憑依F   作:剣霊

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感想、評価、お気に入りありがとうございます(*´ー`*)

感想は返信はしてないですけど、全部見てます。名前のネタがテンポが悪いという意見もあったので、ほどほどに弄って普通に呼ぼうかなぁってことにしました

次話投稿です


憑依者5

悪魔ではないが、悪魔の囁き。目の前にいるフリード・セルゼンから発言されたのはそういう囁きだった。

 

 

「んぁ?何だ、信用ないってかぁ?まあ、普通はそう思うだろうな」

 

 

「フリードさんは最強ですからね!」

 

 

「煽てるなよアーシア、俺が最強なのはわかりきってるからなぁ」

 

 

「ど、どうして殺さないのかしら…?」

 

 

「んぁ?面白くないからだが?」

 

 

「「「「「!」」」」」

 

 

見たこともない神器(セイグリット・ギア)を宿した堕天使達にボロボロにされたリアス・グレモリーとその眷属達だが、目の前のフリード・セルゼンとアーシア・アルジェントに挑むという選択肢はなかった。

 

 

フリード側は誰も傷一つなく、リアス・グレモリー側は明らかに負傷していて皆伏せた状態で倒れている。そんな状態で挑む?無理だろう。挑んだとしても自分達を圧倒した堕天使達が、何故か人間であるフリード・セルゼンを崇拝しているのだ。

 

 

フリード・セルゼン自体が人間を超越した何かなのかは言うまでもない。そんなフリード・セルゼンが面白くないから生かすと言っているのだ。驚くのも無理はない。

 

 

「いやぁ、もうちっとやると思ってたんだがなぁ、予想以上に悪魔が弱く、俺が創り変えた神器が強かったってことだよなぁ。折角”アーシアの神器も創り変えたのになぁ”」

 

 

「んー、でも私の神器って攻撃には適してないですよ?」

 

 

「だがアーシアの神器は俺の最高傑作だぞぉ?復元、回帰の類まで出来るようになったんだからなぁ、神滅具(ロンギヌス)を超える傑作だぜぇ」

 

 

リアス・グレモリー達はフリード・セルゼンとアーシア・アルジェントの言葉が最初は理解出来なかった。理解したとしても目の前のフリード・セルゼンが神器を新しく創ったということ、アーシア・アルジェントの神器が回帰や復元の類まで出来るという理解できない事を理解しないといけないからだ。

 

 

「あぁ!そうだ。アーシア使ってみたらどうだぁ?目の前に瀕死の奴等がいるだろぉ?」

 

 

「あっ、そうですね!“狂神の花嫁(フリード・ナヴァブラーチナヤ)”」

 

 

リアス・グレモリー達を黒い光が覆た瞬間、黒い光を覆った全員が傷一つなく、魔力や体力までもが回復した状態になっていた。

 

 

「なっ…!?」

 

 

「……!」

 

 

「傷だけじゃなくて、魔力や体力も……!?」

 

 

「アーシアが新たに宿した神器“狂神の花嫁(フリード・ナヴァブラーチナヤ)”俺の名前を持った神器でお前達を戦う前の状態に戻したって言えば理解出来るかぁ?」

 

 

「フリードさんの名前があって、花嫁ってことはフリードさんと結婚したと言ってもいいですね!教会も丁度ありますからすぐにでも……!」

 

 

「暴走したアーシアは置いておき、アーシアの神器があれば戦う事すら意味はないがなぁ」

 

 

回帰や復元ということは戻すことが出来るという事だ。戦う事すら成立しない。戦っても勝負にすらならず、戦っても元に戻される。回復というものを超えたものを手にしたというのはそういう事だ。

 

 

「まっ、俺一人でも余裕だがなぁ、小指一本でも事足りる。取り敢えずやりたい事と確認したい事は出来たからなぁ、俺達はこの街から去るぜ、今の所居座る意味もないしなぁ」

 

 

「なっ!?あ、あれだけの事件を起こしておいて……!?」

 

 

「おっ?やる気かぁ?いいぜぇ、相手になってやる」

 

 

リアス・グレモリーが反論した瞬間、リアス・グレモリーと眷属達全員に気絶する程の強烈な狂気と殺気が向けられた。

 

 

「うっ、うぉえっ……!」

 

 

「……!?」

 

 

「こ、これ、は…!」

 

 

「う、う、嘘……!」

 

 

向けられた殺気と狂気だけでリアス・グレモリーとその眷属達はまた伏せ込んだ。戦闘経験が無い兵藤一誠は向けられた瞬間気絶しているが、他の眷属達は何とか顔を青ざめて伏せるだけで済んでいる。それだけで済んでるという事でもフリード・セルゼンが手加減をしている。

 

 

“討滅の狂鬼”の二つ名は伊達ではなく、討滅した悪魔や堕天使の数は数万にも達しており、その魂を糧にしてフリード・セルゼンは強さを増している。能力でとある白騎士の糧とした魂を足した状態でだ。更に人間よりも遥かに寿命も強さも違う魂を糧にしている時点でフリード・セルゼンの力は増している。

 

 

「まっ、そんなもんだよなぁ、期待はしてたんだせぇ。少しはな……」

 

 

フリード・セルゼンは唯一気絶していた男に視線を向けたが、すぐに視線を外し青ざめて伏せているリアス・グレモリー達の横を通り過ぎた。

 

 

「まっ、運が悪かったとでも思うんだなぁ」

 

 

「フリードさん、今度は何処に行くんですか?」

 

 

「おっ?アーシア元に戻ったか、堕天使側にでも挨拶に行くかぁ?一応所属しているからなぁ」

 

 

「わ、私達もお供しても良いでしょうか?」

 

 

「いいぜぇ」

 

 

「はっ!行くわよ」

 

 

「「「了解(っす)です!」」」

 

 

フリード・セルゼン達が去るのを悔しそうに見過ごすリアス・グレモリー達、挑む事すら許されない程の力の差があるという事だ。この事件は一応の解決を迎えたが、この一件は悪魔側でも厄介な事件でもある。フリード・セルゼンの名は前から危険視されていたが、今回の件で更に悪魔側…特に上級貴族や古い悪魔達から危険視された。

 

 

 

 

 

 

 

 

とある堕天使勢力ではーー

 

 

「そんな訳で宜しくなぁ」

 

 

「何やってんだぁ!?」

 

 

そんな訳でレイナーレ達(やっと名前を覚えた)により堕天使勢力へと辿り着き、人間風情にと襲いかかってきた奴等を半殺しにしてうえで堕天使勢力のトップと邂逅した。

 

 

「はぁ?何って襲いかかってきたからだがぁ?」

 

 

「当たり前だろうが…!お前自分が何数千人殺してきたか…!」

 

 

「弱いからだろぉ?どいつもこいつも人間風情がって、もっと言う言葉はねぇのかぁ?その人間風情に殺された奴等は一体何なんだってな!クハハハ!」

 

 

「絶好調なフリードさん、格好いいですね~」

 

 

「んなぁ!?こ、こいつら…!」

 

 

「まっ、別に堕天使勢力に所属じゃなくてもいいぜぇ、堕天使の配下がいるから挨拶に来ただけだからなぁ」

 

 

後ろに控えているレイナーレ、カラワーナ、ミッテルト、ドーナシークを見る。俺に完全に心酔又は崇拝している堕天使達だ。

 

 

「んぁ?こいつらがお前の…?」

 

 

「あぁ、新しく創った神器も与えたぜ」

 

 

「なっ!?ど、という事だそりゃあ!」

 

 

「はっ!気になるのかぁ?別にお前の配下じゃねぇからなぁー」

 

 

「ぐっ…!わ、わかった。お前等の所属は認める」

 

 

「イエーイ」

 

 

「わーい」

 

 

何やら脅迫とも言える発言もあった様な気がするが、堕天使トップが神器好きということも聞いていたのですんなり堕天使勢力に加わることに成功した。

 

 

「あっ、一応言っておくが変なことはすんなよ」

 

 

「……!」

 

 

「俺が与えた神器であり、俺の配下だからなぁ」

 

 

「「「「……!」」」」

 

 

俺の発言で何やら感極まっている配下堕天使4人が居たが、そんな極まる発言したか?と思ったからスルーすることにした。

 

 

「フリードさん、フリードさん!そろそろ離したらどうですか?」

 

 

「んぁ?あー、これ?」

 

 

俺の手には至るところがボロボロになっている白い鎧を纏った奴がいる。向かってきた堕天使達を半殺し中に嬉々として襲いかかってきた神滅具の一つでもある神器“白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)”の所持者である男だ。

 

 

「ぐっ……!」

 

 

「おっと、悪いなぁ」

 

 

「ヴァーリ!?」

 

 

『ヴァーリだから言っただろう。こいつには勝てないと!こいつからは嫌な感じがすると…!』

 

 

「ぐっ、強者に挑むのにそんな理由はいらんからな…!」

 

 

「ほーん、戦闘狂かぁ」

 

 

手に持っていた白龍皇を放り捨てると、心配そうにしていた堕天使総督と神器に宿ってる龍が声をあげていた。

 

 

「まっ、暇潰しにはなりそうだなぁ」

 

 

ボロボロになっても挑むつもりで、此方を見つめている白龍皇を見て俺は笑みを浮かべる。白龍皇もだが、駒王にまだ介入するつもりだからこれからが楽しみだ。

 

 

俺は笑みを更に深くしたが、周囲はアーシアと配下になった堕天使達以外は引いていた。これからを予想して狂気の笑みをしていたのだろうが、まずはーー

 

 

 

 

ーー別に俺が悪魔のチラシを使って召喚してもいいよなぁ?ーー

 

 

 

 

駒王を去った俺が名前を変えて、召喚してグレモリー眷属を呼んだらどんな反応をするのか楽しみだ。鍛えてみるものいいだろう、弄ってみるもの有りだろう、一番良さげなのが白い猫かぁ?堕天使の娘も反応が良さそうだが…鍛えるという意味では白い猫がいいかもなぁ。

 

 

「むぅ、何かフリードさんが女の子を落としそう(依存・崇拝・心酔)しそうな気が…!」

 

 

アーシアが何か発言した気がしたが聞こえない事にした。落とすって何だ??気のせいだろ。




短編から連載に変更しました。

それと投稿ペースはどうですか?リアルで忙しかったら難しいですけど(・・;)1~3日ぐらいのペースでの投稿をしようと思ってます
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