アヤベさんとの日常の一コマ 短編集   作:トマリ

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確か深夜テンションで書き上げた自分でもよくわからない作品だったはずです。繋ぎと供養のために投稿します。
一応パラレルワールドということで。



アドマイヤベガ「ウマネスト2?」

 

とある休日。

オペラオーからの呼び出しによって、トレセンの食堂に僕、アヤベさん、ドトウが集結していた。

 

 

ドトウ「はい~。この間のVRウマレーターを、理事長やたづなさんが改良したみたいで~……今その試運転中なんだそうです……」

 

オペラオー「以前と同じような『剣と魔法の世界』だけでなく、『古代遺跡』、『別の惑星』、『現代日本』、『学園モノ』……果ては『核戦争が起きた2XXX年』まで、あらゆる世界が再現可能なそうなんだよ」

 

食堂のメニューであるベリービッグハイラージキングジェネラルデラックスカタストロフィパフェをつつきながら、オペラオーはそう説明した。

それに対し「ふーん」と興味無さげに言いながら砂糖を五つ入れたコーヒーを飲むアヤベさん。釣られるように僕も砂糖を三つ入れたコーヒーを口に含んだ。

 

アヤベ「……で、それがなんなの? まさかとは思うけど、その試運転をしに行こう、て言うわけじゃないでしょうね?」

 

オペラオー「そのまさかだよアヤベさん!」

 

強く机を叩くオペラオー。弾みでベリービッグ(略)パフェの生クリームの一部がドトウの顔に飛ぶハプニングが発生した。

 

ドトウ「ふえっ!?」

 

アヤベ「意味わかんない……こんなことのために休日にワザワザ呼び出されたの?」

 

不満を隠そうともしないアヤベさんの視線に、オペラオーは『もちろんソレだけではないさ』とドトウに付いた生クリームを拭き取ってやった。

それから数秒ほど考えるような間を挟んでから、ポツリと言う。

 

オペラオー「……実は最近、スランプ気味でねぇ」

 

トレーナー「スランプ?」

 

オペラオー「ああ。どういう訳かわからないけど、ここの所どうにも劇場を行う気力が湧かなくてねぇ……」

 

オペラオーにしては珍しくアンニュイな表情を浮かべていた。ドトウも心配気な顔で追従する。

 

ドトウ「昨日の『オペラオー劇場』だって、せっかくステージを貸しきったのに、一時間で切り上げちゃいましたし……」

 

アヤベ「……えっ。一度始めたら最低でも八時間はぶっ続けでやるアレを?」

 

ドトウ「はい~。その後のサインやブロマイドだって、百枚ぐらい配っただけで終わっちゃいましたし……」

 

アヤベ「……嘘。あのいっつも千枚ぐらい持ってきてて、たまたま通りかかっただけの一般人にも配ってたあの意味わかんないブロマイドを?」

 

ドトウ「はい……」

 

アヤベ「それは重傷ね……」

 

コーヒーを飲む手を止めて、眉間にシワを寄せるアヤベさん。確かにそれは深刻だ。

あのオペラオーがブロマイドを百枚しか配らないなんて、それこそ核戦争の前触れとしか思えない。

 

オペラオー「やる気が出ない……としか言いようが無いんだよ。偏頭痛と練習ベタを併発した気分だ……」

 

トレーナー「スランプか……なるほど」

 

ドトウ「それで調べてみたんですけどぉ……スランプを脱却するには、新しいモノを見つけるとか、とにかく刺激的な経験をするのが良いって……」

 

アヤベ「……なるほどね。話が見えてきたわ」

 

刺激的な経験。

そういう意味では、確かにVRウマレーターはうってつけかもしれない。

 

オペラオー「……このままでは、ボクを待っているファンたちに輝きを届けることが出来ないんだ……一刻も早く解決したいんだよ……」

 

ドトウ「その……私からもお願いしたいんです……」

 

アヤベ「……要するに、いつもの茶番を壮大なスケールでやれ、てことね……」

 

はぁ、と息を吐くアヤベさん。

 

とはいえ、目の前のどこか毒気を抜かれたようなオペラオーは見ていてなんとなく不安になる。

元気が無いオペラオーなんて、卵が使われていないオムライスのようなものだ。できるのであれば何とかしてあげたい。

 

 

トレーナー「僕は、協力してあげたいかな。事情が事情だしね」

 

オペラオー「おぉ……!助かるよアヤベさんのトレーナー君……!で、後はアヤベさんだけど……」

 

アヤベ「…………」フー

 

アヤベ「まぁ、

(本当はオペラオーはこれぐらい大人しい方が私は過ごしやすいし別にオペラオーが元気になったところで私には悪影響しか来ないんだけど、一応彼女も私のライバルなわけだし元気無いままでいられると調子狂うのも事実だしまぁトレーナーが参加するって言うのなら)

いいわよ」

 

オペラオー「なんで六文字の台詞を発するためだけに八行も使ったんだい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

───というわけで

 

 

幻想世界ウマネスト2

『草原』

 

 

 

アヤベ「これがウマネスト……。噂には聞いていたけど、本当にリアルね……」

 

トレーナー「そうだね。土だって、本物の土を踏んでるみたいだ……」

 

アヤベ「……たぶんこの感じだと、星の位置も忠実に再現されてる。……まさか、ここにいればプラネタリウムが無料でいくらでも体験できる……?あとは羊みたいなモンスターでもいれば……」

 

トレーナー(羊に跨がるアヤベさんか……悪くないかも。後でネットの誰かにイラストのリクエストしてみよ)

 

アヤベ「……まぁそれは後にして。で、オペラオーがオーダーした茶番は、一体どんななの?」

 

トレーナー「茶番って言わないであげてよ……。僕もよくは知らないけど、オペラオーが言うには……」

 

 

『伝説の剣を持ったウマ娘と戦えば、何かしらのインスピレーションが刺激されるかもしれないねぇ……』

 

 

トレーナー「───て、らしいけど」

 

アヤベ「フワッとしすぎでしょ。色々と」

 

トレーナー「うーん……とりあえず、伝説の剣とやらを探しに行こうか。そうしないと始まらないし終われないみたいだし」

 

アヤベ「その前に、装備も整えないとね。VRとはいえ、普通にモンスターが出てくる世界なんだから」

 

トレーナー「えーっとステータスはどうやって出すんだっけ……」

 

アヤベ「ん。出せたわ」

 

トレーナー「えっ、どうやって?」

 

 

アヤベ「ここを握ってこうやって捻れば……ほら、こんな風にステータスが出てくる」

(名前:アドマイヤベガ

攻:100000

守:100000

称号『今日もアヤベだねスケベさん』)

 

 

トレーナー「ここを捻って……? あ、ホントだ。てかステータスの差エグっ」

(名前:トレーナー

攻:10

守:10

称号『コンビニ弁当に入ってる緑の草みたいなヤツ程度の存在価値』)

 

 

アヤベ「このステータスだと……私が前衛で、あなたが後衛をすることになりそうね」

 

トレーナー「め、面目ない……」

 

アヤベ「別にいいわよ。……トゥインクルシリーズの時と一緒。私は勝手に敵を倒していくから、あなたは勝手に付いてくればいい」

 

トレーナー(やだこの娘イケメン……惚れ直した)

 

 

その後、いつの間にかポケットに入っていた金貨を使って装備を整えると、伝説の剣とやらを求めての僕とアヤベさんの二人旅が始まった。

……ちなみに余談だが、この世界には『ビキニアーマー』という素晴らしい防具は無いようであった。まぁそんなもの買った日には、モンスターの前に僕がアヤベさんに斬られることになるけど。

 

 

アヤベ「村人の話によれば、この洞窟に伝説の剣があるらしいけど……」

 

ゴブリン「グギョルワァァァ!!」

 

アヤベ「ふんっ」

 

ゴブリン「ザッバアアアアア!?」

 

トレーナー「まぁ確かに、『いかにも』な洞窟ではあるねぇ」

 

アヤベ「地図や宝箱も落ちてたし、無駄に凝ってるわね」

 

スライム「パニッシャアアアアア!!」

 

アヤベ「ふんっ」

 

スライム「パルプンテエエエエ!?」

 

トレーナー「RPGにおける地図や宝箱の捜索って、中盤あたりから作業になってくるよね」

 

アヤベ「わかるわ。まぁだからこそ、途中からのひとくい箱とかが適度な気分転換になるのだけれど」

 

トレーナー「初手ザラキだけは僕一生許さないから」

 

ゾンビ「ウゥゥゥルゥゥゥメェェェ!!」

 

アヤベ「ふんっ」

 

ゾンビ「ビワハヤヒデッ!!」

 

トレーナー「さっきからモンスターの鳴き声が個性的だね」

 

アヤベ「個性的なのは良いことなんじゃない?知らないけど」

 

トレーナー「たぶん良いことだと思うよ。知らないけど。……ん?」

 

アヤベ「それにしても、どうしてあなた職業を『魔法使い』にしてるの?」

 

トレーナー「えっ? い、いやー、せっかくウマネストに来たんだから、何かしらそれっぽいことはしてみたくて……。先の通り、筋力の差はすごかったから役に立てないけど、魔法ならそれなりに役に立てるかなーって」

 

アヤベ「……ふーん」

 

インセクト「グラドレェェェェェ!!」

 

アヤベ「ふんっ」

 

インセクト「メッシャイヤッ!!」

 

トレーナー(まぁそれも、アヤベさんが全て物理で粉砕していってるから結局いらなくなってるんだけどね……)

 

インセクト「メ……メ……!」

 

アヤベ「……ごめん、トドメ刺し損ねた。トレーナーお願い」

 

トレーナー「えぇぇ急に!?」

 

インセクト「メッシェェェェェ!!」

 

トレーナー「か、火炎魔法っ、『メラーガファイア』!」

 

インセクト「アツゥイ!!」ボウッ

 

アヤベ「……ありがとう、助かったわ」

 

トレーナー「お、おお……! モンスター倒せた……!」キラキラ

 

アヤベ「……先、進むわよ」

 

トレーナー「う、うん!」

 

 

 

 

アヤベ「意外と長いわねこの洞窟……」

 

トレーナー「じゃあ休憩しようか。はいアヤベさんじっとしてて。えーと……回復魔法、『ミイホ』っと」

 

アヤベ「別に回復魔法なんかいらないわよ」

 

トレーナー「そういうわけにもいかないよ。さっきダメージ受けてたじゃん」

 

アヤベ「あんなのかすり傷よ。ほっとけば治るわ」

 

トレーナー「ダメです。RPGはそういった油断が即瀕死に繋がるんだから。こまめに回復しとかないと」

 

アヤベ「……過保護」

 

トレーナー「うっ……別にいいじゃん。それに、アヤベさんには常に五体満足でいてほしいし……」ボソッ

 

アヤベ「…………」

 

アヤベ「……りがと」

 

トレーナー「え? なんか言った?」

 

アヤベ「なにも言ってない」

 

トレーナー「あれ、気のせいか。まぁそれよりもさ」

 

アヤベ「(追及されたら困ってたけど、あっさり流されるのもそれはそれでムカつくわね) ……なに?」

 

トレーナー「ほら、見てよコレ」

 

アヤベ「なにそれ……毛皮?」

 

トレーナー「さっきアヤベさんゾンビ倒してたでしょ? アイツからなんか剥ぎ取ることが出来てさ。『ゾンビの毛皮』だって」

 

アヤベ「発案者の神経を疑いたくなる素材アイテムね」

 

トレーナー「いやそれがさ、これ結構ふわふわなんだよ」

 

アヤベ「ふわふわ……? とてもそうは見えないけど。ていうか、触りたくない……」

 

トレーナー「僕も思ったけど……この端っこ部分はまだ臭いと汚れがマシだからさ、触ってみてよ」

 

アヤベ「……っ!? ふ、ふわふわ……!」

 

トレーナー「でしょ? 確か、街の方に加工屋さんがあったハズから、洞窟から帰ったらそこで加工してもらおうと思ってるんだけど」

 

アヤベ「…………!」

 

トレーナー「たぶん、マフラーとかスカーフみたいな感じに出来るんじゃないかなって。もしできたらアヤベさんにプレゼントするね。防御力の上昇はあんまり臨めないかもだけど……」

 

アヤベ「貰うわ」

 

トレーナー「うおっ。なんか急に食い気味になったn」

 

アヤベ「命に代えても貰うから」

 

トレーナー「そこまで壮絶な覚悟で貰われても困るんだけど……」

 

アヤベ「……さぁ、じゃあ休憩は終わり。行くわよ。伝説の剣を取って、早く街に帰るわ」

 

トレーナー(完全に『伝説の剣<<<もふもふ』の図が完成してるなぁ)

 

 

 

 

 

 

 

トレーナー「……で、最深部に付いたわけだけど……」

 

アヤベ「……これが、伝説の剣?」

 

トレーナー「みたいだね」

 

アヤベ「…………」

 

スポッ

 

 

アヤベ「っ!? あ、あっさり引き抜けたけど……?」

 

トレーナー「アヤベさんが『選ばれた者』だからじゃない?」

 

アヤベ「改めて声に出されると恥ずかしい設定ね……」

 

トレーナー「なになに……説明によると、太古の昔の勇者の魂が宿った剣らしいね。剣の名前は……スターゲイザー……」

 

アヤベ「星を見る者(スターゲイザー)……?」ピクッ

 

トレーナー(ちょっと反応した。かわいっ)

 

アヤベ「……まぁ、目的は果たしたし、早く街に帰りましょうか」

 

トレーナー「じゃあ、街に戻って装備を諸々新調したら、魔王の城に乗り込もうか」

 

アヤベ「うん」

 

 

「はーっはっはっ! その必要はないよ二人とも!」

 

 

トレーナー「その声は!!」

 

 

「そう!僕こそが、天が恐れ、地が震え、人を黙らせ、天が泣き叫び、天が許しを請う存在!!」

 

 

アヤベ「天の負担がすごいことになってるけど」

 

 

オペラオー「魔王軍の壱番隊隊長にして唯一の隊員、テイエムオペラオーさっ!!」

 

ドトウ「それと、ま、魔王役のメイショウドトウですぅ~……」

 

 

いつの間にやら、目の前には覇王と怒涛の二人が立っていた。

オペラオーの方は、キャラクターデザインの段階でやらかしたとしか思えないほど、明らかに魔王よりも派手な衣装を着ている。ドトウの方も、マントが大きすぎるのかダボダボだし、たぶん確証はないけど角と王冠を前後反対に着けてると思う。

アヤベさんも大体同じことを思ったのか、呆れながら渋々といったように話し出す。

 

アヤベ「……色々ツッコミ所はあるけれど……とりあえず、配役逆じゃない?」

 

ドトウ「あ、ああう……その、バグで反対になってしまったらしくて……」

 

オペラオー「いやいや、これは怪我の功名と言うヤツだよドトウ! このような経験は初めてだ! お陰で今は気分が良い……インスピレーションがどんどん湧いてくるよ!」

 

アヤベ「ああ……このノリはいつものオペラオーだわ……」

 

トレーナー「ま、まぁ何はともあれ良かったじゃん」

 

ドトウ「ですね~」

 

トレーナー「……あれ? てことはコレ、もう終わっていいんじゃないの?」

 

アヤベ「……なら、ちゃっちゃと斬られなさいよオペラオー」

 

ため息をはきながら星を見る者(スターゲイザー)を構えるアヤベさん。だがオペラオーは不敵に笑うと、懐から固有スキルで愛用している杖のようなものを取り出した。

 

オペラオー「いやだね! せっかくここまで来たんだ。この舞台は最後まで続けようじゃないか!」

 

トレーナー「えー……僕正直早く帰って『アクセルウマ娘ワールド』の新刊読みたいんだけど」

 

アヤベ「あ、新刊買ったの? なら後でトレーナー室に行っていい? 読み終わったら私にも貸して」

 

トレーナー「いいよ」

 

オペラオー「コラ! さらっとイチャつくんじゃない! そうやって気を抜いてるとすぐにゲームオーバーにしてやるぞ!」

 

アヤベ「……まぁ、あなたにゲームオーバーにさせられるのはゴメンね」

 

オペラオー「(イチャついてるってとこは否定しなかったな) ならば話は早い! この後ドトウの城に来るがいいさ! そこで決着をつけて〆ることにしよう!」

 

トレーナー(今ここで戦っちゃダメなの?てのはたぶん無粋な疑問なんだろうな)

 

ドトウ「あのーオペラオーさん、ここで戦っちゃダメなんですかぁ?」

 

トレーナー(魔王が言っちゃったよ)

 

オペラオー「こういうのはムードが大事なんだよドトウ。……とは言え、確かにここまで出迎えておいて何もせず城に帰るというのもつまらないね……」チラッ

 

トレーナー「?」

 

 

オペラオー「ここは、手土産の一つでも頂いておこうかっ!」バッ

 

 

トレーナー「えっ僕!?」

 

アヤベ「トレーナーっ!?」

 

オペラオー「はーっはっはっ! トレーナー君は頂いたよアヤベさん!」

 

トレーナー「グウっ……!? は、離せオペラオー! ……ごめん、ホントに首はもうちょっと緩めに掴んで?」

 

オペラオー「ああ、すまない。さぁドトウ、魔王として台詞を!」

 

ドトウ「せせっ、台詞ですか?」

 

オペラオー「お決まりのヤツでいいよ!」

 

ドトウ「ええっと……あ、アナタのトレーナーさんは預かりましたぁ! 返してほしければ私の……じゃなくて、我の城まで取り戻しに来るがいいです……さ!!」

 

オペラオー「そういうことさ! ちなみに来なければ……わかっているよねぇ?」

 

ドトウ「このトレーナーさんには……ウマネスト世界では苦すぎる液体として有名なドリンクを一気飲みしてもらいます……!」

 

トレーナー「急にバラエティ番組みたいになったな」

 

オペラオー「さぁそれでは行くかトレーナー君、ドトウ! 我らの根城へと!」

 

 

ズモモモモモモモ

 

 

トレーナー「あっ君らの城って地面から生えてくるタイプのヤツだったんだ」

 

オペラオー「正直、中が土まみれになってないか心配だよ」

 

ドトウ「城に戻ったらまずはお掃除ですね~」

 

アヤベ「───ちょっと、待ちなさいよ」

 

オペラオー「待てと言われて待つウマ娘がいるか! さてトレーナー君、掃除が終わった後の暇潰しはババ抜きか王様ゲームどっちがいい?」

 

トレーナー「王様ゲームで」

 

オペラオー「よし決まりだ! では行くぞ二人とも!」

 

ドトウ「はーっはっはっはっ! せ、精々首を洗ってから来るがよいです、アヤベさん! はーっはっはっはっ! ……オペラオーさん、これいつまで笑ってればいいんですかぁ?」

 

オペラオー「もう一週ぐらい笑っておきたまえ!」

 

ドトウ「はーっはっはっはっ!はーっはっはっはっ……げほっ、ごほっ」

 

オペラオー「それではアディオスだアヤベさん! 精々トレーナー君がボクたちと仲良く王様ゲームしてる光景を見て脳を破壊されてるといい!」

 

トレーナー「ごめんアヤベさん。じゃあ僕はここで離脱することになるみたいだから……!」

 

オペラオー「はーっはっはっはっ!」

 

ドトウ「はーっはっ、げほっげほん!ごほっごほっ……つ、唾が気管にっ……!」

 

 

アヤベ「…………」

 

 

───こうして、もふもふと自らのトレーナーを喪ってしまったアヤベさん。

果たして彼女は、トレーナーをオペラオーたちから取り戻すことができるのか?

 

走れ、アヤベさん!飛べ、アヤベさん!

自分のトレーナーを取り戻すのだ!

 

 

 

 

アヤベ「……潰すから」

 

 

その後、まさしく破竹の勢いで攻め込んだアヤベさんによって、城は五分で壊滅することになるのだが、それはまた別の話ということで。

 

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