とある少女の時間繰行   作:そーまんじゅう

1 / 3
風呂入ってたときに思い付いた。


Loop1 「始まり。」

カシャッ、カシャッ

 

カメラのシャッター音で目を覚ます。

目を開けると、こちらにカメラを向ける黒子の姿があった。

「黒子...あんた、なにしてんの?」

 

「うっ、お、お姉さま...」

動揺してるわね。これは絶対に何かしてる。

しかも、絶対にやらしいことを。

「なにしてんの?ってきいてんのよ!カメラ貸しなさい!」

「お、お姉さまダメぇ!」

「ふん!」

容赦なく黒子を蹴り飛ばし、SDカードのメモリを見ると...

「なっ!」///

 

そこには、私のはだけた胸元が大量に保存されている。

「黒子ぉ...?」[ゴゴゴゴゴ]

 

とてつもない憤りとともに、喜びもある。

何故なら、去年より確実に大きくなっているから。

去年まではBだった私の胸も、CとDの間くらいの大きさになったし、バストサイズも78→84になったし!

これでまぁ、アイツ(上条当麻)に揉まれても恥ずかしくないって、なに考えてんのよ私はぁ!///

 

「お姉さまが乙女のような目を...まさかまたあの猿人類のことをっ...!」

「ちっ、ちがっ!」

「あ"あ"あ"あ"あ"ぁぁぁああぁぁぁ!!」

寮全体に黒子の叫び声が響き渡った。

 

ーーー学校での講義終了ーーー

 

「ふぅ、疲れたー。」

「お姉さま、相変わらずすごかったですわ。」

「そう?」

「特に!実技の棒高跳びで揺れた去年よりも明らかに成長したお姉様のお胸!」

「っ!」///

「黒子!去年の小さき谷間も味があり良かったのですが、今年のお姉様の胸はもっと素敵ですわ!」

 

といい、後輩の白井黒子(ド変態)は私の胸を揉みほぐしてくる。

「黒子ぉぉおお!!!」

 

ビリビリビリビリ

ギャァアアアァァアアァァア

 

 

「フンッ,」

 

prrrrrr prrrrrr

「携帯、なってるわよ。」

「う、うう...」

 

ピッ

「黒子ですの。はい、はい、わかりました。すぐにいきます。」

「また風紀委員(ジャッジメント)?」

 

「そうですの。はぁ、黒子、お姉様と離れると思うだけで胸が張り裂けそうに...」

「どうでもいいから!早く行って!」

 

「はいはい、お姉様、最近冷たいですの。いつもあの自販機のところへ...

自販機?あ、ああ、まさか、あの猿人類と密会を...!」

 

「黒子、頑張ってね。」チュッ

私は黒子のおでこに軽くキスをした。

 

「あ、ああっ!お姉様!黒子!全力で解決してきますの!そして、できれば二人でホテルに...」

「行かないわ!早くしないと、固法先輩に起こられるわよ。」

「本当ですの!急がねば!」

黒子は急ぎ目に走っていった。

 

そして、私も急がなければいけない。

早くしないと、アイツがいなくなる!

 

五分くらい走っていつもの自販機のところへ行くと、缶のコーラを飲んでいる想い人の姿があった。

 

「おっ、よう、ビリビリ。」

「ビリビリじゃないって言ってんでしょ!私には、御坂美琴っていう名前があんのよ!」

「へいへい。ところで、お前、そろそろ進路決める時期だろ?どこの高校行くんだ?」

 

そう、今は2月の上旬。中学三年生になった私は、どこの高校にいくのかしっかりと先生と相談し、考えなければいけない時期だ。

 

だけど、私はとうにそんなの決めている。

「あんたと同じ高校よ。」

 

「はぁっ!?そりゃまたなんで?」

「何よ!悪い!?」

「いや、そういう訳じゃないんだが、

 レベル5の第三位の超電子砲(レールガン)のお前なら、もっといいとこへ行けんだろ。」

「確かに、教師からの反対はあったけど、心に決めてんの!」

「あっそ。まあでも、お前の人生だし、俺が口だす筋合いもないよな。」

「そうよ!マッタクキヅキナサイヨワタシガアンタヲスキッテコトニ...?」

「ん?なんか言った?」

「な、何でもないわよ!」

 

ドン!

 

こんな他愛もない会話をしていると、重い銃声が聞こえた。

「音が聞こえたのって...黒子がいった方だ!」

「マジかよ!」

 

私たちは全力で走り出した。

「先、行ってるわよ。」

「ああ。」

 

ドン!ドン!

 

また聞こえた。

「急げ!ビリビリ!」

「うん!」

 

これから怒ることがまるで不吉なことでも暗示するように、夕立が降り始めた。

 

はぁ、はぁ。

一年前くらいに私が水着姿ではしゃいでいるのが映ったモニターの近くの路地裏にきた。

「たしか、この辺りだったけど...黒子?黒...!」

 

遅かった。

私は、私を心のなかで責めに責めた。

目の当たりにしたのは、地獄のような光景。

 

初春さんは、心臓を撃ち抜かれ、固法先輩は両目を抉り取られ、そのまま胸を一突。

初春さんと一緒に行動していて、捲き込まれたであろう佐天さんは、腹を刺され、黒子は...脳を撃ち抜かれていた。

 

「オエッ、う、うう、」

 

現実じゃない!現実じゃない!現実じゃない!現実じゃない!現実じゃない!現実じゃない!

これは...夢だ...。

溢れでる涙が地面に落ち、私は近くにあったガラスの破片を思いっきり手のひらに突き刺した。

 

 

 

 

「...痛い」

絶望。この感情を表すのには、これしかない。いや、この言葉でも表すことさえできないほどだ。

 

「おやぁ?誰かと思えば、超電子砲じゃねえか。」

「...」

声がでない。振り向くことしかできない。

 

「まぁいいや。取り敢えずここ見られちまったしな。死ね。超電子砲。」

 

受け入れられた。私が死ねば、また向こうで黒子たちと話せる。

目を瞑ったとき、思い浮かんだのはでも佐天さんでも初春さんでも黒子でもなく...

 

アイツの...上条当麻の顔だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

助けて...助けてよ...私...まだ死にたくない...助けてよ...

幻想殺し(イマジンブレイカー)で何とかしてよ...当麻ぁ...!

 

ドン!

 

「御坂ぁぁぁあああぁぁあぁぁぁぁぁあ!」

 

目の前で、彼が撃たれた。

私の代わりに。

 

ドサッ

 

彼は血を大量に左胸から流し、呼吸していない。

「当...麻?そんな...冗談はやめてよ。ほら、いつもみたいにさ、その右手で何とかしてよ...」

「...」

「シカトしないでよ...妹達(シスターズ)のときみたいに...私に希望を頂戴よ...」

「....」

「当麻ぁ....当麻ぁ...お願いだから...」

「....」

「嫌ぁぁぁあぁあああああぁぁあぁあぁああ!!!!」

 

バッ!

「はぁ、はぁ」

「お姉様、どうしてましたの?すごくうなされてましたわよ。」

「ゆ...め?」

「はい。」

 

「うぅ、黒子...私...怖かった。夢の中で、

黒子が、風紀委員(ジャッジメント)のみんなが...佐天さんが...当麻が...死んじゃって...」

 

「!怖かったんですのね...まぁ、でも私は満足でしたけど。」

 

「あんた...こんな時になに言って...」

黒子はカメラを取り出して、こういった。

 

「だって、お姉様の成長したお胸を撮らせていただけたんですもの。」

 

「!」

これ...夢と全く同じ展開だ...

「黒子!」

「はい!」ビクッ

「今日は何月何日?」

「ええっと...2月8日ですけど...?」

 

どういうこと!?

同じ日で同じ展開!?

いや、ただの偶然?

...にしては出来すぎてる。

 

....とりあえず、今日は細かい部分にも気を使って行動しないと...

 

いったい、何が起こってるっていうのよ!

 

 




週一投稿目指します。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。