし紫と出会う……
紫から武幻の目的を知ったその時……
望達は再び武幻との再開を果たす………!!
今度は本気で襲いかかる五人と吸血鬼
果たして今度こそ勝利する事が出来るのであろうか!?
次回
Episode6 再戦、そして……
お楽しみに~♪
To be continued~