【休止中】きりたんになったのでやりたい事をするべし!   作:蠍くん

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きりたんのボイスがあるならやることはただ1つ!!!


初配信をやるべし!

「ツブヤイターでの宣伝よし!」

 

START!

カチッという音と共に配信がはじまる。

 

「どうも皆さんこんにちは。きりたんです」

 

画面にはよく見る和服姿のきりたん()が映る。

 

「今日から配信者として活動していくことになります」

 

《かわいい》

《何この子?ロリっ子じゃん》

 

初配信ということもあり、視聴者が2、3人ほどしかいない。まあ上出来だろう。この人たちを逃がしてはいけない。

なので次の行動に移る。

 

「さて、今回は軽く自己紹介をした後にゲームをしていく流れになります」

 

《ゲーム何するん?》

《何か癖になるなこの声》

 

「ゲームですか?初めは無難にユアクラ……のハードコアでのエンドラ討伐です」

 

《無難……??》

《何歳?》

 

普通じゃないでしょと言いたげなコメントが流れるが無視する。

有名になるためには意外性というものが大事になる。少し(?)感覚がズレている子は見てて面白い……と思う。

カチカチとパソコンをいじりながら画面に事前に作っておいたスライドを表示させる。

 

「では、準備もできた事だし自己紹介をします。私はVOICEROIDでありきりたん、東北きりたんと言います。VOICEROIDはまぁ人工的に作られた機械とでも考えてくれるといいです」

 

《わからないけど分かった》

 

「そして、なぜ私が配信者をしようと思ったのかと言うと、まずは興味。あとは私が、きりたんがやるべき事だと思ったからです。何を言ってるか分からないと思いますがそれが正しいので安心してください」

 

ここで不思議っ子ぽさを出す。

意味があるかは分からないけど。

 

「それでは初めますか」

 

表示画面を変更し、スライドからマイクラへと切り替わる。

スキンは勿論きりたん。

 

「では始めます。ポチッと一応タイムも測りましょうか。タイムの計測開始はワールド作成が完了した時からです…と言ってるうちに出来ましたね」

 

辺りには白樺の木が大量に生えている。

 

《悪くないね》

 

「そうですね。スポーン地点は悪くなさそうですね。では鉄ツールまでパパッと作りますよ。あ、あとベッドですね」

 

そう言って木をこり、穴を掘り石を集め、石ツールを揃える。そして鉄を見つけ竈で鉄を焼き、鉄のピッケルを作る。鉄を焼いてる間に羊を狩りベッドを作る。

 

《滑らかな作業。俺でなきゃ見逃しちゃうね。》

 

「そうですか?おはようございます」

 

そんな会話をしながら石を集めた穴に松明を付け、ベッドとチェストを置く。

そして地下にこもり黙々とダイヤを探す。15分程で見つけることが出来た。

 

「洞窟は危ないから鉄装備を整えてからにしましょう。ここまで来て死んだら悲しいですし」

 

そう言ってダイヤのピッケルを作成し鉄装備一式を作った。

 

「シャキーン!これで勝つる」

 

《いきりたん》

《マグマダイブ希望》

 

「いきりたん言わないでください。あとこのチャレンジ1回で終わらせますから」

 

「じゃあ洞窟に、ゴー!」

 

鉄や石炭を回収しながら進む。

 

「やはり洞窟って美味しいですね。お、ここのマグマ後で黒曜石にしましょうか」

 

shiftを押しマグマを眺めていると、背後からの攻撃でマグマダイブをしてしまう。

 

「え!?ちょ待ってください!ゾンビですか!?はぁ!スケルトンかよ!次会ったら絶対殺します!!」

 

《流石ですw》

 

そして5秒もせずにハートが無くなった。

 

「作り直しですね。はぁ…頑張ります」

 

黙々と作業をし、ダイヤを回収して、ネザーを解放することまで出来た。

ここまでに3時間ほど。

 

「これ案外肉体的にも精神的にもかなり来ますね。ではネザーに行きますか」

 

画面がムラサキのモヤに包まれロードが入る。

次の瞬間にはネザーに移動出来ていた。

 

「お、要塞めっちゃ近くにありますね。これはラッキーです。じゃあ行きますか」

 

丸石で橋を作りながら移動する。

 

「ウィザースケルトン多すぎません?これ大丈夫ですかね?とりあえず弓でやりますか」

 

弓を使い数を減らし要塞の中に入る。

 

「お、ブレイズスポナー発見。うおっ、あっついなぁ。急いで集めます…いてっ!はぁ!?ウィザスケいった!ちょっマジでやめてくだい!いやほんとにここまで来るのキツいんですよ!!あ……はぁぁ……(クソデカため息)」

 

《草》

《頑張れなんとかなる》

 

「いやぁ。やめたい。でもここでやめたら私のプライドが」

 

それからまたワールドを作り直し始める。

 

 

[ダイジェスト]

 

「え?この音クリーパー?え?うわぁ!!」

 

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「お、ピラミッドですね。あ、やべ。感圧板踏んでピギャァ!!」

 

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「お、洞窟ですか。少し探索しますか。」

 

「あれ?モブ多くないですか?え?痛い痛い痛い!!スポナーですか!?なんで!?うわぁ!」

 

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「いたっ!え?何?エンダーマンですか!?私顔みてないですよ!?てか防具ないんですよ!ああぁぁ!!」

 

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「マ!グ!マ!急に出ないでぇ!!痛い!あ…」

 

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「お、やっと要塞ですよ……橋を作って、えっ?ちょっ、ガストさん!やめて!攻撃しないで!あっ!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

やり直すこと36回。とうとうエンドラまでたどり着くことが出来た。

 

「皆さん!行けましたよ!あとはエンドラだけです!長かった……ってえ!?なんでこんなに多いんですか!?6000人超えてるって……」

 

《やっときずいたか》

《なかなかの全ロスだったね》

《頑張って!》

 

「ありがとうございます!もう20時間近く配信してるんだ……これで終わらせて寝ます!」

 

そう意気込み、ポータルへと落ちる。

エンドへワープすると周りがエンドストーンで囲まれていた。

 

「これなら落下死には気をつけないですみますね。では掘ってっと。よし、弓で壊しますか。見ててくださいこの神エイム!あっ。今のは練習ですよ?」

 

そういい、2回目をしっかりと当てていく。エンダードラゴンやエンダーマンに妨害されながらも足元に水をひいたりして順番に壊していく。

 

「エンドラ。いえ、黒ハエさん!これでも喰らえ!」

 

下に降りてきた所を剣で殴り、空を飛んでいる時は弓で撃ち、気づけば体力はミリになっていた。

 

「これが最後です!」

 

グギャァァァ!!と音をたてながら経験値に変わるエンドラ。

 

「やった!勝てました!やっと勝てました!もう二度とこんなことしません!最後までご視聴ありがとうございました!ではお疲れ様です!寝ます!」

 

そして配信を終了させる。

 

「はぁ、流石に疲れま…したね……シャワー浴びて寝ますか。」

 

シャワーを浴び、着替えて私は死んだように眠りについた。

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