FAIRY TAIL 〜『大地』の滅竜魔導士 〜   作:紅蓮大地

34 / 68

今回はちょっと短め


第三十三話 リュウゼツランド

 

三日目が終わり、その日の夜。妖精の尻尾のメンバーはいつもどおり酒場で飲めや食えや騒げやとどんちゃんしていた。

 

今日は競技パートで1、2のフィニッシュをだし、バトルパートであの憎っくき大鴉の尻尾をコテンパンに出来たから、それはもう大喜びだった。

 

・・・・そしてコイツも

 

「・・・・・・・・・・・・本当に何もないんです。」

 

「本当?」

 

「・・・・・・・・・はい。誓ってもいいです。」

 

「アンタ、ほんとは誤魔化してんじゃないでしょうね?」

 

「・・・・・・・・・・・・誤魔化してないです。」

 

床に正座しながら問い詰められているのは、今日のMVPの一人でもあり、ある意味今日一番注目を浴びた者・・・・グランだ。

 

酒場に来る前から、すんごいシャルルに睨まれ、ついた途端に正座させられたグラン。・・・・哀れなり。

 

グランとシェリアは実は七年前に一度だけあっているのだが・・・・その時のシェリアはまだ小さい上にこの七年で成長している。・・・・だからグランは正直わかってないのだが・・・・まぁしょうがないしょうがない。

 

「まぁ二人とも、その辺にしといてやれ。それにしても驚いたぞ、ウェンディがあそこまで奮闘するとは」

 

「・・・・サンクス、リリー。・・・・っていうか、いつから練習してたんだ?」

 

「あ、えーっと。じ、実は昔から練習はしてたんだ。・・・・結局私勝てなかったけど」

 

「全く、何言ってんの?よくやったじゃない」

 

「皆、驚いていたぞ」

 

「うん!!すごかったよウェンディ!」

 

「・・・・まぁ、あんま無茶はしてくれるなよ?俺びっくりしすぎて体砕けたからな」

 

「アンタはいい加減ウェンディを過保護に見るのはやめなさい」

 

まぁ色々とあったが、今日は皆が騒ぎに騒いで、食べたら飲んで・・・・大分歓喜にあふれたよるとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「プールだと?」

 

「わぁ♡」

 

「近くにあるの?」

 

「フィオーレ有数のサマーレジャースポットリュウゼツランド

 

「行くしかねーだろー!」

 

「あちぃもんな。」

 

「あいさー」

 

「・・・・濡れるのはなぁ」

 

「・・・・・・・・一緒に行ってくれないの?」

 

「何ぐずぐずしてんだ、早く行くぞ!!」

 

「・・・・アンタもうちょい自分の意志を持ちなさいよ」

 

「でもマスターにことわらなくて大丈夫かな?」

 

「マスターならラクサスに連れ出されていったぞ」

 

なんやかんやあって近くにプールがあるとのことらしいので、皆で夜のプールに行くことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【サマーレジャースポット リュウゼツランド】

 

「着いたー!」

 

「広いですね。」

 

「んー、気持ちいいな。」

 

フィオーレ有数のレジャースポットというだけあり、中はものすごく広く、プールはもちろん、波が起こるプールやウォータースライダー・・・・さらには水族館まであるという。・・・・水族館はやりすぎじゃね?

 

「・・・・無駄に広いな、おい」

 

「もう、そんな事言っちゃダメだよグラン。・・・・それより、どう?似合ってる?」

 

「めちゃくそ可愛い。すんげー似合ってるぞ!!」

 

「そ、そう?///えへへ///」

 

ほんとこいつウェンディが関わると気持ち悪いくらい変わるな。二人のそんな光景をニヤニヤしながら見てる女性メンバー達。

 

「でも本当に良かったの?グラン、あまり水に浸かりすぎると溶けちゃうけど・・・・」

 

「溶けるの!?」

 

「・・・・いや、溶ける訳じゃ無くて泥になるだけだし・・・・そこまで長いことつからなきゃ大丈夫だ。・・・・ちゃんと体が保つよう意識すればいいし」

 

土塊からただの泥に成り代わるのか・・・・どういう体の仕組みしてんだ、コイツ?

 

 

 

 

 

 

 

それからそれから、皆がバラバラに回ることにして、グランは当然、ウェンディと一緒にプールへ向かう。

 

「ウェンディーーーーっ!それにグランーーーーっ!!」

 

「シェリア達も来てたの!」

 

「・・・・確か、オッサンとこの娘か」

 

「今日はいい戦いだったね、怪我大丈夫?」

 

「はい!おかげさまで!」

 

「また敬語になってる。」

 

「あ・・・・クセで、つい・・・・」

 

「・・・・俺、敬語使われたことないよ?」

 

「だってグランはグランだし・・・・」

 

「まぁまぁ、そんな事より!私たちも一緒に遊ぼ!!」

 

「・・・・それはいいが、手を引っ張る必要はなくない?」

 

「う、うん!そうだね!!」

 

「・・・・ウェンディもそんなに引っ張らないでね?あ、ちょっ待って!!?普通に握って!?体をそんな密着させないで!!?」

 

とても可憐で美しい少女達に腕を組まれるグラン・・・・・・・・・・・・・・・・爆ぜろ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういえば、しっかり挨拶してなかったね!!私、シェリア・ブレンディ!!よろしくね!!」

 

「・・・・あぁ。俺は「グランでしょ?勿論知ってるよ!!」・・・・せめて自己紹介させてくれ。・・・・後、もうちょい離れてね?」

 

「・・・・・・・・やっぱりグランもお胸がある方がいいの?」

 

「違うよ、違う。そういう事じゃないんですよウェンディさん?あなたも大分くっついてるからね?・・・・ねぇ、プールに入りにきたんだよね君たち?」

 

左にシェリア、右にウェンディ・・・・まさしく両手に花状態のグラン。普段からは想像できないくらいに慌ててる・・・・ウケるww

 

「う〜ん、それもそうだね!!それじゃあ、行こっ!ウェンディ!!」

 

「あ、うん!シェリア!!グラン、行ってくるね!!」

 

「・・・・いってらっさーい」

 

二人がプールに向かっていく中、グランは近くの椅子に腰掛け二人の様子を見ていた。

 

水をかけ合う二人・・・・楽しそうに笑うウェンディとシェリア・・・・・・・・うん。

 

「・・・・・・・・・・・・いいなぁ〜、ああいうの」

 

コイツ本当ウェンディが絡んだ時だけ気持ち悪りぃな、おい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・なんか寒くねぇか?」

 

「そういえば・・・・」

 

「プールにつかりすぎたのかな?」

 

しばらく遊んでいると何故か急に寒気が襲ってきた。プールにつかりすぎたかと思ったが、ほとんどプールに入っていないグランも寒気に襲われていた。

 

まぁすぐに原因は分かった。

 

「・・・・ってかプール凍ってねぇか!?ウェンディ、シェリア!こっち来い!!」

 

「わっ!!」

 

「う、うん!!」

 

グランは急いで二人を引き上げ、側に寄せた。プールが・・・・というかこの施設ごとどんどん凍っていった・・・・その原因は、仲良く?ウォータースライダーを滑ってる二人にあった。

 

「・・・・グレイと・・・・確か、リオンだったな。え、何してんくれてんの?」

 

「あ、ありがと、グラン///」

 

「ちょ、ちょっと狭い・・かも///」

 

グランは凍る寸前に、ほぼ無理やり土壁を自分達の周りを囲いなんとか凍らずに済んだ。

 

「バカヤロウ!!プールを凍らすヤツが・・・・」

 

「・・・・ナツ?・・・・・・・・・・・・あ、嫌な予感」

 

「あるかーーーーーっ!!!!」

 

 

ドゴォンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・ぶっ壊れたなぁ〜」

 

「・・・・・・・・だね」

 

グレイとリオンが凍らせた後、ナツが炎で氷を溶かそうとした・・・・というか、プール事全部ぶっ壊しやがった。

 

まぁこの原因を作った二人はラクサスに絞められたがな。

 

「・・・・・・・・あ、マスターと初代。・・・・来てたんだな」

 

「・・・・泣いてるね」

 

「・・・・多分、修理代は妖精の尻尾(ウチ)もちなんだろうな〜・・・・・・・・ハァ」

 

壊れたプールの瓦礫の上で、大きくため息を吐くグラン。・・・・こんな事で残りの大会は大丈夫なんだろうか?

 

 

・・・・・・・・不安だ。

 

 





次で大魔闘演武四日目になるんですが・・・・そこでセイバーのガイヤとグランを戦わせようと思います。競技パートで?それともタッグ?・・・・いいえ、戦う場を無理やりねじ込みます。タッグバトルが終わった後、エキシビジョンマッチとして戦わせます!!

おいおい、それは無理やりすぎんだろ?とか、もうちょい原作に合わせろ!!とか色々言いたいかもしれませんが・・・・・・・・だってこれ以外考えられないんだもん。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。