ghost of orario 作:ヤーナム産の明太子のなにか
それは仁の叔母のような存在である百合が残した道具。
相手を毒により殺したり、狂わしたりする。
百合がこれを仁は伝えたのは誉れなど気にせず生きろという心の表れか
それはもうだれにもわからない
※この武器を貶されると仁は不機嫌になります(百合を貶された気がし、志村とのやりとりを思い出してしまうため)
「で、ベルよ。受付はどこだ?」
「あ、受付はあそこなんですけど、、なんか行きづらくて、、」
「ん?何が行きづらいのだ?行くぞ」
「ちょ?!待って、待ってくださーい!」
ベルはすこし臆病なところがあるのだな。
まあ臆病なのは、、良いことというと酒売りのあいつを認めてる気がするからやめよう
「こんにちわ〜君たちは冒険者登録に来たのかな?」
「あぁそうだ」
「はい!」
ぬ?いい返事だ。やればできるじゃないか
「はいはいー、ならここに名前と所属ファミリア、レベルを書いてね〜」
というかこの女、中々に独特だな。なぜか声を聞くと落ち着く声をしている
ベルも同じような気持ちになったのかなぜかあくびしている、、おい
「ふふふ〜声が不思議かい?僕はね〜特殊な声なんだ〜なにしろ聞いた人の心を安らかにするらしいよ?」
「そうなのか、、、おいベル寝そうになるな。ところで文字が書けないのだが」
「ん?そうなのかい?なら僕が代筆してあげるよ〜」
は!?としてるベルを横目に俺はあらかじめナユに教わった自身の情報を伝える
「はい、これで終わりだよ〜。君も終わったっぽいね。さぁ!これで君たちも晴れてオラリアの冒険者だ。是非頑張ってくれたまえよぉ〜。
ということで小さい君の担当は別の子が担当してくれるから向こう行ってね〜、エイナっていうちょっと気難しいいい子だから。」
「は、はい!ありがとうございました!」
そう言ってベルは走り去っていった。元気だな
「ということは俺の担当はお前か?」
「お前とは失礼なぁ〜、僕にはフィア クラスタっていう立派な名前があるんだぞ!」
「そうか、それはすまなかったなフィア。」
「ふふふ、わかればいいのさ〜。さあんじゃまずはいこれ!」
ん?これは、、なんだこの粗悪なナイフと装備は
「これは、、」
「これはね〜新人君たちは大体装備がないからということで支給することになってる装備なんだ〜君も持ってないでしょ?」
「ん?いやあるぞ?」
「おっ?珍しいね〜一応見してくれるかい?」
「いいぞ」
そう言い俺は隠していた刀を抜く
「ほらこれだ」
「、、、」
「ん?どうした、フィア?」
「き、」
「ん?」
「きれいだぁぁ!!」
「んお?!」
「ああ素晴らしいねそれは!透き通るような刀身!美しい曲線を描く峰!あまり派手ではないけど意匠の気合いが伝わる刃文!見た目より使い勝手が求められたような柄!そして見たこともないが綺麗な紋章!はぁ〜〜久しぶりにいいものを見たよ!」
「ぬぅ、、、」
聞いたことがあるぞ。このような一つの物に執着するものを確か マニア というのだ
だが武器を褒められて悪い気はしないな
「そうだろう。これは俺の家が代々継いできた業物だ。」
「へぇ、、見た目以外にも美しいと感じたのはそれが原因か」
「ん?どういうことだ?」
「いや〜最近はねぇ、見た目だけ良いものとか、性能はいいのに全く使わずに飾ってるだけのものとか、多いんだよねぇ〜。その点この刀はよく使われていて凄いよほんとに」
「それはよくないな」
「そうだろうそうだろう!そもそも、、、、、
なんだろうか、、久しぶりに楽しい会話ができた気がするな
クナイ
それは境井仁の扱う暗器のひとつ
熟達された技により一度に3本までなら投げることができる
これは境井がはじめて使った暗器。誉れとの決別の証である