5人兄弟とセカイの関わり方 欠落少女編 作:エビデンス海老天むす
本当に申し訳ないくらい失踪してました。
3ヶ月も更新せずに申し訳ない。試験勉強だったり、バイト、などなど様々なモンスター…じゃなくて、イカ…でもなくて、要因がありまして、遅れてしまいました。
(本当に反省しております。誠に申し訳ありませんでした。)
私たちは移動中この不思議な場所の説明を受けた。
想いでできた場所、セカイというらしい
「あの子はいつもここにいる」
「ミク…?」
振り返ると暗い紫色の髪をした少女がうつろな目で立っていた、先ほど発した声はトーンは違えど雪だと思った。
「その声…雪?」
「ミク、どうしてここに人がいるの?」
その声は驚くほど冷たかった。問い詰められたミクは無言だったが瑞稀と絵名が沈黙を破った。
「えっ?雪?確かにその声言われてみれば…」
「でも、本当に雪なの?なんかナイトコードで喋ってる時と雰囲気違くない?」
絵名の言う通り全く雰囲気が違うのだ、普段の明るい優等生ではなく今の雪からは普段喋らなくて、考えの底がしれない根暗な子の印象がある。学校とナイトコードで雪が明るい優等生を演じ続けているとしたら雪は…
「雪…」
「あなた、本当に雪なの?」
「その声…Kに、トロワ」
「本当に雪なんだ…」
「えななんとAmiaまで…」
「よかった!無事だったんだね、雪!連絡取れないから心配だったんだけどホッとしたよ。もしかしてずっとここにいたの?あ、帰り方がわからなくて困ってたとか?」
瑞稀の言葉を聞いて雪は少し顔をしかめる。
「あれ?雪、大丈夫?もしかしていなかった間何も食べてなかったりする?」
心配する瑞稀だが雪から帰ってきた言葉は想像するものとは違った。
「うるさい」
この言葉に全員が固まった。
「このセカイに来ないで、ひとりにさせて」
意味が理解できてない私たちは雪にまた問い詰めた。
「何それどうゆう意味?ひとりにさせてって、帰りたくないってこと?」
「雪、困ってるなら相談に乗るよ?何も一人で抱え込む事じゃ…ううん、ごめん」
私はその言葉を言い切れなかった。一人で抱え込んだ結果、勝手に体を壊した私はそんなこと言えなかった。
「ひとりで、それは…」
「ちょっと、わけわかんないんだけど…」
絵名は小声で言う多分雪にも聞こえてると思うけど…
「じゃあ、もう雪はボクたちとは曲を作る気はないってこと?」
「そう、何度も言わせないで」
「っ……」
私はその言葉にグサッと刺された気がした。私は何も言えずにただ立ち尽くすことしかできなかった。
「ちょっと待ってよ、そんなこと急に言われたって奏もびっくりしてるし…奏?」
奏は雪に物怖じしてなかった。奏は真実を確かめるように雪に問う。
「じゃあ雪はひとりで…OWNとして曲を作っていきたいの?」
私はようやく心の落ち着きを取り戻し、奏の言葉に続く。
「雪がニーゴに入る前、作ってた曲。全部奏と聞いた。歌詞の書き方とか音の広げ方とかOWNにそっくりだった。でも私は信じられなかったけど、今のあなたを見て納得できたわ。雪、OWNはあなたなのね。」
「………そう、OWNは私」
私は雪に感じていた違和感が、なくなった。こんな完璧超人いるわけがない、でも、ここなら中で今の問いを否定してほしかった自分もいた。
「マ、マジですか…」
「ほ、本当に?雪がOWN?じゃあ私とAmiaがOWNの事話している時……え?……なんであの時言ってくれなかったの?」
「別に、言う必要がなかったから言わなかっただけ、雪じゃない私はあなたと話したいことなんてないから」
絵名の言葉にも雪は悲痛な言葉を投げる。
「なにそれ!ふざけないでよ。何も知らないで騒いでる私たちをどうゆう気持ちで見てたの?馬鹿だなって思ってたわけ!?」
絵名は大声で雪に言う。絵名の怒りは当然の怒りだが、絵名の様子が少しおかしい。いつも怒る態度とは何か違う。
「ちょ、ちょっと落ち着いてよえななん。雪も、もうちょっとちゃんと話そうよ。ね?」
ここで瑞稀が仲介しに入る
「ねぇ、雪がOWNだとしてもさ、OWNで曲作りながらニーゴでもやっていくのは無理なの?いくらなんでも急すぎるしボクたちとはも…」
「私はニーゴにいる必要がない」
「ゆ…き?」
その瞬間、私は雪に溜め込まれている闇の深さを知った。雪は常に限界だったんだ。もう私たちが関わり合いを持った時点で雪は心の限界を超えていたんだ。
「ニーゴにいても足りなかった。初めてKの曲を聴いた時は少しだけ救われたような気がした。だからKの傍で探せば見つけられるかもしれないって思った。でも…それじゃ足りなかった。見つけられなかった。
「…あ………救えて………なかった。」
その瞬間奏から生気がなくなった。雪はお構いなしに言葉を続ける。
「Kと一緒にいても見つからないなら、もう、自分で見つけるしかない……ミク、これ以上この人達と話すことはない。追い出して」
私はもう雪を説得できる気がしなかった。雪が帰れと言うなら大人しく帰って作戦を立て直す。だがミクはわたしたちを追い出さなかった。
「そう、あなたは本当に一人で見つけられるの?」
「ミクが、私が、まだ私を見つけられるって言うのなら全てを捨ててでも探し出す。私にはもうそれしか残されてない。もしそれで見つからないならわたしは、もう……消えるしかない…」
消える……か、そんなことひさしく思ってないな…
雪の言葉にえなも瑞希も納得できていない様子だった。
「もう一度ちゃんと話そうよ、雪もちょっと変だしさ。」
「変?わたしが変ならあなた達だってそうでしょ?だって本当はKもAmiaもえななんも…トロワも、
誰よりも消えたがってるくせに」
「「っ……」」
奏と絵名は図星といった表情だった。瑞希はずっと黙っている。私は…
「どうしてわたしだけが変だなんて言えるの?」
「もう、どうしちゃったの雪?ボクが消えたいってどうゆうこと?ボクは毎日楽しいしそんなこと思ってなんて…」
「そうゆうのもういいよ、Amia、あなたはいつも楽しそうにしてるけど私のいってることの意味、全部分かってるんでしょ?」
「へぇ?」
声がワントーン下がる。瑞希も図星だったようだ。
「とにかく、もう、つかれた、ミク。この世界にこの人達はいらない」
「うん」
ミクは返事をすると次々にみんなを消していった。残るは私だけ、
「あなたも」
ミクが私を触ろうとした瞬間わたしは雪の方向に倒れ込んだ。
ペースを戻します。
(投稿するとは言ってない)←しろ