「何、女性の捜索。」
「えっ。」
と、高杉はメモを取っていた。
「えーと、小川 祐美子、21歳、はい、わかりました早速調査いたします。」
と、電話を切った。
「おい、岩手県警から捜査協力の要請だ。」
「わかりました、早速捜索してみます。」
と、高山は言った。
「それで、その女友だちは。」
「今、盛岡公安に入るそうだ。」
「よし、早速、盛岡へ行こう。」
「ええ。」
南と高山は、午前8時00分発の東北新幹線「やまびこ1号」に乗って盛岡へ向かった。
南と高山が乗った東北新幹線「やまびこ」は速達タイプで中でも、仙台と盛岡まで停車しない「やまびこ」である、東京を午前8時に発車し、途中停車駅は千台、終着盛岡へは10時36分に到着するのだ。
盛岡 10時36分
南と高山は、盛岡駅に下車した。
「とにかく、公安室に行って見るか。」
「ええ。」
盛岡鉄道公安室
「どうも、盛岡公安室の捜査主任、初田 幹雄といいます。」
「公安特捜班の南です。」
「同じく高山直人です。」
「それで、行方不明の友達って言うのは。」
「この2人です。」
「ほう。」
女の友達の名前は、藤島沙織 虹野早紀、高校の頃からの友人である。
「なるほど、盛岡から三陸へ先に行った後に行って、その後に行方が分からなくなったんだね。」
「はい、名前は岡部 美津子っていいます。」
「三陸には先に行っているって言っていたから、誰かに会いに行ったんじゃないかって。」
「うん。」
「なるほど、盛岡から三陸へ行ったって事だな。」
「ええ。」
そこへ、一本の電話が入って来た。
「はい、盛岡公安室、えっ、何、女性の水死体、場所は何処です、ええ、三陸海岸、了解。」
と、電話を切った。
「主任、今宮古署から連絡かありました、海岸で女性の水死体が発見されました。」
「えっ。」
南と高山達は岩手県警のパトカーに乗って、海岸へ向かった。
「美津子、美津子ーッ。」
と、沙織は言った。
「あのー、失礼ですが、あなたは。」
岩手県警の山辺刑事は沙織に行った。
「彼女は、岡部 美津子、私の親友なんです。」
「ほう。」
「じゃあ、あなた達はどういう関係なんだ。」
「ええ、彼女は高校の時からの同級生なんです。」
「なるほど。」
「それで、死因は。」
「恐らく、溺死と考えられますね。」
「溺死ですね。」
「どうして、彼女は三陸海岸に来たのかな。」
「犯人は、海岸で突き落として殺害した可能性がありますね。」
「ええ。」
岩手県警・宮古警察署
「検視の結果、死因は毒殺による溺死と判明しました。」
「おう、毒殺の後に海岸へ転落したって事は考えられますね。」
「ええ、県警はその線で捜査してみようと思います。」
「ええ。」
そして、南と高山は東京へ戻り高杉班長に報告した。
「ほう、三陸海岸で死体で発見されたか。」
「はい。」
「と言う事は、事件は三陸にありそうだな。」
「それは、考えられますな。」
と、高山は言った。
そして、事件は意外な展開になって来た。