ghost of orario   作:ヤーナム産の明太子のなにか

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東洋における神とは悟りを開いた存在であり全知そのもの
故に逆らえず敬わなければならぬ
だがそれは盲目である


トラウマ

「ほんとにいいんです?」

「もうベル様何度も聞かないでください!いいですよ!」

「だ、だってぇナユさん、これ1000万ですよ?!」

「えぇ、私もなんでそんなに高いものをひょいと渡せるのか理解できません。ですが仁様のサポーターの私は仁様に従うのです。何も言いませんよ」

「そんな不服そうな顔しながら言われてもぉ」

「ベル、一つ言っておくがこれはタダではないぞ」

「え?!」

「その武器を使いこれまで以上に役に立ってくれ、刀の訓練なら俺が付き合う。その働きを俺への褒美としてくれ」

「は、はい!(お金要求されるかと思った、、、怖かった)」

ガン!

「いっいた!ナユさん、何するんですか!」

「ベル様が仁様に不敬なことを考えたと思ったので、、」

「えぇ、、(なんでバレてるの?!)」

「コラ!ベルもナユも喧嘩するでない。」

「「すいませんでした」」

「うむ、さぁベルよ。今日はもう遅い、俺たちは帰るが、、、試し切りでもしてくるか?」

「え、はい!してみたいです!」

「よし行ってくるがいい。だがベルよ、あまり深く潜らないことだ。そして注意しろ、過度な自信は十分な敗因足りえる」

「はい!」

「これは興奮しすぎてほぼ頭に入ってないですね」

(うーむ流石に大丈夫とは思うが、、、心配だ)

 

 

 

「よぉし!仁さんたちから貰ったこの武器、見ただけでもすごいのに、、使えるなんて、、やっぱり恐れ多いや」

そう呟きながら僕はダンジョンに入る

「とりあえずゴブリンで試してみよう」

「グギ!」

「い、いた!未だに怖いけど、、、でも」

ブンッ!

うわ、、僕の振り方、下手すぎだな。どうやって仁さんはあんな綺麗に、、、

サクッ

「へ?」

え?え?これは?今僕あんまり力入れてないし綺麗にも振れてない、、なのに

まるで手応えがない。

豆腐でも切ってるみたい。刃が止まらない、、、これがヘファイストスファミリアの武器、、、

サクッ

まただ、下手なのに、振れてない粗末なもののはずなのに切れる

 

まるで英雄みたいだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「グギャアァ」

うん今日はこのくらいにしよう

あの後結局少し調子に乗って下に降りちゃった、、でもお陰で少しは使えるようになった、、のかな?

というかここ、、なんか変だ

魔物が異様に少ない、今まで気にしてないけど倒した魔物も怯えてるみたいだった、、異様だ

動けない、深淵のような雰囲気が溢れている。何事も吸い込んでしまうような、暗い、暗い雰囲気だ

「ヴモォォォォォ!!」

あぁ、、あ、、

黒い巨体が近づいてくる

うぁ、、、

それは濃厚な死そのもの

純粋な暴力

理不尽そのもの

その咆哮で僕の体はかたまって

ガン!!

大岩の様な一撃を喰らってしまった

 




トラウマ
それは本能的恐怖
いかに対処できるものだろうが、これがある限り乗り越えることは出来ぬ
つまり精神のありようとは戦いにおいて大切であるのだ
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