憑依F   作:剣霊

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おおぅ(・・;)更にお気に入りが増えました。感想もありがとうごさいます

そんな訳で次話投稿です


憑依者3

ーーとあるオカルト部室内

 

 

「一体何が起きてるの?」

 

 

「ここ一週間足らずで死者が数百に達しましたわ」

 

 

駒王の土地を管理を任されてる悪魔であるリアス・グレモリー、そのオカルト部室では眷属も含めたメンバーで現在起きている不可思議な現象が起きてる事件について話していた。

 

 

「いずれも神器所持者が死亡、しかも心臓のみが無く悪魔の駒(イービル・ピース)を使用しても何故か蘇生することが出来ない……」

 

 

「……完全に死んでる?」

 

 

「そう考えるのが妥当だけど、どうやってやったんだろう?」

 

 

そう今回起きている事件の不可思議な点、それは蘇生する事が出来る悪魔の駒を使用しても蘇生する事が出来なかった事である。

 

 

「心臓が抜かれていたという点だけだとイッセーが当てはまるのだけど……」

 

 

「でも俺は蘇生されてますよ?」

 

 

心臓が無いという点では、蘇生が出来た兵藤一誠はこの事件とは無関係に見えるのが妥当である。しかしーー

 

 

「イッセーが見たという白髪の少年神父、金髪の美少女シスターだけど、心当たりがあるわ」

 

 

「最近教会から追放された“人外討滅の狂鬼”フリード・セルゼン、それと“異端の魔女”アーシア・アルジェントですわね」

 

 

「イッセーが見た他の3人は不明だけど、イッセーが話した見た目と一致するのはこの2人ね」

 

 

「じ、人外討滅の狂鬼って物騒な」

 

 

「フリード・セルゼン、教会に属していた神父だけど異端だったらしいわ。神にも天使にも興味がなく、神器も聖剣も教会の普及武器すら使わず悪魔や堕天使を殺したらしいわ……」

 

 

「え!?」

 

 

「……人間か怪しいレベル」

 

 

「しかも無傷、一切傷すら出来た事が無いという噂だよ」

 

 

「そいつ、人間っすか?」

 

 

「一応人間ですわ」

 

 

「それに色々噂と同じ点があるから、フリード・セルゼンがやったのは間違いないですよ」

 

 

「噂っすか?」

 

 

「イッセー、あの日貴方はフリード・セルゼンと思われる男に殴りかかったのよね?」

 

 

「え?ええ、そうっすよ。でも、幾らイケメンとはいえ、あの時は何で自分でも殴りかかったのかわからないですよねー」

 

 

「そこよ」

 

 

「え?」

 

 

兵藤一誠は不思議そうな顔をしているが、重要とばかりに言葉を発した。

 

 

「そこが重要なのよ朱乃」

 

 

「はい」

 

 

リアス・グレモリーの言葉で隣に居た姫島朱乃がとある資料を取り全員に渡し、そこにはこう書かれていた。

 

 

 

 

ーー

 

 

死亡した悪魔の友人

 

フリード・セルゼンに討滅された悪魔の友人によると絶対会う約束していた日に何故か絶対会うという記憶が無くなっていて、数時間で記憶が戻って友人に急いで会いに行ったら友人が心臓が無い状態で血の池に倒れていた

 

すぐにフェニックスの涙を使うも回復はせず、まだ持っていた悪魔の駒を使用するものの蘇生されず混乱したまま魔王へと報告がされた

 

悪魔の駒の製作者のアジュカ・ベルゼブブやサーゼクス・ルシファーの眷属である僧侶マグレガー・メイザース等が原因を調べたが、原因不明のままである

 

 

ーー

 

 

 

 

「これって……」

 

 

「そうよ。今ここで起きている現象と一致するわ」

 

 

資料に書かれている内容と現在起きている不可思議現象が一致するので、兵藤一誠が見たフリード・セルゼンが起こしているのは間違いないと判断している。だがーー

 

 

「でも何故イッセーが蘇生出来たのかがわからないのよね」

 

 

「それは俺に特別なー」

 

 

「……ない」

 

 

「小猫ちゃん!せめて最後まで言わせてくれ!」

 

 

「普通に考えればフリード・セルゼンがわざと生かしたという事かな?」

 

 

「現状それしかないわね……」

 

 

「フリード・セルゼンが起こしている事件だと言うなら、今だと堕天使勢力が起こしているという事になりますわ」

 

 

「厄介ね……」

 

 

三大勢力の大戦争が終わり、小規模の争いはあるが沈静化されている状態で堕天使側に干渉すると何が起こるかわからないのだ。

 

 

「調べてみてフリード・セルゼン達による独断なら、対処するしかないわね」

 

 

「で、でも勝てるんですか?無傷とか狂鬼とか言われてましたけど……」

 

 

「【所詮は人間よどうにかなるわ】」

 

 

リアス・グレモリーの言葉により【全員が頷き】この件は調べてみて独断なら対処することになった。

 

 

 

 

 

 

ーーー全てフリードの思惑のままに進んでいる事も知らずにーーー

 

 

 

 

 

 

ーー廃棄された教会内

 

 

「ハッハッハッ、クックッ、クハハハハ!!」

 

 

おっす、フリードだぜぃ!俺は狂った様に笑ってしまった。全部思惑のままにいってるからだ。

 

 

「はー!面白過ぎて笑えるくるぜぇ」

 

 

兵藤一誠が【俺に殴りかかってくる所】から【俺達と偶然会う】所、今回の事件に【リアス・グレモリー達が干渉する】【俺の情報がすぐに判明する】【俺の情報がどうであろうが対処する】【他の悪魔や堕天使はこの件に干渉出来ず】まで俺の計画通りに進んでいる。

 

 

それも全て俺の特殊異能の一つ“過程干渉”にある。過程とは様々な物事の進行、変化する途中の段階、経過やプロセスである。俺はこの異能を使って【過程に干渉して結果を思うがままにした】訳だ。

 

 

様々な結果だけを残す能力とかもあるが、それにも過程を作り出して結果に干渉し、確定した結果をねじ曲げる事が出来るそういう特殊異能だ。

 

 

討滅も魂が無い奴は蘇生しても無意味だろう?蘇生しても魂がそもそも無いのだから、脱け殻に意味はない。魂は全て俺の糧になる。

 

 

「フリードさん、絶好調ですね!」

 

 

「ええ、そうね」

 

 

全て俺が対処している現状なので堕天使4人には廃棄された教会の清掃や生活空間を整える様に言ってある為、ドーナッツ?は執事服、レイクル?カラーブル?ミッドナイト?の3人はメイド服を着用している。

 

 

え?アーシアはって?当然シスター服で俺の隣に座ってニコニコ笑っているけど??それが何か?むしろアーシアに尽くすのは当然だろ?俺が頂点、同列アーシア、それ以外だからな。

 

 

「お膳立ては済んでるからなぁ、後はーークックッ」

 

 

俺の背後には様々な物が光輝いている。それはーー

 

 

 

ーー今まで殺した神器所持者の神器だーー

 

 

 

「クックッ、さあて面白くなりそうだなぁ」

 

 

殺した奴等の神器は下級やありふれた神器だが【合わせれば話は別だろ?】

 

 

「こいつらはお前達に使わせてやる。精々下級、中級から強くなってみろ。神器は与えてやるよぉ」

 

 

「「「は、はい(っす)!」」」

 

 

「………はい」

 

 

 

 

妙に緊張した表情で答える3人に対して、1人反応が違った。その1人は妙に色っぽい表情で恍惚とした様子でフリードを見ていた。

 

 

フリードはそれに気付いていなかったが、アーシアは気づいていた。それはーー

 

 

 

 

 

ーーフリードさんの魅力に落ちたとーー

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