FAIRY TAIL 〜『大地』の滅竜魔導士 〜 作:紅蓮大地
今回はちょっと短め
三日目が終わり、その日の夜。妖精の尻尾のメンバーはいつもどおり酒場で飲めや食えや騒げやとどんちゃんしていた。
今日は競技パートで1、2のフィニッシュをだし、バトルパートであの憎っくき大鴉の尻尾をコテンパンに出来たから、それはもう大喜びだった。
・・・・そしてコイツも
「・・・・・・・・・・・・本当に何もないんです。」
「本当?」
「・・・・・・・・・はい。誓ってもいいです。」
「アンタ、ほんとは誤魔化してんじゃないでしょうね?」
「・・・・・・・・・・・・誤魔化してないです。」
床に正座しながら問い詰められているのは、今日のMVPの一人でもあり、ある意味今日一番注目を浴びた者・・・・グランだ。
酒場に来る前から、すんごいシャルルに睨まれ、ついた途端に正座させられたグラン。・・・・哀れなり。
グランとシェリアは実は七年前に一度だけあっているのだが・・・・その時のシェリアはまだ小さい上にこの七年で成長している。・・・・だからグランは正直わかってないのだが・・・・まぁしょうがないしょうがない。
「まぁ二人とも、その辺にしといてやれ。それにしても驚いたぞ、ウェンディがあそこまで奮闘するとは」
「・・・・サンクス、リリー。・・・・っていうか、いつから練習してたんだ?」
「あ、えーっと。じ、実は昔から練習はしてたんだ。・・・・結局私勝てなかったけど」
「全く、何言ってんの?よくやったじゃない」
「皆、驚いていたぞ」
「うん!!すごかったよウェンディ!」
「・・・・まぁ、あんま無茶はしてくれるなよ?俺びっくりしすぎて体砕けたからな」
「アンタはいい加減ウェンディを過保護に見るのはやめなさい」
まぁ色々とあったが、今日は皆が騒ぎに騒いで、食べたら飲んで・・・・大分歓喜にあふれたよるとなった。
「プールだと?」
「わぁ♡」
「近くにあるの?」
「フィオーレ有数のサマーレジャースポットリュウゼツランド」
「行くしかねーだろー!」
「あちぃもんな。」
「あいさー」
「・・・・濡れるのはなぁ」
「・・・・・・・・一緒に行ってくれないの?」
「何ぐずぐずしてんだ、早く行くぞ!!」
「・・・・アンタもうちょい自分の意志を持ちなさいよ」
「でもマスターにことわらなくて大丈夫かな?」
「マスターならラクサスに連れ出されていったぞ」
なんやかんやあって近くにプールがあるとのことらしいので、皆で夜のプールに行くことになった。
【サマーレジャースポット リュウゼツランド】
「着いたー!」
「広いですね。」
「んー、気持ちいいな。」
フィオーレ有数のレジャースポットというだけあり、中はものすごく広く、プールはもちろん、波が起こるプールやウォータースライダー・・・・さらには水族館まであるという。・・・・水族館はやりすぎじゃね?
「・・・・無駄に広いな、おい」
「もう、そんな事言っちゃダメだよグラン。・・・・それより、どう?似合ってる?」
「めちゃくそ可愛い。すんげー似合ってるぞ!!」
「そ、そう?///えへへ///」
ほんとこいつウェンディが関わると気持ち悪いくらい変わるな。二人のそんな光景をニヤニヤしながら見てる女性メンバー達。
「でも本当に良かったの?グラン、あまり水に浸かりすぎると溶けちゃうけど・・・・」
「溶けるの!?」
「・・・・いや、溶ける訳じゃ無くて泥になるだけだし・・・・そこまで長いことつからなきゃ大丈夫だ。・・・・ちゃんと体が保つよう意識すればいいし」
土塊からただの泥に成り代わるのか・・・・どういう体の仕組みしてんだ、コイツ?
それからそれから、皆がバラバラに回ることにして、グランは当然、ウェンディと一緒にプールへ向かう。
「ウェンディーーーーっ!それにグランーーーーっ!!」
「シェリア達も来てたの!」
「・・・・確か、オッサンとこの娘か」
「今日はいい戦いだったね、怪我大丈夫?」
「はい!おかげさまで!」
「また敬語になってる。」
「あ・・・・クセで、つい・・・・」
「・・・・俺、敬語使われたことないよ?」
「だってグランはグランだし・・・・」
「まぁまぁ、そんな事より!私たちも一緒に遊ぼ!!」
「・・・・それはいいが、手を引っ張る必要はなくない?」
「う、うん!そうだね!!」
「・・・・ウェンディもそんなに引っ張らないでね?あ、ちょっ待って!!?普通に握って!?体をそんな密着させないで!!?」
とても可憐で美しい少女達に腕を組まれるグラン・・・・・・・・・・・・・・・・爆ぜろ
「そういえば、しっかり挨拶してなかったね!!私、シェリア・ブレンディ!!よろしくね!!」
「・・・・あぁ。俺は「グランでしょ?勿論知ってるよ!!」・・・・せめて自己紹介させてくれ。・・・・後、もうちょい離れてね?」
「・・・・・・・・やっぱりグランもお胸がある方がいいの?」
「違うよ、違う。そういう事じゃないんですよウェンディさん?あなたも大分くっついてるからね?・・・・ねぇ、プールに入りにきたんだよね君たち?」
左にシェリア、右にウェンディ・・・・まさしく両手に花状態のグラン。普段からは想像できないくらいに慌ててる・・・・ウケるww
「う〜ん、それもそうだね!!それじゃあ、行こっ!ウェンディ!!」
「あ、うん!シェリア!!グラン、行ってくるね!!」
「・・・・いってらっさーい」
二人がプールに向かっていく中、グランは近くの椅子に腰掛け二人の様子を見ていた。
水をかけ合う二人・・・・楽しそうに笑うウェンディとシェリア・・・・・・・・うん。
「・・・・・・・・・・・・いいなぁ〜、ああいうの」
コイツ本当ウェンディが絡んだ時だけ気持ち悪りぃな、おい。
「・・・・なんか寒くねぇか?」
「そういえば・・・・」
「プールにつかりすぎたのかな?」
しばらく遊んでいると何故か急に寒気が襲ってきた。プールにつかりすぎたかと思ったが、ほとんどプールに入っていないグランも寒気に襲われていた。
まぁすぐに原因は分かった。
「・・・・ってかプール凍ってねぇか!?ウェンディ、シェリア!こっち来い!!」
「わっ!!」
「う、うん!!」
グランは急いで二人を引き上げ、側に寄せた。プールが・・・・というかこの施設ごとどんどん凍っていった・・・・その原因は、仲良く?ウォータースライダーを滑ってる二人にあった。
「・・・・グレイと・・・・確か、リオンだったな。え、何してんくれてんの?」
「あ、ありがと、グラン///」
「ちょ、ちょっと狭い・・かも///」
グランは凍る寸前に、ほぼ無理やり土壁を自分達の周りを囲いなんとか凍らずに済んだ。
「バカヤロウ!!プールを凍らすヤツが・・・・」
「・・・・ナツ?・・・・・・・・・・・・あ、嫌な予感」
「あるかーーーーーっ!!!!」
ドゴォンッ!!
「・・・・・・・・ぶっ壊れたなぁ〜」
「・・・・・・・・だね」
グレイとリオンが凍らせた後、ナツが炎で氷を溶かそうとした・・・・というか、プール事全部ぶっ壊しやがった。
まぁこの原因を作った二人はラクサスに絞められたがな。
「・・・・・・・・あ、マスターと初代。・・・・来てたんだな」
「・・・・泣いてるね」
「・・・・多分、修理代は
壊れたプールの瓦礫の上で、大きくため息を吐くグラン。・・・・こんな事で残りの大会は大丈夫なんだろうか?
・・・・・・・・不安だ。
次で大魔闘演武四日目になるんですが・・・・そこでセイバーのガイヤとグランを戦わせようと思います。競技パートで?それともタッグ?・・・・いいえ、戦う場を無理やりねじ込みます。タッグバトルが終わった後、エキシビジョンマッチとして戦わせます!!
おいおい、それは無理やりすぎんだろ?とか、もうちょい原作に合わせろ!!とか色々言いたいかもしれませんが・・・・・・・・だってこれ以外考えられないんだもん。