ghost of orario 作:ヤーナム産の明太子のなにか
ある英雄の背中はひどく血塗れていたという
それは今まで淘汰してきた敵のおびただしいものであり
あるものは正義をあるものは憧れを見出した
「アイズたーん!お酌してや〜!」
「ん、、、?」
「ロキ、アイズが困っているだろう、やめないか」
「はいはい、ママはお節介やな〜」
「誰がママだ!」
「おっとロキ、お客人みたいだよ」
「ん?誰やこんな時に」
「宴の邪魔をしてすまない、俺のファミリアの者がそこの少女に救ってもらったと聞いてな、その礼を言いにきた」
「救った、、?なんかあったんかアイズたん」
「うん、、そこの子、ミノタウロスに襲われてたから、助けた」
「流石うちのアイズたんやな!んでその礼を言いにきたと、律儀なやっちゃなぁ〜」
「ベルも礼を言え」
「あ、ありがとうごいまひた!!」
(((噛んだ、、)))
こんな時に噛むとはベルは中々にあがり症だな
「心から感謝する、何か手伝えることがあるなら手伝「あっあいつ!」
「ベート、どないしたん?」
「あいつだよ!トマト野郎!」
トマト野郎、、何のことだ?
「マジで傑作だったぜ?あいつアイズに助けられた時にミノタウロスの血を全身に浴びて真っ赤になって、しかもそのあと...ププ今でも面白れぇ」
「ベートさんやめてください、あれは私のミスです」
「お?アイズにしては珍しく喋るじゃねぇか、まさかあいつに惚れたのか?」
「そんなわけじゃ、、」
「だよな、あんな奴に惚れる訳ねぇ!」
「ベート!いい加減にしろ!」
「黙ってろババア!雑魚じゃぁ、アイズバレンシュタインには釣り合わねぇんだよ!アヒャヒャ」
「おい」
「あ?なんだよ」
「黙って聞いていれば随分な言いようだな、俺が聞いた話ではあのミノタウロスはそちらのミスという話だったが?」
(?! まずい!)
「あぁ?!それがどうしたんだ!弱い奴が悪いんじゃねぇか!」
シーン
「そうか、では1つ質問させてもらおう
お前は生まれたてから今の強さだったか?」
「んなわけあるかよ!」
「そうであろう、誰だって最初は赤子だ、非常に弱く、守られるべきものだ」
「だからそれがどうしたんだよ!」
「まだわからんか、お前は今この常識を否定したのだ。
誰だってはじめは弱く、拙く、脆い、だがその上で色々なものを経験し、糧とすることで生きていくのだ」
「....」
「それを否定し、馬鹿にし、挙げ句の果てに笑い話にだと?ふざけるな!!」
「?!」
「ベルはまだ幼い、俺から見てもただの夢をみる少年だ、だがな!その夢をはなから潰し、笑い、砕くなど、、鬼畜の所業だ!
礼を言いにきたのは間違いのようだな、取り消させてもらう。今後一切、こちらに関わるな」
シーン
「そろそろいい加減にしな!!飯が不味くなっちまうよ!」
「む?いかぬな、気が入ってしまった。ナユ、ベル、続きをいただこう」
「「じ..仁さん(様)...マジで?」」
「どうした二人とも」
「「「あいつマジかよ...」」」
「「「「「ロキファミリアに喧嘩売りやがった...」」」」」
オラリオの新参者
東方の武士のような姿の者
未だ認知される者でなく
だが見出されていくだろう