この素晴らしいアークスに祝福を!   作:指揮官さん

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どうも皆さん!今回もお楽しみください!


第九話 作戦会議

 

 

 アクセルの街に響いた一つの警報は街中を騒ぎに包んだ。

 

 アクア「逃げるのよ!なるべく遠くへ逃げるのよ!」

 創介「お、おいちょっと待って!何だよ機動要塞デストロイヤーって?」

 

 創介はそう尋ねると

 

 めぐみん「創介さん、今この街に機動要塞デストロイヤーが迫っているんです!」

 ヒツギ「デストロイヤー?」

 めぐみん「はい、それが通った後はアクシズ教徒以外何も残らないと言うとんでもない大物賞金首がこの街に来ているんです!」

 

 めぐみんがそう説明した。

 

 カズマ「つまり、結構ヤバい奴なのか?」

 めぐみん「はい」

 アクア「ねえちょっと?何でうちに可愛い信者達がそんな風に言われているの?みんな可愛い子達なのよ?」

 ヒツギ「じゃああなたの爆裂魔法ってやつでどうにかなれないの?」

 

 ヒツギはめぐみんにそう尋ねると

 

 めぐみん「……無理です……デストロイヤーには強力な結界が張られているのでいくら私の爆裂魔法では一、二発防いでしまうかもしれません……」

 

 めぐみんは申し訳なさそうに顔を俯きながらそう言うが

 

 創介「大丈夫だ。」

 めぐみん「え?」

 創介「めぐみん、その武具は魔力の消費を抑えて、更には魔力を時間経過で回復することが出来るし更には攻撃の威力が上がる効果があるんだ。」

 めぐみん「それって爆裂魔法を何度も撃てるしこの武具のおかげで爆裂魔法の威力が上がるし魔力消費も抑えられるという事なんですか!?」

 創介「そうなるな。」

 カズマ「じゃ、じゃあ俺のもアクアのもダクネスのもそれと同じ力があるのか?!」

 創介「ああ!」

 アクア「良いじゃないの!もしかすればデストロイヤーに勝てるかもよ!」

 ダクネス「ああ。エリス様からに授かり物、有り難く使わせてもらう!」

 創介「そんじゃあ冒険者ギルドへ行くとするか!」

 

 創介達はデストロイヤー討伐クエストを受ける為冒険者ギルドへと向かった。

 

 

 

         冒険者ギルド

 創介達が冒険者ギルドに入ると、冒険者達は歓喜の声を上げていた。

 

 冒険者A「蒼炎の勇者だ!」

 冒険者B「それに碧の巫女も居るじゃないか!」

 創介「なんだ?」

 

 創介達は冒険者達が見る方を見てみるとなんと、アニメポケモンに登場するアラン、マノンと瓜二つな少年と少女が居た。

 

 アクア「ああ、あの人達は数ヶ月前に現れた冒険者達で転生者でもないのに勇者候補に入って居る凄腕の冒険者よ。」

 カズマ「マジかよ!?」

 

 するとギルドの職員が声を張り上げる。

 

 ギルド職員「お集まりの皆さん!本日は緊急の呼び出しに応えてくださり大変ありがとうございます。今このアクセルに迫る機動要塞デストロイヤーの討伐を開始します!」

 

 すると冒険者達はテーブルを並べ替えて即席の会議室のような空間を作り出す。

 

 ギルド職員「それでは、只今より作戦会議を始めます。各自席に着いてください!」

 

 創介達は職員の指示に従い、席に座る。アランとマノンが一瞬だけ創介をチラリと見る。

 

 アラン(あいつから妙な力を感じるな)

 マノン(なんだろう……あの人から変な力を感じる……)

 

 その後、冒険者達は様々な作戦を練ったがそれらに似た作戦は過去に実行に移されたが悉く失敗に終わったらしい。

 

 アクア「ちょっと待ちなさい!」

 

 するとアクアが手を上げる。

 

 アクア「私なら結界を破れるかも知れないわ!確証は無いけど」

 

 アクアの言葉に冒険者達は期待の声を上げる。

 

 創介「ならダメージを入れて破りやすくすれば良いんだな?」

 

 創介はそう言いながらめぐみんを見る。

 

 めぐみん「私の爆裂魔法でも流石に一撃では仕留め無いかと思います………」

 

 めぐみんは申し訳なさそうにそう言うと入り口ドアが開けられ、そこから現れたのは…

 

 ウィズ「すいません!遅くなりました!一応私も冒険者の資格を持っているので私の手伝いに来ました!」

 

 ウィズ。ダクネスが創介達のパーティーに入ってから翌日に受けたゾンビメーカー討伐クエストでアクセルの墓地で出会った魔王軍幹部。魔王軍幹部でありながらも実は性格は優しく、アクセルの街で魔道具店の店主を営んでいる女性。彼女の登場により冒険者達は熱烈な歓声を上げた。創介が近くにいた冒険者に尋ねると、どうやら彼女は元々凄腕のアークウィザードで名を馳せていたらしい。

 

 創介「これならデストロイヤーを倒せるかも知れないな!」

 ヒツギ「うん!必ずデストロイヤーを倒さないと!」

 

 そして作戦はというと、まず、アクアが結界を解除して、そこでめぐみんとウィズが爆裂魔法で脚を四本ずつ破壊して動けなくなった所で創介、ヒツギ、カズマ、アラン、マノンが動力源を破壊すると言う作戦になった。

 

 

 

 

 

        アクセルの街前

 『冒険者の皆さん、そろそろデストロイヤーが見えてくる筈です!戦闘準備を!」

 

 魔法で拡大されたギルド職員の声が聞こえ、冒険者達は武器を構える。すると遠い丘の向こうから見えて来たのは巨大な蜘蛛のような物体が猛スピードで迫って来た。

 

 ヒツギ「あれが機動要塞デストロイヤー……」

 創介「みんな!準備は良いな?!」

 

 創介は新米でありながらも冒険者達を鼓舞する。

 今ここに、機動要塞デストロイヤーとの激闘が始まろうとしていた。

 

            to be continued………

 




と言うわけでミツルギが登場しない代わりにオリジナルキャラのアランとマノンが登場です!
 え?なんでアニポケのキャラが出ているんだよ?というかアンケートで賛成の方が勝っているからなに強制させて出してんだよ。アンケートの意味がねーじゃん。と言うかミツルギ出せやゴミカスが?………すみません!!!

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