ぐらんぶる〜とあるカップルとPaBの物語〜 作:あーくこさいん
読んでくれれば嬉しいです。
※この話には卑猥な単語・表現が多数有ります。ご了承の程よろしくお願いします。
海沿いの線路ーーー
その線路を走っている二両編成の電車の中に2人のカップルが乗車していた。
1人は黒髪のツーブロックの男性、もう1人は腰まで届く長い髪に短めのツインテールの女性が向かい合って座っている。
その男性は電車の窓を覗いており、そこから見える景色はまさに絶景の一言だ。
彼女も窓から見える景色を見て歓喜している。
???
「わぁ〜綺麗〜」
???
「…そうだな。」
彼女は窓から見た景色の感想を述べ、彼も肯定する。
この2人は今年から伊豆にあるダイビングショップ『Grand Blue』に下宿する為に電車に乗っていた。
…因みに2人とも処女と童貞を卒業している。
そんなカップルの馴れ初めは、かーなーり特殊である。
俺の名は
家族構成は、父:
母:
兄:
俺は中学生の時に兄貴が書いたエロ本を見て、それ以来エッチな事に興味を持った。
兄貴はエロ漫画家であり、さらに同人誌も書いている。
高校に入るまでの3年間、エロ本やアダルトアニメなどを見てより一層興味を抱き、それ関連の知識を蓄えた。
それと同時に、これは小学生からであったが自分は集団に馴染めなかった。
特に中学生になってからは自分のエッチな事に興味を持つ感情を殺してまで馴れ合う事に理解を示せなかった。
俺は考え、ある決心をした。
自分を偽ってまで集団に合わせる事に息苦しさを感じるのならば……自分に嘘をつかずに堂々としていようと。
そして高校に入り、皆が新しいクラスメイトとの馴れ合いをする中、俺はエロ本を休み時間…しかも教室の中で堂々と見ていた。
しかも、高校3年間ずっと。
その為、高校の時のクラスメイトからは『キモい』だの『犯罪者予備軍』だの『イケメンなのに勿体ない』などと言われたが、俺は気にしなかった。
自分を偽る人生に意味など無い…そう考えた俺は二次元エロ作品(エロ本、アダルトアニメ 、3DCGモノ)を好きな事を隠さず生きることを決めた。
自分で言うのも難だが、俺は端正な顔の持ち主で俗に言う“イケメン”という部類に入っていた。
その為初めの頃は言い寄ってくる女子が多かったが、俺がエロ本好きなのを知ると一方的に拒絶した。
そのお陰で高校3年間は友達は居ない。
だが、後悔は無かった。
今まで感じていた息苦しさが無くなり、清々しい気分になった。
…とまぁ、そんな体たらくじゃ彼女は無理だろとなるが転機が訪れたのは去年の6月。
両親が結婚30周年記念として長期旅行に出かける事になった。
その期間はなんと3ヶ月。
その間俺達兄弟は母親の知人の家に同居する事になった。
勝手に決められて不満に思った俺だが、家に招待されて美人な母娘に対面した途端、そんな気持ちは吹っ飛び喜びに変わった。
それが俺の彼女…
彼女は真面目で成績優秀、運動神経も高く彼女の通う女子校では生徒会役員を勤める程優秀な子だ。
容姿も綺麗で思わず一目惚れした。
それからというもの、俺は彼女を思い浮かべながら自慰行為に走った。
1週間程それが続いたが、それ以降彼女との関係に進展があった。
ある日夜中に目が覚め、そのまま起きていると何やら物音がした。
ガチャという音を聞き、窓を覗くと仁美がコートを羽織って外出するのを見た。
ちょうど午前0時になり土曜日になったのと何するんだろうと好奇心が勝り、俺は着替えをして彼女を尾行した。
気付かれない様に尾行し、着いたところは人気のない公園だった。
彼女は公園の中心に立ち、辺りを見渡す。
…俺はこの光景に見覚えがあった。
まさか……と思ったその瞬間、彼女はーーー
コートを広げて、裸体を晒した。
そしてコートを広げたまま裸体を周囲に見せる様に向きを変えていて、その時の彼女の表情はとても淫らだ。
そう、彼女には露出癖があった。
それを見た俺は驚いた。
“本当に漫画通りの展開があるんだ……”と。
様々なエロ本を読んでいるので、当然露出系のも読んでいるがそのエロ本では生徒会役員など学校で重要な役職についている真面目そうな女子生徒がストレス発散の為に夜な夜な露出プレイに耽るシーンがある。
彼女もそういうものだろうと俺は思った。
彼女の方はしばらく露出した後、コートを再び羽織り、公園を後にした。
俺も尾行し、長い時間歩くと今度は別の公園に着いた。
辺りを見渡すと、今度はコートを脱ぎ近くのベンチに置いた。
そう、完全に裸体を晒したのだ。
彼女は淫らな表情になり、余韻に浸っている。
すると彼女の手が卑猥な音を立てて陰部を弄った。
彼女も自慰行為を行なっていた。
こんな光景を目の当たりにしたら、当然勃起した。
俺は気付かれない様に草むらに隠れて自慰行為を行った。
その時のオ●ニーは今までとは比べ物にならないくらい気持ち良かった。
彼女も涎を垂らしながらオ●ニーに耽り、やがてーーー
仁美
「イクゥゥゥ!」
志郎
(うっ、出る!)
2人同時に
俺はその快感に酔いしれていた。
その時だったーーー
カサカサ
何やら音が聞こえた。
しかも何処か聞き覚えのある音だ。
その音が何なのか分かった時、血の気が引いていた。
さらに右腕に何かしらの感触があった。
恐る恐る右腕を見るとーーー
Gがいた。
「ギャァァァァ!!」
俺は悲鳴をあげて飛び出し、半狂乱に腕を振り回す。
その結果、Gは飛び立った。
Gが飛び立った事に安堵した。
がーーー
仁美
「志郎…くん……?」
彼女の声を聞いて、ハッと振り返る。
そこには生まれたままの姿の仁美がいた。
そう、見つかってしまった。
さらに、自慰行為で自分も陰部を出しており完全に勃起した状態で彼女の目の前に晒していた。
志郎
(き…気まずい………!)
弁明しようにも言葉が思い浮かばなかった。
しばらくの間、双方とも沈黙が続いていたが、突如人の気配を感じた。
志郎
「っ!まずい、人が来る。とりあえずコートを!」
仁美
「えっ、うん!」
彼女は急いでコートを羽織り、俺は陰部をしまった。
そして気付かれる前に公園を後にした。
幸い気付かれる事は無かったが、しばらく早足で歩き自販機の前に立ち止まった。
一息つくと仁美が口を開いた。
仁美
「えっと…いつから見てたの……?」
彼女が質問してきたので、俺は正直に答えた。
怒るのかと思ったが、彼女は続けた。
仁美
「そう…志郎くんはさ、エッチな事に興味あるの?」
志郎
「興味しか無いです。」
俺は迷う事なく即答した。
エッチな事に興味を抱くのは事実なのだから。
仁美
「…えっと、そんなあっさり認めるの?」
志郎
「まぁな。そのおかげで友達は居ないがな。」
俺はこの際だから今までの事を全部話した。
その話を聞いた彼女の反応は意外なものだった。
仁美
「すごいじゃない…自分に嘘をつかずに堂々としているなんて。」
志郎
「そうなのか…?ほとんどの人が一方的に拒絶しているのに…」
彼女は話した。
彼女も集団に馴染めなかった事…
集団に馴染む為に生徒会役員を率先して志願した事…
中学生の頃からエッチな事に興味を持ち始め、生徒会役員としての自分とエッチな事に興味を持つ自分との間で板挟みになりストレスになった事…
ストレス発散の為に大人向けの玩具を使った自慰行為や露出オ●ニーを行った事…
最初のうちはストレス発散の為にやっていた行為が次第に快感を覚えた事…
俺は彼女の話を聞いて、彼女も自分と同じ境遇なのかと思った。
違うのは自分に嘘をついているか、否か。
俺の場合は自分に嘘をつかずに堂々としていたので、それほどストレスを感じなかったが、彼女の場合は生徒会役員としての自分とエッチな事に興味を持つ自分との間で板挟みになりストレスを感じていた。
その為に彼女は露出オ●ニーを行っていた。
だが、俺は不安を覚えた。
見つかったのが俺で良かったが、もし赤の他人に見つかったら最悪の場合レ●プされてしまう懸念があった。
そこで俺はある提案を出した。
志郎
「…なぁ、仁美。」
仁美
「何?」
志郎
「この状況で言うのはおかしいと思うけど……俺達、付き合おうか。」
仁美
「えっ…!?」
突如の告白に彼女は困惑した。
仁美
「えっと、何で……?」
志郎
「俺と仁美はエッチな事に興味を持っている。なら、お互いそういう関係になれば2人でエッチな事をしてストレスを発散出来るし、露出プレイも2人で行えばそういうカップルとして認知される。それに………」
仁美
「それに?」
志郎
「これは俺の我儘になるんだけど…仁美とは初めて対面した時に一目惚れしたんだ。」
仁美
「えっ…///」
志郎
「初めて会って1週間、ずっと仁美を思い浮かべながらオ●ニーしていた。」
仁美
「えっと…あの……///」
志郎
「だから…仁美が誰かの手で汚されるなら、俺の手で汚したい。俺の女になってくれるか…?」
今思えば告白として宜しくない状況だったがーーー
仁美
「……うん、いいよ。お付き合いしよっ///」
承諾された。
その後俺達はキスをした。
仁美
「ねぇ志郎くん。この後どうする?……いっその事このまま外でエッチする?」
仁美が提案する。
確かにお互い性的興奮が高まっているし、外でS●Xするのも悪くはないが………
志郎
「……いや、初めてはベッドでしたい。どうかな?」
俺の提案に彼女は頷いた。
俺達は家に帰り、そしてーーー
童貞と処女を卒業した。
それからというもの俺達は互いの体を貪り合った。
お互いエッチな事に興味を持っていたので、いろいろな体位や様々な種類の性行為を行った。
特に夏休みに入ってからは一日中S●Xすることもあった。
そして両親が旅行から帰ってきて同居生活が終わった後も週一のペースで会いに行き、勉強教えて貰うついでにエッチした。
付き合ってからの生活はまさに充実したものだ。
これほど幸せに感じた事は今まで無かった。
ただ、一つだけ後悔した事がある。
それは羽目を外しすぎた事だ。
お互いエッチな事に興味を持っていた故、付き合ってからお互い性欲の箍が外れてしまい、試験対策の勉強と称してエッチした程だ。
その為俺は兎も角彼女も成績が落ちてしまい、流石にヤバいと思い大学入試が終わるまではエッチしないと決めていたが、双方とも我慢出来なくなり大学入試勉強中にエッチしてしまった。
その結果、彼女は第一志望はおろか滑り止めにも落ち、受かったのは俺が第一志望として選び、彼女も滑り止めの滑り止めとして選んだ伊豆大学工学部機械工学科だった。
これには酷く落ち込んだ。
俺は仁美に勉強を教えてもらい苦手な数学と物理を克服したが、それとエッチのしすぎで彼女はいい大学に受からなかった事を俺は後悔した。
だが仁美は『大丈夫、むしろ志郎くんと一緒の大学に入れた事が1番嬉しいの。だから自分を責めないで。』と言ってくれた。
その言葉を聞いた俺は改めて仁美を一生一途愛し続ける……そう決意した。
伊豆大学に入学するにあたって、俺や仁美の家からかなり遠かったのでマンションを探そうとしていたら、伊豆にあるダイビングショップ『Grand Blue』の店長と知り合いである親父のツテでそのショップに下宿させて貰う事になった。
もちろん仁美も一緒に下宿する事になった。(部屋は別々だが)
そして今現在、電車にて伊豆に向かっている。
どの様な大学生活を送れるかは分からないが、ある決意をした。
志郎
「なぁ、仁美。」
仁美
「ん…何?」
志郎
「もうすぐ大学生活が始まる。一緒の大学に通うからには、後悔しない様に満喫しよう。そして卒業時にこの大学に来て良かったと思えるように……2人で過ごそう!」
仁美
「うん!」
そう意気込む中、もうすぐ伊豆に着く。
どんな大学生活が待っているか、またどんな人と青春を謳歌するか、それはまだ分からない………
次回、下宿先のダイビングショップに到着した2人。
そこで待っていたものとは………