ぐらんぶる〜とあるカップルとPaBの物語〜   作:あーくこさいん

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※最後の方にかなり悪辣なシーンがあります。
ご了承の程よろしくお願いします。


10.新しい仲間とダイビング

時田

「…で、合コンはどうだったんだ?」

 

耕平

「散々でしたよ‼︎」

 

伊織

「見て下さいこの写真‼︎」

 

そう言うと伊織はスマホの写真を皆に見せる。

そこには合コン時の女子達がラーメンサラダを囲んで自撮りしている写真だ。

もちろん全員ケバ子化してる。

 

伊織

「こいつら仮装して来やがって‼︎」

 

愛菜

「気合い入れてあげたんだから感謝しなさいよ‼︎」

 

寿

「おお〜」

 

時田

「なるほどなぁ。」

 

梓

「君らは期待を裏切らないねぇ。」

 

志郎

「ところで愛菜、ここ何のサークルか知ってるのか?」

 

愛菜

「ダイビングでしょ?失礼ね。」

 

愛菜は呆れた様に返答する。

 

仁美

「好きなの、ダイビング?」

 

愛菜

「ちょっと憧れていたのよね〜大人の趣味って感じで!」

 

伊織

「ふむ…」

 

耕平

「そうなのか。」

 

愛菜

「海の中の浮遊感も色とりどりの魚にも興味があるし…」

 

伊織

「ほうほう…」

 

耕平

「それはそれは…」

 

愛菜

「なにより南の島の綺麗な海で大学の仲間とダイビング…まるでドラマみたいじゃない?」

 

伊織

「そうかそうか…」

 

耕平

「そこまでダイビングに興味があるのか…」

 

志郎

「まぁこれだけは先に言っておく…」

 

志郎&伊織&耕平

「「「なら、このサークルはやめておけ。」」」

 

愛菜

「……ここダイビングサークルじゃないの?」

 

実質飲み会サークルだよ。

 

伊織

「冗談だ冗談。」

 

耕平

「ダイビングする事もないわけじゃない気しなくもないぞ。」

 

時田

「おーい新会員ー」

 

寿

「皆の前で自己紹介してくれー」

 

愛菜

「あ、はい。」

 

愛菜は先輩達の前で自己紹介をする。

 

愛菜

「青海女子の一年吉原愛菜です。」

 

この段階では先輩達は拍手をしていた。

 

愛菜

「ダイビングに興味があったのですがやった事は無いです。」

 

そしていつのまにかパンイチとなり…

 

愛菜

「なのでこれから色々勉強して………このサークルおかしくない⁉︎」

 

遂に全裸になった。

伊織と耕平もパンイチになっている。

 

伊織

「うん?」

 

耕平

「何を言ってる?」

 

愛菜

「いつの間に脱いだの⁉︎」

 

志郎

「ウチはお前が春祭で散々見たテンションで毎回飲み会やってるぞ。」

 

愛菜

「アレって学祭でテンション振り切ってたからじゃないんだ…」

 

梓

「どしたの愛菜?」

 

愛菜

「梓さん!どうしたも何も…」

 

愛菜は梓さんに異常を訴えるが、梓さんは既に上はブラしか着てない。

 

愛菜

「…何でも、ないです……」

 

志郎

「まぁ気にすんな、俺も始めは戸惑ったが三日で慣れた。1ヶ月もすれば慣れるぞ。」

 

愛菜

「そう言う問題じゃ…ってあんたはあんたで何読んでるのよ‼︎」

 

志郎

「何ってエロ本だけど?」

 

愛菜

「何雑誌読む感覚でしれっと読んでるのよ⁉︎」

 

仁美

「こーら、志郎くん。新会員の前なんだから自重しなさい。」

 

志郎

「ああ、すまん。」

 

愛菜

(この人、普通の人かも…)

 

彼女はそう思いながら向こうを振り返ると、千紗が伊織を椅子にして片足で彼の顔をぐりぐりしながら座ってた。

すると奈々華さんが千紗を咎める。

 

愛菜

「良かった…!普通の人がいてくれた……!」

 

彼女は感激する。

 

仁美

「お仕事お疲れ様でした。」

 

志郎

「奈々華さんも一杯どうですか?」

 

奈々華

「ありがとう、それじゃ………」

 

そう言うと千紗の飲みかけを取る。

 

志郎&仁美

((あ………))

 

愛菜

「え?それは古手川さんの飲みかけで……」

 

奈々華

「………」はむっ

 

愛菜

「⁉︎」

 

愛菜の指摘もお構いなしに奈々華さんは千紗のコップに数秒間口づけした。

 

奈々華

「はあぁぁぁぁぁぁ❤️」

 

愛菜

「…ねぇ志郎?」

 

志郎

「何も聞くな。」

 

仁美

「奈々華さん、重度のシスコンなのよ…」

 

千紗

「あの、吉原さん。」

 

愛菜

「?はい?」

 

千紗

「ダイビングに興味あるの?」

 

愛菜

「う…うん!一応…それが何か?」

 

千紗

「いや、別に何もないんだけど…嬉しいなって思って。」

 

愛菜

「???」

 

奈々華

「それはそうねえ。」

 

梓

「素直に興味を持って入会したのは今のところ志郎と仁美、愛菜だけだもんね♪」

 

志郎

「確かに。」

 

愛菜

「は、はぁ…」

 

寿

「しかしアレだな…」

 

伊織

「はい?」

 

耕平

「何です?」

 

寿

「新入生も増えたしいよいよ………ライセンス講習の準備を始めるか。」

 

時田

「そうだな…」

 

志郎

「ライセンスか…」

 

耕平

「それって早脱ぎの?」

 

伊織

「バカか、早飲みに決まってんだろ。」

 

志郎

「お前ら、ここ何のサークルか把握してないわけ?」

 

仁美

「ライセンスって…ダイビングのですか?」

 

時田

「そうだ。」

 

伊織&耕平

((ダッ、ダイビング……?))

 

伊織と耕平は想定外だったのかショックのあまり手に持っていたコップを落とした。

 

伊織

「ダイビングってそんな馬鹿な‼︎」

 

耕平

「てっきり次に潜るのは来年辺りかと‼︎」

 

時田

「この反応は俺達が悪いのか?」

 

寿

「俺は半々だと思うが。」

 

時田

「一応聞くがお前ら教本には目を通してあるだろうな?」

 

寿

「前に渡しておいただろ?」

 

伊織

「そりゃ勿論(やってません)。」

 

耕平

「聞くまでもなく(読んでません)。」

 

志郎

「読んでねーな、絶対。」

 

寿

「一つテストしてみるか。」

 

時田

「ハンドシグナルは知ってるな?」

 

仁美

「それって要はジェスチャーですよね。」

 

寿

「おう、水中での意思疎通に使う重要なサインだ。」

 

時田

「今から俺が実際にやってみせる。それを見て何を訴えてるか考えてみろ。」

 

まずは伊織の番だ。

時田先輩は次の様にシグナルを出す。

 

時田のハンドシグナル

[止まってください][こちらを見てください][潜行します]

 

伊織

「ふむ…つまり……」

 

伊織の答え

[そこまでだ][この俺が][ここでお前を殺す]

 

寿

「さて、伊織。お前はどうしたらいい?」

 

伊織

「相手より先に水中銃を撃ちます。」

 

いきなり珍回答をかましてきた。

 

耕平

「どういう状況なんだ。」

 

志郎

「荒○行動じゃねぇんだぞ。」

 

時田

「迂闊に伊織の前でハンドシグナルは使えんな…次は耕平の番な。」

 

次は耕平の番だ。

耕平は伊織との格の違いとやらを見せると意気込んでいたが…

 

時田のハンドシグナル

[問題発生][空気がありません][浮上します]

 

耕平の答え

[やっほー][アイーン][YEAH♪YEAH♪]

 

伊織

「どうだ耕平?」

 

耕平

「フッ、俺は温かい目で見守るぞ。」

 

彼も伊織とどっこいどっこいの珍回答をかましてきた。

 

時田

「仲間の死を見守る気か。」

 

寿

「猟奇的な発想だな。」

 

時田

「次は志郎の番だな。」

 

志郎

「分かりました。」

 

時田のハンドシグナル

[止まってください][この生き物は危険です][あっちへ行きましょう]

 

志郎

「う〜ん、危険な生き物がいるからそれを避けて進む…ですか?」

 

寿

「正解だ。」

 

伊織

「バカな…正解しただと……!」

 

志郎

「一応予習はしたからな。」

 

時田

「最後は仁美ちゃんの番だな。」

 

時田のハンドシグナル

[問題発生][空気がありません][空気を分けてください]

 

仁美

「えっと…空気が無くなったから、その人に空気を分ける…ですよね?」

 

時田

「正解だ。」

 

仁美はガッツポーズをする。

可愛い。

 

時田

「志郎と仁美は正解したが、伊織と耕平は勉強してなかったか。」

 

伊織&耕平

「「すみません。」」

 

寿

「まあ分かっていた事だがな。というわけで少し勉強してみろ。」

 

伊織

「今からですか?」

 

寿

「覚えたら意外と良い事があるかもしれないぞ?」

 

というわけで俺達はハンドシグナルの勉強をした。

 

奈々華

「伊織君、ライセンスのお勉強?」

 

伊織

「はい、とりあえずハンドシグナルだけでも…」

 

奈々華

「へぇ〜どれどれ?」フワッ

 

伊織

「!!!」

 

するとテーブルで教本を読んでいる伊織に奈々華さんが背後に近づき無自覚に胸を当てる。

 

奈々華

「まずはここから覚えるといいよ。」

 

伊織

(まさか本当に良い事が起こるとは…なんて素晴らしいんだハンドシグナル…!)

 

絶対違うと思うんだけどな。

 

奈々華

「あ…そういえば伊織君。」

 

伊織

「は、はいっ!」

 

奈々華

「ちょっと聞きたい事があるんだけど。」

 

伊織

「なっ、何でしょうか…?(全てだ!全神経を背中に…!)」

 

すると奈々華さんはスマホを伊織に見せる。

そこには…

 

春祭ミスコンの表彰式の際に千紗が伊織を彼氏として宣言している様子が映し出されていた。

 

志郎&仁美

((………あ。))

 

奈々華

「…これ、どういう事かな?」

 

その時、昂っていた伊織は気分が急激に下がる。

そして直様ハンドシグナルを実践し出した。

 

時田

「お、早速役に立っているな。」

 

耕平

「あのサインは“問題発生”ですね。」

 

寿

「ああ、重要なサインの一つだ。」

 

奈々華

「い・お・り・くーん?」

 

伊織

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

伊織は奈々華さんによって奥に連れて行かれそうになる。

すかさず伊織は別のハンドシグナルを出した。

 

耕平

「あれは“こっちへ来て下さい”ですが…」

 

時田

「助けてと言いたいんだろう。」

 

そして先輩達は揃ってグッジョブと返し、伊織は奥に連れて行かれた。

俺は胸に十字を切る。

 

志郎

(さらばだ伊織、安らかに眠れ…)

 

仁美

「あっそういえば志郎くん。」

 

志郎

「ん?どうした、ハンドシグナルの問題でも出すのか?」

 

すると彼女はスマホを取り出し、

 

合コンの女子達とスイーツを食べながら一緒に自撮りしている写真を見せてきた。

 

仁美

「昨日は楽しかったようね、志郎くん?」

 

俺は直様土下座した。

下手に弁明するよりかは遥かにいい。

 

志郎

「煮るなり焼くなり好きにして下さい!」

 

仁美

「あはは、いーよ志郎くん。貴方ならちゃんと心得て接するから。」

 

ホッとしていると梓さんが…

 

梓

「ふーん…じゃあもし志郎が浮気したらどうする?」

 

仁美

「え?」

 

志郎

「っっ‼︎⁉︎」

 

このタイミングでなんて事言うんだ梓さん⁉︎

 

仁美

「もう梓さん、志郎くんがそんな事する訳ないじゃないですか〜」

 

梓

「あっ、やっぱり?」

 

仁美

「まぁ万が一浮気なんてしたら私…何をするか分からないかな。」ハイライトOFF

 

彼女の何の飾りのない直球的な発言に背筋が凍った。

 

しばらくして伊織が帰ってきた。

 

志郎

「無事だったか、伊織!」

 

伊織

「ああ…」

 

〜伊織の回想〜

 

奈々華

「………」ゴゴゴゴ…

 

伊織

「…というワケであくまで千紗の彼氏役(・)なんですが………」ビクビク

 

伊織はそう釈明する。

それに対し奈々華さんは…

 

奈々華

「そういう事だったのね。」にこっ

 

納得してくれた。

伊織は大きくホッとする。

 

奈々華

「本当にお付き合いしているならどうしようかと思ったちゃった♪」

 

伊織

「どうされていたのかは聞きたくないですねぇ。」

 

奈々華

「じゃあ伊織君、そういう事なら…」ガタッ

 

伊織

「はい?」

 

そう言うと奈々華さんは立ち上がりこう言う。

 

奈々華

「今後千紗ちゃんがナンパされるなんて事はないよねぇ…?」

 

〜回想終わり〜

 

伊織

「…首の皮一枚繋がった感じかな。」

 

志郎

(ホント何があった⁉︎)

 

 

 

 

 

ー翌日ー

 

今日はダイビングをする事になり、ペアは…

 

・俺&寿先輩ペア

・仁美&奈々華さんペア

・伊織&千紗ペア

・愛菜&梓さんペア

・耕平&時田先輩ペア

 

で組む事となった。

 

奈々華

「はい、今日はそれぞれこのペアで潜ってもらいます。それじゃあまずは水着に着替えましょうか。」

 

愛菜

「えっ⁉︎」

 

仁美

「あれ、水着なんですか?」

 

志郎

「ウェットスーツは?」

 

奈々華

「愛菜ちゃんが初めてだし、潜る前にちょっと説明とかしようと思って。」

 

伊織&耕平

「「なるほど。」」

 

耕平

「じゃあ着替えますか。」脱ぎ脱ぎ

 

時田

「そうだな。」脱ぎ脱ぎ

 

寿

「水着を着るのは久々だ。」脱ぎ脱ぎ

 

伊織

「いつもは全裸ですもんね。」脱ぎ脱ぎ

 

志郎

「本当それな。」脱ぎ脱ぎ

 

愛菜

「ここで着替えるの⁉︎」

 

志郎

「何を今更。」

 

仁美

「気にする事は無いよ。」

 

愛菜

「そういう問題じゃ…」

 

奈々華&梓

「「しょ……と。」」脱ぎ脱ぎ

 

愛菜

「ーーーッ⁉︎二人とも何してるんです⁉︎」

 

奈々華

「え?」

 

梓

「着替えてるんだけど?」

 

※奈々華さんは水着に慣れていて、梓さんに至っては脱ぐのに慣れている。

 

愛菜

「人前なのに⁉︎そして外なのに⁉︎古手川さん!何か言って…」

 

千紗

「下に水着つけてるなら別に。」

 

梓

「そうだよ。」

 

奈々華

「梓は下着みたいだけどね。」

 

時田

「水着で照れるとは初々しいな。」

 

寿

「全くだな。」

 

梓

「愛菜は可愛いねぇ。」

 

伊織

「先輩方はもうちょい初々しくても良いですけどね。」

 

志郎

「自重の“じ”の字もない。」

 

愛菜

「(もういやこの人達…っ‼︎)とにかく更衣室で着替えましょう!」

 

仁美&千紗&奈々華&梓

「「「「え〜〜〜〜」」」」

 

しばらくして…

 

梓

「潜るの久々だよ。」

 

時田

「俺は先月以来だな。」

 

志郎

「寿先輩のカメラ、いいカメラですね。」

 

寿

「サークル員の成長記録用だな。」

 

千紗

(私も欲しい…)

 

仁美

「愛菜ちゃんって着替えに随分時間が掛かってますね。」

 

奈々華

「そうねぇ。」

 

伊織

「これだから脱ぎ慣れてないヤツは…」

 

耕平

「やはり何事も訓練だな。」

 

志郎

「そういう問題では無い気がするが…(もしかしてメイクしてるのか?)」

 

愛菜

「お待たせしました。」

 

そうこうしていると愛菜が着替えを終えた。

 

愛菜

「これなら水着も平気だしっ⭐︎」

 

ウィッグをして、ケバい化粧をしてきた。

通りで時間が掛かった訳だ…

 

耕平

「…天風おさえろ。」

 

志郎

「…了解。」

 

すかさず愛菜を羽交い締めした。

 

愛菜

「ちょ、ちょっとーッ⁉︎」

 

伊織

「今すぐその汚い化粧を落としてやる。」

 

耕平

「海を汚す気かケバケモノ。」

 

とメイクを強制的に落とされる。

 

愛菜

「うぅ…恥ずかしい……」

 

伊織

「あの化粧の方が余程恥ずかしいだろう。」

 

耕平

「全くだ恥を知れ恥を。」

 

志郎

「常日頃から半裸の奴に言われたく無いな。」

 

仁美

「あはは…」

 

時田

「遊んでないで始めるぞー」

 

そして、ウェットスーツの着方→マスクの正しい付け方→フィンの正しい付け方を教わる。

 

梓

「よしオッケー?」

 

奈々華

「今日はレクリエーションも兼ねて浅いところで遊びましょうか。」

 

志郎&仁美&伊織&耕平&愛菜

「「「「「はーい。」」」」」

 

俺達はダイビングを始めた。

この時期の海は前に潜った時とは変わって海の生き物が多かった。

そしてダイビングを終え全員陸に上がる。

 

愛菜

「す……っごい楽しかったっ‼︎」

 

梓

「気に入ってくれた様だね。」

 

愛菜

「ハイッ!」

 

奈々華

「良かった。」

 

仁美

「前に潜った時よりも魚が多かったね‼︎」

 

志郎

「ああ、こういうのはぜひ写真に収めたい。」

 

耕平

「俺も写真撮ってみたいです。」

 

時田

「志郎と耕平はカメラ派か。」

 

寿

「まずは潜るのに慣れてからな。」

 

千紗

「伊織は楽しかった?」

 

伊織

「ああ、勿論だ!」

 

千紗

「……そう、良かった。」

 

などと各々が感想を述べていると、伊織がこう言う。

 

伊織

「いやーそれにしても流石は奈々華さんの妹だな。」

 

千紗

「何が?」

 

伊織

「後ろから見ていて思ったんだが…尻のラインが大変見事だった。」

 

千紗

「………」ビシッ

 

おい。

感想がよりによってそれかよ!

 

梓

「どうして余計な事言うかな…」

 

伊織

「つい油断してポロっと…」

 

時田

「あれじゃただのセクハラだ。」

 

寿

「ちゃんと海の中を見ろ。」

 

案の定千紗は不機嫌になった。

 

志郎

「何やってんだが…」

 

仁美

「でも久々のダイビングは楽しかったね!」

 

志郎

「…だな。」

 

久々のダイビングを満喫した俺達だったが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから三日後…

 

俺はどういうわけか工藤会長(テニサー『ティンカーベル』の会長)に呼び出された。

 

彼は終始ニヤニヤしていて気味が悪かった。

 

志郎

「…何の用だ、会長。」

 

工藤

「いや何、君に見てもらいたい写真があるんだけどね…」

 

そう言うと彼は一枚の写真を差し出す。

それを見た俺は戦慄した。

 

何故なら…

 

そこには大学の敷地内でS○X(ハッスル)している様子がはっきりと写真に収まっていた。

 

馬鹿な…!

何故こんな写真が…!

そういえばなんか見られている様な気がしたが、あれは気のせいでは無かったのか…!

 

いや、そんな事よりもこれは非常に不味い!

この写真が広まったらタダでは済まない。

伊織達(アイツら)に殺されるのはまだいい方だ、問題はこの写真が大学に伝わった時だ…!

最悪二人とも退学になる可能性がある…!

 

そんな中、会長は俺の表情を見てニヤニヤしていた。

このゲス野郎…!

コイツ絶対地獄に落とす!

 

志郎

「…俺に何をさせる気だ?」

 

工藤

「へっ。なぁにそんな難しい話じゃねぇよ。簡単な事だ…」

 

会長はあ(・)る(・)条(・)件(・)を伝える。

今の段階では俺は奴に従う他無かった。




次回、テニサーとの戦い

果たして志郎はこのピンチをどう乗り切るのか…

乞うご期待ください。
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