アヤベさんとの日常の一コマ 短編集   作:トマリ

19 / 41

アヤベさんに弟いたとかマジ!?どっから生えてきたのねぇ!?嘘でしょ!? な作品です。
なんかシナリオとかで培ったアヤベさんのキャラを色々とひっくり返しそうな設定が唐突に投入されていても立ってもいられなくなり、ちょっと他の方の考察などを参考にして書いてみました。
妄想120%ですので、続報によっては矛盾が出るかもですし、軽く読んでいただければ幸いです。ちなみに時系列としては、妹さんの幻影を振り切り再起した直後ぐらいのイメージです。




アヤベさんと弟

 

 私はアドマイヤベガ。トレセン学園のウマ娘。

 今回は割愛するけれど、トレセン学園で変な担当トレーナーと出会って……ふざけた覇王とも出会って、粘り強い怒涛とも出会って、すごくすごい委員長とも出会い鎬を削り合って、かれこれ二年になる。

 

 

 突然かもしれないけど、私には弟たちがいる。

 ……知らなかった?でしょうね。言ってなかったから。

 

 ……たぶん、私のトレーナーもまだ知らない。

 

 だけどそれは、別に悪意をもって言わなかったというわけではない。

 そこは私なりに……理由、というヤツがあったつもり。

 

 ……別に、姉弟仲が特別悪いとか、そういうわけではない。

 

 

 ただ割と最近まで、私があの子たちを避けるようにしていたのは確かだった。

 

 

 

 

 

 

 私と弟たちの歳は、かなり離れていた。

 私とは違い、人懐っこく笑顔もよく浮かべる子たち。ウマ娘の母の血を継いだ影響か、同年代の一般の男の子よりは身体能力が高かった。

 

 

「ねぇ!おねえちゃんってば!」

 

 

 まだ私が実家にいた頃。

 両親は私が子供の頃から出張などで家を空けることが多かった。それは私が小学六年生になり、弟たちが家族に加わっても変わらず───どころか、より忙しくなったようだった。

 そうなると必然的に、弟たちの面倒は私が見ることが多くなる。

 

 

「おねえちゃん!おねえちゃん!」

 

「あそぼっあそぼっ!」

 

「……わかったから、あんまり引っ張らないで」

 

 

 ……兄や姉がいた人ならわかるのかもしれないが。

 幼い人間にとって、歳の離れた兄や姉は格好の遊び相手というか、とにかく構ってほしくなるらしい。

 それはウチも例外ではなかったようだ。

 

「……それじゃあ、今日は何をするの?」

 

「あのねっ!えっと……駆けっこ!今日こそおねえちゃんにかってみせるから!」

 

「あっずるい!おれ!おれから走るの!」

 

「……はいはい。順番ね」

 

 部屋で宿題していたのを中断させられて、近場の公園までつれてこられる。

 

 最近の弟たちの「遊び」は、駆けっこがブームのようだった。

 この間の小学校の運動会の時に、最後のリレーなのとアンカーを任された責任とでつい本気で走ってしまい、それを母と共に観戦に来ていた弟たちに見られてしまったのだ。

 それ以来、

 

『おねえちゃんすっごい早い!ぜったい勝ってみせるから!』

 

 と聞かなくなってしまったのだ。

 人間とウマ娘では身体能力に差があるのだと何度も説明したのだがどうにもわからないらしく、母は微笑ましそうに見つめるだけなので、結局私は彼らの挑戦を受けることになってしまっている。

 

 ちなみにこれと似たような経緯で、一年前はカルタ、五ヶ月前は腕相撲といった勝負にも付き合わされている。

 ……しかも大抵は漫画やテレビの影響。子供のブームほど、移り変わりが激しいものはない。

 

 

 もちろんウマ娘の力で本気でかかるわけにもいかず、適度に手加減しながら彼らが満足して飽きるまで勝負しているのだが……。

 

 

(……今回は手加減できるかしら)

 

 

 走りは、ウマ娘にとって最も力が入りやすい勝負だ。

 なるべく抑えるつもりではあるが、もしかしたら途中で本能が騒ぎ、本気で彼らを叩き潰してしまうかもしれない。

 

(……そうなったらこの子たち、絶対泣くわね)

 

 まざまざとその光景が目に浮かぶ。

 そしてそこに母さんが駆けつけ、泣いているという現象だけで私が怒られるのだ。今まででそんな理不尽な現象を三回くらい体験した。

 母はあまり厳しく怒るタイプではないけど、余計な面倒事を起こすのは嫌だ。

 ……となれば。

 

 

(結局、私が頑張って手加減するしかないか……)

 

「おねえちゃん!こっちこっち!」

 

 

 考えているうちに、セッティングが完了したらしい。弟の一人に連れられて、私は公園の遊具がない位置に来る。そこでは、もう一人の弟が小さい足で一生懸命にスタートラインを作っていた。

 私は彼らにバレないように小さくため息をつく。

 

 

(今回のブームは、いつまで続くやら)

 

「それじゃ、いちについて……よーい……どんっ!」

 

「うわーい!!」

 

 

 合図からわざと一拍遅れて、私は小さく一歩を踏み出した。

 

 

 

 ……でも。こんな感じに続けておいてなんだと思うかもしれないけど。

 

 

 

「やったぁー!おねえちゃんにかったー!」

 

「……負けたわ。早いわね、○○は」

 

「へっへん!だっておれの夢は、ねえちゃんよりも、どんなウマ娘よりもはやく走れるようになることなんだから!」

 

「……そう。それは、大変そうね。でもきっと、○○ならできると思うわ」

 

「うん!」

 

「あっ、おねえちゃん○○ばっかりずるい!次はおれ!」

 

「……だから引っ張らないでって」

 

 

 なんだかんだで、二人と遊ぶのは私にとっても楽しい一時だった。

 

 

『あの娘』がいなくなったことで、できなくなった『姉』の役割を、改めてやれているようで。

 私も純粋に、彼らのことは可愛い弟たちだと思えていた。

 

 

 そうだ。

 この時は、そう思えていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……ああ。良いな。良いな。良いなぁ』

 

 

 ソレは、突然やってきた。

 

 

 

(……誰?)

 

 

 気づけば私は、暗闇の中にいた。

 いや、当然と言えば当然なのだ。さっきまで私は、今日も今日とて弟たちの相手をし、晩ご飯を食べて、入浴を済ませて布団に入ったばかりなのだから。部屋の電気も消しているのだから周りが暗いのは当たり前だ。

 

 だが、今私が包まれている暗闇は、明らかにそれとはモノが違った。

 まるでどこまでも深く……光が届かない深海に漂っているかのような感覚だった。

 

 知っている場所じゃない。

 

 本能的にそれだけはわかった。

 

 すると、どこかから再び声がした。

 

 

『……ああ。楽しそうだなぁ。嬉しそうだなぁ』

 

 

 ピコピコと耳が動いたのが自分でわかった。

 ヒトより遥かに集音性が高いウマ娘の耳。それをもってしても声の方向が掴めない。

 四方に顔を向けるも、広がるのは闇ばかりだった。

 

 

『元気そうだなぁ。愉快そうだなぁ。温かそうだなぁ』

 

 

 闇の中で響く声は、まるで『かごめかごめ』を歌う子供を連想とさせるような声色だった。

 それほど大きな声ではない。なのに、耳に染み込んでくる。

 とても聞き覚えがあるような気がした。

 

 

『幸せそうだなぁ。心地好さそうだなぁ。』

 

 

 まさに歌っているような声に、私は不思議と安らぎのようなものを覚えかけていた。

 ……だが、

 

 

 

『……羨ましいなぁ』

 

 

 

 その言葉が出た瞬間。

 私は体の底が一気に冷えたのを感じた。

 

 

『……羨ましいな。羨ましいなぁ。羨ましいなぁ。羨ましいなぁ。……妬ましいなぁ』

 

 

 歌うような声は、いつの間にか音程を乱雑に弄ったような、人間離れしたモノに変わっていた。

 とても人間が出しているモノとは思えない。それでいて、耳に染み込むような感覚はさっきまでと同じ。

 

 

『……妬ましいなぁ。妬ましい妬ましい妬ましい』

 

 

 本能的な恐怖を覚える声だった。

 まさに、『亡霊』というものがいたらこんな声なのではないかと思わせるほどの───

 

 

(ッ!)

 

 

 思わずその場から走り出す。

 踏み締める地面すらも見えなかったが、それでも私は走った。いつも走っているときのような、風を切る微かな快感のようなものは一切感じられない。

 むしろ淀んだ空気が身体中に巻き付いていた。

 

 

『妬ましいな。疎ましいな。憎らしいな。……憎らしいナァ』

 

 

 耳を塞ぐ。声は消えない。

 脳に直接文字を刻まれているように、ソレは私の頭から離れてくれない。

 走っても走っても、宇宙空間を進んでいるように闇は晴れないし、声もピッタリと着いてくる。

 

 

『……おかしい。理フ尽だ。不条リだ。おか4い。ナンデよ。ずるい。アナタだケ。ずるいズルいズるいズルイ!!』

 

 

 もはや声は自分の内側から響いているようにすら感じた。

 寄生虫が私の体に入り込んで、皮膚の下から直接声を伝えているようだった。

 

 

(やめてっ、もうやめて!!もう……私の中から出てって!!)

 

 

 そう叫んだ───いや、祈ったと同時に、壁らしき物に鼻先をぶつけた。

 思わず倒れ込んでしまう。

 ウマ娘のスピードで壁とモロにぶつかれば骨折は免れないだろうに、私の体には傷一つなかった。

 そのことを疑問に思う暇もなく、私は立ち上がり走ろうとした。早くしないと、またあの声が聞こえてくる。

 

 だが、その足は止まってしまった。

 

 

 目の前に、黒い壁があったからだ。

 

 

 ……いや、違う。

 

 

 壁じゃない。

 それは、人影だった。周囲と同じほど黒い体のはずなのに、なぜかシルエットがはっきりとわかった。

 

 ウマ耳と尻尾があるウマ娘。平均のそれより細めの体。大きめの耳。

 

 間違いない。

 

 

 そこにいたのは、もう一人の私だった。

 

 

(なん、で……?)

 

 

 震える言葉は、直接発せられたわけではない。

 なのに目の前の黒い影はそれに反応したように、黒い顔に血のように赤い目のような部位をボウッと浮かべた(・・・・)

 

 

『……なんで?』

 

 

 黒い影が、そう()()()。口が動いた様子もなかったのに、なぜかそう理解できた。

 

 

『なんでお姉ちゃんだけが、あの子たちと一緒にいられるの?』

 

(……え?)

 

『私だって、弟が欲しかった』

 

 

 その言葉に、私の息は止まった。

 だが影は動じず、淡々と続ける。

 

 

『私だって、一緒に駆けっこがしたかった。キラキラした目を向けられたかった。お話がしたかった』

 

 

 内蔵まで見通してるのではと錯覚する赤い目が、真っ直ぐに私を射貫く。

 

 

『お昼寝したかった。教えてあげたかった。慕われたかった。「おねえちゃん」って、呼ばれたかった。……ねぇ、教えてよ』

 

 

 影が一歩、私との距離を詰めた。

 

 

 

『なんでお姉ちゃんがそれをできて、ワタシはそれができないの?』

 

 

 黒い影が、首を傾げた。

 それは、ここまで人ならざるモノに感じられた影がようやく見せた、人間らしい仕草だった。

 だが今度は、その人間らしい仕草が私の心に深く伸し掛かる。

 

 

「あな、た……もしかして……」

 

『ああ。羨ましい。妬ましい。憎らしい。なんでなの??なんデ??だって、本来なら、ワタ4だって産まれるこトガできルはずだっタのに??せいダおまえの。お前ガいたから?あなたのオカゲ?それがイイ』

 

 

 言いながら、黒い影はまるで溶け落ちるようにしゃがみ込んだ。

 目元で光る赤色に、怯えきった私の姿が映る。

 

 

『返しテ。カエシテよ。おマエのものじゃない。それはワタシのものダ。お前が弟たちから向ケられてイル目は、感情は、本ライ私に向けラれてイたものだ』

 

 

 呪詛のように呟くと同時に。

 影の右腕らしき部位が、グニャリと歪んだ。それは一直線に伸びて、私の首に食い込んだ。

 

 

「かッ……」

 

 

 万力のごとき力で首が絞まる。気道が圧迫され、息が吸えない。

 腕も脚も思うように動かない。次第に脳に酸素が行き渡らなくなり、思考に靄がかかり始める。

 

 

『弟たちのアネは、ワタシだ』

 

 

 何かが折れる音が耳に届き、それ以降何もわからなくなってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「───っはぁ!はぁ……!はぁ……!はぁ……っ」

 

 

 そこで、ようやく目が覚めた。

 弾かれたように上体を起こすと同時に、ひどい息苦しさに襲われる。首にはまだあの感触が残っていた。

 必死に空気を吸おうとした瞬間、ネバついた液体が口に入り激しく咳き込んだ。しょっぱい味が口に広がる。

 汗だ。

 顔中はおろか、体全体にまでびっしょりと汗をかいていた。

 毛布が汚れるのも厭わず唾をいくつか吐き出し、自分で自分の体を抱き締めながら空気を吸い直す。濡れたインナーが張り付き不快感を感じるが気にしてられない。

 そうして鼓動を落ち着けるのにすら、神経を使った。

 

 

『お前が弟たちに向けられている感情は、本来ワタシに向けられていたものだ』

 

 

 不意に耳元で声がした。

 鳥肌が立ち、体を抱き締めたまま辺りを見回す。その拍子に窓から入ってきた朝の日差しが目に入り、私はドラキュラのように顔を歪めてしまった。

 

 神経を逆立たせ肌を粟立たせながら、十分ほどかけてようやく周りに黒い影がいないことを認識する。

 窓とは別の方に目を向けると、朝の支度のときに使用している全身を確認できるタイプのスタンドミラーが見えた。

 誰かに操られたように、私はベッドから抜け出す。

 体を抱き締めて両手が塞がっているので、いつもよりゆっくりと、フラフラした足取り。

 鏡の前に立つと、そこには目蓋が腫れ、軽いクマを浮かべたひどいウマ娘の顔が映っていた。

 

 明らかな寝不足の症状。

 

 だが私は、その症状が寝不足によるものだとは思えなかった。

 

 

 それは、まるで、呪いのようで。

 あの娘が得るべきだったものを、全て奪い去ってのうのうと生きている私への───

 

 

「ごめん……ごめんなさい……。違うの。ちゃんとわかってる。忘れてないのよ。あなたのこと」

 

 

 その顔に触れようとするように、鏡の私に手を伸ばす。

 だが、触れられるのは鏡の前にいるウマ娘の手の平、冷たいガラスだけだった。

 

 私の心に巣くっている存在には、どう足掻いたって触れられない。

 

 

「…………っ」

 

 

 触れられないのなら、直接謝罪することが許されないのなら、せめで心に留めるしかない。

 自分自身を律して、彼女の希望と思われるものに私から合わせて生きていくしかない。

 

 

 そうすることが、私の。

 

 

 お姉ちゃん()の、義務なのだ。

 

 

 いつの間にか、鏡に映るウマ娘の瞳には、強い覚悟の光が灯っていた。

 

 

 

 

「おねえちゃーん」

 

 

 ガチャ、と部屋のドアが開いた。

 目を向けなくても、匂いと音でわかる。弟の一人だった。

 

「おきるの遅いから、おかあさんが起こしてきなさいーって。朝ごはんもできてて……うわっ!おねえちゃんどうしたの!?あせ、すっごいかいてるよ!?」

 

「なんでもない」

 

 

 私は鏡から離れた。

 

 

「もう起きたから大丈夫。母さんには、シャワー浴びてからリビングに行くって伝えておいて」

 

 

 弟の方を見もせず、階段を下りていく。

 あっ、おねえちゃん待ってよぉ!という声も無視する。自分でも驚くほど、弟とすれ違う時の私の表情は消えていた。

 その日から、私はよほどの事態が無い限り、弟たちと必要最低限以外のコミュニケーションは取らないようになった。

 

 

 だって、私にその権利は無いから。

 

 

『あの娘』の影が見える限り、私は全てを律してレースに取り組まなければならない。

 

 

 そしてそれは『弟たち』だって、例外じゃない。

 

 

 そうして覚悟を新たにして、私はトレセン学園に入学した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今にして思えば、滑稽な話だった。

 

 最近になって、私の周りの問題が解決してから、私は母からの連絡などにもしっかり目を通すようになっていた。

 母は、弟たちの近況もよく伝えてくれていた。

 

 

 トレセンに入学してから、私は弟たちとはほとんど連絡を取っていなかった。

 にも関わらず、彼らは私のことをまだ『自慢の姉』として慕ってくれているらしい。

 

 

 あの、悪夢を見た後の日のことを思い出す。

 急に素っ気なくなり、遊んでくれなくなった私に、弟たちは困惑と悲しみを混ぜた表情を浮かべていた。

 最近は、あの子たちのあの顔を時折夢枕に見るようになった。

 

 

 過去は消えない。

 

 

 トレセンに入ってからのことは、最近になってようやく清算することができた。

 だが、それ以前のことへの清算は、まだ終わってはいなかった。

 

 

 

 本当に、滑稽な話だ。

 

 

 一人で空回りして。

 

 

 妹の真意も図り損ねて。

 

 

 弟たちにも寂しい思いをさせて。

 

 

 

(私は、ひどい姉だ)

 

 

 自分に向けて、ため息を吐いてしまう。

 そうしてカレンチャンのいない自分の部屋でカレンダーを見ると、ふと気づくことがあった。

 

 

「今日は……12月29日。……そろそろ、年明けなのね」

 

 

 年明け。

 そのワードに反応して、私の頭に豆電球が灯った。

 

 

「そうだ」

 

 

 過去の過ちを美化するつもりはない。

 

 だが、過ちを清算するのはいつからでも遅くない。というかむしろ、過ちに気づいたのなら一刻も早く清算するべきだ。

 

 充電中だったスマホを手に取り、電話を起動する。

 目当ての相手は、二コール目で出てくれた。

 

 

 

「……あ、もしもしお母さん?……うん、私。うん。……その話はまた別の機会に。うん……そう。ちょっと、弟たちに渡してほしいものがあるんだけど。……そう。……渡すのは年明けでいいから、それまで預かっててほしい」

 

 

 

 母親と会話する傍ら、私は同じスマホで、年下の子たちに渡すのにちょうど良いポチ袋を検索する。

 

 

 過去は変えられない。

 だけど、今からは変えることができる。

 

 

 私はこれから昔以上に頑張る必要がある。

 

 

 

 

「ちょっと、お年玉をね」

 

 

 

 

 だってこれからは妹の分も、あの子たちを可愛がってあげなければならないから。

 

 





情報を見た当初は、自分もシナリオとの矛盾とか解釈違いだかで悩みましたが、Twitterでのとある方の『自分と仲良くしてくれる弟の笑顔も、本来は亡き妹に向けられるべきだったと思っている』、『なまじ「姉」ができている分、より(本来なら同じく姉になれたはずの)妹への罪悪感が深まっている』という説を見て「これだ」と納得方向に行きました。

なんにせよ、衣装違いなどによる続報に期待ですね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。