ぐらんぶる〜とあるカップルとPaBの物語〜   作:あーくこさいん

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17.策謀と誤解、そして試験

この時、伊織は合宿最大のピンチを迎えていた。

理由は奈々華さんから言われた、

 

奈々華

『今の調子だとね…伊織君だけ不合格になっちゃうかも……』

 

という、伊織()()不合格になる事態に…

 

伊織

(マズい…まさかの俺だけ不合格…この事実を奴らに知られたらーーー)

 

〜伊織のイメージ〜

 

耕平

『まぁお前じゃ仕方ないよなw』

 

愛菜

『そうねぇ、私は合格出来たけど伊織じゃねえw』

 

志郎

『お前らしいなw』

 

〜イメージ終了〜

 

伊織

(死に勝る…屈辱っ‼︎)

 

だが伊織には考えがあった。

 

奈々華

『伊織君は特にマスククリアが苦手みたいだね…』

 

伊織

(幸いマスクなら持っているし、プールも海も近くにある。問題は…いかに奴らにバレずに練習するかだ……)

 

伊織は考えを巡らせる。

 

千紗

「伊織?」

 

伊織

潰すのは無理……拘束は場所が……気絶させるか…いや…今は夕食時だから…………毒殺したらいいのか‼︎

 

千紗

「良い笑顔で何言ってるの。」

 

解決策?を思いついた伊織だったが、千紗に聞かれてしまった。

 

伊織

「ち、千紗⁉︎盗み聞きとは趣味が悪いぞ⁉︎」

 

千紗

「毒殺ほどじゃないと思うけど…それで何を企んでるの?」

 

伊織

「なんでもない、別に何も隠してなんかいない。」

 

千紗

「分かったからとりあえず隠してる事全部話して。」

 

伊織

「隠してないと言ってるのに⁉︎」

 

志郎

「おーい、伊織ー!千紗ー!」

 

仁美

「夕ご飯の買い出し行くよ〜!」

 

伊織

「ほ、ほら!千紗呼ばれてるぞ‼︎」

 

千紗

「…怪しい。」

 

伊織は何とか誤魔化すが、千紗は怪しむ。

こうして伊織達は市場に着いた。

ここからは各自食べたい食材を適当に選んで、帰ったら皆で一品ずつ作る事になった。

 

時田

「では、健闘を祈る‼︎」

 

『おーっ‼︎』

 

時田の合図で始まった食材選び。

そこには沖縄特有の珍しい海鮮類などが売られていた。

 

愛菜

「珍しい物がいっぱいだね。」

 

耕平

「これは食材選びのセンスが試されるな…」

 

志郎

「お前はお前でブレないな…」

 

この時、耕平はアニメ関連のグッズを買い漁っていた。

 

千紗

「先輩達は何にするんだろ…?」

 

愛菜

「じゃあ私が聞いてくるよ。」

 

そう言うと愛菜は先輩達を探す。

すると梓を発見する。

 

店員

「へいいらっしゃい!何にしやす?」

 

「えっと私は…オジサンが食べたいなぁ〜」

 

愛菜

(え"っ⁉︎)

 

梓の注文内容に愛菜はびっくりする。

愛菜はヨロヨロしながら志郎達の所へ戻った。

 

志郎

「どうした、愛菜?」

 

愛菜

「……あ…梓さんが……魚屋のおじさんを食べようとしてた…」

 

千紗

「魚屋のおじさん?」

 

耕平

「お前は何を見てきたんだ?」

 

愛菜の反応に志郎達は困惑する。

 

愛菜

「ううん!今のはきっと何かの聞き間違い!」

 

耕平

「そ、そうか…」

 

千紗

「それならいいけど…」

 

愛菜は時田を目撃し、聞いてみる事に。

 

愛菜

「あの〜時田先輩…」

 

時田

「ああ、そうなんだ俺は…浜崎の奥さんが欲しい。」

 

とんでもない注文に愛菜は血反吐を吐いた。

訳もわからず困惑していると、今度は寿を目撃する。

 

愛菜

「あ、あの…」

 

寿

「じゃあ肉付きのいい高校生を頼む!」

 

寿もとんでもない注文をしていた。

再び志郎達の所へ戻る。

 

志郎

「どうした?」

 

愛菜

「時田先輩が……人妻に手を出そうとしてて……寿先輩が買春しようとしてた…」

 

千紗

「ちょっと待って。」

 

耕平

「お前はさっきから何を聞いている?」

 

志郎

「聞き間違いじゃないのか?」

 

愛菜

「でも、この耳でハッキリと‼︎」

 

耕平

「だとしたら幻聴だな。所詮ケバ子か…」

 

愛菜

「じゃあ皆で行って確認しようよ‼︎」

 

こうして愛菜達は事実確認の為に一緒に見に行く事に。

すると仁美に遭遇する。

 

店員

「へいいらっしゃい!ウチは何でも揃ってるよ!」

 

仁美

「う〜ん、じゃあ…」

 

千紗

「普通の買い物だね。」

 

耕平

「何もおかしなところは無いな…」

 

愛菜

「そ、そうかな…」

 

志郎

「やっぱり聞き間違いじゃ無いのか?そもそもこんな場所で妙な真似するとは…」

 

仁美

新鮮な“涎掛け”を下さい!

 

志郎

「…え?」

 

耕平&愛菜

「「アウトぉーーーッ‼︎」」

 

想像の斜め上の注文に愛菜も耕平は絶叫する。

 

耕平

「こんな所で何買おうとしてんだ⁉︎」

 

愛菜

「だから言ったでしょ!」

 

そんな中志郎は思案する。

 

志郎

(なんで涎掛けなんか………まさかッ⁉︎)

 

〜志郎のイメージ〜

 

仁美

『バブ〜♪』(生まれたままの姿+涎掛け+おしゃぶり+オムツ)

 

志郎

『は〜い仁美ちゃ〜ん、おち○ぽミルクのお時間でちゅよ〜♡』

 

〜イメージ終了〜

 

志郎

(遂に赤ちゃんプレイに挑戦するのかッ⁉︎)

 

どうやらバカな事を考えていたようだ。

 

耕平

「ここは通報するべきか…」

 

愛菜

「その前に一応事情を聞いた方が…」

 

通報しようか悩んでいる耕平と愛菜に千紗が待ったをかけた。

 

千紗

「待って三人とも。多分それ勘違いだと思う。」

 

耕平&愛菜

「「へ?」」

 

千紗

「これ全部魚の名前だから。」

 

そう言って千紗は本を見せる。

そこには…

 

オジサン:スズキ目ヒメジ科

浜崎の奥さん:キンメダイ目イットウダイ科

コウコウセイ:スズキ目イトヨリダイ科

ヨダレカケ:スズキ目イソギンポ科

 

愛菜

「そうなの⁉︎」

 

耕平

「凄いネーミングセンスだな⁉︎」

 

愛菜

「じゃあさっきの梓さんも時田先輩も寿先輩も…」

 

耕平

「魚を買おうとしていたと…」

 

千紗

「うん。」

 

千紗のおかげで誤解が解けた。

 

愛菜

「れ、冷静に考えたらそんなの買うわけないよね…」

 

耕平

「まぁ俺は最初から分かっていたがな。」

 

千紗

「思いっきり一緒に驚いてたクセに…ん?」

 

千紗は口元に手を当てて考え込む志郎を目撃する。

丁度仁美も千紗達に合流する。

 

仁美

「お待たせ…どうしたの?」

 

千紗

「いや、さっきから志郎が考え込んでいるの…」

 

仁美は志郎に近づく。

 

仁美

「志郎くん、何買うか決めたの?」

 

志郎

「…仁美か、そういえば“涎掛け”を買ったんだな?」

 

仁美

「うん、そうだけど…」

 

すると志郎は小さな声でこう言った。

 

志郎

「…おしゃぶりとオムツは沖縄から帰ってから調達するが、それでいいか?」

 

仁美

「…志郎くん、私は“ヨダレカケ”って名前の魚を買ったんだよ?」

 

志郎

「えっ?魚?」

 

仁美

「うん、魚。」

 

仁美はさっき買ったヨダレカケを見せる。

結構小さい魚だった。

 

志郎

「な〜んだ♪早とちりしちゃったよ♪」

 

仁美

「…もしかして、そういうプレイをしたいの?」

 

志郎

「………」

 

千紗

「なんで目逸らすの。」

 

図星だった様だ。

 

耕平

「全く…仁美とエロの事になるとすぐポンコツになるよな、お前はw」

 

愛菜

「アンタには言われたくないけどね。」

 

なんてやり取りをしていると伊織を目撃する。

 

伊織

「すみません。」

 

店員

「あいよ!いらっしゃい!」

 

伊織

「一口で成人が昏倒する様な毒魚を一匹‼︎」

 

店員

「ねぇよンなモン。」

 

一同

『…………………………』

 

伊織は伊織でヤバいモノを買おうとしていた。

 

 

 

 

 

伊織

「人の買い物を覗き見とは趣味が悪いぞ‼︎」

 

耕平

「毒魚買おうとしたヤツが何を言うか‼︎」

 

愛菜

「絶対また何か変な事企んでるでしょ‼︎」

 

伊織

(チッ!毒殺は失敗か…このままだと死ぬほどの恥辱を受ける羽目に…‼︎)

 

毒殺が失敗し伊織が次の手を考えていると…

 

「はい皆一本引いて〜」

 

志郎

「それは?」

 

「料理の順番を決めるクジだよ。」

 

どうやらキッチンに全員は入れない為、二人ずつで順番にやろうという事だ。

因みに時田と寿、梓と奈々華でペアを組む事が決まっている。

あとは伊織達がクジを引く番だが、そこで伊織は閃く。

 

伊織

(ん?二人一組で調理…?という事はこのクジで耕平とケバ子をセットにしたら…奴らが調理してる間は練習出来る‼︎

 

愛菜

「私4番。」

 

千紗

「私は2番…ん?」

 

伊織

「千紗と一緒でお願いします千紗と一緒でお願いします千紗と一緒でお願いします千紗と一緒で…」ブツブツブツブツ

 

千紗

「ッ⁉︎い、伊織…?」

 

伊織

「頼む神様…どうか‼︎」

 

果たして結果は…

 

伊織:2番

 

伊織

「いぃぃよっしゃあーーーっ‼︎」

 

大喜びしている伊織とは対照的に千紗はドン引きしている。

 

伊織

「さあ千紗!一緒のペアだぞ‼︎」

 

千紗

「愛菜、気持ち悪いから替わって…」

 

愛菜

「え"っ…」

 

伊織

「何故そんな事を言うんだ千紗‼︎俺とお前のペアで楽しく料理を作ろうぜっ☆」

 

志郎

「シンプルにキモい。」

 

耕平

「確かにキモいな。」

 

仁美

「どうするの?」

 

千紗

「調理中はずっと包丁握ってる。」

 

「伊織やりすぎだよ…」

 

伊織

「へ?な…何がですか…?(まさか梓さんは気付いて…)」

 

「何がも何も…耕平の嫉妬心を煽ろうとしてるんでしょ?

 

伊織

「(そういえばそんな誤解されてましたね…)今はその話はいいんです……」

※梓は伊織の事を自分と同じ両刀(バイセクシャル)だと勘違いしている。(耕平と志郎のせいで)

 

「そうなの?」

 

時田

「じゃあまずは俺と寿だな。」

 

寿

「ちゃっちゃと作るとするか!」

 

こうして先輩達のペアが順番に料理を作り、伊織と千紗のペアの番になったが…

 

伊織

「何故そんなに距離を取る?」

 

千紗

「近寄らないで。」

 

先程の件で警戒されている。

そんな中伊織は考える。

 

伊織

「(しかし練習するにしても独力では難しいな…コイツには事情を話して手伝ってもらうべきか…!)なあ千紗。」

 

千紗

「何?」

 

伊織

「実は…」

 

しばらくして愛菜がお茶を飲む為にキッチンに来た。

何やら伊織と千紗は話をしながら料理している。

 

愛菜

「二人ともちょっと冷蔵庫に…」

 

伊織

「だからさ千紗…(練習に)付き合ってくれないか。

 

愛菜

(え⁉︎え⁉︎どういう事⁉︎伊織が千紗に…⁉︎どうして⁉︎)

 

突然の事に愛菜は咄嗟に隠れる。

 

千紗

「事情は分かったけど…本気なの?」

 

愛菜

(お、落ち着こう。買い物の時みたいに誤解かもしれないし……)

 

伊織

「ああ本気だ。俺も…(ダイビングが)好きになってるからな。

 

愛菜

(誤解じゃないーーーっ‼︎)

 

重要な箇所を省略しているせいで愛菜は伊織が千紗に告白していると誤解している。

 

愛菜

(で、でも千紗は伊織の事を男避けの為に付き合ってるって言っていたし断るんじゃ…?)

 

千紗

「そっか…嬉しい///

 

愛菜

(イヤァァァーーーッ⁉︎)

 

千紗

「でも(教えるのはお姉ちゃんじゃなくて)私でいいの?」

 

伊織

「ああ(今は)お前しかいないんだ。」

 

誤解を抱いまま愛菜はリビングに戻る。

 

志郎

「どうした愛菜?」

 

耕平

「キサマ神シーンを見逃したぞ…!」

 

愛菜

「ち…千紗と伊織が…」

 

仁美

「あの二人がどうしたの?」

 

愛菜

「この前までは嫌がってたはずなのに………‼︎」

 

耕平

「何の話だ?」

 

愛菜

「私の口から言いたくない………」

 

耕平

「…やれやれ(どうせまた下らない勘違いだろうに)。」

 

そう思いながら耕平がキッチンに向かう。

 

千紗

「でもウェイト(重り)が無いと体が浮いて練習しにくいかも…」

 

伊織

「だったら俺の体に重い物とかを…縛ってくれないか?

 

耕平

「ッ⁉︎」

 

耕平は咄嗟に隠れる。

 

耕平

(どういう事だ⁉︎まさかケバ子が言ってたのは…特殊性癖の目覚めという意味か‼︎

 

耕平は耕平で違う誤解を抱いた。

 

耕平

(いや、だがさっきの一言で断言は…)

 

千紗

「それはちょっと危ないかな…」

 

伊織

「そうか…」

 

耕平

(もう一度事実の確認を…)

 

伊織

「だったらせめて…思いっ切り俺を踏んでくれ。

 

耕平

「ッ⁉︎⁉︎」

 

耕平はリビングに戻る。

 

志郎

「どうだった?」

 

仁美

「伊織と千紗の関係に何かあったの?」

 

耕平

「ケバ子の言う通りだった…まさかアイツが(Mに)目覚めていたとは……‼︎」

 

愛菜

「そっか…やっぱり(恋に)目覚めてたんだ……」

 

耕平と愛菜はお互いに違う誤解を抱いてしまった。

 

仁美

(目覚めていた…?どういう事なんだろう?)

 

志郎

(…確かアイツらって男避けの為に仕方なく付き合ってるんだっけ?)

 

仁美

(そうだけど…)

 

志郎

(その関係に進展があったとか?)

 

仁美

(…えっ⁉︎)

 

それからしばらくして奈々華が帰ってきた。

 

奈々華

「ただいま〜」

 

「おかえり〜」

 

奈々華

「遅くなってごめんね。夕飯は大丈夫?」

 

「平気平気ちょうど今私達の番になったところだから。」

 

奈々華

「間に合って良かった。」

 

「ただそっちはいいんだけど…」

 

梓はリビングの方を見る。

 

千紗

(伊織を合格させないと…)

 

愛菜

(伊織が千紗に告白するなんて…)

 

耕平

(北原がMに目覚めるとは…)

 

仁美

(恋に目覚めちゃったの…?)

 

志郎

(だか耕平がドン引きしてるのは何故だ?)

 

時田

「伊織。」

 

寿

「お前何やったんだ?」

 

伊織

「特に何も。」

 

「何故か伊織達が妙な空気になってんだよね…」

 

奈々華

「???」

 

妙な空気になったものの夕食を終え夜を迎える。

皆が寝静まった時を見計らって千紗は部屋を出る。

 

志郎

「…ん。」

 

そのタイミングで寝付けなかった志郎が起きた。

 

志郎

「……千紗?」

 

彼は千紗がいない事に気付く。

仁美と愛菜も起きたが、志郎がお茶を飲みに行く為部屋を出る事に。

階段を降りリビングに向かうと何やら声が聞こえた。

 

伊織

「……いな、…付き合……ちまって…」

 

千紗

「…………濡れちゃう…………服は脱いだ方が…」

 

伊織と千紗の声だ。

しばらく考え、彼はある結論に辿り着く。

 

志郎

(…まさか、本当に恋に目覚めて…人目を忍んでS○Xする気ではッ⁉︎)

 

彼は事実確認の為、覗こうとする。

覗いた結果ーーー

 

 

 

 

 

千紗が伊織の頭を足で踏みつけてプールに沈めている光景だった。

 

志郎

(本当に何してんだーーーッ⁉︎)

 

彼は心の中で絶叫する。

彼は再び隠れる。

 

志郎

(待って⁉︎え、エッチするんじゃないのか⁉︎てっきり恋に目覚めたのかと…ん?待て…耕平の反応から鑑みて………伊織の奴ドMに目覚めたのか⁉︎いや、仮にそうだとしても千紗が協力するのは可笑しい………まさかッ⁉︎)

 

熟考の末、ある結論に辿り着く。

 

志郎

(千紗がドSに目覚めたのか‼︎)

 

志郎は志郎で全く違う誤解を抱いた。

 

志郎

(…兎も角、俺がとやかく言う事は無いな。)

 

伊織と千紗の特殊性壁の目覚めに驚いた志郎だったが、これ以上の追求は避け2階に上がった。

 

一方その頃ーーー

 

友人からの結婚報告に感動している男性がふと見ると…

 

女性が男性の頭を足で踏みつけてプールに沈めていた。

 

男性

「もしもし警察ですか?女が青年を裸に剥いて沈めて…」

 

男はすかさず110番通報をした。

 

ところ変わって部屋に戻った志郎。

仁美と愛菜は起きていた。

 

仁美

「あっ、おかえり。」

 

愛菜

「千紗は見つかった?」

 

志郎

「見つけたには見つけたが…いや、何も言うまい。」

 

仁美

「え?」

 

愛菜

「それってどういう…」

 

志郎

「見に行こうとか考えるな、心に深刻なダメージを負う。」

 

そう言って志郎は布団を被った。

二人は気になったが、試験の為寝る事にした。

 

翌朝、なんと伊織が風邪を引いた。

どうして風邪を引いたかというと…

 

①マスククリアの練習の為、千紗が伊織の頭を足で踏みつけてプールに沈める。

 

②それでもマスククリアが出来ず、何を血迷ったのか伊織は海パンを脱いで自分は風呂に入ってると暗示しながら練習を続けた。(その時には千紗は部屋に戻った。)

 

③練習を続けていると警察官が来て職務質問された。(おそらく①の光景を偶然見た人が通報した。)

 

④何とか誤魔化したが、伊織は全裸だった為出るに出られず警察官が去るまでプールに入り続けた。

 

⑤結果風邪を引いた。

 

事の顛末を聞いた志郎達は…

 

仁美

「そうだったのね…」

 

愛菜

「恋に目覚めてた訳じゃ無かったんだ…」

 

志郎

「…それを差し引いてもアイツ頭悪過ぎん?」

 

耕平

「ま、バカは風邪の引き方も一味違うからなw」

 

とりあえず昨日の誤解は解けたようだ。

 

「そこまで熱はないから大丈夫だとは思うけど…」

 

寿

「今日の実習流石に無理だな…」

 

奈々華

「私が変な事言っちゃったから……」

 

志郎

「いやいや、奈々華さんに責任はありませんよ。」

 

耕平

「奇行は明らかにヤツ自身の責任ですから。」

 

時田

「まぁそういうわけでだ。」

 

寿

「伊織のヤツは寝かせておくとしよう。」

 

「四人は自分のライセンス取得に集中しないとね。」

 

仁美&愛菜

「「はーい。」」

 

志郎

「分かりました。」

 

耕平

「了解です。」

 

伊織の看病は梓に任せて、ライセンス取得の為の最後の実習に挑んだ。

実習の結果、志郎達はライセンスを取得する事が出来た。

 

奈々華

「ライセンス取得おめでとう四人とも!」

 

時田

「これでお前らも立派なダイバーだな。」

 

千紗

「おめでとう。」

 

仁美

「やったね志郎くん‼︎」

 

志郎

「ああ、合格出来て良かった‼︎」

 

耕平

愛菜(コイツ)は怪しい気がしますけどw」

 

愛菜

「こ、これから上手くなるし‼︎」

 

寿

「ははは、その意気だ。」

 

こうして祝杯をあげる為に別荘に戻った志郎達。

 

時田

「んじゃまずは祝杯を………先にあげてたみたいだな。」

 

別荘に入ると、酔って寝ている梓と全裸姿で頭にネギを巻き何故か尻にネギが刺さってる伊織がいた。

 

寿

「すっかり治ったようで何よりだ。」

 

奈々華

「あらあら、気が早いわねぇ。」

 

千紗&愛菜

「「………」」

 

仁美

「…悪化してません?」

 

志郎

「というか何故ケツにネギ刺さってるんだ?」

 

耕平

「やっぱりヤツはドMだったのか……!」

 

それはさておき、ライセンス取得を祝って志郎達は乾杯をした。




次回、宮古島でボートダイビングを行う。

乞うご期待ください。
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