FAIRY TAIL 〜『大地』の滅竜魔導士 〜   作:紅蓮大地

41 / 68
第四十話 vs餓狼騎士団・・・・決着

 

城の地下・・・・奈落宮。グラン達はそこで、王国最強の処刑人、餓狼騎士団と対峙してしまった。

 

さらに、衝撃のせいでそれぞれがバラバラの場所に飛ばされてしまい、餓狼騎士団の一人一人と対峙することになった。

 

ナツはリーダーのカマと。リリーは酒瓶を咥えたネッパーと。ミラは、紙吹雪を操るカミカと。ウェンディとガイヤは植物を操るコスモスと対峙していた。

 

餓狼騎士団全員が処刑人・・・・それぞれが使う魔法は、相手を確実に死に陥れる強力で凶悪な魔法・・・・その魔法を相手に、皆苦戦を強いられていた。

 

「コイツ・・・・」

 

「我が狙うは罪人の首のみ」

 

「おっかねぇ奴だな」

 

執拗に首を狙ってくるカマ。

 

「シュワー」

 

「酸とは厄介な・・・・剣では防ぎきれん」

 

「溶けろ・・・・溶けろ」

 

強力な酸の魔法で殺しにかかるネッパー。

 

「紙吹雪・・・・緑の舞!!」

 

「う、ぐふっ!?」

 

「緑の紙は毒の神」

 

「この人たち・・・・確実に命を狙って」

 

猛毒の紙吹雪を操るカミカ。

 

「胞子爆弾、リンカ・レンカ」

 

「もう!!鬱陶しい!!ウェンディちゃん!大丈夫!?」

 

「な、なんとか!!」

 

「その悲鳴も可憐・・・・」

 

「・・・・あの人、頭大丈夫かな!?」

 

「さぁ、眠る時間よ・・・・マクラ・カムラ」

 

「っ!!これは!」

 

「しまっ・・・・くぅ〜〜Z z z」

 

「この胞子の睡眠効果により、眠ってしまったら、あなた達は二度と目を覚さない死の魔法」

 

「ガイヤ・・・・さん・・・・あぅ」

 

「さぁ眠れ・・・・永遠に」

 

凶悪な植物を操るコスモス・・・・それぞれに追い詰められていった。

 

 

そしてグラン達も・・・・

 

「地形効果・・・・溶岩帯!!!」

 

「何か来るわよ!!やっちゃって、グラン!!」

 

「すみません、お願いします!!」

 

「・・・・一応言うが、調子はまだ戻ってねぇからな」

 

などと呑気に話している間に、どんどん地面が変わっていき・・・・燃え盛る溶岩地帯へと変わっていく

 

「崩れ・・・・!?」

 

「きゃっ!!?」

 

「え?あ、おい、ちょっ!?」

 

立っていた地面が崩れ落ち、ルーシィとユキノとグランは落ちていってしまう。

 

「ルーシィ!グラン!ユキノ!今行くよ!!」

 

「待ってなさい!!」

 

そこにすかさずハッピーとシャルルが助けに行こうとするが・・・・ウオスケに捕まってしまう。

 

「わっ!!また釣られた!!?」

 

「私は魚じゃないわよ!!!」

 

「地形効果・・・・重力帯!!」

 

「ぐぎゅっ!?・・・・体が・・」

 

「あうっ!?・・・・重たい・・」

 

シャルルとハッピーの場所だけ、重力が強い地形に変えて、二人を動かないようにする。・・・・ふざけた見た目と口調の割に中々にエグい魔法を使うなコイツ。

 

「うぅ・・・・熱・・・・くない?あれ?」

 

「それに・・・・ぶら下がっているはずなのに・・・・あまり辛くない?」

 

そう・・・・何故か地面から溶岩に落ちそうになったのにも関わらず、あまり溶岩からの熱気を感じられず、地面ぎりぎりに掴まったはずなのにさほど辛くないのだ。

 

「・・・・そりゃ、アンタら二人が俺を下にしてるからな」

 

「え?」

 

「へ?」

 

と言われたように下を向くと・・・・溶岩に体を半分ほど浸かってしまっているグランがそこにはいた。

 

「えぇーーーーっ!?何してんの!?」

 

「・・・・地面が割れた時にちょうど割れ目に落ちたと思ったら、お前ら二人が続くように落ちてきたから、動くに動けなかったんだよ」

 

「だ、大丈夫なのですか!?グラン様!!?」

 

「・・・・ちょっとぬるい」

 

「ぬるいの!?」

 

溶岩に浸かっておきながらぬるいと抜かしやがるのかコイツ。・・・・そういや、炎神の炎を食らっても大丈夫だったし、今は体に沈めてるから、耐熱がめっちゃ上がってんのか・・・・だからって溶岩浸かってぬるいとか・・・・。

 

「え?え?人間って、溶岩の中であんな平然としてられたっけ?」

 

ほら、処刑人のウオスケも若干引いてるじゃん。

 

「・・・・とりあえず、上にあげるぞ?」

 

そう言い、グランは二人を持ち上げ地面に座らせる。そして、何もなかったかのように溶岩の中から上がってくる。・・・・若干服は溶けているもののそれ以外は全くの無傷だった。

 

「・・・・んー!もうちょい熱くてもよかったな」

 

「溶岩浸かってそんな事言えるのアンタぐらいだと思うわよ?」

 

「・・・・・・・・っ!!」

 

ルーシィはなんか慣れた感じだが、ユキノはもう目を大きく見開いて驚いている。

 

「え?なんで?なんで普通にしてんの?あれ?」

 

ウオスケも混乱状態だ。

 

「・・・・さてと、お前らはシャルルたちを助けて、アルカディオスのとこに行ってろ。そいつに運んでもらってな」

 

「え?」

 

「任せてよ。ごめんね、遅くなって」

 

そこにいたのは、獅子宮のレオこと、ロキだった。その手には奪われたルーシィとユキノの鍵もある。

 

「ロキ!!」

 

「獅子宮のレオ・・・・」

 

「・・・・皆を頼むぞ」

 

「ああ、君も気をつけて・・・・って、その心配は無用か」

 

ロキはそのままルーシィとユキノを担ぎアルカディオスの元へ移動する。

 

「・・・・んじゃ、やるか」

 

「ア、まずい。地形効果・・重力帯!!」

 

歩みを始めるグランに対し、近づかせたらヤバいと察知し、その場に先ほどよりも強力な重力を発生させる。

 

「・・・・軽いな」

 

「タイ!?」

 

が、そんなもの関係ないと言わんばかりに普通に歩みを進めるグラン。脚は沈んでいるものの全く影響なく普通に進んでいる。すぐには近づかず・・・・あえてゆっくり歩を進めている。まるで、ウオスケの死刑宣告のように

 

「地形効果・・渦潮帯!!!」

 

それでも負けじと、今度は巨大な渦潮を発生させ、歩みを止めようとする・・・・だが

 

「鬱陶しい・・・・たい!!!」

 

「タイイィっ!!?」

 

腕を横に一振りして、渦潮をかき消してしまう。そしてとうとう、ウオスケの元まで着いてしまった。

 

「・・・・よう」

 

「タ・・・・・・・・タイ」

 

そしてそのまま拳を構え、ウオスケに向けてぶん殴る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リリーvsネッパー

 

「オラオラどうした?溶かしちまうぞ!!バーンってよォ!!!」

 

「ガジルと共に修行してきた日々を思い出せ!!鉄の拳!!奴の拳を何度も受け止めてきたこの体!!!その鉄の硬度が誇るのは・・・・己の肉体と精神力!!!」

 

 

「何事にも負けぬ鉄の意志!!!」

 

 

「なァ!!!?酸を斬ったァ!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウェンディ&ガイヤvsコスモス

 

「さあさ、そろそろ可憐に眠りに落ちてしまったかしら?」

 

「誰が?」

 

「それはもちろん貴方たち・・・・え?」

 

「・・・・状態異常耐性付加、リレーゼ」

 

「え?なんで!!?」

 

「私に状態異常系の魔法は効きません。」

 

「実はもう既に状態異常の耐性を付加済みでした!!残念でした〜!」

 

「な、な!?」

 

「いきましょう、ガイヤさん!」

 

「そうだね、今度はボクらの番だ!!」

 

「私はみんなのサポートがお仕事だけど・・・・戦わなきゃいけない時は・・・・」

 

「ボク、花は好きだけど、あんまりおいたをする子にはお仕置きが必要だよね?」

 

「何これ!?風が・・・黒い砂が・・・・私の花が散っていく!!?」

 

 

「私は天竜となります!!」

 

 

「地神の力・・・・なめないでよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミラvsカミカ

 

「だいぶ苦しそうね・・・・そろそろ死んじゃう?」

 

「魔法は人を殺すための力じゃない・・・・だけど、大きな力がなければ愛する人たちを守れない。矛盾してるわよね」

 

「何言ってるの?」

 

「貴方はひとつだけ大きなミスをした。・・・・私ね、大会の会場とか・・・・仲間が近くにいたりとかね・・・・誰かに見られてると思うと、自分の力を抑えちゃうの。さっきの矛盾からくる私のジレンマなのかしら?・・・・私が“一人”の時・・・・それは私が100%の力を出せる時なの」

 

「え?うそ!?毒を吸って・・・・!?」

 

 

「悪魔に毒?大好物なんだけど♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナツvsカマ

 

「ごあ!?・・・・なんだ、この男は・・・・」

 

「火竜の鉄拳!!!」

 

ドッゴォ!!

 

「私にこんな事をして・・・・貴様ら王国を敵にまわす気か!!?」

 

「敵に・・・・まわす?お前らこそ妖精の尻尾(フェアリーテイル)を敵にまわす覚悟はできてるんだろうな?

 

 

「オレたちは家族(ギルド)を守る為なら、国だろうが世界だろうが敵にまわす・・・・」

 

 

「それが妖精の尻尾(フェアリーテイル)だっ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お」

 

「あ、グラン!!」

 

「・・・・ウェンディ、無事だったか・・・・ついでにお前も」

 

「え?ボクってついでなの?」

 

「・・・・気にしたら負けよ」

 

別々で戦っていたグラン達だが、餓狼騎士団にトドメをさすタイミングが奇跡的にあったらしく、それぞれが吹き飛ばした騎士団のメンバーは、カマ以外全員目を回して倒れている。

 

「全・・滅・・・・だと?」

 

「さて・・・・と。出口教えなきゃ処刑だぞ」

 

「・・・・早く言わねぇと、地面に沈めんぞ?」

 

「・・・・悪・・」

 

vs餓狼騎士団・・・・全員撃破。脅迫紛いの聞き込みにより出口の場所も聞き出せたグラン・・・・・・・・まさか、その場所でとある人物と対面する事になるなど・・・・誰も思っていなかった。

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。