ありがとうございます(*´ー`*)
次話投稿です
夜中の廃棄された教会の前に数人の人物が集まっていた。リアス・グレモリーとその眷属達である。部室での決まりその数日後、情報を集めフリード・セルゼンとその仲間?の独断だということがわかった為、潜伏してると思われる廃棄されていた教会の前に集まっていたのだ。
「な、何か執事服来たおっさんが居るんですけど…」
廃棄された教会前には執事服を着た男が扉の前に立っていた。
「堕天使ね?でも何故執事服を着てるのかしら?」
「よくぞ来たな。待っていたぞ」
「………待っていた?」
「セルゼン様が今日来るとおっしゃっていたからな」
「「「「「セルゼン、様!?」」」」」
執事服の男、ドーナシークはフリード・セルゼンの事をセルゼン様と発言するとグレモリー達が驚いていた。人外は基本的に人間を見下す為、堕天使であるドーナシークが様発言した事に驚いたのだ。
「ふん、セルゼン様は普通の人間ではない。我等が崇拝する人間という人種を超越したお方だ」
「「「「「………」」」」」
いきなり予想外の事が起きた為グレモリー達は言葉が出なくなっていた。それに追い討ちをかけるように教会の扉が開き、3人のメイド服を着た堕天使、レイナーレ、カラワーナ、ミッテルトが姿を見せた。
「あっ、あの三人の美少女と美女!白髪神父と居た…!」
「やっぱり、そうなのね」
「ようこそ、グレモリーとその眷属」
「まずはうちらで歓迎するっス」
「至高の存在であるフリード・セルゼン様から遊んでやれという命令をされているわ」
「!舐められたものね…!」
ドーナシーク、ミッテルト、カラワーナは実力的に下級堕天使、レイナーレは中級堕天使程度の実力だ。リアスのグレモリーやその眷属達とでは実力の差があるだろう。
ーー本来ならばーー
「「「「神器(セイグリット・ギア)発動!」」」」
「なっ!?」
「神器…!」
「死亡した神器所持者から奪っていたのね……!」
ありふれた神器程度や下級神器なら神器を持っていても戦力は上がらないだろう。しかし、フリード・セルゼンによりありふれた神器は複数の神器と合わさり変化され、明らかにその力が増していた。
「神器(セイグリット・ギア)臥龍螺旋槍(ドラーク・カラドボルグ)!」
「神器(セイグリット・ギア)破壊の星(ツェアシュテールング・シュテルン)!」
「神器(セイグリット・ギア)聖霊の竜軍(ハイリガーガイスト・ドラグーン)!」
「神器(セイグリット・ギア)虚ろの拒絶(フェアティーフング・アップレーヌング)!」
「聞いたことすらない神器…!?」
堕天使達が発動した神器は今まで全く確認されていない神器であり、フリード・セルゼンによって新しく創られた神器だった。
廃棄された教会内ーー
おっす、おっすフリードだぉ!哀れな雑魚な堕天使達に力を与えようと思っていてなぁ、俺が殺した神器所持者が宿していた神器、これ等を合わせて強化し変化させればいいのさ。
俺の特殊異能の一つ“千変強化”集めた神器を合わせ、強化して変化させる。龍の籠手や様々な光の矢は数が多いから複数、又は全部合わせて強化した。
龍の籠手を複数合わせて強化し、変化させた神器(セイグリット・ギア)臥龍螺旋槍(ドラーク・カラドボルグ)、見た目は漆黒色の螺旋が特徴の槍だ。常に強化が槍にかけられていて所持者に身体強化の恩恵がある。秒毎に強化されていき、槍を解放すると空間振動による一撃を放てる。強化を身体強化に回す事で光速戦闘も可能。所持者にさせたのはドーナッツ(ドーナシーク)?
様々な光の矢シリーズの神器を複数合わせて強化し、変化させた神器(セイグリット・ギア)破壊の星(ツェアシュテールング・シュテルン)、見た目は光輝く虹色の弓だ。光の矢の貫通と破壊力を突き詰めた神器で矢がない弓から複数周囲に輝く虹の矢展開して放てる。周囲展開の範囲攻撃や一点集中の貫通矢等ある。所持者にさせたのはカリフラワー(カラワーナ)?
残りの2つは余った龍の籠手数十個とレア神器の聖剣創造(ブレード・ブラックスミス)を合わせて強化し、変化させた神器(セイグリット・ギア)聖霊の竜軍(ハイリガーガイスト・ドラグーン)、見た目は青いタロットカードだ。聖なる力を宿した1m程の竜をタロットの大アルカナの数である22体まで召喚して使役出来る。所持者にさせたのはミッドナイト(ミッテルト)?
最後は盾系や障壁系の神器を合わせて強化し、変化させた神器(セイグリット・ギア)虚ろの拒絶(フェアティーフング・アップレーヌング)、見た目は存在しない。発動すれば常時発動型となり、攻撃を拒絶する銀の障壁が展開される。自身には常に障壁が張られているが、他人にも展開可能で障壁を付与出来る。更に障壁は【他人】つまり敵にも付与して展開出来るが、虚ろの対象【所持者に敵と認識された場合】障壁が守りから反転して障壁内部に衝撃を放つ。所持者させたのはレイアウト(レイナーレ)?
“千変強化”で合わせて強化したのは堕天使達に宿してある。神滅具クラスの神器に仕上がったので俺的にも満足であるが、堕天使達のあの変わり様は驚いたがなぁ。堕天使に崇拝?されるのは初めてだが、俺は別に神になりたい訳ではない【なろうと思えばなれるが】そんなことは置いておき、隣にいる不貞腐れてるアーシアは一体何だぁ?
「むぅー」
「膨れても可愛いだけだぞぉ?」
「そ、そんなこと言われても騙されないですよ…!」
そんな言葉とは裏腹に不貞腐れて膨れていた頬が緩み、ニコニコを笑顔を浮かべている。
「というか何で不貞腐れてたんだぁ?」
「フリードさんの魅力は私だけが知っていれば良かったのに………」
「……俺の魅力ぅ?…………そんなんあったかぁ?」
「フリードさんが気づいてないだけであるんですぅー!」
教会内にてアーシアとフリードがいちゃついている時と同じくして、教会の外では堕天使達と悪魔達がによる戦いが繰り広げられていた。
「やるすっすよ!」
『GAAAAAAAAA!』
「くっ!?聖なる力持った竜!?しかもブレスに当たったら……!」
ミッテルトの周囲には数体の竜が浮かんでおり、一斉にブレスを吐き悪魔達の行動に制限をかけていた。行動を制限されている中、カラワーナによる爆撃ともいえる攻撃とドーナシークによる高速戦闘が繰り広げられていた。
「破星!」
「解放!」
「やらせない!」
「くっ!?朱乃!」
「ええ!」
爆撃跡が残る程の光の矢が複数止まることなく降り注ぎ、光の矢と雷や滅びの魔力が衝突して拮抗しているが、降り注ぎ続ける光の矢に押されつつあった。
悪魔の騎士である木場祐斗は騎士の駒の力で速く動き、高速で動いているドーナシークになんとか食らい付いて、攻撃をしているがドーナシークの槍に魔剣創造(ソード・バース)で創った剣は砕かれている。速度上昇の魔剣を次々創り対抗しているがじり貧になりつつある。
「……効かない…!」
「攻撃が効いてない…!」
搭城小猫と兵藤一誠は仲間が何とか対抗している間にレイナーレへと攻撃をしているが、全く攻撃が効いてはいない。兵藤一誠の力がきちんと使えていれば話はまた違ったかもしれない。それでも攻撃が通るとは限らないがーー
堕天使側が有利な状況でリアス・グレモリー達は次第と傷を負ってボロボロになっていた。
「くっ……!」
「おーおー、ボロボロじゃねぇか」
「「「「!」」」」
今いるメンパーの声とは違う声が聞こえると堕天使達が攻撃を止め、教会の扉の横に控えた。教会から出てきたのはフリード・セルゼンとアーシア・アルジェントだ。フリードに寄り添うように抱きついてるアーシアがいる状態ではあるが……
悪魔側からしたら絶望的な状態だが、フリード・セルゼンは主人公達を殺す気は全くなかった。だからこそーー
「見逃してやるよぉ、感謝しろよぉ?」
ーーそんな言葉を発言したのだ。