5人兄弟とセカイの関わり方 欠落少女編 作:エビデンス海老天むす
わたしは次イベのモモジャンが楽しみで仕方ない。
今回はオリ主の話になります。
ナイトコード
私とKはひたすら曲を作り続けていた。Kは作曲、わたしは作詞とMIXを担当と、言っても雪のようにできるわけじゃないからKと常に相談しながら行っている。そんな生活はもう1週間続いてる。
そんな生活の中OWNの新曲が発表された。
それを聞いたKは黙り込んでしまった。私は今日は終わりだと思い、通話を抜けた。そしてある場所へ向かった。
ついたのは高そうなレストラン……とかではなく、ただのファミレスだ。
わたしは朝にある人を呼び出していた。
「夜勤明けなのにごめんなさい、唯さん。」
「ほんとよ、今朝も患者さんが騒ぎ出して大変だったんだから」
この人は磯貝唯さん。3年前、私が目覚めた時最初に話してくれた人だ。そして、わたしの救世主でもある。
「で、今日はどうしたのよ。愛美から呼び出すなんて珍しいじゃん」
私と唯さんは個人的に連絡を取り合い、気兼ねなく話せる仲になっていた。この救世主なら雪…いや、まふゆ救うヒントが見つかるかもしれない。
「実は相談があって…」
「ふーん、真剣な相談みたいだけどどうしたの?」
「実は友達が失感情症っぽいんだよね」
「は?あんた…
すると唯さんが驚いたと思ったらここがファミレスだということを思い出し、小声で話しかける。唯さんが大声を出したせいで周りの注目が集まる。
「あんた、そんな話ファミレスで言うことじゃないわよ。」
「大丈夫、大丈夫。で、なんか治す方法とか知らない?」
「知らないわよ。医者とかその子の親に任せればいいじゃない」
「その子は親にも隠してる。とゆうか、自分に感情がない事を誰にも相談せずにずっと隠してたのよ。わたしはその事をたまたま事故で知っちゃっただけなの」
「ふーん、じゃあ簡単じゃない。その子に一生寄り添えばいいのよ、わたしが愛美にしたみたいに」
「そんな簡単に……」
「できる。とゆうか、私にできるのに愛美が出来ないわけないでしょ?」
「うっ…その言葉はずるいよ…」
「はい解決〜、じゃあわたしは帰って寝るから、気をつけて帰んなさいよ〜」
わたしがこの人に弱いのは3年前、ある出来事のせいだ。
3年前…
わたしが目覚めて数日間、わたしの精神は疲弊していた。そんな中唯さんは明るくわたしに話しかけてくれた。
「愛美ちゃーん、おねーさんがきたよ〜」
「磯貝さん…病院ですよ?」
「知ってる知ってる〜」
わたしが目覚めた日に抱いていた唯さんのイメージはもはや無くなっていた。あんなに頼もしかったのに。
「いつも言っていますがわたしのことは放っておいてください今更どうでもいいんですから」
「まぁまぁそんなこと言わずに〜」
唯さんはいつもこの調子だった。いつもこの調子なので正直言えばわたしはイライラしていた。その怒りが限界に達してしまったときつい言ってしまった。
「だからもうわたしに構わないでください!私は貴方みたいに人の内情にズカズカと入り込んでくる人が大嫌いなんです!」
「え?ちょっ、どうしたの?いきなり」
「だからもう私に構わないでって言ってるんです!大体、貴方が周りの世話をしてくれなくても私はもう生きていけます。貴方のできることはわたしは絶対にできるという自信があります。」
この時のわたしはだいぶ荒れていたので今考えれば絶対に言わないことも平気で言っていた。
こんなひどいこと言っても唯さんはいつもわたしに寄り添ってくれた。
わたしが転びそうになった時も、リハビリで疲れて帰ってきた時もなったお世話をしてくれた。お互いの呼び方はいつしか「唯さん」「愛美」になっていった。