「見たんだって。」
「本当にカッパか。」
「本当だって。」
と、3人の小学生は走って何処へ行くのか。
カッパと小学生の追いかけっこが、今年も始まった。
カッパ沼
「おっ。」
「見たーっ!。」
と、男の子たちは大興奮だ。
土淵町の常堅寺裏を流れる小川の淵にはカッパが多く住んでいて、人々を驚かし、いたずらをしたといわれています。澄んだ水がさらさらと流れるカッパ淵は、うっそうとした茂みに覆われ、今にもカッパが現れそうです。淵の岸辺には、カッパ神を祀った小さな祠があり、子持ちの女性がお乳が出るようにと願ををかけるとかなうといわれています、願かけには、赤い布で乳の形を作り、この祠に納めるのが習いとされています。
岩手県の中央部、北上山地の山並みに囲まれた遠野は中世から近世まで長く続いた城下町。内陸と海岸を結ぶ街道にあって物や人々の交流、馬の産地として栄えた。柳田國男の『遠野物語』で民俗学の宝庫、民話のふるさととして紹介され、県内有数の人気の観光地になっている。
この日、高山は札沼と一緒に東北新幹線「やまびこ」と急行「陸中」に乗り次いでに乗って岩手県にやって来た。
「高山君、ここはカッパがいるんだって。」
「ああ、噂は聞いていたけどね。」
「うん。」
遠野へ見物した後は、三陸海岸へ向かった。
「うわー、キレイだわ。」
「本当だよ。」
14時36分 高山と札沼は急行「陸中6号」に乗りそこから新幹線に乗って東京へ向かった。
高山と札沼が乗った急行「陸中6号」は釜石駅を14時36分に発車し、途中停車駅は小佐野、陸中大橋、遠野、宮守、土沢、新花巻駅に16時06分に着く、東京へ戻るには新花巻駅で東北新幹線「やまびこ50号」に乗り換える、北上、水沢江刺、一ノ関、くりこま高原、古河、仙台へと南下、19時32分に東京駅に到着する、総延長592.2㎞の旅である。
そして、高山が特捜班に来たのは、その翌日であった。
「どうだった、休暇は。」
「ええ、遠野と三陸海岸へ行ってきましたよ。」
「どうだった、岩手の旅は。」
小海は高山に言った。
「ええ、行く時は200系2000型の「やまびこ」に乗って盛岡へ行って、そこからローカル線に乗ったんだよ。」
「へぇー。」
「いつか、乗って見たいな。」
「東京から盛岡へは「やまびこ」に乗って、盛岡からは釜石線に乗るんだ、釜石からは三陸鉄道に乗って行くんだ。」
「そうなのか、いいな高山は。」
と、岩泉は言った。
「新幹線とローカル線か。」
「これも楽しみかもな。」
と、高杉は言った。
そして、次の日
三陸海岸で水死体を発見するのだ。