機動戦士ガンダムSEED THESTORYALICE 作:Artert
一回目のオーブ侵攻作戦から一日。アズラエルはまた侵攻するらしい。そんな訳で出撃だ。
マスドライバーは分かるが何故モルゲンレーテまで確保する理由があるんだ? まあ、関係無いがな!
そう考え、ストライカーパック【I.W.S.P.】の【9.1メートル対艦刀】を引き抜き、M1アストレイを切り裂く。
そしてそのままオーブ本島へ侵攻していくが、一機のMSと会敵する。
【GATーX105ストライク】
連合では言わずと知れた伝説のGタイプ。これに乗ったパイロット【キラ・ヤマト少尉】がザフトに奪取されたGタイプ【GATーX207ブリッツ】と【GATーX303イージス】を撃墜、更に【砂漠の虎】の異名で呼ばれる【アンドリュー・バルトフェルド】を撃墜したことで広く知られている。
ザフトもそれであってかは知らないがこの機体、テスタメントを開発していた。
ストライクは全てのストライカーパックを搭載したストライカーパック【マルチプルアサルトストライカー】、通称【GATーX105+AQM/EーYM1パーフェクトストライク】と呼称される。しかし、キラ・ヤマト少尉は重量の観点からこのストライカーパックを使用しなかった。つまりここから導き出される答えは……
「別のパイロットか!」
「何っ!? あれはストライク、いや新型か!」
相手のパイロットも気づいたようで超高インパルス砲【アグニ】を構えて撃ってくる。
だが私はI.W.S.P.の重量の偏りを活用し、一気に右に回避してスラスターを全開、【115mmレールガン】を撃ちながら近づく。
相手のパーフェクトストライクも【シュペルトゲベール】を展開、切り合いになる。その上を一機のMSが飛んでいった。【ZGMFーX10Aフリーダム】である。
フリーダムは後から続いてくる【GATー01ストライクダガー】の部隊を壊滅させている。
「ちいっ!」
「おおっと、行かせねえぜ」
「邪魔だ! 【エンデュミオンの鷹】!!」
立ちふさがるパーフェクトストライクのパイロット(おそらくだが)のムウ・ラ・フラガに対し吐く。
すると上空から散弾とビームが撃たれる。
奪取された【GATーX103バスター】だ。
「援護するぜ。おっさん」
「おっさんじゃねえ! だがありがたい!!」
「ちいっ! この状況でバスターもか!!」
が、流石にエースパイロット二人にブーステッドマンも苦戦する。前回のフリーダムに蹂躙されたように。
パーフェクトストライクがアグニを戻し、ビームブーメラン【マイダスメッサー】を投擲、左腕に装備されたロケットアンカー【パンツァーアイゼン】を射出して腕を掴もうとするが機動力で上がり、ビームブーメランには【コンバインドシールド】に装備されたビームブーメランで対抗する。
バスターも襲いかかってくるがレールガンで対応する。だが次第に撤退の姿勢を見せ始めている為、フリーダムと【ZGMFーX09Aジャスティス】を追う。
そこには連携しながらフリーダムとジャスティスに善戦する三人がいた。
「お前らって仲悪いけど連携したら仲良いよな」
「ああ!?」
そう言いながらビームライフルを撃ち、援護する。
「例の核搭載型かっ!」
キラはアスランによって既にテスタメントのデータを得ている。そのためテスタメントが核搭載型という事を既に知っているのだ。
「はああああっ!!」
ジャスティスが二刀流で切りかかる為、こちらもビームライフルを放棄、ビームサーベルで受け止める。
「ちっ、シャニ! こっちに来い! オルガとクロトはフリーダムの相手だ!」
「言われなくても!」
「んじゃ、あいつやるよ」
「ふん、前みたいに落とすなよ!」
それぞれ二機に別れ、相手を翻弄していく。
ジャスティスがビームライフルで攻撃するため、フォビドゥンの【ゲシュマイディッヒ・パンツァー】で受け、テスタメントで切りかかるという安直な連携だが、自分達は強化人間の為、そう易々とやられる訳ではない。
しかし、後ろから轟音が響くと思えば確保すべき物の一つ、マスドライバー【カグヤ】から【アークエンジェル】が発進している。だが、止めようとしても止められない。それは確保すべき物だからだ。今ここでアークエンジェルを落とせばマスドライバーも破壊されるからだ。
「アズラエルめ、面倒な事を!」
忠誠を誓っている自分もアズラエルに舌打ちする。
やがて、オーブのもう一隻の戦艦が射出され、フリーダムとジャスティスはそれを掴もうとする。
自分達も止めようとするがこの二機には当てられない。当ててしまったら爆発し、マスドライバーが爆発するためである。やがて、フリーダムとジャスティスは戦艦を掴み、海に向かってフルバーストを行い、自分達を受け付けないようにしている。
そしてうち上がり、マスドライバーから爆発音が聞こえてくる。マスドライバーが自爆し、モルゲンレーテ本社も自爆したようだ。
『してやられましたね、戻ってきなさい』
「……了解した」
私は無気力に舟へと機体を動かした。
ムウさんの逆行作品を見て創作意欲が湧いて書きました。
次回は宇宙です。