ghost of orario 作:ヤーナム産の明太子のなにか
様々な技を極めた冥人は特定の技に対しまるで先が見えているかのように避けたという。
それらは致命足り得る攻撃ばかりで故に冥人は死なない
逃げる、ひたすら逃げる
勝てるわけがない。一撃もらっただけなのにもう体が悲鳴を上げてる。
次喰らえば確実に「ブモォォォ‼」
ドガァァン
「ぐっ」
余波だけでこの威力
地面は揺らいで壁は砕かれて空気は震える
もう体が怯えてしまっている
咆哮を聞くだけで体が動かない
「あ、、、ああ、、ああああ」
そして目の前に袋小路が現れたとき
僕の心は、、
折れた
(すいません神様、エイナさん)
目前に迫るは絶望
(こんな武器をもらったのに、すいません仁さん、ナユさん)
それはベルの鼻先まで到達し
(あ)
突然消えた
「......えっ?」
そして降ってくる赤い雨
それがミノタウロスの血だと気づくのに時間はかからず
「大丈夫?」
僕は恋をした
(同時刻)
「ベル、なかなか帰って来ぬな」
「そうですね、何かあったんでしょうか、、」
武器によって調子に乗っていたとしてもいくらなんでも遅すぎる
そろそろ心配になってダンジョンに潜ろうとしたとき
「今から少しの間ダンジョンを封鎖します!上層にミノタウロスが現れました!」
ベルの身になにがおきたか仁とナユは即座に何が起きたか理解し
「お、おい君たち‼」
周りの静止も聞かずダンジョンに潜っていった
「ピャァァァ!?」
「え、」
中層で逃げたミノタウロスに襲われてた少年を助けたら逃げられた
なんで
「ブッ、ギャハハハ‼」
「‼」
「ハハ!お、お前、逃げられてやんの!アハハハ‼」
「もう!ベートさん笑いすぎです‼」
もう知らないっ!
「ハァ、ハァ、ハァ」
走る
ひたすら走る
何だあの女神は、凛々しく美しい
僕は自分が血まみれなのも気に留めずひたすら走り続け「待て」
「ぐうぇ」
誰かに服の襟を掴まれた、、気絶すると思った
「...何しておる」
「じ、仁さん?!」
「.....」
「あ、あの、、苦しい、です」
「はぁ...ベル様はもう少しそのままでいいです」
「ナユさんまだひどくないですか?!」
「なんでこうなってるのか分からないのが悪いんです!」
「先程は申し訳ありませんでした」
「「わかればよろしい」」
全く、心配してきてみればなぜか全身血塗れなベルが走ってきおった
怪我はしているようだが無事で何より
「ところでベル、何があった?」
「あ、はい、、実は
「何?ミノタウロスと戦ったのか?」
「い、いえ、逃げてばかりでしたし、、そ、そのアイズヴァレンシュタインさんに助けてもらっただけです」
「ナユ、その方は何者だ?」
「オラリオでも有名な冒険者ですね。ロキファミリア所属でレベルは5、二つ名は剣姫です」
「ふむ、俺よりはるかに格上というわけか」
そんな人に助けられるとは数奇なものだな
「あ、あの!ナユさんはアイズヴァレンシュタインさんについていろいろ知ってるんですか?!」
「え、まぁはい、有名ですし」
「教えてください!」
(あ、これ、あれですね)
「やっぱダメです」
「なんでぇ?!」
「気分です」
「酷い?!」
(まぁ貴方の主神から言われたなんて言えませんよね)
「それよりベル様...いやベル君?」
「え、なんでしょう(汗タラタラ)」
「まさか、今回やらかしたのがただで済むなんて、、思ってないですよね?」
「いやぁ..その」
「安心してください。そんな重い罰は下しませんよ」
「よ、よかった」
「私たち全員に飯を奢ってください」
「あ、いや僕お金な「いいですね?」....はい」
この世界で1ヴァリス10円程度とします