「!―――いまのは・・・!?」
小さな異変、けれど、その男には感じられた――それが故郷である惑星のピンチ。
「――なら、俺のやることは変わらねぇよな」
男が手をかざすと、ジッパーのようなものがどこからともなく開いた。
「ここがファウストのアジトか?」
貴利矢と翼が訪れたのは、一見すると普通のビルであった。
「九条さん」
「ん?」
「・・・どうやら、ビンゴだったようです」
霧と共に、怪物が発生した。
「こいつら、毒によって怪物に変えられた人間たちか?」
「・・・いえ、違うかもしれません」
「あ?」
「彼らには意思、というか・・・命を感じさせるものがない、ように感じる」
「何にせよ、こいつらを倒さないと先に進めないな・・・いくぜ、智泉」
「はい・・・アマゾンッ!!」
「5速、変身!!」
[(ガッチャーン!レベルアーップ!!)ばくそう、バイーク!!(アガッチャ!)
ドラゴナイトハンター・・・ゼーット!!]
[—Neo-]
ドラゴンのような重装備のレーザーとネオは、建物に向かって走り出す。
途中襲ってくる怪物を切り裂いていくが、怪物は、人間に戻らず、塵となっていく。
「智泉の言う通りということか――なら、遠慮はいらねぇなァ!!」
「オオオオオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!」
一方、とある研究所に風斬氷華は、潜入していた。
「翼君たち、無事にたどり着いていると良いけど・・・」
「その心配はないだろう」と黎斗神「トランスチームガンを扱う者は、ハザードレベルは、皆同じらしい。調べた結果、ローグの戦闘能力は、ゲーマドライバーレベル3相当らしい。九条貴利矢に渡したガシャットと智泉翼がいれば問題はないだろう」
「そういうことではないのですけど・・・ッ!!」
「・・・どうやら、こっちにも隠してある情報があるらしいな」
霧が立ち込め、怪物が姿を現した。
「・・・黎斗さん、ここは私が」
「良いのか?私がそのまま逃げるとは考えないのか?」
「そしたら、私が責任をもってぶっ倒します」
[デュアル、ガッシャットッ!!]
「マックス大変身!」
[マザルアーップ!!]
[辿る冒険、ファンタジー!放つ砲撃、シュミレーションズ、巡る発進、デンジャー!!
タドルシュミレーショーンズ!!]
「ノーコンティニューで・・・クリアします!!」
「数が多い・・・このままじゃ不味いな」
「・・・」
貴利矢と翼は、先に進めないでいた。そのとき、一人の少女が現れた。
「!」
「おい!にげろ、ここは危険だ!!」
「・・・“遥か彼方の文明(リトル・ニクリア)”!!!!!!!」
瞬間、周囲にいた怪物が一瞬で消え去った。
「すげぇ、あの怪物共を一瞬で・・・」
「・・・」
智泉は、見ていた・・・いや、視線を外せないでいた。
胸の奥がドクンドクンと、はげしく脈打つ・・・初めてのことだ。
あれが、欲しいと思った。